最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第四百十三話 帝都的歡迎
久等了!從今天起第十一部正式開始!
お待たせしました! 今日から第十一部開始です!
有幾項報告要說明!
報告がいくつかあります!
第一件事是「出涸らし皇子」的官方推特帳號已經開始運作!
一つ目は出涸らし皇子の公式ツイッターアカウントが稼働しました!
應該會發布特典資訊等,有興趣的人請務必追蹤(*´艸`)
特典の情報などを発信すると思うので、気になる方はぜひフォローしてください( *´艸`)
第五卷的特典很特別,只有附腰封的紙本才會附贈新繪的短篇漫畫!(゜◇゜)ゞ
五巻の特典は特殊で、帯のつく紙のみに書き下ろし漫画がつきます!(゜◇゜)ゞ
第二件事是「出涸らし皇子」第五卷將於一月一日發售!
二つ目は出涸らし皇子の五巻が一月一日に発売となります!
因為是年初,應該會稍微提前上架,當作年末的伴讀也不錯!
年始なので少し早めに本屋に並ぶと思うので、年末のお供にどうぞ!
第三件事是「出涸らし皇子」系列累計已達二十萬冊!
三つ目は出涸らし皇子がシリーズ累計二十万部に到達しました!
這也多虧了大家的支持!
これも皆さんの応援のおかげです!
今後也會繼續努力,還請大家繼續支持m(__)m
これからも頑張るので応援よろしくお願いしますm(__)m
那麼,還請繼續陪伴我們(・ω・)ノ
では、またお付き合いください(・ω・)ノ
「馬上就會抵達帝都了」
「もうすぐ帝都に到着致します」
我對身為護衛的近衛騎士的話點了點頭。
護衛につく近衛騎士の言葉に俺は頷いた。
然後我將目光轉向坐在馬車旁的藩國王女瑪莉安娜。
そして馬車の隣に座る藩国の王女、マリアンヌへと目を向けた。
「瑪莉安娜王女,馬上就要到帝都了。我想您應該已經知道了吧」
「マリアンヌ王女。もうすぐ帝都だそうです。言わなくても分かっていると思っていますが」
「沒關係……我已經做好覺悟了」
「大丈夫です……覚悟はできています」
瑪莉安娜堅強地這麼說道。
マリアンヌはそう気丈に告げた。
然而,她的臉色卻蒼白。
しかし、その顔は蒼白だ。
她大概很明白,作為藩國王女進入帝都意味著什麼。
藩国の王女が帝都に入るということの意味をよく理解しているんだろう。
帝國對藩國懷有怨恨,因為皇太子那位曾如太陽般的人被殺害了。
帝国は藩国に恨みがある。太陽のようだった皇太子を殺されたという恨みだ。
如果皇太子還在,帝國的未來本可安穩,不會出現如今的皇位爭奪,也不會有被他國侵略的局面。
皇太子さえ健在だったなら帝国の未来は安泰だった。今のような帝位争いは起こらないし、他国に攻められるような事態にもならなかっただろう。
一切都是藩國的錯。
すべて藩国のせい。
越是身處痛苦境地的人,越會這樣想吧。
辛い状況にある人間ほど、そう思っているだろう。
怨恨的矛頭一定會指向瑪莉安娜。
怨嗟の矛先はきっとマリアンヌへ向く。
去帝都就代表了這種處境。
帝都に行くということはそういうことだ。
「……如果覺得太辛苦,也可以考慮從後門進入,如何?」
「……辛いようなら裏門から入るという方法もあるが?」
「我是那個出賣國家的藩國王女……我有責任承擔一切。」
「私は国を売った藩国の王女です……すべてを受け止める責任があります」
令人敬佩的覺悟。
立派な覚悟だ。
換作是我,能在相同立場做出相同的事嗎?
