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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第四百五話 難纏的追兵

艾布拉罕計畫得很周詳。

エイブラハムは周到だった。

他所率領的騎兵隊有一千騎。

率いる騎馬隊の数は千騎。

他命令讓幾名騎兵潛入帝國一方,去剿殺敵方的傳令兵。

その騎馬隊の何名かを帝国側に潜入させて、敵の伝令を討てと命令を下したのだ。

而自己則沿著國境行動,搜尋痕跡。

そして自分は国境に沿って動いて、痕跡を探っていた。

對方終究只能逃入帝國那邊。

相手は結局、帝国側に逃げ込むしかない。

逃跑方向受限的逃亡者。

逃げる方向が限られている逃走者。

將他逼入絕境並不難。

追い詰めるのは難しくはなかった。

「啊……是血……請稍等一下……」

「ああ……血だ……少し待っていてくれ……」

騎兵隊的士兵與喃喃自語的艾布拉罕保持距離。

独り言をつぶやくエイブラハムから騎馬隊の兵士は距離を取っていた。

因為他顯得詭異,且艾布拉罕會突然改變進路。

不気味だったのと、エイブラハムが突然進路を変えたりするからだ。

「嗯?這邊嗎!」

「んん? こっちか!」

艾布拉罕忽然向行進方向的左側移動。

エイブラハムは突然、進行方向から見て左に動いた。

沒有任何預告或指示,騎兵們慌忙追上艾布拉罕。

前振りも指示もないため、騎馬隊の面々は慌ててエイブラハムを追うことになる。

不過,也正因如此,艾布拉罕一行找到了線索。

だが、その甲斐あってエイブラハムたちは手がかりにたどり着いた。

「是馬車經過的痕跡!」

「馬車の通った跡です!」

「不過,前面應該沒有通往邊境的逃路……」

「しかし、この先に国境の抜け道はなかったはず……」

「那是只有帝國一方察覺的通道。特地沒封鎖想必就是為了這個。出發!」

「帝国側だけが気づいていた抜け道だ。わざわざ封じなかったのはこのためだろう。行くぞ!」

艾布拉罕立即判斷,追蹤馬車留下的痕跡。

エイブラハムは即座に判断し、馬車の通った跡を追った。

然而,不久之後艾布拉罕察覺到異狀。

しかし、しばらくしてエイブラハムは異変に気付いた。

「腳印變少了……?」

「足跡が減った……?」

「哇!?」

「うわっ!?」

艾布拉罕突然停下,騎兵隊也跟著停住。

突然、エイブラハムが止まったため、騎馬隊も止まる。

因為過於突然,幾匹馬相撞,幾名士兵被甩下馬。

あまりに突然だったため、何頭かの馬が衝突して、何人かが振り落とされてしまう。

但艾布拉罕對此毫不在意。

だが、エイブラハムはそれについては一切気にしなかった。

「發生什麼事了!?」

「何かあったんですか!?」

「看不出來嗎?腳印變少了。」

「見てわからんのか? 足跡が減っている」

「不管怎麼看都像是和平民一起!應該是走散了吧!」

「どう見ても民と一緒です! はぐれたんでしょう!」

「沒用的,別再多嘴。」

「能無しめ、二度と喋るな」

說罷,艾布拉罕把那名出聲的士兵斬下頭顱。

そう言ってエイブラハムは喋った兵士の首を飛ばした。

但隨即他皺起了臉。

だが、直後に顔をしかめる。

「可惡,讓它沾到壞血了……抱歉了,我最摯愛的夥伴!」

「まずい血を吸わせてしまった……申し訳ない、最愛の友よ!」

艾布拉罕掏出手帕,把自己的魔劍擦拭乾淨。

ハンカチを取り出し、エイブラハムは自分の魔剣を綺麗にする。

同時,他整理起思緒來。

そして、その間に考えを整理した。

對方已分成兩路。

相手は二手に分かれている。

而且一隊坐馬車,一隊徒步。

しかも馬車と徒歩で。

之所以發現得晚,是因為他們在途中偽裝了腳印。

気づくのが遅れたのは途中まで足跡を偽装していたからだ。

他們習慣被追趕。

追われ慣れている。

艾布拉罕憑直覺如此判定,轉身反向追趕。

直感的にそう判断し、エイブラハムは反転した。

「找腳印!一定會有分岔的腳印!」

「足跡を探せ! 分かれた足跡があるはずだ!」

「但、但是,馬車在那邊──」

「し、しかし、馬車は向こうに」

「對方正利用了『公主會搭馬車』的先入為主觀念!公主應該是在徒步分開的那一隊!」

「相手は王女ならば馬車で移動するという先入観を利用している! 徒歩で分かれたほうに王女はいる!」

難道會把一國的公主從馬車上放下,改用徒步移動嗎?

一国の王女を馬車から降ろし、徒歩で移動させるだろうか?

