最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第四百五十話 各自的啟程
帝都被一片熱狂包圍著。
帝都は熱狂に包まれていた。
身處其中的,是一對男女。
その中心にいるのは一組の男女。
「トラウゴット殿下!萬歲!!」
「トラウゴット殿下! ばんざーい!!」
「マリアンヌ王女殿下!萬歲!!」
「マリアンヌ王女殿下! ばんざーい!!」
民眾紛紛喊出トラウゴット與マリアンヌ的名字。
民は口々にトラウゴットとマリアンヌの名を口にする。
兩人的婚禮盛大華麗地舉行。
二人の結婚式は華々しく執り行われた。
雖然這是一場帶有濃厚政治意味的婚事,但在接連不停的戰爭之後、顯露疲態的帝都民眾,仍然盡情享受了這場慶典。
たぶんに政治色の強い結婚ではあったが、戦争に次ぐ戦争で、疲れの見えていた帝都の民たちはおおいにその祭りを楽しんだ。
前夜祭、婚禮與後夜祭。
前夜祭と結婚式と後夜祭。
為期三日的祭典結束後,兩人踏上了前往藩國的旅程。
計三日かけて行われた祭りのあと、二人は藩国への旅路へとつく。
有一名皇子以陪同的身分離開了帝都。
それに同行する形で、帝都を離れる皇子が一人いた。
「那我就先走了。」
「それじゃあ行ってくる」
「嗯,路上小心。」
「うん、行ってらっしゃい」
簡短的對話。
短い会話。
這不是今生的永別。但對阿爾與雷歐來說,卻是第一次長時間的分離。
今生の別れではない。だが、アルとレオにとっては初めての長い別れだ。
兩人從出生起就是在一起的。
二人は産まれた時から一緒だったのだから。
「請替我向蕾蒂西亞問好。」
「レティシアによろしく言っておいてくれ」
「嗯。」
「うん」
「……希望你們也有一天能辦成這樣的婚禮。」
「……お前たちもこんな結婚式ができたらいいな」
「對啊。要是能有那樣的一天就好了。」
「そうだね。そういう状況になればいいね」
兩人凝視著載著トラウゴット與マリアンヌ的馬車。
二人が見つめるのはトラウゴットとマリアンヌが乗った馬車。
向民眾揮手的兩人臉上都掛著笑容。即便是政治婚姻,看起來也很幸福。
民に手を振る二人の顔には笑顔が浮かんでいる。政略結婚とはいえ、幸せそうに見えた。
「那種日子一定會到來的。」
「きっと来るさ。そういう日が」
「我們自己來創造那樣的日子吧。」
「僕らで作ろう。そういう日を」
「是啊……就這麼做吧。」
「そうだな……そうしよう」
阿爾一邊連連點頭回應雷歐的話,一邊朝馬車走去。
レオの言葉に何度も頷きながら、アルは馬車へと向かう。
護衛隨行的是ネルベ・リッター。
護衛につくのはネルベ・リッター。
由於近衛騎士團無法派遣,取而代之的是由他們在藩國負責護衛工作。
近衛騎士団が派遣できないため、その代わりとして藩国内での護衛も彼らがつくことになっていた。
「那就拜託了,拉斯隊長。」
「それじゃあ頼むよ、ラース隊長」
「是,請放心交給我。」
「はっ、おまかせください」
拉斯靜靜地一禮,作為ネルベ・リッター的團長,他向部下下達指示。
静かに一礼し、ネルベ・リッターの団長であるラースは部下に指示を出していく。
看著那情形,阿爾正要上馬車,這時卻傳來了雷歐的喊聲。
そんな様子を見ながら、アルは馬車へと乗り込もうとするが、そこにレオの声が飛んできた。
「哥哥!」
「兄さん!」
被叫了一聲回頭,看到的是笑容滿面的雷歐。
呼ばれて振り返ると、そこには笑顔のレオがいた。
然後。
そして。
「保重。」
「元気で」
「你也是。」
「お前もな」
就這樣,阿爾踏上了前往藩國的旅途。
こうしてアルは藩国へと旅立ったのだった。
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「看來受了沉重的打擊,對吧?」
「手痛い打撃を受けたようだな?」
佩爾蘭王國的王城。
ペルラン王国の王城。
在自己的房間裡,王太子路西恩一人喃喃自語。
その自室にて、王太子リュシアンは一人呟く。
回答他的是一道影子。
答えたのは影だった。
「哈根蒂與波蒂斯。在四位最高幹部中,我們失去了兩人。」
『ハーゲンティとボティス。四人の最高幹部のうち、二人を失いました』
「不過,周遭的目光已被蒙混過去。」
「しかし、周りの目は誤魔化せた」
「是。我們會繼續潛伏在暗處,時機一到,便成為殿下的助力。」
『はい。このまま闇に潜みます。いずれ時が来れば殿下の力となりましょう』
「我很期待。能補充我們的棋子嗎?」
「期待している。手駒の補充はできるのか?」
