最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第四百四十二話 找藉口
米亞來後過了好幾天。
ミアが来てから数日。
米亞已經回到北部了。帶著我的信。
すでにミアは北部に帰っている。俺の手紙を持って。
米亞的力量是在去藩國之後才會需要,因此現在把泰德送到萊因費爾特公爵那裡比較好。
ミアの力が必要なのは藩国に行ってからだし、テッドをラインフェルト公爵の下へ送るのは今のほうがいい。
目前,萊因費爾特公爵以輔佐莉澤姊姊的名義在統治藩國。
現在、ラインフェルト公爵はリーゼ姉上の補佐という形で藩国を統治している。
藩王以下的大多數重鎮都已被逮捕,押入帝國監牢,時機一到可能會被處刑。
藩王以下、重鎮たちはほとんど捕まり、帝国の牢獄に送られている。時期が来れば処刑されるだろう。
因此藩國暫無統治者,由莉澤姊姊的軍隊在治理。
そのため藩国には統治者がいない。そこを治めているのがリーゼ姉上の軍だ。
但光靠軍事力量也有辦不到的事,補足那一塊的是萊因費爾特公爵。他答應在特勞兄長和我前往後,暫時提供協助。
しかし、軍事力だけではどうにもならないことがある。そこを補っているのがラインフェルト公爵だ。トラウ兄さんと俺が行った後も、しばらくは力を貸してくれる手筈になっている。
現在大概沒有比這更能學到東西的時候了。
今ほど勉強になるときはないだろう。
正因如此,才會早早把米亞送回北部。
だからこそ、早めにミアを北部に帰した。
那倒沒錯。
それは良いのだが。
「真是的……怎麼會變成這樣?」
「まったく……どうしてこうなった?」
我看著堆在書桌上的畫像,低聲嘟囔。
俺は机の上に積まれた絵を見ながら呟く。
每一張都是即興畫出的肖像。
どれも即興で描かれた似顔絵だ。
「看你對米亞小姐的應對,他們似乎誤以為你喜歡樸素的鄉下女孩,於是把自家血親中氣質相近的女子送來當相親對象吧。」
「ミア殿への対応を見て、素朴な村娘が好きだと勘違いしたようですな。自分の血縁で近い雰囲気を持つ女性を縁談相手として送って来ているのでしょう」
「他們根本沒在聽人說話嗎……?」
「人の話を聞いてないのか……?」
明明說了那麼多次他們居然還不放棄要跟我聯姻。
あれほど言ったというのにまだ俺の縁談を諦めていないとは。
執著得也太過分了。
しつこいにもほどがある。
「也沒辦法。您是雷歐納爾特殿下的兄長。若在與王國的戰事中再創戰功,比起艾利克殿下,雷歐納爾特殿下更可能接近帝位。艾利克殿下最近沒上戰場,在混亂時期人們更需要以武力立身的王者。那樣一來,您將成為皇兄,且已證明了自己的實力。作為貴族,想方設法促成婚姻也是理所當然的吧。」
「仕方ないですな。あなたはレオナルト様の兄君。王国との戦争でさらなる戦果をあげればエリク殿下よりもレオナルト様のほうが帝位に近づきます。エリク殿下はここ最近、戦場に出てはいませんからな。混乱期においては武王のほうが求められます。そうなると、あなたは皇兄。しかも自分の力も証明してしまった。貴族としては何とか婚姻を結びたいと思うのは当然でしょう」
「你們翻臉得真快呢,手腕會不會壞掉?」
「随分と激しい手のひら返しだな。手首が壊れるんじゃないか?」
「您從以前就被盯上了。不過,是有障礙存在。」
「あなたは前から狙われていました。しかし、障害があったのです」
「障礙?」
「障害?」
「是菲妮小姐和艾爾娜小姐。兩人都和您關係密切,所以曾認為帶來婚事只是徒勞。然而您拒絕了,於是他們覺得自己也有機會。」
「フィーネ様とエルナ様です。お二人があなたに近いので、縁談の話を持っていくだけ無駄と考えていた。しかし、あなたが断わった。だから彼らにもチャンスがあると思ったのでしょう」
「如果連勇爵家和公爵家都不行,那就該放棄吧……不過,落在帝位之爭後方的貴族,大概也就是這種程度吧。」
「勇爵家と公爵家で駄目ならチャンスはないと諦めてほしいもんだがな……まぁ帝位争いに乗り遅れている貴族ならそんなもんか」
那些圖謀與我聯姻的貴族,都是中立派的貴族。
俺との縁談をもくろんでいる貴族たちは、中立の貴族たちだ。
可以說是到了帝位爭奪戰的尾聲,仍然沒有定下方針的家族。
帝位争いも終盤に入ったのにいまだに方針の定まっていない家といえる。
