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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第四百七十話 師弟

帝都近郊。

帝都近郊。

對周邊村莊下達撤離命令後,西奧多與阿莉達在平原中央待命。

周辺の村に避難命令を出し、平原の真ん中にセオドアとアリーダは待機していた。

一切已布置妥當。

場は整えた。

接下來只等他大肆作亂。

あとは暴れるだけ。

就在此時,阿莉達靜靜地打坐冥想。

そんな中、アリーダは静かに瞑想を行っていた。

平時則不會打擾她。

普段なら邪魔はしない。

但是,西奧多還是必須開口。

だが、セオドアは言わなければいけなかった。

「阿莉達……能答應我一個心願嗎?」

「アリーダ……一つ願いを聞いてもらえないだろうか?」

「……真少見呢」

「……珍しいですね」

阿莉達停止冥想,站起身來。

アリーダは瞑想をやめて立ち上がる。

西奧多看到她眼中流露的責備之色,不由得移開視線。

その目に映る批難の色にセオドアは思わず目をそらした。

因為她看透了他想說的是什麼。

何を言おうとしているのか、それを見透かされているからだ。

「請別太生氣……」

「そう怒らないでほしい……」

「我並不生氣,只是覺得這樣很不慎重。」

「怒ってはいません。ただ不謹慎だと思っただけです」

「我明白這點……但即便如此,我還是想親手討伐奈傑爾。作為他的師兄……這應該由我來了結。我曾把他當作真正的弟弟。我想自己一個人結束這件事」

「それは承知の上だ……それでも私は私の手でナイジェルを討ちたい。兄弟子として……私がケリをつけるべきだ。本当の弟のように思っていた。私が一人で決着をつけたい」

對於西奧多的請求,阿莉達輕輕嘆了口氣。

セオドアの申し出にアリーダは小さくため息を吐いた。

然後。

そして。

「我能理解你的心情,你應該也有自信吧」

「心情は理解できます。自信もあるのでしょうね」

「拜託……」

「頼む……」

「如果失敗了,你打算如何負責?」

「失敗した場合、どう責任を取るのですか?」

「……若跟我交手,奈傑爾也不會善罷甘休。請你將他了結。」

「……私と戦えばナイジェルも無事には済まない。君がそこを仕留めてくれ」

「那就一起上吧。不能讓你的自我滿足增加更多被害。你應該明白,僅僅站在這裡就是一種奢侈。」

「それならば共に戦えばいい。あなたの自己満足で被害を増やすわけにはいきません。ここにいるだけ贅沢なのだと理解するべきです」

「……比平時還要……嚴厲啊」

「……いつになく……手厳しいな」

「這個作戰是為了守護帝都的安全,個人的情感不能凌駕於此。他很危險,因此要由我們兩人合力了結他。」

「この作戦は帝都の安全を守るためのもの。個人の心情がそれを上回ることはありません。彼は危険。ゆえに二人がかりで仕留めます」

阿莉達說完便婉拒了西奧多的請求。

アリーダはそう言ってセオドアの申し出を断った。

西奧多也沒抱太大期待。

セオドアもあまり期待していたわけではない。

阿莉達對職責十分忠誠。

アリーダは職務に忠実だ。

這點西奧多很清楚。

それはセオドアがよくわかっていた。

「抱歉……請忘了這件事吧」

「すまない……忘れてくれ」

「……我能理解想親手了結弟弟的荒唐事的心情。如果能的話我也想如此做。但我們是近衛騎士,一切都是為了帝國與皇室。肩上這件白色披風承載著先人締造的偉大功績,不能讓它蒙上污點。這已經不再只是你的個人問題了」

「……弟の不始末を自分の手でつけたいと思うのは、理解できます。私もできるならそうしたかった。しかし、私たちは近衛騎士。すべては帝国と皇族の方々のために。背負ったこの白いマントには、先人たちが作った偉大な功績が宿っています。それを汚すわけにはいかない。もはやこの問題はあなただけの問題ではないのです」

