最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
外傳2 第二話 別大陸
古代遺跡。
古代遺跡。
入口被封印了,而且相當嚴密。
その入り口は封印されていた。しかも厳重に。
就這樣放著不管,藩國的人也進不去吧。
このまま放置していても、藩国の者では入ることはできないだろう。
話雖如此,不能就這樣把這座遭到嚴密封印的古代遺跡留在國內。
とはいえ、そんな厳重に封印されている古代遺跡をこの国に放置しておくわけにはいかない。
若能確信除了我之外沒人能破那倒還好,但這種程度應該有人能破吧。
俺以外に破れないと確信できるならまだしも、この程度なら破れる奴はいるだろう。
那樣一來,這東西放在這裡本身就危險。
そうなると、この場にあること自体が危険だ。
趕快檢查裡面,把看起來危險的東西搬走或摧毀。
さっさと中を確認して、危なそうな物は運び出すか破壊。
我認為那是最好的辦法,於是破開封印潛入其中。
それが一番だと判断し、俺は封印を破って、中に潜入する。
這座古代遺跡總之只能單向通行。
古代遺跡はとにかく一方通行だった。
不過,通道是往地下延伸的。
しかし、地下に向かって通路は走っている。
並沒有什麼明顯的阻礙。
妨害らしい妨害はない。
只有時不時會有結界的封印。
たびたび結界による封印があるだけだ。
破開那些結界後,出現了一個寬闊的空間。
それらを破っていくと、広い空間に出た。
是什麼裝置嗎?總之非常巨大。
何かの装置だろうか? とにかくでかい。
外觀是圓柱體,上面密密麻麻刻著文字。
外見は円柱。びっしりと文字が彫られている。
看起來並未啟動,但這應該是這座古代遺跡所隱藏的重點。就我所見,是個已經失去作用的裝置。
作動はしていないようだが、これがこの古代遺跡に隠されていた目玉らしい。見た限り、死んでいる装置だ。
不過也不是能搬走的東西,完全是遺跡的一部分。
ただ運び出せるものでもない。完全に遺跡の一部だ。
是直接摧毀,還是想別的方法呢?
破壊してしまうか、別の手を考えるか。
正當我這樣想時,有人觸碰到了我事先佈下的探知結界。
そう思っていると、俺があらかじめ張っておいた探知結界に誰かが触れた。
應該是附近的村民。
おそらく近くの村人。
為了不讓人接近,我當場再設置了隱蔽結界。
ここに近づかれるのはまずいため、俺はその場で追加の隠蔽結界を張る。
這樣就不會被發現了。
これで気づかれることはない。
正當我這樣想時,圓柱突然開始發光。
そう思っていると、突然、円柱が光り始めた。
「難道對我的魔力有反應!?」
「俺の魔力に反応したのか!?」
我以為是失去作用的裝置,因而鬆懈了警戒。
死んでいる装置だと思っていたから、油断していた。
而且,啟動得很快。
しかも、起動が早い。
一瞬間,天花板附近出現了一個黑色的洞口。
一瞬で、天井付近に黒い穴が出現した。
這個洞看起來很眼熟。
この穴には見覚えがある。
「是傳送門嗎!?」
「転移門か!?」
慌忙想要脫身,
咄嗟に脱出しようとするが。
結果裝置生成的黑洞比我還早一步,將我吸了進去。
俺が装置の発生させた黒い穴に吸い込まれるほうが少しだけ早かった。
然後。
そして。
等我回過神來時,已經站在一片陌生的荒野上。
気づいた時には俺は見知らぬ荒野に立っていた。
地面上有一個圓形的物質,刻滿了文字。
地面には文字がびっしりと刻まれた円形の物質。
看來這裡被指定為傳送目的地。
どうやらここが転移先として指定されていたようだ。
「唉,真是的……」
「やれやれ……」
居然是傳送系的古代遺跡,還真讓人吃驚。
転移系の古代遺跡とは驚いた。
嘛,只是被傳送走的話,應該不會造成太大損失。