同じ立場で同じことができるだろうか。
值得讚賞。畢竟瑪莉安娜並無過失,她只是個王女而已。
賞賛に値する。なにせマリアンヌには責任がない。王女というだけだ。
三年前,瑪莉安娜就已成為聯合王國的人質,無人能阻止。即便如此,她僅憑王女身份便願意承擔所有責任。
三年前の時点でマリアンヌは連合王国の人質になっていた。止めようにも止められない。それなのに王女というだけで、すべての責任を背負おうとしている。
我不想做太殘酷的事。
あまり酷なことはしたくない。
但既然本人已有覺悟,我多此一舉地替她操心也不對。
だが、本人が覚悟しているのに俺が余計な気を回すのも違うだろう。
無論如何,瑪莉安娜都會遭受怨恨,即便此刻逃離,那怨恨的鎖鏈也會繼續束縛她。
いずれにせよ、マリアンヌは怨嗟に晒される。ここで逃げても必ず怨嗟の鎖はマリアンヌを縛り付けるだろう。
「我只想說,一一放在心上是沒用的。雖然這只是些許安慰罷了。」
「一々気にするだけ無駄とだけ言っておこう。気休めだけどな」
「謝謝您,阿爾諾特皇子。」
「ありがとうございます。アルノルト皇子」
瑪莉安娜這麼說著,低下了頭。
そう言ってマリアンヌは頭を下げる。
我注意到她的手微微顫抖著。
その手が少し震えているのは気づいた。
但我什麼也做不了。
だが、俺には何もできない。
大概也只能陪在她身邊了。
一緒に居てやることくらいだろう。
正當我這麼想時,馬車停了下來。
そんなことを思っていると、馬車が止まった。
「怎麼了?」
「どうした?」
「阿爾……那個……」
「アル……それが……」
本應該站在隊伍前頭的艾爾娜慌張地跑了過來。
一団の先頭にいたはずのエルナが慌てた様子でやってきた。
我下了馬車,走上前去查看情況。
俺は馬車を下りて、様子を見に行く。
帝都的正門已經就在眼前。
もう帝都の正門は目の前だ。
「別讓藩國的王女進來!」
「藩国の王女を許すな!」
「現在就當眾處決她!」
「今すぐ公開処刑しろ!」
「別忘了已故皇太子殿下的怨恨!」
「亡き皇太子殿下の恨みを忘れるな!」
一看之下,正門前有大批民眾擋住了去路。
見ると正門の前には多くの民が立ちふさがっていた。
人數絕不只是一兩百人。
その数は百や二百じゃ済まない。
看來帝都的守備隊正設法驅散他們,但抗議的民眾毫無散去的跡象。
帝都の守備隊が何とか解散させようとしているようだが、抗議している民は解散する素振りを見せない。
「不要讓藩國的王女進入帝都!現在就處決她!」
「藩国の王女を帝都に入れるな! 今すぐ処刑しろ!」
「沒錯!別忘了怨恨!」
「そうだ! 恨みを忘れるな!」
「……怨恨真是根深蒂固啊……」
「……恨みは根深いか……」
我這麼低聲說著,思索該怎麼做。
俺はそう呟き、どうするべきか考える。
強行驅散並不困難,只要出動近衛騎士就行。
強制的に解散させるのは難しくない。近衛騎士を投入すればいいだけだ。
但那樣並不能真正解決問題。
しかし、それでは解決にはならない。
若民眾強烈要求處決瑪麗安娜,父上也難以置之不理。
あまりにも民がマリアンヌの処刑を望めば、父上も無視できなくなる。
眼下的父上應該沒有處決瑪麗安娜的打算,但情勢可能會因此改變。
今の父上にマリアンヌを処刑する意図はないだろうが、それが覆りかねない。
至少要把局勢平息,否則關乎瑪麗安娜的性命。
せめて沈静化させなければマリアンヌの命に関わる。
「怎麼辦?要繞去後門嗎?」
「どうする? 裏門に回る?」
「在他們面前逃跑只會讓怒火更旺。不,無論做什麼怒氣都只會增加。」
「目の前で逃げれば怒りが増すだけだ。いや……何をしても怒りが増す」
他們已經不會容忍任何行動了。
もはやどんな行動でも許さないだろう。
無論怎麼道歉都不會被原諒。他們很可能會用瑪麗安娜來洩憤,直到心裡平衡為止。
どれほど謝ろうが許さない。自分の気が済むまでマリアンヌで憂さ晴らしをする気のはずだ。
皇太子的死不過是個藉口,他們是有了可供攻擊的藉口才發動攻擊。
皇太子の死など口実だ。攻撃する大義名分があるから攻撃している。
真是卑劣。
性質が悪い。
「沒辦法。我去跟他們談談。」
「しかたない。俺が話し合ってくる」
「你以為能講得通嗎!?」
