最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第四百六十二話 賴床的一天
帝劍城的早晨來得很早。
帝剣城の朝は早い。
因為父上一大早就開始工作。
父上が朝早くから仕事をするからだ。
這樣一來,所有人就會提早開始活動。
そうなると全員が早めに動き出す。
真是令人困擾。
迷惑な話だ。
「早安,亞爾諾特殿下」
「朝でございます。アルノルト様」
「今天是賴床日……別吵醒我……」
「今日は惰眠の日だ……起こすな……」
我一邊在床上把被子蓋到頭上,一邊回答。
ベッドの上で布団をかぶりながら俺は答えた。
旁邊傳來塞巴斯的嘆息,但若去在意的話就無法盡情賴床。
横からセバスのため息が聞こえたが、気にしていては惰眠は貪れない。
在藩國的時候我勉強算得上是宰相。為了不被人輕視,我努力過著規律的生活,但既然回到城裡,就沒必要再繼續那樣了。
藩国では仮にも宰相だった。舐められるわけにもいかないため、頑張って規則正しい生活を送ったが、城に戻った以上、それを続ける必要もない。
今天就好好賴個夠吧。
今日はたっぷり惰眠を貪ろう。
帶著這個決心,昨晚我躺進了床裡。
そう決心して昨日の夜、ベッドの中に入った。
身為皇子,昨日剛做的決定今天不能翻悔;既然決定了就得貫徹。
皇子として昨日の今日で翻意するわけにはいかない。一度決めたら貫かねば。
「那麼,應該什麼時候叫您起床比較好呢?」
「それではいつ頃起こせばよろしいですか?」
「等我自己醒來的時候……」
「俺が起きたときだ……」
「原來如此。真是令人深思的話呢」
「なるほど。考えさせられるお言葉ですな」
塞巴斯無奈地說完,然後離開了床邊。
セバスは呆れた様子でそう言って、ベッドから離れていった。
這樣我終於可以睡了。
これでやっと眠れる。
帶著這樣的想法,我便沉入了賴床之中。
そう思いながら俺は惰眠へと向かったのだった。
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從那之後到底過了多少時間呢?
あれからどれほどの時間が経っただろうか?
我在深沉的黑暗中漂浮著。
深い闇の中で俺は漂っていた。
彷彿在深海般的黑暗中,緩緩被帶走。
まるで深い海のように暗い中をゆっくりと流されていく。
正當我任由那份舒適包覆時,突然有光芒照進這片深海般的黑暗。
その心地よさに身を任せていると、突然、深海に光が差し込んだ。
誰!?是誰打擾我的睡眠!?
誰だ!? 俺の眠りを邪魔する奴は!?
我微微睜開眼,窗簾被拉開了。
薄っすらと目を開けるとカーテンが開けられていた。
刺眼的光線灑進房間裡。
眩しい光が部屋に差し込んでくる。
「塞巴斯……不要拉開窗簾……」
「セバス……カーテンを開けるな……」
「可惜的是,塞巴斯不在喔?」
「残念ながらセバスはいないわよ?」
聲音在耳邊響起。
耳に響く声。
那是我聽慣的聲音,卻又令人懷念。
それは聞き飽きた声で、そしてなんとも懐かしい。
作為最後的抵抗,我把被子蒙到頭上。
最後の抵抗で、俺は布団を頭まで被った。
「今天要睡覺……」
「今日は、寝るんだ……」
「都已經中午了喔?應該夠了吧?」
「もうお昼よ? 十分でしょ?」
「才剛中午吧……」
「まだお昼だろ……」
「一天已經過了一半了喔?」
「一日の半分がもう終わったのよ?」
「還有一半呢……」
「まだ半分ある……」
「只是價值觀不同而已」
「価値観の違いね」
我小聲說了句『也是』,結果被子被搶走了。
そうだなと、小さく呟くと布団を奪われた。
「啊~……」
「あ~……」
「別再發出那種可憐的聲音了,快振作一點!」
「情けない声を出してないで、シャキッとしなさい!」
沒錯,向我怒吼的就是艾爾娜。
そう俺を怒鳴りつけるのはエルナだ。
她怎麼會在房間裡?
どうしてこいつが部屋にいるのか?
