最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
外傳・二話 另一位解讀者
我在帝國魔導學院裡走著。
帝国魔導学院の中を俺は歩いていく。
教室裡正在聽講的學生們看向我,投以異樣的眼神。
教室で講義を受けていた生徒たちが、俺を見て奇異な目を向けてくる。
黑色長袍、銀色面具。
黒いローブに銀の仮面。
顯然是個可疑的人物。
明らかに怪しい人物だからな。
這時有一隻紙鳥飛到我面前。
そんな俺の前に紙の鳥が飛んできた。
應該是操風把它送到我這裡來的吧。
風を操り、俺の前まで飛ばしてきたんだろう。
牠像在嘲弄似地輕飄飄在我面具前來回舞動。
おちょくるようにヒラヒラと仮面の前を行き来している。
「院長,請不要讓這種來歷不明的人進入學院,行嗎?」
「学院長! あまり得体のしれない奴を学院に入れないでもらえますかね?」
幾個男學生邊說邊笑。
そう言って数人の男子生徒が笑う。
想必是貴族的孩子吧。
貴族の子供だろう。
態度非常囂張。
明らかに態度が悪い。
看來他們沒注意到我旁邊的院長已經面色蒼白。
俺の横で学院長の顔が真っ青になっているのがわからないらしい。
要不要稍微嚇唬他們一下?
少し脅かしてやるか。
「這是你的嗎?」
「これは君のか?」
「啊,是的。」
「ああ、そうだ」
我指著紙鳥問,那個帶頭看起來頗為囂張的少年回答道。
紙の鳥を指さして訊ねると、リーダー格の生意気そうな少年が答える。
紙鳥的動作變得更激烈,彷彿在挑釁說『能抓就來試試看』。
捕れるものなら捕ってみろといわんばかりに、紙の鳥の動きが激しくなった。
我用結界將紙鳥圍住,然後以極快的速度把它彈回到少年前。
そんな紙の鳥を結界で囲み、俺は猛スピードで少年の下に飛ばし返した。
紙鳥從少年的身旁掠過,穿過敞開的窗戶,一下子飛出屋外。
紙の鳥は少年の真横を通り過ぎ、空いていた窓を抜けて外へと一気に駆け抜けていってしまう。
少年被這瞬間的變化嚇得愣住。
一瞬の出来事に少年は固まっている。
「你剛說我是來歷不明的人?我是冒險者公會帝都支部所屬的SS級冒險者西爾瓦,請問你叫什麼名字?」
「得体のしれない奴と言ったな? 冒険者ギルド帝都支部所属、SS級冒険者のシルバーだ。君の名を聞かせてもらえるか?」
「西爾瓦……」
「シルバーって……」
「帝都的SS級冒險者……?」
「帝都のSS級冒険者……?」
「古代魔法的使用者怎麼會出現在學院裡……?」
「古代魔法の使い手がどうして学院に……?」
我一說出名字,教室立刻喧囂起來。
俺の名乗りを受けて教室が一気にざわついた。
那少年似乎終於察覺自己的過失,臉色跟院長一樣變得蒼白。
少年はようやく自分の過ちに気付いたのか、学院長と同じ顔色になった。
「可以告訴我你的名字嗎?」
「名を、聞かせてもらえるか?」
「那、那個……」
「あ、あの……」
「西爾瓦大人……孩子而已,還請多多見諒。」
「シルバー殿……子供ゆえお見逃しいただきたい」
「看來教育有些不到位呢。至少該教會他怎麼說出自己的名字。」
「教育がなっていないようだ。名前くらいは名乗れるようにしておいてほしいものだな」
「非常抱歉……」
「申し訳ない……」
一邊處理這些事,我一邊巡視學院。
そんなことをしながら、俺は学院を見て回る。
可是無論往哪裡找,都找不到看起來有古代魔法素質的人。
しかし、どこを探しても古代魔法の素質がありそうな者は見当たらない。
就這樣我繞完了一圈學院。
そして学院を一周してしまった。
「學生就這些了嗎?院長?」
「生徒はこれですべてか? 学院長」
「現在不是演習時間,應該已經看到所有的學生了。」
「今は演習の時間ではないから、すべての生徒を見たはずだ」
那樣一來,可能是我弄錯了。
そうなると俺の勘違いか。
維姆是躲著讀過,還是有陌生人剛好看到了那一頁呢?
