最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第四百十二話 曾經的自己
「北部全權代官阿爾諾特·雷克斯·阿德勒命令莉澤洛特元帥,率領東部諸侯聯合軍以及北部國境守備軍向藩國發起侵攻」
「北部全権代官、アルノルト・レークス・アードラーがリーゼロッテ元帥に命じる。東部諸侯連合軍ならびに北部国境守備軍を率いて藩国へ侵攻せよ」
「詳情悉知」
「委細承知した」
接到我的命令,莉澤姊上率領隨行騎士前往與北部國境守備軍會合。
俺からの命令を受けたリーゼ姉上は、ついてきた騎士たちと共に北部国境守備軍と合流しにいった。
藩國軍尚未得知艾布拉罕的失敗。
まだエイブラハムの失敗を藩国軍は知らない。
如果知道了,對方肯定會先發制人,但先手的機會就在我們這邊。
知れば間違いなく先制攻撃を仕掛けてくるが、そのチャンスはこちらにある。
傳令已下。
すでに伝令は出した。
暫時代管北部國境守備軍的哈尼什將軍會若無其事地開始準備進攻。
北部国境守備軍を暫定的に預かるハーニッシュ将軍は、素知らぬ顔で侵攻準備を始めるだろう。
莉澤姊上一到就發動進攻。
リーゼ姉上が到着したと同時に侵攻開始だ。
對貴族的策反還沒完成,但已確保瑪莉安娜公主安然無恙。敵方肯定會動搖,若莉澤姊上擊潰邊境的藩國軍,對方應會主動靠攏。
貴族の調略は済んでないが、マリアンヌ王女の無事は確保できた。敵に動揺が走ることは間違いないし、リーゼ姉上が国境の藩国軍を撃破すれば、向こうからすり寄ってくるはずだ。
對藩國不用擔心,這只是時間問題。
藩国については心配ない。もはや時間の問題だ。
更重要的是。
それよりも。
「容體如何?」
「容体は?」
「情況不妙……」
「芳しくないわ……」
「到那種地步了嗎?」
「そこまでか?」
「傷口相當深,但問題不在於此。是那把魔劍的效力,治癒魔法的效果被干擾了」
「傷はかなり深いけれど、問題はそこじゃないわ。あの魔剣の効力ね。治癒魔法の効果が邪魔されているの」
米婭的傷比想像中還要深。
ミアの傷は思った以上に深かった。
左肩和右腿被貫穿,箭矢也插在各處。
左肩と右足を貫かれ、矢もあちこちに突き刺さっていた。
「我的部下施的治癒魔法是放大自然治癒力的,用來封閉傷口。但那把魔劍的效力在作祟,傷口一直難以癒合」
「私の部下が使う治癒魔法は自然治癒力を増幅させるものよ。それで傷を塞ぐの。けど、あの魔剣の効果が邪魔して、傷がなかなか塞がらないわ」
「會讓傷口無法癒合的效力嗎……」
「傷が塞がらなくなる効果か……」
不管原理如何,結果很明顯。
原理はどうあれ、結果は明らか。
真是麻煩的一把魔劍。
面倒な魔剣もあったものだ。
那把魔劍已被嚴加保管。能操控持有者的魔劍並不多見,還要查明艾布拉罕究竟怎麼得到它。
すでに魔剣は厳重に保管されている。持ち主を操る魔剣なんて、そうはない。どうしてエイブラハムがそんなものを手に入れられたのか、そこも調べる必要がある。
要做的事很多,但現在無法專心去處理。
やることはたくさんあるが、今は手につかない。
「總之,救救她」
「とにかく助けてくれ」
「會盡全力。但我們並非治療專家,能做到多少還不確定……」
「全力を尽くすわ。けど、私たちは回復の専門家じゃないわ。どこまでやれるか……」
「能撐到帝都嗎?」
「帝都まで持つか?」
「不行。出血止不住,我們正想辦法止血……」
「無理ね。出血が止まらないんだもの。なんとか止めようとはしてるけど……」
到底是注入了某種阻礙性的東西,還是有那種魔力在作用?