不用多想。
考えるまでもない。
她是來把我叫醒的。
俺を起こしに来たのだ。
這個惡魔。
この悪魔め。
「我大概有一年都過著規律的生活……」
「俺は一年ほど規則正しい生活をしてたんだ……」
「是嗎?好厲害呢。算是進步了。」
「そうなの? すごいじゃない。進歩だわ」
「所以我決定把今天定為好好賴床的一天……」
「だから今日は惰眠を貪る日と定めた……」
「睡夠了吧?起床。」
「十分貪ったでしょ? 起きなさい」
那麼說著,艾爾娜朝我指了指,接著用水系魔法把我的臉弄濕。
そう言ってエルナは指先を俺に向けると、水の魔法で俺の顔を濡らす。
那份冰冷讓我的頭腦逐漸清醒。
その冷たさに頭が覚醒していく。
「……毛巾」
「……タオル」
「給你」
「はい」
我只說了一句,艾爾娜就把毛巾扔過來了。
一言告げると、エルナが投げてよこしてきた。
擦乾臉後,我稍微喘了口氣,然後瞪了艾爾娜一眼。
それで顔を拭いたあと、俺は一息ついてからエルナを睨んだ。
「真是最糟的醒來方式。你覺得為什麼?」
「最悪な目覚めだ。どうしてだと思う?」
「你在這種時間起來。下次要記得早起。」
「こんな時間に起きたからね。次からは早起きを心掛けなさい」
「人就是想睡就睡最舒服!為什麼你不懂!?」
「人間は寝たいときに寝るのが一番なんだ! なぜそれがわからん!?」
「我才不想知道呢。那樣不就跟野獸沒兩樣嗎?」
「わかりたくないわ。獣と変わらないじゃない、それじゃ」
艾爾娜沒看我一眼便說,然後連續拉開窗簾。
エルナはこっちを見もせずにいうと、次々にカーテンをあけていく。
刺眼的光充滿了房間。
眩しい光が部屋を満たしていく。
這光線也太亮了。
なんて光量だ。
眼睛都要被灼傷了……。
目が焼ける……。
「一早就被打擊了……我已經動彈不得。」
「朝からダメージを受けた……もう動けない」
「都已經中午了,快去換衣服。」
「もうお昼よ。早く着替えなさい」
「我去換衣服,你出去。」
「着替えるから出ていけ」
「正是這個打算。不過如果你再貪睡的話,從明天起我會每天來叫你起床。」
「そのつもりよ。ただし二度寝したら、明日から毎日起こしに来るから」
說完這句讓人難以置信的威脅話,艾爾娜離開房間了。
とんでもない脅し文句を残して、エルナは部屋から出ていく。
真是個可怕的傢伙。
なんて恐ろしい奴だ。
根本不像是人類。
とても人とは思えない。
究竟是怎麼被養成的,才會變成那樣呢。
どういう育ちをしたら、あんなふうになるのやら。
我無奈地換好衣服,正好在這時聽到敲門聲。
諦めて服を着替えると、ちょうどいいタイミングでノックが聞こえてきた。
我應了一聲「請進」,艾爾娜和菲奈走了進來。
どうぞと応じると、エルナとフィーネが入ってきた。
菲奈手上端著放著點心的托盤。
フィーネの手には軽食が乗った御盆。
「早安,阿爾大人,請用。」
「おはようございます、アル様。どうぞ」
「啊,謝謝。」
「ああ、ありがとう」
我道了謝,先把那些點心吃掉。
礼を言って、俺はその軽食をとりあえず平らげる。
然後我看向那個一臉得意、佔據著沙發的艾爾娜。
そしてソファーに我が物顔で座っているエルナに目を向ける。
「既然醒了,就去別處待著。」
「起きたからどっか行け」
「那可不行,我是有事才在這裡的。」
「そういうわけにはいかないわ。私は用があってここにいるんだもの」
「那就趕快把要說的事說出來吧,說清楚你的用件。」
「ならさっさと用件を言え、用件を」
「在那之前先跟你說一下近衛騎士團的事。重建的編制有兩支,第八近衛騎士隊是由芬獨自擔任。還有一支,第十近衛騎士隊也有了新任隊長。」
「その前に近衛騎士団のことを伝えておくわ。再建された部隊は二つ。第八近衛騎士隊はフィンが一人で担っているわ。もう一つ、第十近衛騎士隊にも新任の隊長がついたわ」
「那我知道。我昨天瞥見過,但那張臉我不認識。」
「そこまでは知っている。昨日、チラリとみたが知らない顔だったぞ?」
「名字是布魯克哈特。芬是以特例直接擔任隊長,但布魯克哈特是靠選拔試驗勝出而成為隊長。這是自從我以來,第一次在第一次試驗就決定人選呢。」
「名前はブルクハルト。フィンは特例で即隊長だったけど、ブルクハルトは選抜試験を勝ち抜いて隊長になったわ。私以来の第一次試験での決定ね」