若是目的地很近還說得過去,但到帝國北部的主要城鎮距離相當遠。

目的地が近いならまだしも、帝国北部の主要な街まではかなりの距離がある。

雖然騎兵隊所有人都認為這幾乎不可能,但若敢反抗就會被殺。

ほぼありえないという考えに騎馬隊の全員がなったが、逆らえば殺されてしまう。

被恐懼驅使,騎兵們拼命搜尋腳印。

恐怖に駆られて、騎馬隊の面々は必死になって足跡を探した。

然後。

そして。

「找、找到了!」

「み、見つけました!」

「確實是腳印。」

「確かに足跡だな」

少數腳印朝著與馬車不同的方向延伸。

少数の足跡が馬車とは別方向に向かっている。

不過,行進的方向仍然是朝向帝國。

しかし、向かう先が帝国であることには変わりない。

「要分隊嗎……?」

「部隊を分けますか……?」

「不需要。如果跑偏了,再去追馬車就行。」

「必要ない。もしも外れていたなら、改めて馬車を追えばいい」

「可是……萬一放走了怎麼辦……」

「ですが……万が一逃したら……」

「靠馬車逃不掉騎兵,何況對方也不會選擇直接一路逃。」

「馬車では騎馬からは逃げられん。ましてや真っすぐ逃げるわけにもいかないからな、向こうは」

說著,艾布拉罕策馬疾馳而去。

そう言ってエイブラハムは馬を走らせ出した。

騎兵隊在不安中也緊追而上。

不安に駆られながら、騎馬隊もその後を追うのだった。

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「被發現了呢」

「気づかれましたですわ」

「不會吧……」

「そんな……」

把耳朵貼在地上的米亞坐起身來。

地面に耳をつけていたミアが体を起こす。

騎兵隊的馬蹄聲正朝這邊靠近。

騎馬隊の足音がこちらに向かっていた。

而且數量相當多。

しかもかなりの数だ。

他們並沒有分隊。

部隊を分けたわけではない。

「本來就會被發現的計畫呢」

「いずれバレる作戦ですわ」

米亞讓瑪麗安娜下了馬車,帶著少數護衛走另一條路。

ミアはマリアンヌを馬車から降ろし、少数の供回りと共に別ルートを歩いていた。

原本的路線是有帝國軍士兵和民眾一同前進。

本来のルートは民と共に帝国軍兵士が進んでいる。

本想讓敵方分兵,沒料到竟然精準地做出了二選一的判斷。

敵が部隊を分けることを期待していたが、まさか的確に二択を当ててくるとは。

「是運氣好還是猜中的本事……那會改變局勢呢」

「運がいいのか、読みなのか……それで状況が変わってきますですわ」

一邊說著,米亞穿過那些馬難以通過的樹叢,想要甩開追兵。

言いながらミアはできるだけ馬が通れないような木々の間を通って、相手を撒こうとする。

然而這樣走下去無論何時都無法進入帝國一方。

しかし、そうやって動けばいつまで経っても帝国側には入れない。

因為必須穿過現在這片森林才能到達帝國一側。

今いる森を抜けなければ帝国側にいけないからだ。

再過一會兒,搜尋大概會在森林中展開。

そのうち、森の中で捜索が始まるだろう。

但即便如此,米亞仍優先拖延時間。

だが、それでも時間稼ぎをミアは優先させた。

「總之先拖住時間,找機會突破森林。」

「とにかく時間を稼いで、隙を見て森を突破しますですわ」

「能辦到嗎……?」

「できますか……?」

「只能盡力而為呢。」

「やるだけですわ」

米亞一邊說著,微微鬆了口氣。

