最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第五百七十九話 北部的重要性
在今天的直播中,臨場即興寫了蜜葉和安娜的短篇SS。
今日の配信で、即興でミツバとアンナのSSを書きました。
會在直播快結束的時候出現,想看的請去看看m(__)m
配信の終わりごろにあるので、見たい人は見てみてくださいm(__)m
前線都市淪陷。
前線都市陥落。
這個消息自然也傳到了在後方觀察情勢的安瑟姆那裡。
その一報は当然、後方で状況を窺っていたアンセムの下へも届いていた。
當然。
もちろん。
還有,他的部下竟然把都市的兵糧焚燒了。
自分の部下が都市の兵糧を燃やしたことも。
「別胡鬧!!」
「ふざけるな!!」
聽完報告,安瑟姆忍不住把附近的椅子踢飛。
報告を聞き、思わずアンセムは近くの椅子を蹴り飛ばした。
鈍痛沿著腿蔓延,但現在不是在意這種事的時候。
鈍い痛みが足に走るが、そんなことを気にしている場合ではない。
「帝國軍!?他們接受了嗎!?」
「帝国軍は!? 受け入れたのか!?」
「回報,似乎提供了兵糧。雖非命令之行動,但結果上削弱了敵方的兵糧。」
「はっ、兵糧を提供したようです。命令にはない行動ですが、結果的には敵の兵糧を削ることになりました」
「你是說為了削弱敵方的兵糧,什麼都可以做嗎?把應該保護的國民逼到餓死的邊緣,這樣被削掉的兵糧有什麼價值!?」
「敵の兵糧を削るためなら何をしてもいいと言いたいのか? 守るべき自国の民に餓死の危険を突き付けて、削った兵糧に何の価値がある!?」
「我們沒有選擇方法的餘裕,殿下。」
「我々には方法を選んでいる余裕はありません。殿下」
「正因如此才必須選擇方法!為什麼不懂!?」
「方法は選ばなければいけないのだ! なぜわからん!?」
安瑟姆忍不住朝巴蘭德怒吼。
アンセムはバランドを思わず怒鳴りつける。
平時聽不到的怒罵聲讓巴蘭德愣住。
普段、聞くことがない怒号にバランドは固まる。
巴蘭德是優秀的將領,然而始終只是個將軍。
バランドは優秀な将軍だ。しかし、あくまで将軍止まり。
他擅長在前線擊潰敵人,卻不善於觀察大局。
前線で敵を倒すことに長けているが、大局を見ることには長けていない。
王國裡有許多這類將領,因此需要能指揮全域的人存在。
そういう将軍が王国には多かった。ゆえに全体を指揮する者が必要だった。
這類人只有在被運用時才能發揮力量。
使われることで力を発揮するタイプだからだ。
安瑟姆倒下之後,儘管還有戰力,卻在對抗聯合王國時陷入苦戰,這也是原因之一。
アンセムが倒れて以後、戦力がありながら連合王国に苦戦したのもそれが要因だった。
對那類將領來說,在面對十五萬大軍並採取兵糧戰的情況下,投降的都市把兵糧燒掉似乎是明智之舉。
そんな将軍にとって、十五万の大軍に対して兵糧攻めをしている現状において、降伏した都市が兵糧を燃やしたのは好判断と思えた。
然而,安瑟姆的看法不同。
しかし、アンセムは違う。
「……我國正遭受侵略。正因如此,現在才能團結一致面對此事。共同的敵人──帝國軍,這點很重要。然而,一旦把兵糧燒掉,民眾的敵人就會變成王國軍。他們不是棋子。沒有民眾的協力,守城戰是做不到的。前線的城市能撐到如今,正是因為有民眾的協力。他們是戰友。對戰友必須展現誠意。因此我才下令在兵糧耗盡之前投降。」
「……我が国は侵攻を受けている。だからこそ、今、団結して事に当たれているのだ。帝国軍という共通の敵。それが大事だ。しかし、兵糧を燃やしてしまえば民の敵は王国軍になってしまう。彼らは駒ではない。民の協力なくして、籠城戦はできない。これほどまでに前線の都市が持ちこたえられたのは民の協力があればこそ。彼らは戦友だ。そして戦友には誠意を見せねばいけない。だから俺は兵糧が尽きる前に降伏しろと指令を出した」