まぁ、飛ばされるだけなら大きな被害は出ない。
能判定遺跡本身的危險度並不高,這也算是件幸事。
遺跡自体の危険度はそこまでではないとわかったことが救いだろう。
雖然覺得這是無謂的魔力消耗,但我還是打算開啟傳送門。
無駄な魔力消費だと思いつつ、俺は転移門を開こうとする。
然而,傳送門沒有開啟。
だが、転移門は開かない。
「咦?」
「おや?」
我不由得歪了歪頭。
思わず首をかしげてしまう。
過了一會兒我才察覺到。
ただ、しばらくして気づく。
不知為何,傳送竟然無法啟動。
どういうわけか、転移が発動しないとなると。
也就是說,我身處陌生之地,沒有回去的方法。
見知らぬ土地で帰る手段がないということになる。
不會吧,不會吧。
まさかまさか。
竟然會因傳送而遭難。
転移遭難することになるとは。
「這下可糟糕了啊……」
「これは……まいったなぁ」
我一邊喃喃自語,邊嘆了口氣。
そんなことを呟きながら、俺はため息を吐くのだった。
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對於無法傳送這點感到疑惑的同時,我環顧四周。
転移ができないことに疑問を抱きつつ、俺は周囲を見渡す。
這裡是我從未見過的地方。
見たことのない場所だ。
廣闊的荒野。
広い荒野。
看不到任何像是建築物的東西。
建物らしいものは見えない。
唯一的建築物,就是我被傳送到的那個圓形場地。
唯一の建築物は、俺が転移してきた円形の場所。
不過,從周圍看來,似乎是遺跡被風化了。
ただ、周りを見る限り、遺跡が風化したのだろう。
隱約可見遺跡的痕跡。
かすかに跡地が垣間見える。
周圍大概也就只有那些了。
それくらいしか周りにはない。
本來在這種情況下盲目亂走並不明智,但光是等著也不會有人來救援。
本来、こういうときは闇雲に歩き回るのは得策ではないが、待っていても助けがくるわけではない。
因為沒有人知道我在這裡。
俺がここにいることを誰も知らないからだ。
這樣一來我就不能一直滯留在此。
そうなるといつまでも留まってはいられない。
就算請了假,也不能長時間離開。
休みを取ったとはいえ、留守が長くなるのは避けなければいけない。
如果能弄清這裡是哪裡,回去的方法也會浮現。
ここがどこだかわかれば、帰る方法も見えてくる。
暫且想先進附近的村莊,能進城鎮更好。
とりあえず近くの村、できれば町に入りたいところだが。
正當我這麼想著時──。
なんて思っていると。
「是土煙嗎?」
「土煙か」
遠處升起了巨大的土煙。
奥から大きな土煙がたちのぼっていた。
有東西在移動。
何かが移動している。
看起來不像人,但即便如此也無所謂。
人とは思えないが、それでもかまわない。
「既然是在怪物的棲息地,大致可以預測出來吧。」
「モンスターの生息地でだいたい予想はつくか」
想到這些,我便朝那邊走去。
そんなことを思いつつ、俺はそちらのほうに歩いていく。
恰好那股土煙正朝我這邊移動。
好都合なことに土煙はこちらを目指していた。
速度不慢,而且彷彿在刮掠地面般移動著。
なかなかのスピードだ。しかも地面を削るようにして移動している。
當我腦中浮現幾種怪物的名字時,傳來了聲音。
いくつかモンスターの名前を頭に浮かべていると、声が届いた。
「救命啊!有人嗎!!」
「助けてくれぇ! 誰かぁ!!」
聲音來自土煙之中。
声は土煙から。
更確切地說,是從土煙前方不遠處傳來的。
正確には土煙の少し先から。
一名少年正全力奔跑著。
一人の少年が全力で走っていた。
背著一把與他身形不相稱的大劍的少年,正拼命地喊叫著。
体に似合わない大きな剣を背負っている少年は、とにかく叫んでいた。
