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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第五百一話 無理要求

「呼……果然有些吃不消呢」

「ふう……さすがに堪えますね」

「相當高呢」

「なかなかの高さだったからな」

我和齊克與芬一同上岸,放下繩索幫拉斯他們登陸。

俺とジークがフィンと共に上陸し、縄をおろしてラースたちの上陸を助けた。

在一般情況下幾乎無法攀登的地方,拉斯他們竟然只靠一根繩子爬上來。

普通ならまず登れないような場所を、ラースたちは縄一本で登ってきた。

光憑這一點就能窺見他們平時訓練有多麼嚴苛。

それだけで彼らの訓練がいつもどれだけハードなのかうかがい知れる。

「殿下,接下來要怎麼行動?」

「殿下、この後はどう動くのでしょうか?」

芬問道。

フィンが質問してくる。

我們單獨分開上岸,是因為無論如何都得見到公王。

俺たちだけ別れて上陸したのは、とにかく公王に会わなければいけないからだ。

要盡可能先給公國留下帝國可靠的印象。

なるべく帝国は頼りになるという印象を与えたうえで、だ。

「我們會去城裡,但如何接觸是個問題。公王正承受著王國使者的壓力,若放任不管,他可能會說要倒向王國;但若他覺得帝國靠不住,結果也會一樣。麻煩的是,身處最不穩定位置的公王,正最努力在觀察情勢。」

「城へ向かうが、どうやって接触するかが問題だ。公王は王国からの使者の圧力に晒されている。長く放置すれば、王国に加担すると言ってしまうだろう。だが、帝国が頼りないと思えば結果は同じ。面倒なのはもっとも不安定な立場に置かれている公王が、もっとも情勢を見極めようとしているという点だ」

並非他僅憑對帝國的恩情就不願倒向王國。

帝国への恩だけで王国に加担することを渋っているわけじゃない。

目前的關鍵是,看倒向哪方對公國比較有利。

現状、どちらにつけば公国のためになるか。

正因為不想判斷錯誤,他才遲遲無法定奪。

そこの判断を間違えないようにしているから、いまだに判断を下していないのだ。

回想起來,在海龍事件時,國王當機立斷地低頭了,那個判斷很正確。

思い返せば、海竜事件の際に王は即座に頭を下げた。その判断は的確だった。

就算是面對大國的皇子,國王也不會輕易低頭。

いくら大国の皇子に対してとはいえ、王が頭を下げるなどありえない。

為了不惹怒帝國,當時沒有其他選擇。

帝国の機嫌を損ねないためには、それしかなかったのだ。

所以事情才難辦。

ゆえに難しい。

即便自己的地位會受到威脅,他仍把目光放在情勢上,表示已下定決心。

自分の立場が脅かされても、情勢に目を向けているのは腹をくくっているからだ。

一旦做出判斷,縱使失去立場,他也不大可能改變主意。

きっと判断を下せば、立場を失ってもその判断を変える気はないだろう。

換句話說,我們必須讓公王覺得帝國比王國更有優勢。

つまり、俺たちは公王に王国よりも帝国優勢だと見せなければいけない。

「要收集情報。現在資料實在太少了」

「情報を集めるぞ。あまりにも情報がなさすぎる」

「是」

「はい」

「了解了」

「了解しました」

說完我們便朝城所在的都城走去。

そう言って俺たちは城のある都へ向かって歩き始めたのだった。

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曾經舉白旗闖入的港鎮,那裡就是公國的都城。

かつて白旗をあげて乗り込んだ港町。そこが公国の都だ。

我和拉斯他們住進了那裡的旅店。

そこにある宿屋に俺とラースたちは入っていた。

芬留在都外守候,因為不能帶諾娃進來。

フィンは都の外で留守番だ。ノーヴァを連れてくるわけにはいかなかったからだ。

會太顯眼。

目立つからな。

嘛,說到顯眼這點,我也差不多。

まぁ、目立つという点では俺もそうだが。

「怎麼樣?」

「どうだった?」

「是的,似乎兩天後會有個慶祝國王胞弟──那位公爵生日的祭典。」

「はい、どうやら二日後に王の弟君である公爵の誕生日を祝う祭りが行われるようです」

「那位公爵是帕斯托雷公爵嗎?」

「その公爵はパストーレ公爵か?」

「是的,好像是。您知道嗎?」

「はい、そのようです。ご存じでしたか?」

「那個人曾經與現任國王爭奪王位到最後,現在是王國陣營的急先鋒。」

「王位を最後まで現公王と争っていた男だ。今は親王国の急先鋒だな」

「為什麼要特地在都城為這樣的人慶生呢?」

「そんな男の誕生日をわざわざ都で祝う理由はなんでしょうか?」

「這應該不是公王的本意。是被周遭的大臣逼的,或另有原因。不過幕後肯定有王國使者在運作。」

「公王の意向ではないだろうな。周りの大臣に押し切られたのか、それとも別の理由か。とりあえず裏で王国の使者が動いたのは間違いないだろうな」

目的,是為了把公爵牽到都城來嗎?

