首頁 目錄

最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第四百五十三話 內通者

在前往邊境貴族府邸的路上。

辺境貴族の下へ向かう途中。

我遭遇了埋伏。

俺は待ち伏せにあった。

確切來說,是發現了埋伏部隊。

正確には待ち伏せ部隊を見つけた、だが。

「真是的,果然還是有以感情行事的人呢。」

「やれやれ、やはり感情優先の奴らがいたか」

「要怎麼處置?」

「どうなさいますか?」

策劃襲擊我的那群人,被塞巴斯發現並制伏了。

俺への襲撃を計画していた奴らを、セバスが見つけて無力化した。

作為宰相的我身邊,自然有護衛隊。

宰相である俺の傍には、当然ながら護衛部隊がいる。

被他們發現的話會引發大事。

彼らにばれては大事になるだろう。

「先把他們軟禁起來。反正只是少數人的擅自行動。若因此讓布拉德等人遭到貴族的責難那就糟了。」

「どこかに軟禁しておけ。どうせ一部の独断だ。そいつらのせいで、ブラッドたちが貴族の突き上げを食らうのは困る」

塞巴斯會意地一禮,然後離開了。

セバスは心得たとばかりに一礼すると、その場を後にする。

特勞兄長的側近必須成為勝者,不能留下可被乘隙而入的破綻。

トラウ兄さんの側近たちは勝者でなければいけない。そのためには付け入る隙を与えてはいけない。

他們對踢落他人這種事特別敏感。

他人を蹴落とすことには敏感な連中だ。

僅僅我被盯上的事實,就可能成為攻擊布拉德等人的藉口。

俺が狙われたという事実だけでも、ブラッドたちを攻撃しかねない。

若在那裡爆發衝突,收場會拖很久。

そこで激突が起きると、決着が長引く。

沒時間讓事情拖延下去。

そんなことをしている暇はない。

「走吧!立刻移動!別拖泥帶水!」

「さぁ! 移動するぞ! もたもたするな!」

我催促眾人,一行人匆匆趕往邊境貴族府邸。

一団を急かし、俺は辺境貴族の下へ急ぐ。

心想大概這次的邊境巡視應該是最後一次了吧。

おそらく辺境巡りはこれが最後だろうなと思いながら。

■■■

■■■

一週後。

一週間後。

又抓了幾名邊境貴族後,我回到了王都。

さらに辺境貴族を逮捕した俺は、王都に戻ってきた。

這次看來並非由特勞兄長一意孤行地決定釋放。

今回はトラウ兄さんの独断で釈放ということにはなってないようだ。

因此不滿應該更加積累了。

その分、不満は一層溜まっているだろう。

想必已經有好幾封懇求的信件送到特勞兄長那裡了。

きっと、トラウ兄さんの下には懇願の手紙がいくつも届いているはずだ。

「當王還真不容易,總是被迫要做出判斷呢。」

「王ってのは大変だな。いつも判断に迫られる」

「聽你這麼說,實在不像不是把人逼到必須做決斷的那種人會說的話呢……」

「判断に迫られるような状況に追い込んだ人間が言う言葉とは思えませんですわ……」

城中一室。

城の一室。

米婭在那裡被我的發言嚇得一臉錯愕。

そこでミアが俺の発言にドン引きしていた。

為這點就退縮,還差得遠呢。

この程度で引くなんて、まだまだだな。

另一方面,菲內帶著笑容假裝沒聽見我的話,向我遞上紅茶。

一方、笑顔で俺の発言を聞かなかったことにして、フィーネが俺に紅茶を差し出す。

「請用,阿爾大人。」

「どうぞ、アル様」

「啊,謝了。藩國的令嬢們進展如何?菲內。」

「ああ、ありがとう。藩国の令嬢たちはどうかな? フィーネ」

「老實說,還需要一點時間。」

「正直、もう少しかかるかと」

