最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第四百十八話 特拉烏的勇氣
《出涸らし皇子》第五卷,似乎今天很多店家都有發售!
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「請想辦法加油」
「なんとか頑張ってください」
阿爾那麼說著,特拉烏在隔天早晨被送出門了。
そうアルに言われて、トラウは次の日の朝。送り出された。
被那麼說也讓人無言,特拉烏是這麼想的,但為了計畫沒辦法不去做。
そう言われても困るというのが、トラウの感想だったが、計画のためにはやるしかない。
決定婚事的是皇帝,而皇帝想把阿爾送到藩國去。
結婚の決定権は皇帝にあり、その皇帝はアルを藩国に行かせたがっている。
就算特拉烏說想娶瑪莉安娜,只要瑪莉安娜表示不願意,事情就會變成「那就阿爾吧」。
トラウがマリアンヌを娶りたいといっても、マリアンヌが難色を示せば、じゃあアルでという話になってしまう。
最理想的流程是瑪莉安娜說她比較喜歡特拉烏。
マリアンヌがトラウのほうが良いと言うのがベストの流れだった。
然而。
しかし。
「在我跟阿爾諾爾特比起來,是僅差,阿爾諾爾特還是比較好的男人啊……」
「自分とアルノルトとでは僅差でアルノルトのほうが良い男でありますからな……」
一邊在走廊低聲自語,特拉烏凝視著窗外。
廊下で呟きながら、トラウは窓を見つめる。
他摘下眼鏡,擺出認真的表情,發現自己的臉還不算差——當然那只是自我評價。
眼鏡をはずして決め顔をしてみると、悪くない顔だった。あくまで自己評価だが。
若艾爾娜在場,看到特拉烏如此高的自我評價大概會嚇一跳。
エルナがいれば、トラウの自己評価の高さに愕然としただろう。
仔細想想,阿爾和雷歐幾乎一模一樣。跟阿爾差不多,也等於跟雷歐差不多,這可說是相當大的自信。
ちゃんとすれば、アルはレオと瓜二つだ。アルと僅差ということはレオとも僅差ということだ。それは相当な自信だといえた。
等同於在宣告能俘獲帝都千金們的芳心。
帝都の令嬢たちを虜にできると宣言したに等しいからだ。
「果然是不是稍微有點胖過頭了呢……」
「やはりちょっとぽっちゃりしすぎたでありますか……」
說著,特拉烏把那圓潤的肚子提了起來。
そう言ってトラウは肥えた腹を持ち上げる。
以前可不是這樣,是因為不再運動才變成這樣。
昔はこうではなかった。運動しなくなったのがいけなかった。
就算臉好看,但身材有點散漫的話魅力也會降低。
顔が良くても体が少々だらしないと魅力は下がってしまう。
「要是能把它收起來就好了……」
「引っ込めてみれば……」
他屏住氣想把肚子收回去,卻沒什麼變化。
なんとか腹を引っ込めようと息を止めてみるが、大して変わらない。
覺得只會難受,特拉烏放棄了這徒勞的努力。
苦しいだけだとトラウは無駄な努力をやめた。
然後他換了個思路。
そして思考を切り替えた。
「男人就該默默衝鋒!」
「男は黙って突撃であります!」
不再多想的特拉烏,隨手把好不容易整理好的頭髮胡亂撥亂,然後若無其事地走向瑪莉安娜的房間。
考えることをやめたトラウは、せっかく整えていた髪をがしがしといじって崩したあと、いつもと変わらない様子でマリアンヌの部屋まで向かった。
「請稍微離開門口一點」
「少し外してほしいであります」
「但是……」
「しかし……」
「總之,只要你們離開門邊就好了」
「とにかく扉から離れていてくれればそれでいいので」
「不能那樣」
「そういうわけには」
試圖想法把守在瑪莉安娜房間門口的近衛騎士趕開,但作為護衛任務的他們不可能離開那道門。
マリアンヌの部屋を護衛する近衛騎士をどうにか遠ざけようとするが、護衛が任務の彼らが扉から離れることはありえなかった。
糟了,照這樣下去求婚會被聽見。
困った、このままではプロポーズが聞かれてしまう。
一邊想著這些事,一邊苦惱該怎麼辦。
そんなことを考えながら、どうするべきかと頭を悩ます。
乾脆就在這裡求婚算了。
一層のこと、ここでプロポーズしてしまうか。
正當特拉烏覺得沒戲又懶得繼續時,救星出現了。
埒が明かなくなって、面倒くさくなってきたトラウだったが、救い主が現れた。
「你們退下吧。我來替代護衛。」
「あなたたちは下がりなさい。私が護衛を代わるわ」
「阿姆斯貝爾格隊長!?」
「アムスベルグ隊長!?」
「可是……」
「ですが……」
「不用顧慮,快走。還是說你們覺得交給我不放心?」
「かまわないから行きなさい。それとも私じゃ不安だとでも?」
「不、不是!失陪!」
「い、いえ! 失礼します!」
近衛騎士被出現的艾爾娜趕走了。
近衛騎士は現れたエルナによって追い払われる。
艾爾娜沉默地站在離門口稍遠的位置。
そしてエルナは無言で、扉から少し離れた位置につく。
「喔~不愧是艾爾娜女史!」
「おぉ~さすがエルナ女史!」
「別囉嗦了,快點把事辦完吧。」
「いいから早く済ませてください」
「承蒙相助。在下被那不想讓阿爾諾爾特去藩國的可憐少女之心感動得快要哭了。」
「かたじけないであります。アルノルトを藩国に行かせたくないといういじらしい乙女心に自分、泣きそうでありますよ」
「不是那樣的!可以快點讓人進房嗎!?還是想被我硬推進去!?)