阿莉達對自己作為近衛騎士有著強烈的自尊心。

近衛騎士として強い自負をアリーダは持っていた。

她從小立志成為近衛騎士,一步步努力。

幼い頃から近衛騎士を目指し、努力を重ねた。

皇帝是她父親的朋友。

皇帝は父の友人。

從小她就認為自己會侍奉那位大人,周遭的人也如此期待。

幼少期より、その人に仕えるのだと思っていたし、周りからもそう望まれた。

所以即便是在弟弟勞倫茲那次事件時,阿莉達也沒採取任何行動。

ゆえに弟のラウレンツの時ですら、アリーダは何もしなかった。

因為身為近衛騎士,不該以私人理由行動。

近衛騎士として動くべきではなかったからだ。

「……是啊,這早已不是只有我的問題了……原諒我。我太傲慢了……忘了在場有這麼多人在協力」

「……そうだな。すでに私だけの問題ではないな……許せ。傲慢だった……この場には多くの人の協力でいると忘れていた」

「沒錯……承擔責任的不是我們。殿下為了必勝將我們部署於此,我們不允許帶回除勝利以外的任何回報」

「その通りです……責任を取るのは私たちではありません。殿下は必勝を期して私たちをここに配置したのです。私たちに勝利以外の報告は許されません」

本來這件事是應由近衛騎士獨自解決的。

本来ならば近衛騎士だけで片づける問題だった。

皇帝也這樣委任給他們。

皇帝にはそう任された。

但考量到帝都可能受的損害,還需要策士輔助。

だが、帝都の被害を考えれば策士が必要だった。

被問及誰是策士,阿莉達首先想到的是阿爾。

策士と言われて、アリーダが思いついたのはアルだった。

陷害弟弟致死的王子。

弟を嵌め殺した皇子。

雖然被解釋成與雷歐互換,但連同過去的功績看來,行蹤十分可疑。

レオと入れ替わっていたと説明されているが、これまでの功績を含めると怪しいところだった。

現在再細查也無濟於事。

今更、詮索しても仕方ない。

所以阿莉達選擇不多言。

だからアリーダは何も言わなかった。

湊巧西奧多也因為勇爵的建議,認為應該向阿爾借力。

偶然にもセオドアも勇爵からの助言で、アルに力を借りるべきだと思っていた。

於是當他們去請求時。

そして頼んだ時。

阿莉達沒有錯過阿爾一瞬間露出的表情。

アルが一瞬見せた表情をアリーダは見逃さなかった。

那是一種『沒辦法』的無奈表情。

仕方ない、という諦めの表情。

那表情曾對艾爾娜顯露過,但阿莉達知道在那之前阿爾的視線曾落在自己身上。

それはエルナに対して見せた表情でもあったが、その前にアルの視線が自分を捉えていたこと、アリーダはわかっていた。

是因為他對青梅竹馬心軟才答應的。

幼馴染に甘いから引き受けた。

但不僅於此。

それだけではない。

他眼神中也帶著對自己的一絲愧疚。

自分に対する引け目も、あの表情にはあった。

「……是近衛騎士將殿下捲入了這件事。我們能做的只有取得結果,其他的一切不過是雜念」

「……近衛騎士が殿下を巻き込んだのです。できることは結果を出すことのみ。ほかのすべては雑念でしかありません」

阿莉達緩緩從鞘中拔出劍。

ゆっくりとアリーダは剣を鞘から引き抜いた。

西奧多佩戴的腕環在發出反應。

セオドアがつけていた腕輪が反応している。

那表示奈傑爾即將轉移到此處。

もうナイジェルが転移してくるということだ。

「――為了殿下」

「――殿下のために」

她低聲呢喃著,進入臨戰狀態。

小さく呟きながら、アリーダは臨戦態勢に入ったのだった。

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奈傑爾被傳送到的地方。

ナイジェルが転移した先。

出現在那裡的是一名從未見過的女子,還有久違的師兄身影。

そこにいたのは初めて見る女と、久しぶりに見た兄弟子の姿だった。

「真是小聰明的計謀」

「小賢しい策だ」

奈傑爾冷冷地說出這句,將炎神擺到上段姿勢。

そう吐き捨てて、ナイジェルは炎神を上段に構えた。

兩人也同步採取了戰鬥姿勢。

すると、それに合わせて二人も構えを取った。

「帝國近衛騎士團團長,阿莉達·馮·維特林」

「帝国近衛騎士団団長、アリーダ・フォン・ヴァイトリング」

「帝國近衛騎士團副團長,西奧多·萊爾茲」

「帝国近衛騎士団副団長、セオドア・ライルズ」

兩人一自我介紹的瞬間。

二人が名乗った瞬間。

現場氣氛瞬間緊繃。

その場の空気が一瞬でピリついた。

作為劍士的本能在向奈傑爾發出警告。

剣士としての本能がナイジェルに告げていた。

這不是二打一就能贏的對手。

二対一で勝てるほど甘い相手ではない、と。

即便如此,奈傑爾仍將這種本能壓了下去。

それでもナイジェルは、その本能をしまい込んだ。

「對手一點也不弱啊」

「相手にとって不足はないな」

「是嗎」

「そうですか」

旁邊傳來一個聲音。

声が横から聞こえてきた。

奈傑爾順著身體的反應扭動身軀。

ナイジェルは体が反応するに任せて、身をよじる。

結果,側腹被斬出一道淺傷。

すると、脇腹を浅く斬られていた。

若再慢一步,恐怕會受重傷。

もう少し遅ければ深手を負わされていただろう。

原本就在他面前的阿莉達,不知何時已到了身側。

先ほどまで自分の前にいたアリーダが、気づけば横にいた。

看見她的速度,奈傑爾便在自身周圍展開了火焰結界。

そのスピードを見て、ナイジェルは炎の結界を自分の体の周りに張った。

攻防一體的火焰結界耗能極高,且使用了炎神之焰,導致攻擊力下降。

攻防一体の炎の結界は燃費が悪いうえに、炎神の炎を使うため、攻撃力が下がる。

像剛才那樣,一旦專心攻擊就不得不解除的術式。

さきほどのように、攻撃に専念し始めたら解除せざるをえない技だ。

他仍將防禦擺在優先,正是因為判定阿莉達極具危險性。

それでも防御を優先させたのは、それだけアリーダが危険だと判断したから。

「我們既不欠缺也不多餘。只是因為命令,所以討伐你,僅此而已」

「私たちには不足も妥当もない。ただ、命令だからあなたを討つ。それだけです」

「不愧是近衛騎士團的團長……真有意思」

「さすがは近衛騎士団の団長……楽しませてくれる」

「我一點也不覺得有趣。你是已故羅斯亞克伯爵的弟子,奈傑爾。我奉阿諾爾特殿下的命令,討伐你」

「私は楽しくなどありません。亡きロスアーク伯爵の弟子、ナイジェル。アルノルト殿下の命令により、あなたを討ちます」

說完,阿莉達便緩緩向奈傑爾邁步走去。

そう宣言するとアリーダはゆっくりとナイジェルへ向かって歩き始めたのだった。