菲內跟隨我來到藩國,但在藩國的職責其實沒有特別規定。

俺に付き従って藩国にやってきたフィーネだが、藩国でやることは特に決まっていなかった。

我本也沒打算特別讓菲內做什麼事,但她自然地和藩國的大小姐們打成一片。

俺もフィーネに何かをさせる気はなかったのだが、フィーネは自然と藩国の令嬢たちと仲良くなった。

漸漸地,在回答那些令嬢們的問題時,菲內彷彿開起了小小的教室。

そして、仲良くなった令嬢たちの質問に答えているうちに、フィーネの教室みたいなものが出来上がった。

菲內教授各國的簡要歷史與禮儀等內容。

各国の簡単な歴史や礼儀などをフィーネが教える教室だ。

很快成為話題,許多令嬢前來參加。

すぐに話題になり、多くの令嬢が参加した。

然而,若要說藩國的令嬢們有教養還說不上。

だが、藩国の令嬢たちはお世辞にも教養があるとは言えなかった。

因為她們根本不曾走出藩國。

藩国の外に出ないからだ。

只要有最低限的教養就足夠了。

最低限の教養さえあれば事足りた。

但未來的藩國將會與各國交流,不僅與帝國,還會與聯合王國往來。

だが、これからの藩国は各国と交流していくことになる。帝国はもちろん、連合王国とも交流するだろう。

站在政治舞台上的人的素養當然重要,同時令嬢彼此的交往也有助於政治。

政治の場に立つ者の資質も重要になるが、同時に令嬢同士の交流も政治に役立つ。

在帝國,皇后與各國王室保持密切聯繫。

帝国では皇后が各国の王族と連絡を密に取り合っている。

因此,令嬢的教養對國家有利。

そういう風に令嬢の教養は国家にとって有益となる。

為了培養這些,菲內一直在努力。

それを育てるために、フィーネが頑張ってくれているわけだが。

「教養不是那麼容易養成,文化也不會一朝一夕成形。這件事只能給它時間。」

「そうそう簡単には教養は身につかないし、文化は育たない。こればかりは時間をかけてもらおう」

「是的。最近瑪莉安娜大人也開始來幫忙,對我很有幫助。聽說我離開後會由瑪莉安娜大人接手。」

「はい。最近はマリアンヌ様も来られるようになって、助かっています。私がいなくなったあとはマリアンヌ様が引き継ぐそうです」

「王妃在聯合王國生活很久了嘛。」

「王妃は連合王国生活が長かったからな」

在藩國裡是個例外的人物。

藩国では例外的な人物だ。

盡量把菲內的知識傳下去,剩下的只能靠瑪莉安娜努力或向帝國借調人才了。

なるべくフィーネの知識を伝えて、あとはマリアンヌに頑張ってもらうか、帝国から人材を借りるかしかないだろう。

「雖然表面上看起來悠哉,但要將你排除的動作其實正在加速,知道嗎?」

「のんびりしていますけれど、あなたを排除しようとする動きは加速しているんですわよ?」

「要排除的話就去做吧,想排除我不就是他們的目的嗎?」

「排除するならどうぞ、やればいい。それが狙いだって言ってるだろ?」

「你不擔心自身安全嗎?剛剛才差點被襲擊耶?你自己也說過,怨恨很麻煩的。」

「自分の身の安全を心配しないんですの? この前、襲われかけたばかりですわよ? 自分で言ったんですわよ? 恨みは厄介だと」

「強硬派已經被抓了,那股暴走反而會讓布拉德收緊內部的控制。」

「強硬派は捕まえてあるし、その暴走でブラッドは引き締めを図っているはずだ」

「為什麼可以說那位內務大臣不會因為怨恨而失控呢?」

「その内務大臣が恨みで暴走しないとなぜ言えるんですの?」

「不會的。那傢伙從一開始就知道一切。」

「しないさ。あいつは最初からすべてを知っているからな」