「可以。但並非立刻能做到,召喚惡魔並非易事。」
『はい。しかし、すぐにというわけにはいきません。悪魔の召喚はそう容易いことではありませんので』
「我們的王國也需要重建。」
「我が王国も建て直しが必要だ」
路西恩厭惡地皺起了眉頭。
忌々しいとばかりに、リュシアンは顔をしかめる。
影子向路西恩道歉。
そんなリュシアンに影は謝罪する。
「非常抱歉,我們造成了損失。」
『申し訳ありません。被害を出してしまいました』
「問題不在於損失,而在於軍方。軍中的要人仍然仰慕聖女,正因如此,無法為攻略帝國而動員。」
「問題なのは被害ではない。軍のほうだ。いまだに軍の有力者は聖女を慕っている。そのせいで、帝国攻略には動かせなかった」
他曾動用自己栽培的將軍,但那名將軍在與雷奧的交手中被反擊而敗。
自分の子飼いの将軍を使っていたが、その将軍はレオに返り討ちにあってしまった。
與帝國和聯合王國鏖戰的主力,果然還是那些曾與聖女並肩作戰的人。
帝国や連合王国としのぎを削った主力は、やはり聖女と共に戦った者たちなのだ。
若不能動用他們,勝利無望。
彼らが使えなければ勝利は見えてこない。
「殿下有何計策?」
『策はおありですかな?』
「心急會把事情辦砸。只能穩紮穩打,鞏固根基,讓他們認可我們。」
「急いては事を仕損じる。地道に地盤を固めて、認めさせるしかあるまい」
「那麼,殿下您也要暫時按兵不動嗎?」
『では、殿下もしばらくは?』
「是啊。我也會暫時安分。不過時機一到便會行動。掌握大陸霸權的,將會是我們的王國。」
「そうだな。私もしばらくは大人しくするとしよう。だが、時が来れば動く。大陸の覇権を握るのは我が王国だ」
說罷,路西恩毫不掩飾地露出了野心。
そう言ってリュシアンは野心をむき出しにした。
影子向路西恩行了一禮,隨即離去。
そんなリュシアンに影は一礼し、その場をあとにする。
接著,牠穿越了許多生物的影子。
そして、多くの生き物の影を渡り歩いた後。
「大公,準備好了。」
「大公、準備ができました」
「辛苦了。接下來對王國的監視會變得嚴密。我們也該移動了。」
「ご苦労。しばらく王国への監視は厳しい。我々も移動するぞ」
那名被稱為大公的人這麼說著,露出一抹狡黠的笑容。
そう言って大公と呼ばれた人物は、ニヤリと笑う。
失去幹部雖然可惜,但若能免於遭SS級冒險者追擊,這代價也算便宜。
幹部は失ったが、SS級冒険者の追撃を受けずに済んだならば安いもの。
在被放棄的據點,只留下了對我方有利的資訊。
放棄した拠点には都合のいい情報しか残してきていない。
冒險者公會與大陸諸國會因那些資訊而心滿意足,並逐漸放棄協調路線。
冒険者ギルドと大陸の各国は、その情報で満足して協調路線を解くだろう。
如此一來,行動就會更為容易。
そうなればまた動きやすくなる。
「也別鬆懈對帝國的監視。總是來搗亂的雙黑皇子已分裂,威脅雖然減弱,但仍需警戒。」
「帝国の監視も怠るな。いつもいつも邪魔ばかりしてくれる双黒の皇子は分かれた。脅威は薄れたが、それでも警戒すべきだ」
「要將他們處理掉嗎?」
「始末しますか?」
「那兩人身邊總有銀色的影子。別出手。那位魔導師底細難測。」
「あの二人の傍には常にシルバーの影がある。手は出すな。あの魔導師は底が知れん」
說著,大公又露出一個笑容。
言いながら大公はまた笑った。
他知道,那兩個過於嶄露頭角的人,遲早會被其他人類排擠、排除。
頭角を現しすぎた二人は、どうせ人間が排除しにかかるだろうとわかっていたからだ。
然後,大公再次化為影子。
そして大公はまた影となる。
為了來日。
来る日のために。
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「走了嗎……」
「行ったか……」
「是的。」
「はい」
帝劍城。
帝剣城。
在上層,皇帝約翰尼斯低聲喃喃。
その上階で皇帝ヨハネスは呟く。
在旁邊的是三葉。
横にいるのはミツバだった。
「孩子離巢的感覺真奇妙。」
「子供が巣立つというのは不思議な気分だ」
「我也覺得很奇妙。」
「私も不思議な気分です」
「果然還是擔心嗎?」
「やはり心配か?」
「當然了。我是母親。」
「もちろんです。私は母親ですから」
三葉一邊說著,一邊笑了起來。
言いながらミツバは笑っていた。
看到那樣的三葉,約翰尼斯也輕輕一笑。
そんなミツバを見て、ヨハネスもフッと微笑む。
「看起來並不像那麼擔心呢?」
「あまり心配しているようには見えんぞ?」