言いながらミアは少しホッと息を吐いた。

對瑪麗安娜有些抱歉,但米亞對敵人沒有追逐平民感到寬慰。

マリアンヌには悪いが、ミアは敵が民を追わなかったことにほっとしていた。

就算帝國軍士兵有護衛,追兵的人數仍更多。

いくら帝国軍の兵士が護衛についているとはいえ、追手のほうが多い。

既然沒時間耗在平民身上,只要知道沒有公主目標就會改變,雖然有這種算計,但無力的民眾沒有成為犧牲,實在是幸運。

民に構っている暇がない以上、王女がいないとわかれば標的が変わるという打算があったとはいえ、無力な民が犠牲にならなかったことは幸いだった。

況且那些平民中有她的兄弟們。

ましてやその民の中には自分の兄弟たちがいる。

知道他們安然無恙令人欣慰。

無事であることは喜ばしいことだった。

「米亞小姐……我可以說句有點不謹慎的話嗎?」

「ミアさん……少し不謹慎なことを言っても構いませんか?」

「請說,什麼事呢?」

「どうぞ。なんですの?」

「其實……我反而覺得追兵有來比較好。我一直擔心是不是把無力的人當作誘餌了。」

「実は……こちらに追手が来てよかったと思っています。無力な人たちを囮にしてしまったのでは? と気に病んでいました」

「……我也有同樣的想法呢。」

「……同じことを思っていましたですわ」

「是嗎……那就努力當誘餌吧。」

「そうですか……では頑張って囮になりましょう」

瑪麗安娜這麼說著,露出笑容。

そう言ってマリアンヌは笑顔を浮かべた。

看著那個笑容,米亞重新振作。

その笑顔を見てミアは気持ちを新たにする。

她發誓一定要把這位公主護送逃走。

必ず、この王女だけは逃がして見せる、と。

「追兵已經靠近了呢……接下來會很辛苦唷?」

「追手が近づいてきましたですわ……これからは辛いですわよ?」

「我已經做好覺悟了。」

「覚悟の上です」

「知道了。先低著身子跟著我。在森林裡有很多馬無法搜尋到的地方。」

「わかりました。とりあえず身を低くして、私についてきてくださいですわ。森には馬じゃ探せない場所がたくさんですわ」

「米亞小姐你什麼都知道呢……」

「ミアさんは何でも知っていますね……」

「我對被追這件事很習慣呢。」

「追われることには慣れていますですわ」

米亞邊說邊苦笑。

そう言いながらミアは苦笑する。

儘管如此以往的米亞大概會帶著大家一起逃走。

追われ慣れているとはいえ、前のミアなら全員一緒に逃げただろう。

她當時大概會想著自己去擊退追兵就好。

自分が追い返せばいいという発想になったはずだ。

但是現在她動了些小伎倆。

だが、今は少しばかりの策を弄した。

因為分散戰力會更容易行動。

戦力を分散させたほうがやりやすいからだ。

為什麼會有這樣的想法呢?

どうしてそういう考えになったのか?

在帝國的經驗發揮了作用。

帝国での経験が活きていた。

「在帝國時也曾逃跑過啊……」

「帝国でも逃げていましたものね……」

回想起在帝國的經歷,米亞輕聲喃喃自語。

帝国での経験を思い出しながら、ミアは小さく呟く。

那時也是絕望的情況,但她熬到救援到來。

あの時も絶望的状況だったが、助けが来るまで耐え抜いた。

這一次也只要堅持下去。

今回も耐え抜くだけだ。

不同的是,曾經等待救援的人這次反而成了前來救援的一方。

違うのは助けを待つ側だった人物が、今度は助けに来る側ということだった。