「話が通じると思ってるの!?」
「我沒那麼想,但光站在原地也解決不了問題。」
「思ってないが、こうしていても始まらない」
「我們是奉皇帝陛下之命行動的!強制驅離他們吧!」
「皇帝陛下の命で私たちは動いているわ! 強制的に排除しましょう!」
「那樣一點用處也沒有。」
「それじゃ何の解決にもならない」
「解決不了!三年前的怨恨不會消失!」
「解決なんてできないわ! 三年前の恨みは消えない!」
「就算不會消失,也得想辦法處理。我是皇太子的弟弟。」
「消えなくても何とかしなくちゃいけないんだ。俺は皇太子の弟だ」
我這麼說著,擺脫了艾爾娜的阻止,準備走向聚集在正門前的民眾。
そう言って俺はエルナの制止を振り切り、正門に集まっている民の下へ向かおうとする。
就在這時,聲音忽然在整個帝都回蕩起來。
そんな中、突然帝都中に声が響いた。
『我乃帝國第四皇子,特拉烏哥特·雷克斯·阿德勒。』
『自分は帝国第四皇子、トラウゴット・レークス・アードラーであります』
那是用魔法放大的聲音。
魔法による拡声だ。
大概是從城內傳來的聲音吧。
おそらく城からの声だろう。
真是罕見。特拉烏兄上平時很少露面。
珍しいことだ。滅多なことではトラウ兄さんは表に出てこない。
所以我停下了腳步。
だから俺は足を止めた。
「阿爾……?」
「アル……?」
「就交給特勞兄處理吧」
「トラウ兄さんに任せよう」
「沒事嗎?」
「大丈夫?」
「若他是認真的,就沒問題」
「あの人が本気なら問題ない」
我說完便回到馬車上。
そう言って俺は馬車へと戻った。
在這段期間,特勞兄的聲音仍在繼續。
その間にもトラウ兄さんの声は続く。
『目前,藩國的瑪莉安娜王女正來到帝都近旁。我知道,許多帝都的民眾對此一事尚未釋懷』
『現在、帝都の傍には藩国のマリアンヌ王女が来ているであります。多くの帝都の民はこの一件について納得していないことは承知しているであります』
在皇族中,特勞兄格外特殊。
トラウ兄さんは皇族内でも特別だ。
他是已故皇太子的親弟弟。
亡き皇太子の実の弟。
是皇后的唯一孩子。
皇后の唯一の子供だ。
在牽涉皇太子的問題上,沒有比特勞兄更有說服力的人了。
皇太子が関わる問題において、トラウ兄さんほど説得力のある人間はいない。
『在此——我想表明我的立場。藩國殺害我兄──已故皇太子維爾海姆,這是事實。這無法改變。自此帝國被陰雲籠罩,經歷了許多痛苦。若我兄尚在,或許不會有那些事。我曾無數次呼喚已逝的兄長……』
『そのうえで――自分のスタンスを明かしておこうと思うであります。藩国が我が兄、亡き皇太子ヴィルヘルムを殺したことは事実。これは変えられない。それから帝国は暗雲に包まれたであります。辛いこともたくさんあった。我が兄がいれば、そんなことはなかったかもしれない。幾度、亡き我が兄を求めたことか……』
這番話想必絕無虛假。
きっとこの言葉に偽りはない。
那是真摯的話語,因此百姓也會傾聽。
真摯な言葉だから民も耳を傾ける。
『即便如此,帝國已經重新振作。雖然無數問題接踵而至,但我們都一一解決。帝國向來如此:即便被困難擊倒,也必定站起來克服。正因為如此……怨恨也能被超越。我以皇太子的親弟身份在此宣告:從今以後,不會再以我兄之名來責難藩國。作為弟弟的我,深知我兄的為人;他絕不願兩國因他的死而相互對立。正因如此,我決意了結這個問題。』
『それでも帝国は立ち直った。問題は数知れず起きたが、すべて解決してきた。帝国はいつだってそうあってきたであります。困難に打ちひしがれても、必ず立ち上がって困難を乗り越えてきた。そういう国であります。だからこそ……怨嗟も乗り越えられるであります。自分は皇太子の実の弟としてここに宣言するであります。これ以後、我が兄を理由として藩国を責めるようなことはしないと。弟である自分はよく兄のことを理解しているであります。自分の死が原因で、二つの国がいがみ合うことを良しとはしない。そういう人物だった。だからこそ、自分はこの問題を清算するであります』
這個問題雖然屬於帝國的事,但本質上是皇族內部的問題。
この問題は帝国の問題であるが、本質的には皇族の問題だ。
最核心的人竟然親口提出要了結這件事。