既然走到這一步,乾脆徹底決意保持中立吧。
ここまで来たらとことん中立を決め込むべきだ。
看到我們的勢頭,想要跟我們扯上關係只會讓自己廉價化。
俺たちの勢いを見て、俺たちに関わろうとするのは自分たちの安売りでしかない。
應該等到終盤時,想擴大勢力的帝位候選人才會行動;若沒有那種發展,就該放棄。
終盤になった時に、少しでも勢力を拡大したい帝位候補者が動くのを待つべきだし、そういう展開にならないなら諦めるべきだ。
沒能迅速行動是我的錯。
素早く動けなかったのが悪い。
但他們似乎不這麼想。
しかし、彼らはそうは思えなかった。
他們大概覺得還是五五波,還沒算是落後吧。
まだ五分五分だから乗り遅れていない。そんな風に思っているんだろうが。
如今我們勢力已擴大,中堅階層的貴族對我們並無太大助益。
勢力が大きくなった今、中堅層の貴族では大した足しにもならない。
「您打算怎麼做?」
「どうなさいますか?」
「拒絕很簡單……不過,正好,請就放著吧。」
「断るのは簡単だが……ちょうどいい。放置しておいてくれ」
「會被利用嗎?」
「何かに利用されると?」
「雖然用處不大,但足以作為藉口。」
「大した役にも立たないが、口実には十分だ」
「原來如此」
「なるほど」
理解我意思的賽巴斯點了幾次頭。
俺の言葉を理解したセバスは何度か頷くのだった。
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又過了幾日。
さらに数日後。
艾爾娜未敲門就闖進了我的房間。
俺の部屋にノックもせずにエルナが入ってきた。
「阿爾!這是怎麼回事!?」
「アル! どういうことよ!?」
「至少敲一下門……算了,不說這個。說吧,有什麼事?」
「ノックくらい……いや、もういい。それで? 何の用だ?」
「不是問你有什麼事!聽說有謠言說你喜歡樸素的鄉下女孩,貴族們竟然把肖像畫寄來了!」
「何の用だ? じゃないわよ! 地味目な村娘が好みとか噂が流れて、貴族たちが似顔絵を送り込んでるらしいじゃない!」
「是啊。」
「そうだな」
「快去拒絕啊!你為什麼放著不管!?」
「早く断わりなさいよ! なんで放置してるの!?」
「就算拒絕了他們還是會送來啊,沒辦法吧?」
「断っても送ってくるんだから仕方ないだろ?」
「要是認真拒絕,他們就不會送了!」
「本気で断われば送ってこないわよ!」
所謂的認真拒絕就是宣告『再寄來就處罰』。
本気というのはこれ以上、送ってきたら処罰すると宣言するということだ。
這般還肯冒險寄來的就沒幾個人了吧。
さすがにそれでも送ってくる猛者はいないだろう。
不過。
だが。
「我倒是希望他們能再多寄一些。」
「俺としてはもう少し送ってくれないと困るんだよ」
「為什麼!?你是不是在挑?你真的是喜歡謠言說的那種樸素女孩嗎!?」
「何でよ!? まさか選り好み!? 噂どおり地味な子が好きなの!?」
「這跟喜好無關,重點是數量。」
「そこに好みは関係ない。必要なのは量だ」
「真沒良心……允許一夫多妻的只有皇帝吧?」
「最低ね……一夫多妻が許されるのは皇帝だけよ?」
「你想什麼啊……現在做的只是製造藉口。」
「どんな想像してんだよ……今やってるのは口実作りだ」
艾爾娜對我的話歪著頭。
俺の言葉にエルナが首を傾げる。
真是的。
まったく。
「別說漏嘴了,知道嗎?」
「口を滑らすなよ?」
「放心吧。」
「大丈夫よ」
「有點不安心……不過應該快沒問題了。這麼多婚事訊息蜂擁而至,確實是異常吧?畢竟你也是皇子。如果中堅階層的貴族不用經皇帝就直接拿婚事上門,就能說明有些輕視在那裡。」
「不安だ……まぁそろそろ平気だと思うが。これだけ縁談話が舞い込んでくるのは異常事態だろ? これでも皇子だしな。中堅層の貴族が皇帝を通さずに縁談を持ってくる時点で、ちょっと侮られているともいえる」
「確實和勇爵家或公爵家地位不同。那麼?那會變成什麼樣的藉口?」
「たしかに勇爵家や公爵家とは立場が違うものね。で? それがどんな口実になるのよ?」
「帝國發生的事也可能在藩國重演。你不這麼認為嗎?」
「帝国で起きたことは藩国でも起きかねない。そうは思わないか?」
「確實藩國的貴族也會想和帝國皇族建立聯繫吧。」
「たしかに藩国の貴族も帝国の皇族と繋がりたいと思うでしょうね」