即便帝國軍的總大將雷奧納爾特確信會接納民眾,
たとえ帝国軍の総大将、レオナルトが絶対に民を受け入れるという確信があったにせよ。
那個現場的判斷仍然是違反整體方針的行為。
その現場の判断は全体の方針に反する行動だった。
安瑟姆的基本策略是讓各都市反覆守城,消耗敵軍,並把戰鬥引入王國內部。
各都市で籠城戦を繰り返し、敵を疲弊させながら王国内部に引き込むというのがアンセムの基本戦略だ。
接下來都市的守城戰還會持續。但若王國軍在守城戰之後被發現燒掉兵糧,民心士氣會大幅下降。
これからも都市の籠城戦は続く。だが、王国軍が籠城戦の果てに兵糧を燃やすと知れば、民の士気は大いに下がる。
「不過,若是以民眾身分與侵略者作戰的話……」
「しかし、民として侵略者との戦いであれば……」
「對民眾來說最重要的是他們的生活!能保障日常的人就是他們的庇護者!若威脅了他們的日常生活,我們就成為了侵略者!他們不是軍人,沒有為王國赴死的義務。即便願意配合守城戰,也只是因為對王國有眷戀。任何會抹去那份眷戀的行為,王國軍都不應該做!」
「民にとって大事なのは自分たちの生活だ! 日々の暮らしを保証してくれる者が庇護者なのだ! 日々の暮らしを脅かせば、我らが侵略者となる! 彼らは軍人ではない。命を捨てて王国のために戦う義務などない。それでも籠城戦に付き合ってくれたのは、王国という国に愛着があったからだ。その愛着が消え去るような行為は、王国軍はしてはいけないのだ!」
說完解釋後,安瑟姆立刻走向書桌。
アンセムは説明を終えると、すぐに机へ向かった。
因為一刻都不能耽擱。
一刻を争うからだ。
「殿下,到底要做什麼……?」
「殿下、一体なにを……?」
「計算要送往前線的兵糧量。」
「前線に送る兵糧を計算する」
「要送到已經淪陷的都市嗎!?」
「すでに落ちた都市に送るのですか!?」
「正因為之後會有兵糧送來,才把兵糧燒掉。要讓人有這樣的藉口。不管多麼苦,也比沒有好。」
「後から兵糧が来るからこそ、兵糧を燃やした。そう言い訳ができるようにする。どれだけ苦しかろうが、ないよりはマシだ」
「為了『有總比沒有好』而把大量兵糧交給敵人……」
「ないよりはマシのために大量の兵糧を敵に渡すのは……」
「不是交給敵人,而是交給王國的民眾。只要他們接受我們的兵糧,帝國軍也沒法大肆宣傳此事。總之,我們必須表明不會把前線的民眾當作棄子!」
「敵に渡すのではない。王国の民に渡すのだ。我らからの兵糧を受け取れば、帝国軍もこの一件について広く喧伝はできん。とにかく我らは前線の民を捨て駒のように使いはしないと、そう示す必要がある!」
說著,安瑟姆以驚人的速度開始計算兵糧。
そう言ってアンセムは驚異的な速さで兵糧の計算をし始める。
太多也不行,太少也不行。
多すぎても少なすぎてもいけない。
必須送出恰當的數量。
適切な量を送る必要がある。
只是,這樣做對他的身體是一種負擔。
ただ、それは体に負担のかかる行為だった。
(劇烈地咳嗽)
「ごっほっ! ごっほっ!」
「殿下!?」
「殿下!?」
「別在意!」
「気にするな!」
即使從口中吐出鮮血,安瑟姆也沒有停下手邊的事。
口から血を吐き出しながらも、アンセムは手を止めない。
因為現在還來得及。
今ならまだ間に合うからだ。
只要把兵糧送出,就能維持團結一心的王國。
兵糧さえ送れば、一致団結した王国を維持できる。
若此事失敗,瓦解就會開始;若各地城市接連離反,不得不改變原先的策略。
これに失敗すれば瓦解が始まってしまう。各地の都市の離反が続けば、当初の戦略を変更せざるをえない。
這是阻止那股瓦解的一手。
それを食い止めるための一手。
算完後,安瑟姆把紙交給巴蘭德。
その計算を終えたアンセムは、紙をバランドに手渡す。
