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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

外傳2 第三話 被當成魔王對待

一夜過後。

一夜明けて。

舒蘭格大陸中央。

シュランゲ大陸の中央。

某王國王都近郊的一座廢城。

とある王国の王都近くにある廃城。

那裡聚集了超過一萬名士兵。

そこに万を超す兵士が集まっていた。

「討伐魔王!」

「魔王討つべし!」

「討伐魔王!」

「魔王討つべし!」

「討伐魔王!」

「魔王討つべし!」

士兵們異口同聲喊著,緩緩向城靠近。

兵士たちは口々にそう叫び、ゆっくりと城に近づいてくる。

在那座廢城中,我坐在王座上喃喃自語。

その廃城にて、俺は玉座に腰かけながら呟く。

「哪裡會有魔王啊?」

「どこに魔王がいるというんだか」

「就是你!就是說的你!」

「あんただよ! あんたのことだって!」

阿倫無奈地嘆了口氣,然後這麼說道。

呆れながらため息を吐くと、アレンがそう言ってきた。

不過,那是錯誤的。

しかし、それは間違いだ。

「我只是討伐了山賊而已?」

「俺は山賊を討伐しただけだが?」

「就是你用那麼惹眼的方式去討伐的吧!?」

「あんな目立つ方法で討伐するからだろ!?」

就算說是惹眼的方法,我也只是從空中放出魔力彈而已。

目立つ方法と言われても、空から魔力弾を放っただけだ。

數千發左右。

数千発ほど。

順帶把周遭的魔物也一併討伐了。

ついでに周りにいたモンスターたちも討伐した。

雖然有人向我道謝,但被稱作魔王根本不合理。

お礼を言われることはあっても、魔王と呼ばれる筋合いはない。

「這片大陸真危險。難道連談判的機會都沒有嗎?」

「物騒な大陸だ。話し合いのターンはないのか?」

「若有個看起來能夠滅掉王都的人盤踞在廢城,軍隊出動是理所當然……要怎麼辦啊……面對那麼多人根本沒法逃跑啊……」

「王都を滅ぼせそうな奴が廃城に居座ったら、当然、軍が出てくるに決まってるだろ……どうするんだよぉ……あの数相手じゃ逃げるのも無理だぞ……」

阿倫抱著頭,看著外面的軍隊。

アレンは頭を抱えながら外の軍を見つめる。

裝備還算齊全,編制也相當整齊。

装備はそれなり。統制もとれている。

是一支訓練有素的正規軍。

しっかりとした正規軍だ。

能對王都近郊的威脅立刻回應是件好事,但至少應該派個使者過來吧。

王都近辺の脅威に即時対応したのは、良いことだと思うが、せめて使者をよこしてほしいもんだ。

我們明明是出於善意行動的啊。

こっちはあくまで善意で動いたというのに。

「你們放任山賊不管,能不能也放過我一次?」

「山賊は放置していたのに、俺は放置してもらえないか」

「你以為自己跟山賊一樣危險嗎?你……」

「自分が山賊と同じ脅威度だと思ってるのか? あんた……」

「我可沒那麼謙虛。」

「さすがにそこまで謙虚ではないさ」

我盤起雙腿,凝聚出一顆小小的魔力彈。

俺は足を組み、小さな魔力弾を生み出す。

阿倫的臉立刻抽動起來,因為他知道我隨手造出的魔力彈有多麼強力。

アレンの顔が一気にひきつった。俺が無造作に作り出した魔力弾の威力を知っているからだ。

「不、不要攻擊!那些士兵沒罪啊!?」

「こ、攻撃するなよ!? 兵士に罪はないからな!?」

「我沒那麼笨。只是王都的人特地來訪,我想和他們談談。」

「そこまで馬鹿じゃない。ただ、わざわざ王都の者が訪ねてきたんだ。話がしたいと思ってな」