「沒錯。若因此妨礙了我的業務就麻煩了。所以要把情況恢復到從前。」
「その通り。それで俺の業務が妨げられたら面倒だ。だから、以前の状態に戻す」
「以前的狀況?」
「以前の状態?」
「把菲妮留在我身邊,並把她當作帶去藩國的藉口。不能把菲妮留在帝都,萬一處理不好,雷歐會立刻回到國境,使她成為絕佳的目標。」
「フィーネを俺の傍に置いておく。そして藩国に連れていく口実に使う。帝都にフィーネを残してはおけないからな。下手をすればレオは即座に国境に舞い戻る。絶好の標的になりかねない」
「難道你打算把菲妮當成阻擋其他女性的擋箭牌?」
「まさかフィーネを女避けに使う気?」
「對方也能把我當成阻擋男性的擋牌。聽說菲妮也收到了大量的婚事邀約。」
「向こうも俺を男避けに使える。フィーネにも大量の縁談が届いているようだぞ」
近來菲妮不常在我身邊。
最近、フィーネはあまり俺の傍にはいない。
她有空的時候都去特雷澤義姊那裡待著。
空いている時はテレーゼ義姉上のところに行っているからだ。
雖然對特雷澤義姊抱歉,但我要把她拉回我身邊。
テレーゼ義姉上には悪いが、俺の傍に引き戻させてもらう。
「如果我和菲妮的關係看起來良好,那些勉強促成婚事的貴族會大幅減少。我會這麼說,然後把菲妮帶走。」
「俺とフィーネの関係が良好なら無理をする貴族は格段に減る。そう説いてフィーネを連れていく」
「但那可是曾被拒絕過的對象耶?」
「でも一度縁談を断わった相手よ?」
「即便如此,只要她在我身邊仍有影響力。再散播些傳聞就行了。藩國的貴族若特地帶著菲妮去,應該也不會去提婚事。」
「それでも傍にいれば影響力がある。あとは適当に噂を流せば終わる。藩国の貴族もわざわざフィーネを連れていったら縁談を持ち掛けたりはしないだろう」
「……總覺得像是我輸了,真討厭。」
「……なんか私が負けたみたいで嫌だわ」
艾爾娜帶著不滿的表情低聲嘟囔。
不満そうな顔でエルナが呟く。
真不懂她為什麼凡事都用勝負來衡量。
なんでこう、何でもかんでも勝ち負けで判断するんだろうか、こいつは。
「那就辭去近衛騎士的職務吧。那樣我也可以毫不客氣地把你帶去藩國。」
「じゃあ近衛騎士をやめろ。それなら俺も遠慮なくお前を藩国に連れていける」
「哪有辦法這樣做?現在還有惡魔相關的問題啊……」
「そんなのできるわけないでしょ? 悪魔関連の問題が出てるのに……」
「你不是知道的嗎。像從前一樣,只要你在我身邊,婚事就不會上門。但……我們各自已有各自的立場,已不可能像以前那樣哪裡都一起的青梅竹馬了。」
「わかってるじゃないか。昔どおり、お前が傍にいるなら縁談なんて来ない。だが……互いに立場ができた。昔のように、どこでも一緒の幼馴染というわけにはいかない」
「……也就是說菲妮會取代我?」
「……私の代わりがフィーネってことね?」
「大概會是這樣。」
「そうなるな」
「那我就勉強接受。」
「それなら納得してあげるわ」
說完艾爾娜收起不滿,轉身離開。
そう言ってエルナは不満を引っ込めて踵を返す。
居然就這樣被說服,真厲害。她到底是以什麼標準做決定的呢。
あれで納得できるんだからすごいな。どういう判断基準で動いているのやら。
「總算暫時解決了一件麻煩。」
「とりあえず一難去ったな」
「接下來就是向皇帝陛下做說明了。」
「あとは皇帝陛下への説明ですな」
「只要帶著疲倦的表情去見他就行。就算是父親,也會覺得在沒有庇護者的情況下不能把菲妮留在帝都。如果真的與惡魔全面開戰,父親也會上戰場的。」
「疲れた顔をして会いに行けば平気さ。父上としても庇護者がいない状況でフィーネを帝都には置いておけないと思うだろう。もしも悪魔との全面戦争になれば、父上も戦場に立つだろうからな」
「那是退魔盟約。若確認惡魔侵攻,各國會派出最強戰力。這個盟約已有五百年未被動用。」
「退魔盟約ですな。悪魔の侵攻が確認された場合、各国は最強戦力を送り込む。五百年間、使われなかった盟約ですが」
「如果只靠SS級冒險者就能解決,那當然最好。」
「SS級冒険者のみで片が付くなら、それが一番だ」
最好不要有犧牲。
犠牲は出ないほうがいい。
但也不是能樂觀對待的情勢。
しかし楽観視できる状況でもない。
一邊這麼想著,我靜靜地從窗邊望向外面。
そんなことを思いながら俺は窓から静かに外を見たのだった。