「……欸?」

「……はい?」

米婭瞬間愣住。

ミアが一瞬固まる。

菲內則沒那麼驚訝。

フィーネはあまり驚かない。

最近我與布拉德一直處於對立。

最近、ずっと俺とブラッドは対立してきた。

大家都認為反對宰相的最前鋒就是布拉德。

誰もが反宰相の最先鋒はブラッドだと思っている。

但,然而。

だが、しかし。

「那傢伙一上任為內務大臣時,我就跟他談過這次的規劃了。」

「あいつが内務大臣に就任した時点で、俺は今回の展望を話している」

「內務大臣就任……那幾乎是他剛來藩國的時候啊!?那時就已經想好現在這種布局了!?還有,他從那時候就是同夥!?為什麼要讓我去探查那麼多次啊!?」

「内務大臣に就任って……ほとんど藩国に来たばかりの頃ですわよ!? その頃から今の展開を考えていたんですの!? っていうか、その頃から仲間!? 私に何度も探らせたのは何だったんですの!?」

「在來到藩國之前,我就已經看出藩國貴族的問題。習於不正是個問題,部分貴族勢力過於集中也是問題。為了根除,必須有人徹底取締。將來我還會回到帝國,由我來做最合適;但這樣一來,就需要有人控訴要排除我的人,因此我和特勞兄長商議,把那個角色交給布拉德,讓他擔當。下一任宰相就是布拉德。這種程度的腹謀是必須的。」

「藩国に来る前から、藩国の貴族の問題点はわかっていた。不正に慣れているのも問題だし、一部の貴族が力を持ちすぎているのも問題だ。解決するためには、一人が徹底的に取り締まる必要がある。いずれ帝国に戻る俺が適任だ。だが、そうなると俺の排除を訴える者が必要となる。だから、トラウ兄さんと相談して、ブラッドにその役目を任せた。次の宰相はブラッドだ。それぐらいの腹芸はしてもらわないと困る」

「這根本不是答案!究竟為什麼要讓我去探那麼多次!?」

「答えになっていませんですわ! 私に何度も探らせた理由はなんですの!?」

「不探查會讓人起疑吧?只要我的手下在布拉德周圍打探,布拉德就不會被懷疑。如果連敵人都是事先安排好的自導自演被揭穿,那就麻煩了。」

「探っていないと怪しまれるだろう? 俺の手勢がブラッドの周りを探っていれば、ブラッドは怪しまれない。敵から何まで、すべて用意された自作自演とばれたら大変だからな」

發現強硬派會失控並發動襲擊,也是布拉德通報的。

強硬派が暴走し、襲撃をしかけるとわかったのもブラッドからの連絡だ。

就算是塞巴斯,一邊護衛我一邊發現襲擊前的部隊也很困難。

いくらセバスでも、俺の護衛をしながら襲撃前の部隊を見つけるのは難しい。

正因為知道地點,才得以制伏。

場所が分かっていたから、制圧できたわけだ。

「菲內不會感到驚訝嗎?」

「驚かないんだな? フィーネは」

「我只是覺得也許會是這樣。與阿爾大人對立的人,往往愛用『沒用的宰相』這種說法,但我從未見過那位用過這樣的詞。」

「そうかもしれないと思っていただけです。アル様と対立する方は、好んで出涸らし宰相という言葉を使いますが、あの方が使っているところは見たことがありませんから」

「我完全沒放在心上……我們平常的爭吵也是演戲嗎?」

「そんなところ気にしませんでしたわ……いつも口論していたのも演技ですの?」

「不是演戲。只是會在彼此都能指出的問題上爭論而已。像是我對特勞兄長的稱呼,或布拉德的失誤之類,大家在有過錯的地方互相爭執。」

「演技じゃない。互いに指摘しても問題ないところで口論していただけだ。俺のトラウ兄さんへの呼び方とか、ブラッドの失敗だとか。互いに非がある部分で言い合いはしていた」