阻害する何かを注入しているのか、そういう魔力が働いているのか。
無論哪種,都需要強力的治癒魔法。
どっちにしろ強力な治癒魔法が必要となる。
如果我全力施法,似乎能破除,但現在用的話,身份肯定會暴露。
俺が全力で発動させれば打ち破れそうな気もするが、今使えば正体がバレるのは間違いない。
得想辦法製造破綻,否則會很麻煩。
どうにか隙を見つけないとまずい。
最壞的情況下,是否該就算勉強也以西爾的名義現身?
最悪、無理やりでもシルバーとして現れるべきか。
正當我這麼想的時候。
なんて思っていると。
「阿爾諾特皇子」
「アルノルト皇子」
一個低沉含糊的聲音唸出了我的名字。
くぐもった声で俺の名が呼ばれた。
回頭一看,發現一名戴著藍色面具的男子站在那裡。
振り返ると青い仮面の男がそこに立っていた。
那名不知何時已站在我身後的男子,埃爾娜也不知何時拔劍,露出警戒之色。
いつの間にか後ろに立っていたその男に、これまたいつの間にか剣を抜いていたエルナが警戒をあらわにする。
「你是何人?」
「何者かしら?」
「法爾特,藩國的義賊」
「ファーター、藩国の義賊だ」
「義賊?是你嗎?」
「義賊? あなたが?」
米婭作為一名義賊,本就擁有非比尋常的實力。
ミアは一介の義賊としては破格の強さを持っていた。
但這名法爾特卻遠遠超過她。
だが、このファーターはそれを軽く上回る。
艾爾娜並非察覺不到這一點。
それがわからないエルナではない。
「若有疑慮,就去向藩國的王女確認。」
「怪しむなら藩国の王女に確認すればいい」
「艾爾娜,把劍收起來,我們是同伴。」
「エルナ。剣を収めろ、味方だ」
「看起來不像是同伴。我對戴面具的人有戒心。」
「味方には見えないわ。私、仮面には不信感があるから」
「即便如此,我們是同伴。能讓我倆單獨談一會兒嗎?法爾特?」
「それでも味方だ。少し二人で話せるか? ファーター」
「正好我也想這麼做。」
「そうしたいと思っていたところだ」
在艾爾娜不滿的視線下,我把法爾特引進了已搭好的帳篷。
エルナの不満そうな視線を浴びながら、俺は用意されていた天幕にファーターを誘ったのだった。
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「關於米婭的事,我們正在全力治療。你想聽的是這個嗎?法爾特,不……傑克?」
「さて、ミアに関しては全力で治療に当たっている。それが聞きたいことでいいか? ファーター、いや……ジャック」
「你是從席爾伯那裡把一切都聽來了嗎?」
「シルバーからすべて聞いているのか?」
「原本要在藩國內進行的後方擾亂是交給席爾伯的。他拒絕了,但沒想到竟能因此取得一位SS級冒險者的協助。更讓人驚訝的是,米婭竟然是那位SS級冒險者的女兒。多虧那層緣分才得到支援,感謝你。」
「元々、藩国内での後方かく乱はシルバーに頼んだものだ。断られたが、代わりにSS級冒険者の協力を取り付けたのには驚いた。もっと驚いたのは、ミアがSS級冒険者の娘だったということだがな。しかし、その縁で協力してもらえた。感謝する」