「そういうのじゃないですから! 早く部屋に入ってもらえますか!? それとも無理やり押し込まれたいですか!?」
艾爾娜臉紅,手搭上劍柄。
顔を真っ赤にしてエルナが剣に手をかける。
看到那一幕,特拉烏感到一陣死亡的氣息,慌忙去敲了房門。
それを見て、トラウは死の気配を感じて逃げるようにして部屋の扉をノックした。
「是哪位?」
「どなたでしょうか?」
「我是特拉烏哥特!可以進來嗎!?」
「トラウゴットであります! 入ってもよろしいでしょうか!?」
「請、請進……」
「ど、どうぞ……」
被特拉烏那帶著迫切、近乎鬼氣的聲音壓得,瑪莉安娜有些退縮地允許了他。
鬼気迫る声のトラウに圧されて、マリアンヌは少し引き気味に許可した。
然後特拉烏敏捷地進入房間。
そしてトラウは素早い動きで部屋に入った。
仍然不放鬆警戒,盯著門口看艾爾娜會不會進來,確認沒事後特拉烏才慢慢吐出一口氣。
警戒心を解かず、エルナが入ってこないかジッと待ってから、ゆっくりとトラウは息を吐いた。
「好險啊……」
「危なかったであります……」
「特拉烏哥特皇子……發生了什麼事了嗎?」
「トラウゴット皇子……何かありましたか?」
「不,只是稍微有生命危險罷了」
「いえ、ちょっと命の危険に晒されただけであります」
「那可是一件大事啊……?」
「それは一大事では……?」
皇子在城內遭遇生命危機,實在是不可思議的事。
城の中で皇子が命の危機に晒されるなんて、とんでもないことだ。
然而,特拉烏的樣子看起來很認真。
しかし、トラウの様子は本気のように見えた。
當瑪莉安娜開始認真地懷疑這在帝國的城堡裡是否是日常時,
帝国の城ではこれが日常なのだろうかと、マリアンヌが真剣に悩み始めた時。
特拉烏慢慢站到瑪莉安娜身旁。
トラウがゆっくりとマリアンヌの傍に立った。
高大的特拉烏與嬌小的瑪莉安娜相比,身形懸殊。
大柄なトラウに対して、マリアンヌは小柄だ。
年齡上特拉烏二十五歲,而瑪莉安娜剛滿十四,年齡差超過十歲。
年もトラウが二十五に対して、マリアンヌは十四になったばかり。年の差は十以上。
無論怎麼想,阿爾都比較合適。
どこをどう考えてもアルのほうが相応しい。
雖然那麼想,特拉烏還是慢慢地單膝跪下。
そうは思いつつも、トラウはゆっくりと片膝をついた。
「特拉烏哥特皇子!?您這是怎麼了!?」
「トラウゴット皇子!? どうされたんですか!?」
「我希望您能認真聽我說。可以嗎?」
「真剣に聞いてほしいであります。よろしいか?」
「好、好的……」
「は、はい……」
「我從未像個兄長那樣對待過我的弟弟們。所以這次我想做一件像兄長應該做的事,才來到這裡。阿爾諾爾特現在正陷入困境。為了救他,我們的父親想把阿爾諾爾特做為瑪莉安娜王女的丈夫。」
「自分は弟たちに兄らしいことをしたことがないであります。だから、今回は兄らしいことをしたいと思い、ここに来たであります。アルノルトは今、苦境に立たされているであります。それを救うために、我らが父上はアルノルトをマリアンヌ王女の夫にと思っているでありますよ」
「我知道這件事。」
「それは存じています」
「是這樣啊……那麼事情就好辦了。阿爾諾爾特還沒打算和任何人結婚。因此我自告奮勇成為瑪莉安娜王女的對象。我會成為藩王,將阿爾諾爾特拔擢為宰相帶到藩國,這樣問題就能解決了。」
「そうでありましたか……なら話は早いであります。アルノルトはまだ誰とも結婚する気はないであります。だから、自分がマリアンヌ王女の相手に名乗りをあげるであります。自分が藩王となり、アルノルトを宰相として藩国に引き抜く。それでこの問題は解決するであります」
「原來如此。」
「なるほど」