近衛騎士隊的隊長選拔試驗。
近衛騎士隊の隊長選抜試験。
第一次試驗總是相同的。
第一次試験は常に一緒だ。
所有人被放進一個大擂台,必須在規定時間內,或直到人數減到指定數目為止,平安熬過。
一つの大きなリングに全員が入れられ、一定時間、または一定数になるまで、無事にやり過ごす。
周圍的人全都是競爭對手。
周りは全員ライバル。
問題是,圍在周遭的都是現役的近衛騎士,或擁有相當實力的人。
ここで問題なのは、周りにいるのは現役の近衛騎士か、それ相応の力を持つ者であることだ。
所要求的並不只有力量。
求められるのは力だけじゃない。
需要巧妙地抑制力量,並具備不會成為眾人目標的小聰明。
巧みに力を抑え、集団の標的にならない小賢しさも必要になる。
因為一旦被判定為危險,對手們就會聯手。
危険だと判断されたら、ライバルたちが手を組んでしまうからだ。
唉,反正就是那種試驗。
まぁ、そういう試験なんだが。
偶爾會有用武力解決一切的傢伙。
たまにすべてを力で解決する奴がいる。
不是只是達到指定人數,而是瞬間把除自己以外的所有人都擊倒,直接免去下一關的那種情況。
一定数どころか自分以外の全員を即座にノックダウンさせて、次の試験は不要というパターンだ。
「近衛騎士隊長能有猛者倒是令人放心。那麼?是哪方、誰把那樣的猛者派來的?」
「近衛騎士隊長が猛者なのはありがたいな。それで? どこの誰がそんな猛者を送り込んだんだ?」
「推薦者是艾利克殿下。本名叫布魯克哈特·馮·阿爾滕布魯克,據說是阿爾滕布魯克公爵家的庶子。」
「推薦者はエリク殿下よ。本名はブルクハルト・フォン・アルテンブルク。アルテンブルク公爵家の庶子だそうよ」
「真是的……」
「やれやれ……」
阿爾滕布魯克家也準備了個了不起的隱藏王牌啊。
アルテンブルク家もとんでもない隠し玉を用意していたな。
居然在這種情勢下,派出一位武藝出眾的庶子進入近衛騎士團。
この状況下で武芸に秀でた庶子を近衛騎士団に送り込むとは。
「如果和你打起來會怎麼樣?」
「お前と戦ったらどうなる?」
「我會贏,理所當然。不過,除了我之外,其他人會怎麼樣就不得而知了。」
「私が勝つわ。当然でしょ。けど、私以外じゃどうなるかはわからないわね」
「有那麼厲害嗎?」
「それほどか」
所謂『我以外』是指我周遭那些有實力的人。
私以外というのは、俺の周りにいる実力者たちのことを指している。
在艾利克兄長的推薦下,來自阿爾滕布魯克家的庶子。
エリク兄上の推薦で、アルテンブルク家の庶子。
若接下來爭端升級,衝突就有可能發生。
これから争いが激化したら、衝突することもありえる。
當然,近衛騎士隊長不會服從皇帝以外的命令,但我們無法拿這點去指責對方。
もちろん近衛騎士隊長は皇帝以外の命令では動かないが、それをこちらが指摘することはできない。
因為艾爾娜正在協助我們。
エルナが俺たちに協力しているからだ。
雖然不是全面性的協力,但協助確實存在。若因此著手限制對方的行動,反而會讓我們吃虧。
全面的にでないにしろ、協力は事実。そこをついて相手の行動を制限すれば、俺たちのほうが困る。
「真麻煩。」
「困ったもんだ」
「嘛,那只是順帶一提。我今天是以仲介者的身分來的。」
「まぁ、それはあくまでついでよ。今日来たのは仲介役として」
「作為仲介者?」
「仲介役として?」
「有個人想私下和你見面。你怎麼打算?」
「あなたと個人的に会いたい人がいるの。どうする?」
對於艾爾娜的問話,我又嘆了口氣。
エルナの問いに俺は再度ため息を吐いた。
勇爵家的繼承女、近衛第三騎士隊的隊長、以及聖劍召喚者。
勇爵家の跡取り娘、近衛第三騎士隊の隊長、聖剣召喚者。
艾爾娜的頭銜個個都是重量級的。
エルナの肩書きはどれもビッグなものだ。
能請艾爾娜做仲介,代表對方也相當有來頭。
そのエルナに仲介を頼めるということは、相手もそれなりに大物ということだ。
「立刻就遇到麻煩事嗎?」
「さっそく厄介事か」
「那個我就不知道了。」
「それは知らないわ」
艾爾娜不負責任地答道。
無責任にエルナは告げる。
嘛,艾爾娜應該不會介紹不值得信賴的人吧。
まぁエルナが信用ならない人物を紹介することはないだろう。
我這樣判斷後,便輕輕點了點頭。
そう判断して俺は静かに頷いた。