「軍隊都出動了……還說是來拜訪……」

「軍が出てきたのに……訪ねてきたって……」

阿倫對我的說法露出厭煩的表情,垮下肩膀。

俺の言い方にアレンはうんざりとした表情を浮かべ、肩を落とす。

從昨天開始就是這樣了。

昨日からこの調子だ。

差不多該察覺了吧。

そろそろ察してほしいものだ。

我和阿倫在常識上有著差異。

俺とアレンでは常識が違うということを。

我將那顆魔力彈射向天空。

俺は作り出した魔力弾を空に放つ。

那顆高速飛升的魔力彈抵達高空。

高速で空に舞い上がった魔力弾は、上空に到達する。

然後,瞬間在空中炸裂。

そして、一瞬で爆ぜた。

發出讓人不由自主閉眼的光芒,阿倫和士兵們都閉上了眼睛。

思わず目を瞑ってしまうような光が発せられ、アレンも兵士たちも目を瞑る。

就在那一刻,我把敵方本陣中疑似大將的男子傳送到了城內。

その瞬間、俺は敵本陣にいる大将と思しき男を城に転移させた。

怎麼辨認出是大將呢?因為只有他穿的盔甲不同,還披著繡有紋章的披風。

どうして大将とわかったかというと、一人だけ鎧が違う。さらに紋章の入ったマントを羽織っていた。

那個紋章與士兵們揚起的軍旗相同。

その紋章は兵士が掲げる軍旗と同一。

大概是王室成員吧。

おそらく王家の者だろう。

年齡約二十多歲後期。

年は二十代後半。

紅髮紅瞳的青年。

赤い髪に赤い瞳の青年。

「歡迎來到我的城。不過也只是個臨時據點罷了。」

「ようこそ、俺の城へ。まぁ、ただの仮拠点だが」

「你就是魔王嗎……!」

「貴様が魔王か……!」

青年拔劍朝我攻來。

青年は剣を抜き放ち、俺に向けてくる。

對此,我一邊坐在王座上反問。

それに対して俺は玉座に座ったまま問う。

「討伐山賊真有那麼錯嗎?」

「山賊を討つことがそんなに悪いことかな?」

「問題不在於你討伐山賊,而是在於討伐的方式。我國領內發動那麼大規模的攻擊卻未事先告知,還以為自己無害嗎?」

「山賊を討ったことが悪いのではなく、討ち方が悪いのだ。我が国の領内であれほどの大規模攻撃を予告なくしておいて、自分は無害というつもりか?」

「那真是失禮了。我並無意發動大規模攻擊。」

「それは失礼した。大規模攻撃のつもりはなくてな」

「哼……厚顏無恥。」

「ふん……ぬけぬけと」

看來青年認為我在說謊。

青年は俺が嘘をついていると思っているらしい。

於是我把右手朝向天空。

だから俺は右手を空に向けた。

「你要做什麼!?」

「何をする気だ!?」

「容我說幾句。我無意與你為敵,若能的話想談一談,也不會傷害無辜。真的,對山賊的攻擊對我來說不過是打招呼般的小戰。」

「いくつか教えておこう。俺は敵対する気はない。できれば話し合いをしたいし、罪のない者を害する気もない。本当に、山賊への攻撃は俺にとっては挨拶程度の攻撃だった」

說完這些,我在右手凝聚起魔力。

それだけ言うと、俺は右手に魔力を集中させる。

談判需要雙方有共同的認知。

話し合いには互いに共通の認識が必要だ。

青年以為我在說謊,覺得我故意做出威嚇行為。

青年は俺が嘘をついていると思っている。わざと威嚇行為をしたと思っているのだ。

要讓他理解我並無那種意圖,只有這個辦法了。

その意図は俺にはないとわかってもらうには、これしかない。

≪我為通曉銀之理者・我乃真銀所選者・其銀雷之熱為神威之象徵・其銀雷之音為神言之鳴響・光天之滅雷・闇天之刃雷・銀雷啊,於我手中轟鳴呼嘯・為示銀天之意志而――シルヴァリー・ライトニング≫