「我可不是為了帝國才做這些的。」
「帝国のためにしたわけじゃねぇ」
傑克摘下面具,坐在椅子上無力地垂下肩膀。
仮面を取って、ジャックが椅子に座りながら肩を落とす。
我知道。
わかっている。
一切都是為了米婭。
すべてミアのためだ。
「如同約定,接下來會展開反攻。貴族們會首先被處罰。這樣一來米婭就沒有繼續當義賊的理由了。」
「約束どおり、これから逆侵攻だ。真っ先に貴族たちは処罰されるだろう。これでミアが義賊を続ける理由はなくなる」
「……只要她還活著。」
「……生きていれば、な」
「你聽說了嗎……沒能讓她完好無損地被保護,真是抱歉。這完全是我們的責任。」
「聞いていたか……無傷で保護できなかったことは申し訳ない。すべてこちらの責任だ」
「是我勸藩國的王女盡快亡命的……我以為只要我去引開王都的追兵就沒問題了……」
「藩国の王女に亡命を早めろと勧めたのは俺だ……王都からの追手を俺が引き受ければ問題ないと思っていた……」
「所以你才一直沒現身。王都的守備隊怎麼樣了?」
「だからこれまで姿を見せなかったのか。王都の守備隊はどうした?」
「我幾乎將他們全殲了。」
「ほぼ壊滅させた」
「對帝國來說,的確是好消息。」
「ありがたい話だな。帝国にとっては」
我邊說邊站起身。
言いながら俺は立ち上がる。
話就到此為止。
話は以上だ。
傑克也不會想多談下去吧。
ジャックとしても長話をする気分ではないだろう。
「阿爾諾特皇子……」
「アルノルト皇子……」
「近衛騎士的事我會轉告。想見他的話就去見吧。不過……在這裡能做的治療有其限度。我會盡力,但別抱太大期望。」
「近衛騎士には俺から伝えておく。会いたくなったら会いにいけばいい。ただ……この場でできる治療には限りがある。全力は尽くすが、期待はあまりしないでくれ」
「……感謝你。」
「……感謝する」
傑克簡短回答後,抱頭低垂。
短く答えたジャックは、そのままそこで頭を抱えて下を向いた。
要不是傑克牽制了王都的守備隊,米婭他們恐怕會一直被追兵追捕,協助瑪莉安娜王女的貴族也不可能安然無恙。
ジャックが王都の守備隊を抑えなければ、ミアたちはずっと追手に追われただろうし、マリアンヌ王女に協力した貴族も無事では済まなかっただろう。
作為整體的損害而言,已經降到最低限度。
全体の被害としては最小限に済んだ。
但如果傑克當時在米婭身邊,就不會發生這種事。
だが、ジャックがミアの傍にいれば今回のようなことにはならなかった。
當然,米婭是否會接受那樣還不得而知。
もちろん、それをミアが受け入れたかどうかはわからないが。
他大概無法完全擺脫後悔吧。
後悔してもしきれないんだろう。
若有足以守護的力量,後悔只會更深。
守れるだけの力があったなら余計だ。
我非常能理解那種無力感。
無力感はよくわかる。
無論變得多強,如果救不了重要的人,究竟有何意義?
どれだけ強くなっても大切な人を助けられないなら、何の意味がある?