在牠身後,是條巨大的、像蛇又像蚯蚓的生物,但和我所熟悉的巨型蛇形魔物不一樣。
その後ろには巨大な蛇みたいな……ミミズ。ただ、俺の知っている巨大な蛇型モンスターとは一致しない。
大多數魔物的資料我都記在腦中,但那種魔物既沒見過也沒聽說過。
大抵のモンスターのデータは頭に入れてあるが、あんなモンスターは見たことも聞いたこともない。
儘管如此。
とはいえ。
無可置疑的是,少年正被魔物追趕。
間違いのない事実として、少年はモンスターに追われている。
身為冒險者,這事不能視而不見。
冒険者としてこれは見過ごせない。
「到我這裡來」
「こっちに来い」
「不行!會被追上的!火!給我火!牠們討厭火!!」
「無理だ! 追いつかれる! 火! 火をくれ! こいつらは火が嫌いなんだ!!」
「原來如此」
「なるほど」
我點了點頭,在少年的身旁開了一道傳送門。
一つ頷くと、俺は少年の傍に転移門を開く。
試著弄了一下,竟然成功了。
試しにやってみたが、成功した。
由此我知道了一件事。
これで一つわかったことがある。
無法使用的是長距離傳送。
使えないのは長距離転移だ。
少年瞬間被傳送到我身旁。
瞬時に少年が俺の傍に転移してきた。
我隨即把左手向前伸出。
そのまま俺は左手を前に突き出した。
≪我乃代行天意者,洞悉天地之法;審判之時已臨,罪人當顫抖,無罪者當歡喜。吾之言語即神之言語,吾之一擊即神之一擊。聚於此手者為焦天之劫火,天焰啊,將罪人化為灰燼――執行・顯耀≫
≪我は天意を代行する者・我は天と地の法を知る者・断罪の時来たれり・咎人は震え罪無き者は歓喜せよ・我が言の葉は神の言の葉・我が一撃は神の一撃・この手に集まるは天焦がす劫火・天焔よ咎人を灰燼と化せ――エクスキューション・プロミネンス≫
對於那分不清是巨蛇還是蚯蚓的魔物,我施展了火焰魔法。
巨大な蛇だかミミズだがわからないモンスターに対して、俺は炎の魔法を使う。
若這是牠的弱點,應該足夠了吧。
弱点ならこれで十分だろう。
突然,眼前的獵物消失,魔物便朝這邊衝來。
突然、目の前から獲物が消えたモンスターは、こちらに向かって突進してきている。
不過,我的魔法完成得快得多。
だが、俺の魔法の完成のほうが遥かに早い。
閃耀的火焰光芒自魔法陣射出,瞬間吞噬了魔物。
輝く炎の閃光が魔法陣から発射され、モンスターを一瞬で飲み込む。
火焰瞬間將魔物所經之路焚燒殆盡。
そのまま炎はモンスターが通ってきたルートを一瞬で焼き尽くす。
幸好這裡是荒野。
ここが荒野でよかった。
周遭沒有人受害,這是件好事。
周りに被害がないのはいいことだ。
「多虧你告訴我弱點,少年」
「弱点を教えてくれて助かったぞ、少年」
「那、那、那」
「じゃ、じゃ、じゃ」
「那?」
「じゃ?」
「弱點有什麼關係!?你到底是什麼人!?」
「弱点とか関係ないだろ!? なんだよ!? あんたは!?」
褐色頭髮,眼角上揚、帶著好勝的神情。
茶色の髪に勝気なつり目。
臉頰有一道傷痕的少年,外表大概十五、十六歲左右。
頬に傷のある少年は、見た目は十五、六歳くらいだろうか。
見到我的魔法威力,他跌坐在地,瞪大了眼睛。
俺の魔法の威力を見て、尻餅をついて目を見開いている。
我對那少年說道。
そんな少年に俺は告げた。
「我是隸屬於冒險者公會帝都分部的SS級冒險者,席爾瓦」
「俺は冒険者ギルド帝都支部所属SS級冒険者、シルバーだ」
應該能通吧。
これで通じるだろう。
抱著那樣想法自我介紹的。
そう思っての自己紹介だった。
然而。
しかし。
「冒、冒險者公會……?你、你在說什麼?」
「ぼ、冒険者ギルド……? な、なにいってんだ?」
「你竟然不知道冒險者公會……?」
「冒険者ギルドを知らないだと……?」
「我、我不知道啊……」