理由は公爵を都に来させるためだろうか?

還是公爵只是藉口,真正的目標是那個祭典?

それとも公爵は口実で、目的は祭りか?

無論如何,肯定有什麼企圖。

何か意図があることは間違いないだろう。

「還有其他發現嗎?」

「ほかにわかったことは?」

「光看都城的情況沒法說得清,不過城裡應該有鷲獅子騎士。」

「都の様子だけでは詳しいことは何とも。ただ、おそらく鷲獅子が城にいるかと」

「竟然帶來珍貴的鷲獅子騎士,還真是大人物啊。」

「貴重な鷲獅子騎士を連れてきているのか。なかなか大物だな」

就算是王國,也不是鷲獅子騎士多得溢出來。

王国といえど、溢れるほどに鷲獅子騎士がいるわけじゃない。

帶到他國來訪實屬少見。

他国への訪問に連れてくることは珍しい。

這種安排只有像蕾蒂西亞那種級別的人物才可能。

それこそレティシアクラスじゃないとあり得ない処置だ。

「大概是護衛……但說不定派得上用場。」

「護衛なんだろうが……使えるかもしれないな」

「派得上用場是指?」

「使えるとは?」

「他們是展示帝國武威的絕佳對象。幸好我們這邊有在空中無敵的騎士。」

「帝国の武威を見せつけるにはうってつけの相手だ。幸い、こっちには空じゃ無敵の騎士がいるからな」

鷲獅子騎士是王國的象徵。

鷲獅子騎士は王国の象徴だ。

在公國內這也是普遍認知。

それは公国内でも共通認識だろう。

因此他們的行動會影響王國給人的印象。

ゆえにその行動は王国への印象に関わる。

但若突然發動攻擊,批評是無可避免的。

とはいえ、いきなり攻撃したらさすがに批難は避けられない。

「還需要更多情報。祭典中鷲獅子扮演什麼角色,會改變我們能做的事。」

「もう少し情報が必要だな。祭りの中で、鷲獅子がどういった役割を担うかによってやれることが変わってくる」

「按角色不同,你們會選擇襲擊嗎?」

「役割によっては襲撃するのですか?」

「才不會做出那種無謂的冒險。」

「さすがにそんな無謀なことはしない」

祭典會聚集大量人群,而且多半是在空中展開的活動。

祭りには多くの人が集まる。しかも空での出来事だ。

一旦騷動,就會有許多人目擊。

騒ぎになれば多くの人が目撃することになる。

帝國近衛騎士隊長襲擊王國使者的護衛這種事,絕對不該發生。

帝国の近衛騎士隊長が王国の使者の護衛を襲撃するなど、あってはならない。

所以我們不會採取襲擊行動。

だから襲撃はしない。

「即便不襲擊,也有可能演變成戰鬥。」

「襲撃なんてしなくても、戦闘になることはありえる」

「所以會出現戰鬥是吧?」

「戦闘はなさるんですね」

「不確定會不會發展到能稱為戰鬥的程度。若能避免為佳,這樣公王也比較安心。若能證明帝國引以為傲的白龍騎士能把王國自豪的鷲獅子騎士視為小兒科,那就最好了。」

「戦闘と呼べるものになるかはわからんがな。できれば、そうはなって欲しくない。そっちのほうが公王も安心できるだろう。帝国が誇る白き竜騎士は、王国自慢の鷲獅子騎士を子供扱いできるって証明できれば、それに越したことはない」

「芬隊長也很辛苦。不過芬在帝國內很特別,畢竟是近衛騎士隊長。」

「フィン隊長も大変ですな。しかし、フィン隊長は帝国内でも特別です。なにせ近衛騎士隊長ですから」

「沒關係。只要讓他們記得帝國有近衛騎士隊長就足夠了。近衛騎士隊長的強大就是帝國的強大。只要讓人覺得倒向王國不划算,事實就無關緊要。」

「いいんだよ。帝国には近衛騎士隊長がいるって思い出してくれれば、それでいい。近衛騎士隊長の強さは帝国の強さだ。王国につくのはまずいと思わせられれば、事実なんてどうでもいい」