ヴィムが隠れて読んだのか、それとも知らない者が偶然、あのページを読んだだけか。
我正與心中的疑惑搏鬥時,學院的一名教師走來報告。
自分の中の疑念と戦っていると、学院の教師がやってきた。
「院長,來報告一名落第者。」
「学院長、落第者のご報告が」
「哦,原來如此。這次有幾位?」
「おお、そうだったな。今回は何名だ?」
「這次是一位。」
「今回は一名です」
「一位……啊,是那個學生嗎。」
「一名というと……ああ、あの生徒か」
院長看著遞來的紙,點頭表示明白。
学院長は手渡された紙を見て納得したように頷いた。
「那名學生有上課嗎?」
「その生徒は授業には?」
「落第的學生會立刻離開學院,應該沒出現在課堂上。」
「落第した生徒はすぐに学院から去る決まりだ。授業には出ていないだろう」
「我要見那個學生。」
「その生徒に会いたい」
「見了要做什麼?那人完全沒有魔法天賦。只是魔力特別突出的關係,因此才被錄取,但他無法習得任何魔法。」
「会ってどうする? 魔法の才能は全くない生徒だ。魔力だけは飛びぬけていたため、入学させたがどの魔法も習得できなかった」
「不是要做什麼,我只是想見他。如果你不允許,我就自行前去。」
「会ってどうするかではなく、会いたいだけだ。駄目だと言うなら勝手に行く」
我那樣說著,從院長手中奪過紙張,然後就往外走去。
俺はそう言って学院長の手から紙を奪うと、そのまま歩き始める。
既然要離開學院,應該會從正門出去吧。
学院を去るというなら正門から出るだろう。
在那裡等著,應該就能見到他。
そこで待っていれば会えるはずだ。
「知道了,知道了。我會讓你見面的,別擅自行動……」
「わかった、わかった。ちゃんと会わせるから勝手に動かないでくれ……」
「早說就好了。」
「初めからそう言えばいい」
看到院長妥協,我把紙還給他。
学院長が折れたのを見て、俺は紙を返す。
一名魔力特別突出的學生。
魔力だけ飛びぬけた生徒。
而且無法習得任何魔法。
しかもどんな魔法も習得できない。
像我這樣的人,世上恐怕不多。
これほど俺と一致する者はそういないだろう。
問題是,為什麼他沒有自己主動說他會讀懂?
問題は、なぜ自分から読めると言い出さなかったのか?
「那名學生是貴族還是平民?」
「その生徒は貴族か? 平民か?」
「是平民。出身於一個普通的村莊。」
「平民だ。なんてことのない村の出身だな」
「是嗎……」
「そうか……」
院長身上沒有可疑之處。
学院長に不審な点はない。
那麼就只有本人的意願,或是其他學生的意圖了。
となると本人の意向か、もしくは他の生徒の意向だろうな。
如果是阿爾滕布魯克家的人,說不定會用威脅手段。
アルテンブルク家の者なら脅すくらいはやるだろう。
若有兩個能解讀古代魔法魔導書的人,認為會造成麻煩也不奇怪。
古代魔法の魔導書を解読できる者が二人いるのは、困ると考えてもおかしくない。
帶著這種想法,我便跟著院長的引導開始往前走。
そんなことを思いながら俺は学院長の案内に従って、歩き始めたのだった。
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被帶到的房間附近。
案内された部屋の近く。
那裡坐著維姆。
そこにヴィムがいた。
他像是在警戒四周般,正要進房間。
周りを警戒するように部屋へ入ろうとしている。
「又見面了?」
「また会ったな?」
「啊!?」
「っっ!?」
被我喚到的維姆肩膀顫了一下,轉向我這邊。
声をかけられたヴィムは肩を震わせて、俺のほうへ振り向いた。
「維姆君,在這裡做什麼?」
「ヴィム君、ここで何を?」
「那、那個……想來看看落第者的長相……」
「そ、その……落第者の顔を拝んでおこうかと……」
「倒是很有趣的興趣。」
「なかなかいい趣味だな」
聽到我這麼說,維姆的臉頰抽動,表情顯得僵硬。
俺の言葉にヴィムが頬を引きつらせる。
院長也露出不解的表情。
学院長も怪訝そうな顔をしている。
維姆稍微思索後,立刻低頭退走。
ヴィムは少し思案した後、すぐに頭を下げて退散した。
「失禮了!」
「失礼しました!」
「到底想做什麼……?」
「一体、何がしたかったんだ……?」
「不是想再確認一下嗎?」
「念を押しておきたかったんじゃないか?」
「要確認什麼呢?」
「何の念を押すというのだ?」
「誰知道呢。」
「なんだろうな」
搪塞掉院長的質問後,我把手搭在被帶到的房間的門把上。
学院長の問いをはぐらかしたあと、俺は案内された部屋の扉に手をかけるのだった。