不是互相辱罵,而僅止於口角。

罵り合いではなく、あくまで口論。

不會發展成嚴重的衝突。

深刻なものには発展しない。

多數人認為布拉德有分寸,因此沒必要做得更過火。

多くの者はブラッドが一線を弁えていると見ていたから、それ以上のことをする必要もなかった。

「看來我的偵查都白費力氣了呢……」

「私の偵察は無駄骨でしたのね……」

「要騙敵人,最好從友方下手。知道內情的只有特勞兄長、我和布拉德。貴族們根本察覺不到。」

「敵を騙すには味方からっていうからな。知っているのはトラウ兄さんと俺とブラッドだけだ。貴族たちには気づきようがない」

「為什麼連敵人都要自己安排……?」

「なんで敵まで自分で用意したんですの……?」

「一連排除我的計畫會決定藩國的未來,也關係到特勞兄長的前途。這種重大事情不能與一個根本不了解情況的敵人共享。如果有像盟友般可靠的有能敵人還另當別論,否則還是讓盟友去做比較好。」

「俺を排除する一連の流れは、藩国のこれからを決める。それはトラウ兄さんの今後を決めるということだ。そんな大事なことを良くも知らない敵と共有はできんよ。味方ほどに信頼できる有能な敵がいるならまだしも、いないなら味方にやってもらったほうがいい」

排除我的這招只可使用一次。

俺の排除は一度しか使えない手だ。

不容許失敗。

失敗は許されない。

既然要把包括我在內的麻煩人物一併清除,一旦失敗就會招致那些人的怨恨,將為日後埋下禍根。

俺ごと面倒な奴らも排除する以上、失敗すればそいつらの恨みを買う。そうなると今後の禍根になるだろう。

要做就徹底地一次性了結一切。

やるなら徹底的に、そして一度ですべてを終わらせるべきだ。

需要的是辦事的俐落與效率。

求められるのは手際の良さだ。

把地盤固到連我自己都無法反擊時再出手,行動時要一瞬間決勝負。

俺が本気で何もできないほど、周到に地盤を固め、動くときは一瞬で。

正當我這麼想著時,門被敲了。

そんなことを思っていると、扉がノックされた。

「請進。」

「どうぞ」

「失禮了。阿爾諾爾特宰相,藩王陛下召見。」

「失礼します。アルノルト宰相、藩王陛下がお呼びです」

敲門的人是布拉德。

ノックをしたのはブラッドだった。

他的後面跟著大批士兵。

その後ろには大勢の兵士がいる。

對此,我笑了笑。

それに対して、俺は笑う。

「待會兒再去。」

「後で行こう」

「是王命,要您立即前往。」

「今すぐに、という王命でございます」

「什麼?」

「なに?」

「帝國皇帝陛下回信了。內容大概就是關於那件事。」

「帝国の皇帝陛下から手紙が返ってきました。用件はそれについてかと」

「我沒聽說這檔事啊?」

「そんな話は聞いていないぞ?」

「所以我沒事先告知您。」

「話していませんので」

說完布拉德微微抬手示意。

そう言ってブラッドは軽く手をあげる。

士兵們便紛紛進入房內。

すると兵士たちが続々と部屋へ入ってきた。

米婭情不自禁地緊張戒備,我則一邊制止她一邊舉起雙手。

ミアが思わず身構えるが、俺はそれを制止しつつ両手をあげた。

「原來如此……也就是不准任何人行動,對吧。」

「なるほど……何もさせないということか」

「就是這樣。請跟我們走,其他人去搜查房間。」

「そういうことです。ご同行ください。他の者は部屋を調べろ」

也不讓人有機會毀滅證據。

証拠隠滅もさせない。

若涉及父親的事件,就無法拒絕了。

父上が関わる一件となると、拒否することもできない。

「到時候記住我會算帳的?」

「後で覚えていろ?」

「放心吧。你已經沒有後路了。」

「ご安心を。あなたに後はありませんので」

布拉德這麼說著,開始押著我離開。

そう言ってブラッドは俺を連行し始めたのだった。