「把上面寫的量送到前線的都市,立即動身!」
「そこに書かれているとおりの兵糧を、前線の都市に送れ。至急だ!」
「是、是!了解了!但殿下您還是要休息……」
「は、はっ! 了解いたしました! ですから殿下はお休みを……」
「如果要我休息,就要讓我覺得可以休息!快去!」
「休んでほしいなら、休んでいいと思わせることだな! 早くしろ!」
「是!」
「はっ!」
責罵了巴蘭德後,安瑟姆繼續催促著。
バランドを叱責して、アンセムはとにかく急かす。
現在是在和時間競賽。
今は時間との勝負。
不能讓這件事被放大。
この一件を大事にしてはいけない。
這麼想著,焦躁的安瑟姆接獲了傳令。
そう思い、焦るアンセムの下に伝令が届いた。
帶著不祥的預感,安瑟姆立刻擦去嘴邊的血跡。
嫌な予感をしつつ、アンセムは口元の血をすぐに拭う。
「怎麼了!?」
「どうした!?」
「傳令!北部都市群響應聖女雷蒂西亞大人的呼籲而離反!並且似乎已經開始大量轉移兵糧!!」
「伝令! 北部都市群が聖女レティシア様の呼びかけに応じて離反! そのまま大量の兵糧の移動が始まった模様!!」
「可惡!來不及了嗎!!」
「くそっ! 遅かったか!!」
安瑟姆懊惱地扭曲了臉容。
アンセムは悔し気に顔を歪める。
王國北部是農作物豐饒的土地。
王国北部は農作物が豊かな土地だ。
但規模還不足以維持十五萬的兵糧供應。
しかし、十五万の兵糧を維持できるほどの規模ではない。
因此未曾採取積極的措施。
だから積極的な手を打たなかった。
當時的情勢即使有城鎮叛變,也不會造成太大傷害。
当時の状況では離反したところで、大した痛手ではなかったからだ。
但現在不同了,北部的重要性已經改變。
しかし、今は違う。北部の重要性は変わってしまった。
若是為了帝國軍,北部的城市也不會那麼快同意兵糧交接,通常要到叛變也需要時間。
帝国軍のために、ということなら北部の都市もこんなに早く兵糧の受け渡しに同意したりはしないし、そもそも離反するまでに時間がかかったはず。
然而,這件事讓一切加速了。
だが、この一件ですべてが加速した。
現在被運送的,是用以維持前線城市的兵糧,是為了救助同胞的糧食。
今、送られているのは前線の都市を維持するための兵糧。同胞を助けるための兵糧だ。
而且,主導這一切的正是聖女雷蒂西亞大人。
しかも、それを主導しているのは聖女レティシア。
這會讓雷蒂西亞的人氣復甦。
これでレティシアの人気は蘇る。
她應該不是預見了一切才前往北部。
すべてを見越して北部にいったわけではないだろう。
儘管如此,她去北部是因為判斷那裡能有所作為。
それでも北部に行ったのは、何かできると判断したから。
可以說是嗅覺靈敏,要不就是直覺異常敏銳。
鼻が利くというか、勘が鋭いというか。
總之,對於曾拯救王國的雷蒂西亞的行動力,安瑟姆不由得啧了一聲。
とにかく、かつて王国を救ったレティシアの行動力に対して、アンセムは思わず舌打ちをした。
「……巴蘭德……停止運送兵糧……已經太遲了……」
「……バランド……兵糧の運搬はやめだ……もはや手遅れだ」
「那麼接下來您打算怎麼做……?」
「それではこれからどうされるのですか……?」
「各地的都市會開始離反……我們會努力防範,但無法全部阻止。這邊的防衛網已經崩壞……我要改變戰略。」
「各地の都市が離反を始めるだろう……防ぐ努力はするが、すべてを防ぐことは不可能。こちらの防衛網は崩れた……戦略を変えるぞ」
安瑟姆強迫自己振作,逼喚起不聽使喚的身體。
言うことを聞かない体にアンセムは活を入れる。
雖然出乎意料,但情勢並非絕望。
予想外ではあるが、絶望的な状況ではない。
還沒有輸。
まだ負けてない。
這麼對自己說服之後,安瑟姆從椅子上站了起來。
そう自分に言い聞かせて、アンセムは椅子から立ち上がったのだった。