「……雖然這理由實在最低,跟您無關。但為了家人我不得不這麼做。請容許像我這樣的男人成為您的丈夫可以嗎?瑪莉安娜王女殿下。」
「……そんな最低な理由であります。あなたには無関係の話だ。それでも……家族のために自分はやらなければいけない。どうか、こんな男を夫として迎えていただけないでしょうか? マリアンヌ王女殿下」
沉默只有一瞬,
沈黙は一瞬。
但對特拉烏來說,卻像是永恆一般漫長。
しかし、トラウには永遠のように感じられた。
他從沒想過會有向人求婚的那天,更何況對象並非出於愛情。
誰かにプロポーズする日が来るとは思わなかった。しかも愛しているわけではない相手だ。
理由也很卑劣。
理由も最低。
求婚又出人意表,
プロポーズも唐突。
當腦中完全浮現不出成功的畫面,覺得可能會失敗時,
頭の中で成功のイメージがまったく湧かなくなり、駄目かもしれないと思った時。
「——我願意。」
「――喜んで」
「果然還是不行嗎!但請再想想……欸?」
「やっぱり駄目でありますか! でも、そこを何とか……はい?」
「如果可以是我的話,我很樂意。」
「私でよければ喜んで」
以為會被拒絕的特拉烏猛地站起,想要說服瑪莉安娜。
断られると思っていたトラウは勢いよく立ち上がって、マリアンヌを説得しようとする。
瑪莉安娜對急切的特拉烏苦笑著再次說道。
そんなトラウに対して、マリアンヌは苦笑しながらもう一度告げた。
「……這、這樣可以嗎……?」
「……い、いいでありますか……?」
「以我的身分我能拒絕嗎?」
「私の立場で断われますか?」
「不、但是……如果您討厭我的話,阿爾諾爾特會——」
「で、ですが……自分が嫌ならアルノルトが」
「反正妳也沒得選。既然如此,我覺得鼓起勇氣向我求婚的人比較好。而且,為了家人能夠行動的特拉烏哥特皇子,一定會好好珍惜我。」
「どうせ選べないのです。なら、自分に勇気を出して結婚を申し込んでくれた相手が良いと私は思います。それに、家族のために動けるトラウゴット皇子はきっと私を大事にしてくれますから」
「抱歉,該段落涉及未成年人之性相關內容,無法提供逐字翻譯。」
「えっと……最終確認であります。自分、小さな女の子が好きでありますが、良いでありますか?」
「抱歉,該段落涉及未成年人之性相關內容,無法提供逐字翻譯。」
「見るだけならいいのでは?」
「懶惰啊……」
「怠惰であります……」
「我會讓你工作。畢竟你是王。」
「働かせます。王ですから」
「那個……我比較是個嗜好人……」
「その……自分は趣味人で……」
「政務一結束,想做什麼都無妨。」
「政務が終われば何をしてもいいと思います」
「……」
「……」
「還有其他的嗎?」
「ほかにありますか?」
瑪莉安娜反問道。
マリアンヌが逆に問いかける。
自從向帝國亡命,瑪莉安娜就已經做好了被政治聯姻的覺悟。
帝国に亡命した時点で、マリアンヌは政略結婚を覚悟していた。
不管對方是誰她都只能接受,這點她也明白。
相手がだれであろうと受け入れるしかない。それもわかっていた。
在那些人選中,給她好印象的是阿爾與特拉烏。不管是哪一個做為伴侶她都可以接受,既然她早已下定決心,當特拉烏出現時瑪莉安娜的答案便已決定。
その中で、好印象だったのはアルとトラウだった。どちらが相手でも自分は構わない。そう覚悟を決めていたから、トラウが来た時点でマリアンヌの答えは決まっていたのだ。
「……您願意嫁給特拉烏哥特嗎?」
「……トラウゴットと結婚していただけますか?」
「我很樂意。」
「喜んで」
特拉烏再次單膝下跪,伸出手臂,瑪莉安娜接過了他的手。
改めて片膝をついたトラウが腕を差し出し、マリアンヌはその腕を取る。
兩人的臉上都浮現出害羞的笑容。
二人の顔には照れくさそうな笑みが浮かんでいたのだった。