要從那樣的陰影中走出來,我當時需要里奧的幫助。
そこから立ち直るのに俺はレオの助けが必要だった。
我把過去的自己和傑克重疊在心中,然後離開了那個地方。
過去の自分とジャックを重ねながら、俺はその場を後にしたのだった。
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夜晚。
夜。
我來到米亞正在接受治療的帳篷。
俺はミアが治療を受けている天幕に来ていた。
近衛騎士們毫不停歇地繼續治療。
近衛騎士たちは休まずに治療を続けていた。
就算傷口無法癒合,只要定期施以治癒魔法,就能抑制出血。
傷が塞がらないにしても、治癒魔法を定期的にかけていけば出血を抑えられる。
但也僅止於此。
だが、それだけだ。
「情況如何?」
「様子はどうだ?」
「很可惜……可用的辦法已經沒有了……」
「残念ながら……打てる手はもう……」
「是嗎……可以讓他們稍微退開一下嗎?」
「そうか……少し外してもらっても平気か?」
「不能耽擱太久。」
「あまり長い時間は取れません」
「沒關係。」
「構わない」
我說了那句話後,讓近衛騎士們離開了現場。
そう言って俺は近衛騎士たちをその場から外させた。
同時,傑克也戴著面具出現了。
それに合わせてジャックも仮面をつけて現れた。
我沒說什麼,走進了帳篷。
何も言わず、俺は天幕に入る。
米亞躺在床上睡著了。
ベッドの上でミアが眠っていた。
她的傷口纏著繃帶,治癒魔法的效果目前大概還有些作用。
傷口には包帯が巻かれている。今はまだ治癒魔法の効果が少し働いているんだろう。
傑克踉蹌著走近米亞,在她面前跪下。
そんなミアにフラフラとジャックは近づき、目の前で膝をついた。
他小心翼翼地握住她的手,將額頭貼在她的手上。
恐る恐る手を取って、その手に額を当てた。
「……你不覺得我是個糟糕的父親嗎?」
「……駄目な親だと思わないか?」
「說不準。孩子對事情的感受各不相同。」
「どうだろうな。子供の感じ方は人それぞれだ」
「……不可能稱得上是個好父親。這孩子出生時,我就放棄了身為父親的責任,把一切交給妻子,投身於冒險者的生涯。成為一個被人倚賴的強者讓我感到輕鬆。妻子因此斷然離棄了我……」
「……良い親なわけがない。この子が生まれた時、俺は父であることを放棄した。妻にすべてを任せ、冒険者としての自分に傾倒したんだ。誰かに頼られる強い冒険者でいることが楽だった。そんな俺を妻は見限った……」
「……」
「……」
「但啊……對妻子、對妻子的父親,還有我的師父,我只有感激之情……若是由我撫養,她大概也不會成為如今這樣的女兒……她成長為一個能保護他人的孩子了……」
「でもな……妻と妻の父、俺の師匠には感謝しかない……俺が育てていたらこんな娘には育たなかっただろうさ……誰かを守れる子に育ってくれた……」
看來他並未否定。
否定はしないらしい。
米亞的活法。
ミアの生き方を。
究竟還是把責任歸咎於自己嗎?
あくまで責めるのは自分か。
除非真的是極其惡劣的大惡人,否則不可能把一切都歸咎於自己。
よほどの大悪人でもないかぎり、何もかも自分のせいなんてことは起こりえない。
但對於被無力感折磨的傑克來說,他不允許自己有那種想法。
だが、無力感に苛まれたジャックにはそんな風に思うことは許されない。
無力的自己最糟糕。
無力な自分が一番悪い。
低垂的背影看起來格外渺小。
沈む背中はひどく小さく見える。
「……為什麼我沒有治癒他人的力量呢……」
「……どうして俺には誰かを治す力がないんだろうな……」
「……我以前也曾有過同樣的想法。」
「……かつて俺も同じことを思った」
「是嗎……你是怎麼重新振作起來的……?」
「そうか……どうやって立ち直った……?」
傑克摘下了面具,望向我。
ジャックは仮面を外し、俺のほうを見てきた。
淚水沿著他的臉頰滑落。
涙が頬を伝っている。
傑克那樣的男人竟然在人前落淚。
