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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第四百七十一話 炎之型

阿莉達的劍技追求的是極致的速度。

アリーダの剣技は速さを突き詰めたものだ。

她的銳利與速度,連愛爾娜都望塵莫及。

その鋭さと速さは、エルナですら敵わないほど。

但不只是單純的快。

だが、ただ速いだけではない。

劍垂著在身側,緩緩地朝奈傑爾移近。

だらりと剣を下げたまま、ゆっくりとナイジェルのほうへ向かっていく。

阿莉達保持自然姿態,卻以幾乎令人不敢置信的緩慢速度靠近,奈傑爾立刻戒備。

自然体のまま、あまりにもゆっくりと近づくアリーダにナイジェルは身構える。

瞬間。

瞬間。

阿莉達已經出現在奈傑爾的背後。

アリーダはもうナイジェルの背後にいた。

緩急。

緩急。

那就是阿莉達的精髓。

それがアリーダの神髄。

直指頸項的一擊,彷彿結界也無法阻擋。

首元を狙った一撃。結界があろうと関係ないという一撃だった。

若是普通的對手,脖子早就沒了。

普通の相手ならば首が飛んでいただろう。

但對方畢竟是羅斯亞克的弟子。

だが、相手は腐ってもロスアークの弟子。

奈傑爾沒回頭,直接擋下了阿莉達的劍。

ナイジェルは振り向くこともなく、アリーダの剣を受け止めた。

「果然是在瞄準頸部嗎?」

「やはり首を狙ってきたか」

「不愧是應變力出色呢。不過,你忘了嗎?現在是兩對一。」

「さすがの対応力ですね。ですが、お忘れですか? 二対一だと言うことを」

奈傑爾判斷阿莉達會攻向要害,便只把意識集中在要害,沒有去追她的動作。

アリーダが急所を狙ってくると判断し、ナイジェルは急所にだけ意識を集中し、アリーダの動きを追うことはしなかった。

那正是他與西奧多曾向羅斯亞克學習名為『風之型』的防禦劍術,才會有的動作。

それはセオドアと共にロスアークから防御剣術である風の型を学んだからこその動きだった。

但因此,奈傑爾正面出現了破綻。

だが、そのため、ナイジェルの正面には隙があった。

就在那時,西奧多衝了上去。

そこにセオドアが飛び込んできた。

「就此別過,弟弟。」

「さらばだ、弟よ」

「我從沒把你當兄長!」

「貴様を兄だと思ったことはない!」

就在西奧多的劍抵達奈傑爾的瞬間。

セオドアの剣がナイジェルに届く瞬間。

奈傑爾周圍被鮮紅的火焰覆蓋。

ナイジェルの周りが真っ赤な炎で埋め尽くされた。

西奧多和阿莉達驚險地從火焰中閃開,拉開距離。

セオドアとアリーダは、その炎から間一髪で逃れて距離を取る。

「看來你也會廣範圍的攻擊呢。」

「広範囲攻撃も持っているようですね」

「也用不了太多次吧。」

「そう何度も使えまい」

阿莉達與西奧多簡短交談後,決定了接下來的方針。

アリーダとセオドアは短い会話で今後の方針を決める。

既然不能反覆使用,那就讓他多用幾次好了。

何度も使えないならば、何度も使わせればいい。

遲早會用不上了。

いずれ使えなくなる。

很簡單的道理。

単純なことだった。

我們在數量上佔有優勢。

こちらは数的有利。

只要善用這點就持續攻擊即可。

それを活かして攻め続ければいい。

就是這樣的判斷。

そういう判断だった。

然而,當火焰消散時。

だが、炎が消え去った時。

奈傑爾的模樣有些不同。

ナイジェルの姿は少し変わっていた。

「藍色的火焰……?」

「青い炎……?」

剛才奈傑爾周圍還是紅色的火焰結界。

先ほどまでナイジェルの周りには赤い炎の結界があった。

那卻變成了藍色。

それが青くなっている。

火焰微微搖曳。

ゆらりと炎が揺れる。

察覺到危險,阿莉達與西奧多把注意力轉向防禦。

危険を察知して、アリーダとセオドアは防御に意識を割いた。

因為他們知道有東西要來了。

何か来るということはわかったからだ。

那是一道斬擊。

それは斬撃だった。

裹著藍色火焰的斬擊。

青い炎を纏った斬撃。

朝阿莉達襲來。

それがアリーダに襲い掛かる。

阿莉達雖然擋下,卻被氣勢壓得不得不後退。

アリーダは受けとめるが、勢いに押されて後退を余儀なくされた。

之際,奈傑爾拉近了與西奧多的距離。

その間に、ナイジェルはセオドアへと距離を詰める。

火焰變藍後,奈傑爾的樣子明顯改變。

炎が青くなったことで、明らかにナイジェルの様子は変わっていた。

因此西奧多選擇先忍耐防守,而非貿然擊倒他。

ゆえにセオドアは倒すことよりも、耐えることを選んだ。

「光是防守可拿不下我!」

「守ってばかりでは俺は倒せんぞ!」

奈傑爾的猛攻。