「し、知らねぇよ……」
「那麼,像那種魔物都是誰在討伐的?」
「では、ああいうモンスターは誰が討伐している?」
「是驅除人啊……」
「く、駆除人だよ……」
少年那麼說著,向我展示了刻在手臂上的紋章。
そう言って少年は腕に刻まれた紋章を見せてきた。
『我從未見過的紋章。』
見たことのない紋章だ。
紋章描繪著一把劍貫穿像龍般的魔物。
竜のようなモンスターを剣で貫いた紋章。
「你是驅除人?」
「駆除人だと?」
「驅除人公會會驅除魔物……這可是大陸的常識啊……?」
「駆除人組合がモンスターを駆除するんだ……大陸の常識だぞ……?」
少年向我投以疑惑的目光。
少年は俺に訝し気な視線を送ってくる。
『大陸的常識。』
大陸の常識。
『那麼冒險者公會也應該是大陸的常識。』
それならば冒険者ギルドも大陸の常識のはず。
『單憑是鄉下就不知道這種事,應該不太可能。』
田舎だから知らないということは、おそらくない。
『那麼說來。』
そうなると。
「少年,這片大陸叫什麼名字?」
「少年、この大陸の名は?」
「舒、舒蘭格大陸……你幹嘛這麼問?」
「しゅ、シュランゲ大陸だ……なんでそんなこと聞くんだよ?」
『常識就是常識。』
常識も常識。
少年露出困惑的神情,似乎不明白我為何會問那種事。
なぜそんなことを聞くのかがわからないと言った様子で少年は困惑している。
『不過,我也感到困惑。』
しかし、俺も困惑していた。
『不會吧、不會吧。』
まさかまさか。
『沒想到古代魔法文明竟然延伸到別的大陸……』
古代魔法文明が別大陸にまで手を伸ばしているとは……。
『也明白了長距離轉移沒有發動的理由。』
長距離転移が発動しなかった理由もわかった。
『距離太遠了。而且沒有中繼點,無法經由其他地點中轉。』
遠すぎるのだ。しかも中継地点もないから、どこかを経由することもできない。
『沒錯。』
そう。
『我竟然被傳送到了別的大陸。』
俺は別大陸に転移させられてしまったのだ。
「唉……真是麻煩了」
「やれやれ……困ったことになったな」
『回去的希望只有兩個。』
帰る望みは二つ。
『要麼算出方位,然後全速飛回去。』
方角を割り出し、全速力で飛んでいくか。
『或者找到古代遺跡。』
もしくは古代遺跡を見つけるか。
『既然有來的方式,應該也會有回去的方法。』
来た方法があるなら、戻る方法も用意しているはずだ。
『話雖如此。』
とはいえ。
『我對這片土地毫無頭緒。』
あまりにも土地勘がない。
『無論做什麼都需要資訊。』
何をするにも情報が必要だ。
「少年,你叫什麼名字?」
「少年、名前は?」
「我叫艾倫……驅除人艾倫。」
「俺はアレン……駆除人のアレンだ」
「是嗎。那麼艾倫,算是答謝你救我一命,你能帶我到大城鎮嗎?」
「そうか。ではアレン、助けた礼といってはなんだが、大きな街まで案内してもらえるか?」
「到大城鎮得走一段路喔,你還可以嗎?」
「大きな街まではかなり歩くぞ? それでもいいのか?」
「沒關係。我現在正需要資訊。」
「構わない。俺は今、情報を必要としているんでな」
「可以帶路沒問題,但會繞很遠。從這裡直線去目的地的話會遇到以廢城為根據地的山賊團。得繞道走,然後到某處補給食物和水……」
「案内はいいけど……かなり遠回りになる。ここから直線で目的地にいこうとすると……廃城を根城にしている山賊団にかち合う。回り道をして向かうことになるし、そうなるとどこかで食料や水を調達して……」
「沒問題」
「問題ない」
「欸?你有帶食物和水嗎?」
「え? 食料や水を持ってるのか?」
「沒有,直接從山賊那搶就行了。」
「いや、山賊から奪えばいい」
說完,我便領著艾倫開始往前走。
そう言って俺はアレンを引き連れて歩き始めたのだった。