ジャックほどの男が人前で泣くとはな。
那對他來說想必非常重要。
それだけ大切なんだろう。
畢竟是他好不容易才找到的女兒,這也是理所當然的。
やっと見つけた娘だ。当然か。
我從口袋取出一個裝著水的小瓶,靜靜地把水滴入米亞的口中。
俺はポケットから水の入った小瓶を取り出し、静かにミアの口の中に垂らす。
「那是……?」
「それは……?」
「只是普通的水。對我們來說沒什麼大用。」
「ただの水だ。大した効果はない。俺たちにとっては」
「這是什麼意思……?」
「どういうことだ……?」
我對提問的傑克苦笑著。
問いかけるジャックに対して、俺は苦笑する。
沒辦法。
仕方ない。
太像我自己了。
自分と重なりすぎた。
而且遲早傑克會把點連成線的。我已經牽扯得太深了。
それに遅かれ早かれ、ジャックは点を繋げて線にしてしまうだろう。関わりすぎた。
那就讓他替我當個掩護好了。
ならば誤魔化すのに一役買ってもらうとしよう。
「其實是曾經是SS級冒險者的法特爾給她服用了昂貴的藥,米亞的傷因此好轉。大概就是這麼個劇本。」
「実はSS級冒険者だったファーターが、高価な薬を飲ませた。それによってミアの傷は良くなった。そういう筋書きだ」
「你在說什麼……?」
「何を言っている……?」
「你問他是怎麼振作起來的吧?他仍然認為自己的力量並非徒然,決定去幫助那些被無力感擊倒的人。他會說:『我的魔法——絕對不是徒然的。』」
「どうやって立ち直ったかと聞いたな? それでも自分の力は無駄ではないと思い、無力に打ちひしがれる人を助けようと思った。俺の魔法は――決して無駄ではないのだと」
說著我先施展了遮蔽結界,接著為米亞展開了治癒魔法的結界。
そう言って俺はまずは遮蔽結界を張ると、そこで治癒魔法結界をミアのために展開する。
這是消耗魔力極大的結界型治癒魔法,但這次並未耗費多少魔力,應該是可被容許的消耗。
魔力消費の大きい結界型の治癒魔法。だが、今回はあまり魔力を消費しなかった。許される消費だろう。
維持了治癒結界一陣子。
しばらくの間、治癒結界を維持し続ける。
米亞的傷勢逐漸好轉,因為我的治癒結界使魔劍的效力消失了。
ミアの傷が少しずつ癒えていく。俺の治癒結界によって魔剣の効力が消滅したからだ。
於是我收起了結界,完全治癒的話會太過令人驚訝。
そこで俺は結界を解いた。完全に治してはさすがに驚かれる。
「不會吧……真的好了嗎……?」
「まさか……治ったのか……?」
「還不算完全。不過,這樣一來近衛騎士們的治療魔法應該就沒問題了。」
「完全ではない。だが、これで近衛騎士たちの治癒魔法でも問題ないだろう」
「……」
「……」
傑克雙手握住米亞的手,無聲地流下眼淚。
ジャックはミアの手を両手でつかみ、声もなく涙を流した。
我背對著那個傑克,準備離開帳篷。
そんなジャックに背を向けて、俺は天幕を後にしようとする。
但是,傑克叫住了我。
だが、ジャックが俺を呼び止めた。
「等等……」
「待て……」
「怎麼了?啊,我會把你的真實身分告訴近衛騎士的,知道嗎?我覺得你還是趁他們問東問西之前離開比較好?」
「なんだ? ああ、お前の正体は明かす。近衛騎士たちには、な。色々と聞かれる前に姿を消したほうがいいと思うぞ?」
「知道了……就照你說的做……多謝你……西爾瓦」
「わかった……言う通りにしよう……感謝する……シルバー」
「你在說什麼?」
「何の話だ?」
「……謝謝你……阿爾諾特皇子」
「……ありがとう……アルノルト皇子」
「不客氣」
「どういたしまして」
說了這句我便走出帳篷外。
そう言って俺は天幕の外に出る。
於是,賽巴斯出現在我身後。
すると、俺の後ろにセバスが現れた。
「是要訓誡我嗎?」
「お説教か?」
「當然不會……身為SS級冒險者的傑克大人與帝位爭奪無涉。而且米亞大人是他唯一的弱點。若為了米亞大人而費心,便會成為一筆巨大的恩情。他們即便知道你的身分,也會守口如瓶,我認為這是個不錯的主意。」