もっとも中核に位置する人間が清算を口にした。
這是一件重大事件。
それは大きな出来事だ。
因為這是個沒有人敢觸及的問題。
誰も触れようとしなかった問題だからだ。
『有悲傷、有悔恨,但仍要向前。太陽總會升起。縱使兄長已逝,新的太陽依然會照耀帝國。別再永遠低著頭!兄長已屬於過去!從此要向前看!帝國的百姓啊!若你們是亡兄所愛的人,應當理解:為了民眾而捨棄國家的王女,應該受到讚揚還是譴責?我相信,驕傲的帝國百姓不會做出自貶身價的行為。』
『悲しみはある。悔しさはある。それでも前を向くであります。太陽はいずれ昇る。兄が死したとしても、新たな太陽が帝国を照らすであります。いつまでも下を向くのはやめるであります! もはや兄は過去の人間! これよりは先を見るであります! 帝国の民よ! 亡き兄が愛した皆ならわかるはず! 民のために国を捨てた王女にふさわしいのが称賛か、非難か! 誇り高い帝国の民は……自らを貶めるようなことはしないと自分は信じているであります』
特勞兄很擅長演說。
トラウ兄さんは演説が上手だ。
他直言所想,話語便直抵人心。
思ったことを口にするから、すっと胸に入ってくる。
『當然,想要指責的人仍可指責。對於個人的仇恨我無意多言,也不會阻止。但絕不允許有人以我兄之死為藉口。從今以後,凡以此為由者,皆視為侮辱已故之兄。即便是皇帝,也絕不會被我這個特勞戈特所容許。因此……以微笑迎接那位溫柔的鄰國王女。』
『それでも非難したい者はするであります。個人の恨みについてとやかく言う気はないであります。止めはしない。だが、我が兄の死を理由とするのは許さないであります。これより、それを理由とする者は亡き兄を侮辱したと見なすであります。それをする者は、たとえ皇帝であろうとこのトラウゴットが許さない。だから……笑顔で出迎えるであります。優しい隣国の王女を』
說完那番話後,特勞兄的聲音消失了。
そう言ってトラウ兄さんの声は消えた。
在正門前大聲喧嚷的民眾,也逐漸失去了氣勢。
声を荒げていた正門の前の民たちも、勢いをなくしている。
大義名分不復存在,已無其他理由可言。
大義名分がなくなった。他に理由はないのだ。
肯定有因藩國而失去孩子的父母,也有失去朋友的人。
藩国に子供を殺された親はいるだろう。友人を殺された者もいるだろう。
然而,遺憾的是,帝國的軍隊殺害的人更多。
だが、残念なことに帝国の軍人はそれ以上に殺している。
那是場戰爭,而令人悲傷的是,事情就這樣被當作戰爭一筆帶過。
戦争だった。それで片付いてしまうのが悲しいところだ。
那些人的怨恨與憤怒會指向挑起戰端的人,而瑪莉安娜不在其列。
そしてそういう人たちの恨みや怒りは戦争を起こした者に向かう。マリアンヌはその対象外だ。
如此一來,大聲譴責瑪莉安娜的人便少了許多。
そうなると声高らかにマリアンヌを非難する者は少ない。
「如果每次都能這樣就太好了」
「いつもああだと助かるんだがな」
「您說的是誰……?」
「誰のことでしょうか……?」
我上了馬車,這麼低聲喃喃道。
馬車に乗り込み、俺はそう呟く。
坐在旁邊的瑪莉安娜垂著臉問道。
横にいたマリアンヌが顔を伏せたまま聞いてくる。
「是我引以為傲的哥哥。」
「俺の自慢の兄のことさ」
我這樣回答後,馬車開始向前行駛。
そう答えると馬車は前進し始める。
原本在正門前阻擋的一群人也自然而然地開始散去。
正門の前に立ちはだかっていた一団は自然と解散し始めていた。
接著正門打開,馬車駛入了帝都之中。
そして正門が開かれて、馬車が帝都の中に入った。
那一瞬間,歡呼聲響起。
その瞬間、歓声が上がった。
放眼望去,群眾整齊地排成一長列。
見ればズラリと民が列をなしている。
無數的花瓣灑下,整個場面瀰漫著歡迎的氛圍。
無数の花びらが撒かれて、歓迎ムード一色だ。
「怎麼樣?帝國如何?」
「どうかな? 帝国は」
「太棒了……我覺得這是一個了不起的國家……」
「素晴らしい……国だと思います……」
旁邊的瑪莉安娜捂著臉,淚水流了下來。
横でマリアンヌは顔を覆って涙を流す。
我把視線移開,轉而看向那些向我揮手的民眾。
そちらから視線を逸らし、俺はこちらに向かって手を振る民たちを見ることにした。
心情不錯。
気分は悪くない。