ナイジェルの猛攻。

從上而下。

上から下から。

從左到右。

左から右から。

像熊熊燃燒的火焰般的攻勢襲向西奧多。

燃え盛る炎のような攻めがセオドアを襲う。

西奧多一一將那些攻擊彈開。

それをセオドアは一つ一つ弾いていった。

他冷靜處理迫近的威脅,耐住了奈傑爾的攻勢。

自らに迫る脅威を冷静に処理していき、ナイジェルの攻撃に耐えていく。

「就你那自誇的防禦也只有這種程度嗎!」

「自慢の防御もその程度か!」

「就你那自誇的攻擊也只有這種程度嗎?」

「自慢の攻撃もその程度か」

西奧多的肩膀被淺淺劃中一刀。

セオドアの肩に浅く攻撃が入る。

奈傑爾破開了堪稱結界般的西奧多防禦,得意地笑了;但西奧多毫不在意,重新進入架式。

結界ともいえるセオドアの防御を破り、ナイジェルは得意げになるが、セオドアはそれを意にも介さず、構えを取った。

「依舊如故……我就是看不慣你那副態度。」

「相変わらずだな……貴様のそういう態度が気に入らなかった」

「是嗎……果然你並非配得上師父劍術的器量。」

「そうか……やはりお前は師匠の剣術を受け継ぐ器ではなかったのだな」

「那種溫吞的防禦劍術我才不要。我適合的,是這套攻擊劍術,『炎之型』。能壓制一切的劍技!」

「生温い防御剣術などこちらから願い下げだ。俺に合っていたのはこの攻撃剣術、炎の型。すべてを制圧する剣技だ!」

奈傑爾正試探西奧多的破綻,但對方始終不破防,讓他急了起來,便以蠻力逼開那道防禦。

セオドアの隙を探っていたナイジェルだったが、防御の姿勢を崩さないセオドアに痺れを切らして、その防御を力任せに崩しにかかる。

他想靠沉重一擊打破西奧多的應對。

重い一撃を加えることで、セオドアの対処を打ち破ろうとしたのだ。

防禦之劍一一被彈開,接下來的應對因此延遲。

防御の剣がいちいち弾かれ、次への対処が遅れる。

即便如此,西奧多巧妙地移動步伐,始終不露出決定性的破綻。

それでもセオドアは巧みに足を動かし、決定的な隙は晒さない。

「光守著是拿不下我的!」

「守っているだけでは俺は討てないぞ!」

奈傑爾從上段斬下,西奧多接住了那一擊。

ナイジェルは上段から剣を振り下ろし、セオドアはそれを受け止める。

那沉重的一擊引發了雙劍相抵的僵持。

重い一撃に鍔迫り合いが発生した。

「為什麼……要殺師父……?」

「なぜ……師匠を殺した……?」

「為什麼?現在才問這種事嗎?」

「なぜ? 今更聞くことがそれか?」

奈傑爾將劍往西奧多身上逼去。

ナイジェルがセオドアの剣を押し込む。

西奧多跪下一膝,但仍然堅守著奈傑爾的劍。

セオドアは片膝をつくが、それでもナイジェルの剣を受け止め続ける。

「真可憐,西奧多。你一直抱著那種念頭過日子嗎?還執著於那個骯髒的老頭。」

「哀れだな、セオドア。ずっとそんなことを考えて生きてきたのか? 薄汚い老人などに拘って」

「你怎麼說都無所謂……他不是曾被我們一同敬為父般的人……不會無緣無故去殺他。」

「どう言おうとかまわん……共に父と慕ったはず……理由もなく殺すわけがない」

「根本沒有什麼理由!就是因為恨,所以殺了他!」

「理由なんてないさ! 憎いから殺した!」

西奧多深吸一口氣,拼命把奈傑爾的劍推回去。

セオドアは深く息を吸い込み、思いっきりナイジェルの剣を押し返しにかかる。

奈傑爾不甘示弱,用力反擊。

負けじとナイジェルは力を込める。

但就在那瞬間,西奧多突然鬆手。

だが、その瞬間にセオドアは力を抜いた。

「可惡!?」

「くっ!?」

失去平衡的奈傑爾正要重新擺劍,卻在那個空檔被西奧多的拳頭刺中臉部。

バランスを崩したナイジェルはすぐに剣を構えようとするが、その隙にセオドアの拳がナイジェルの顔に突き刺さった。

那是將風之魔法附於拳的魔拳。

自らの拳に風の魔法を纏わせた魔拳。

它穿透火焰,將奈傑爾打飛。

炎を突き破り、ナイジェルを吹き飛ばした。

「……我們同樣沒有父母,日日投入嚴苛的修行。能熬過那些日子的,是因為有你在。真的……我把你當成弟弟一般看待。一直以為背後一定有什麼理由……我一直這麼想著……但如果你說什麼都沒有,那也沒辦法……起來,奈傑爾。作為近衛騎士團副團長,你由我來討伐。」

「……共に親もなく、厳しい修行に明け暮れた。あの日々を乗り越えられたのはお前がいたからだ。本当に……弟のように思っていた。ずっと、何か理由があったのではないかと……ずっと思っていた……だが、何もないと言うなら仕方ない……立て、ナイジェル。近衛騎士団副団長としてお前は私が討つ」

「別小看我……別再擺出兄長大人的樣子!」

「舐めるなよ……いつまでも兄弟子面をするな!」

就這樣,兩人的劍再次交鋒。

そうして二人の剣がまたぶつかり合うのだった。