≪我は銀の理を知る者・我は真なる銀に選ばれし者・其の銀雷の熱は神威の象徴・其の銀雷の音は神言の鳴響・光天の滅雷・闇天の刃雷・銀雷よ我が手で轟き叫べ・銀天の意思を示さんがために――シルヴァリー・ライトニング≫

從右手放射出銀色的雷光。

右手から銀色の雷光が放たれる。

其威力當然與攻擊山賊時放出的魔力彈無法相比。

その威力は当然ながら、山賊に攻撃した魔力弾の比ではない。

威力之大,天彷彿被劈開,大地為之震動。

あまりの威力に天が割れ、大地が揺れる。

看到那一擊,青年只能茫然地仰望天空。

その攻撃を見て、青年は茫然と空を見上げることしかできなかった。

「如何?你相信我沒有說謊了嗎?」

「どうだろうか。俺が嘘を言っていないと納得してくれたか?」

「……看來是如此。」

「……そのようだ」

青年靜靜地放下了劍。

青年は静かに剣を下ろす。

接著。

そして。

「對於失禮在此致歉。我們誤以為你會威脅王都,才發動了軍隊。」

「無礼は謝罪しよう。王都を脅かす者と思い、軍を発してしまった」

「這樣的行動可以理解,但確實是失禮。故我有一個請求,希望你能答應。」

「理解できる行動だ。しかし、無礼であることは間違いじゃない。なので、一つ頼みを聞いて欲しい」

「我們這邊恐怕沒有拒絕的選擇吧……畢竟你若下定決心,是有能力將王都毀滅的。」

「こちらに断る選択肢はないだろう……その気になれば王都も壊滅させられるのだからな」

「我沒有那樣的打算。我正在尋找千年前的古文書與遺跡。你有沒有什麼頭緒?」

「そのようなことをする気はない。千年前の古文書や遺跡を探している。なにか心当たりはないだろうか?」

「千年前的古文書和遺跡……?你是在調查古代魔法文明嗎?」

「千年前の古文書や遺跡……? 古代魔法文明について調べているのか?」

「大概就是那方面。」

「そんなところだ」

我的話讓青年沉思了一會兒。

俺の言葉に青年は少し思案する。

但沉思並未持續太久。

だが、長くは続かない。

「我願以賓客之禮邀請您入城,並開放城內的圖書室。或許能找到些線索。」

「あなたを賓客として城に招き、城の図書室を解放しよう。何か見つかるかもしれない」

「多謝。那麼,你是王子嗎?」

「感謝する。ということは、あなたは王子かな?」

「不知不覺就把我帶來了嗎……我名為威爾弗雷德・阿雷爾加德,阿雷爾加德王國的第一王子。你名為何?」

「知らずにつれてきたのか……私の名はウィルフレッド・アレルガルド。アレルガルド王国の第一王子だ。あなたの名は?」

「西爾瓦。我以此名自稱。」

「シルバー。そう名乗っている」

「原來如此,確實是個很合適的名字。」

「なるほど、たしかにあなたにピッタリな名だ」

威爾弗雷德這麼說著,苦笑了一下。

そう言ってウィルフレッドは苦笑する。

會談進行間,坐在我旁邊的阿倫悄聲對我說話。

そんな会談の中、俺の横にいたアレンはそっと俺に小声でしゃべりかけてくる。

「喂……這樣我就算是任務解除,可以回王都了吧?看起來是可以回去了……」

「なぁ……これで俺はお役目御免ってことでいいか? 王都にいけるみたいだし……」

「再陪我一會兒吧。我想好好向你道謝。」

「もうしばらく一緒に来い。お礼をしたいんでな」

「不用了,不需要。我不要。你那種謝禮太可怕了。」

「いや、いいよ。いらない。あんたのお礼とか怖すぎる」

「別客氣。」

「遠慮するな」

說完這話,我從王座上站了起來。

そう言うと、俺は玉座から立ち上がったのだった。