帝國近衛騎士團幾乎不會全力出動。

帝国近衛騎士団が全力で出撃するような事態はほとんどない。

就算皇帝親自出征,也不會帶著全部人馬。

皇帝が出陣したとしても、全員がついていくことはない。

這只有在真正緊急的情況下才會發生。

それは本当の緊急事態以外ありえない。

所以,即便近衛騎士團的各隊長再強,也不可能全部向王國動員。

だから、いくら近衛騎士団の隊長たちが強かろうと、それがすべて王国に向くことはない。

歷史已經證明了這點。

それは歴史が証明している。

帝國有底蘊,一旦發揮便是無敵,近衛騎士團和勇爵家就是那股底力。

帝国には底力がある。それを発揮すれば最強なのは間違いない。近衛騎士団や勇爵家がその底力に当たる。

但他們通常不會動用;不動用也能取勝,而要動用則需相當正當的理由。

だが、発揮しない。発揮しなくても勝てるし、発揮するにはそれなりの大義名分が必要だからだ。

「戰爭是軍隊間的交鋒,近衛騎士團只是特殊部隊。這是常識,但對正被王國壓力困擾的公王來說,這點可能不太重要。」

「戦争では軍同士の激突となる。近衛騎士団はあくまで特別。それは周知の事実だが、王国からの圧力に困っている公王にとってはあまり関係ない」

公王所追求的只有一件事。

公王が求めているのは一つ。

那就是,若王國和帝國開戰,哪一方看起來更可能勝出?

王国と帝国が戦争した場合、どちらが勝ちそうか? ということだ。

那就把能贏的因素列出來說服他。

ならば勝ちそうな要因を並べてやればいい。

王國那邊想必也在做同樣的事。

王国側もきっとそうしているだろう。

「那麼,假設一切如殿下所料……殿下打算在何時謁見公王?」

「では、すべて殿下の思惑通りに行くとして……殿下はどのタイミングで公王に謁見するのですか?」

「當然是和芬同時。」

「フィンと一緒のタイミングに決まっているだろ?」

「欸?」

「はい?」

「要看鷲獅子騎士在祭典中扮演何種角色……很可能是空中警護或表演。無論如何,他們應該會升上空中。到時芬載著我飛來,他們誤以為是敵襲並迎擊,我們把迎擊的鷲獅子騎士當作小孩般壓制並著陸,然後我謁見公王。」

「鷲獅子騎士がどういう役割かによるが……おそらく空の警護か出し物だろう。どうであれ空に上がっているはずだ。そこに俺を乗せたフィンがやってくる。敵襲と勘違いして、迎撃してくる鷲獅子騎士を子供扱いして、着地。俺が公王に謁見する」

完美的計畫。

完璧なプランだ。

我問「有什麼感想?」時,拉斯先是露出有些為難的表情,然後低聲喃喃。

俺が感想は? と聞くとラースは少し困ったような顔をしたあとに呟いた。

「真大膽呢……」

「大胆ですな……」

「沒錯。問題是……作戰的大部分仰賴芬的實力。芬載著我,究竟能不能把鷲獅子騎士當小孩子看待呢?」

「そうだな。問題は……作戦の大部分がフィンの実力に掛かっているという点だな。俺を乗せてはたして鷲獅子騎士たちを子ども扱いできるのかどうか」

「看起來很難啊……各方面都很難。」

「難しそうですな……いろいろと」

「嘛,他應該會想辦法的。畢竟是近衛騎士隊長。」

「まぁなんとかしてくれるだろう。近衛騎士隊長だからな」

「這不是太冒險了嗎?」

「無茶がすぎるのでは?」

「冒險也沒關係。處理皇族無理要求正是近衛騎士團的任務。」

「無茶で結構。皇族の無茶な要求をどうにかするのが近衛騎士団の役割だ」

「我是第一次聽說。」

「初めて聞きました」

「在皇族之間這可是常識。」

「皇族の中じゃ常識だぞ」

說完我從窗邊望向外頭。

そう言って俺は窓から外を見る。

並沒有太過歡欣鼓舞的氛圍,看起來並不會因為祭典而特別熱鬧。

あまり浮かれた雰囲気はない。祭りだからといって盛り上がるという感じではないようだ。

正合我意。越是這樣,鷲獅子騎士升空的可能性越高——他們肯定會想把氣氛炒熱一點。

上々だ。そうであるほど、鷲獅子騎士たちが空に上がる可能性は高くなる。少しでも盛り上げたいだろうからな。