「まさか……SS級冒険者であるジャック殿は帝位争いからは遠い存在です。そしてミア殿が唯一の弱点でもあります。そのミア殿のために骨を折れば、大きな貸しとなります。正体を知っても固く口を閉ざすでしょうし、良い策かと」
「就那麼決定吧」
「そういうことにしておこう」
「那就這麼辦吧」
「そういうことにしておきましょう」
聽了賽巴斯的話我苦笑回應,賽巴斯也苦笑著點頭。
セバスの言葉に俺は苦笑しながら答えると、セバスも苦笑しながら応じた。
結果來說是件好事。
結果的には良かった。
但即便結果不好,我大概也會做同樣的事。
だが、結果的に悪くても同じことをしただろう。
要是當時一直把算計擺第一,米亞的狀況只會越來越糟。
あそこで打算を優先させ続ければ、ミアの容態は悪くなる一方だ。
要費心把傑克拉開也很麻煩。
ジャックを引き離す努力をするのも面倒だ。
傑克也會對那樣的做法感到不滿吧。
ジャックとしてもそんなことをすれば不満だろう。
結果,還是這樣最好。
結局、これが一番良かった。
就我內心而言也是如此。
俺の気持ち的にも。
被無力感折磨的傑克,正是曾經的我。
無力感に苛まれたジャックは、かつての俺だった。
不能就這樣拋下他不管。
見捨てるわけにはいかない。
「那麼,去把事情跟艾爾娜說清楚吧」
「さて、エルナに事情を話しにいくか」
我這麼說著,輕輕伸了個懶腰後便邁步離開。
そう言って俺は軽く伸びをしながら歩きだす。
隔天,知道情況的艾爾娜到處尋找傑克,卻無論在哪都沒有他的蹤影。
翌日、事情を知ったエルナがジャックの姿を探したが、どこにもジャックの姿はなかった。
若被發現SS級冒險者曾與帝國合作,那會是大問題。
SS級冒険者が帝国に協力したとばれれば、大問題だ。
因此我交代要把功勞記到近衛騎士頭上,並禁止自己對外提起此事。
ゆえに近衛騎士の手柄とするように言い含め、この一件について俺は喋ることを禁じた。
就這樣,事情告一段落。
これで一件落着。
這麼想著,慢慢回到茲瓦伊克侯爵領的宅邸時,等著我的,是來自父上的書信。
そう思い、ゆっくりとツヴァイク侯爵領の屋敷に戻った俺を待っていたのは父上からの手紙だった。
「帶著瑪莉安娜王女回到帝都,嗎……」
「マリアンヌ王女を伴い、帝都に帰還せよ、か……」
「這件事不能置之不理啊。」
「これを無視するにはいきませんな」
「剛解決一件事又冒出另一件啊……」
「一難去ってまた一難だな……」
我無奈地嘆了口氣,將信扔到桌上。
やれやれとため息を吐き、俺は手紙を机の上に放り投げた。
父上打算如何對待瑪莉安娜?
父上がマリアンヌをどういう風に扱うつもりなのか?
那樣一來恐怕會有很多事情要動起來。
それによっては色々と動くことになるだろう。
但無論如何,不先見一面就沒辦法談下去。
だが、どうであれ一度会わないと話にならない。
「回去吧,前往帝都。」
「帰るぞ、帝都に」
「遵命。」
「かしこまりました」
說著這句話,我便決定回到帝都。
そう言って俺は帝都に戻ることを決めたのだった。
總之,第十部至此結束(鞠躬)。
というわけで、第十部はこれにて終了ですm(__)m
接著還有稿要趕,將休息大約一個月,請多包涵。
また原稿があるので、一か月ほどお休みします。ご容赦ください。
接下來大概是瑪莉安娜的處置問題和與王國的戰爭問題吧。事情堆成山,但總覺得慢慢接近尾聲。
次はマリアンヌの処遇問題と王国との戦争問題ですかね。やることは山積みですが、だんだん終わりに近づいてきたなと感じています。
感想欄已開放,期待一直在醞釀感想的各位踴躍留言(揮手)。
感想欄を開放するので、感想を温めていた方は感想をお待ちしています(・ω・)ノ
感謝各位的陪伴。
ではお付き合いくださりありがとうございます。
下次也請多多關照。
また次回もお付き合いください。
我是坦巴。
タンバでした。