「我也有自己的擔心。會有不安,比如他能否應付得好、會不會身體出問題之類的。但把不安表露出來也無法解決問題。因此,我會想出許多理由相信那孩子沒問題,想到那些理由臉上就會浮現笑容。」
「私なりに心配しています。不安はあります。上手くやれるのかどうか、体調を崩さないかどうか。しかし、不安を表に出しても解決しません。ですから、あの子なら大丈夫な理由をいくつも思い浮かべています。そうすると笑顔が浮かんできます」
「是嗎。確實如此。」
「そうか。確かにな」
約翰尼斯也能想像,如果是阿爾,即使到了藩國也會悠哉地過日子。
アルならば藩国でものらりくらりとやるだろうことは、ヨハネスにも想像できた。
更令人擔心的反而是特勞戈特那邊。
よほどトラウゴットのほうが心配だった。
不過,只要阿爾在身邊,似乎就沒問題了。
それも傍にアルがいれば大丈夫だろうという気になれた。
「……埃里克與雷奧納爾特的爭鬥表面上已陷入膠著狀態。」
「……エリクとレオナルトの争いは表面上、膠着状態となっている」
「因為雙方都沒有致命一擊。不過,從實力上來看,埃里克佔優勢。」
「互いに決定打のない状況ですからね。しかし、地力で勝るのはエリクです」
「是啊。但既然有惡魔那件事在,埃里克就不能信任。沒有人能保證他不會變成像戈登或贊德拉那樣。」
「そうだ。しかし、悪魔の一件がある以上、エリクは信用できん。ゴードンやザンドラのようにならんという保証がないからな」
「不過,也無法把他排除在外。畢竟埃里克仍是帝位候選人中的首位。」
「とはいえ、遠ざけることもできません。いまだにエリクは帝位候補者の筆頭ですから」
「是啊。正因如此,雷奧納爾特必須超越埃里克。作為皇帝我不能明目張膽地偏袒……但我會支持他。」
「そうだ。だからこそ、レオナルトにはエリクを上回ってもらわねばならない。あくまで皇帝として肩入れはできんが……応援はしている」
「偏袒只會引發無謂的爭端。光有陛下的心意對那孩子來說已足夠。但……」
「肩入れすれば無駄な争いが起きます。お気持ちだけであの子は十分でしょう。ですが……」
「但是,怎麼了?」
「ですが、なんだ?」
三葉露出有些沉思的表情。
ミツバが少し考え込むような表情を見せる。
約翰尼斯見狀問道。
それを見てヨハネスは問いかけた。
「……埃里克自幼便十分聰慧,甚至不輸給維爾海姆。我不明白他為何會如此遲疑不動。」
「……エリクは昔から聡い子です。それこそヴィルヘルムにも負けないほどに。あの子がなぜ、これほどまでに動かないのか。私にはわかりません」
「他大概是不想傷害自己的勢力吧。」
「自らの勢力を傷つけたくなかったのだろう」
「不想傷害的念頭,結果反而造就了最大的敵人。我不覺得埃里克沒有預見到這個結果,肯定有什麼原因。」
「傷つけたくないという思いの結果、最大の敵が生まれました。この結果をエリクが予想していないとは思えません。きっと何かあるのでしょう」
「……確實如此。」
「……確かにな」
「陛下,請多加小心。如果埃里克手握王牌,那肯定會傷及陛下。身處帝位之爭,不能掉以輕心。但……我仍希望能與您一同見證孩子們的時代。」
「陛下、お気をつけを。もしもエリクに切り札があるのなら、それはきっと陛下にも害を及ぼすでしょう。帝位争い中ゆえ、甘いことは言えません。ですが……共に子供たちの時代を見たいと私は思います」
「放心吧。我也是這麼想的。」
「安心せよ。ワシもそう思っている」
說完,約翰尼斯微笑著。
そう言ってヨハネスは微笑む。
但三葉心裡明白。
だが、ミツバにはわかっていた。
皇帝已經做好迎接死亡的覺悟。
すでに皇帝が死を覚悟していることを。
但她仍不追問。
それでも追及はしない。
因為那就是皇帝應有的樣子。
それが皇帝というものだからだ。
總之,第十一部到此結束m(__)m
というわけで、第十一部はこれにておしまいですm(__)m
故事也逐漸進入尾聲了吧。
物語も終盤に迫ってきたんじゃないでしょうか。
會努力盡快把第十二部送上!
第十二部はなるべく早くお届けできるように頑張ります!
至於何時再開,我就不特別明說了。
再開時期はあえて明言はしません。
總之肩膀痠痛,肩膀痠痛……(´;ω;`)
とりあえず肩が凝って肩が凝って……(´;ω;`)
二月三日是兩週年,所以若能發表個短篇SS就好了(・ω・)ノ
二月の三日で二周年ですので、SSでも出せればと思います(・ω・)ノ
那麼,謝謝大家的陪伴。
それではお付き合いくださりありがとうございました。
下次再見,深深一鞠躬。
また会いましょうm(__)m
坦巴敬上。
タンバでした