最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第四百四話 小小的傳令
感想欄的治安很差,因此本連載結束前暫時關閉。
感想欄の治安が悪いので、今回の連載が終わるまで一旦閉じます。
連載結束後會再開,想寫感想的人請先保留到那時m(__)m
連載の最後にまた開くので、感想を書きたい人は温めておいてくださいm(__)m
艾布拉哈姆大佐直到數年前還只是個平凡的軍人。
エイブラハム大佐は数年前まで平凡な軍人だった。
然而,他的人生因為取得一樣東西而徹底改變。
しかし、彼の人生はとある物を手に入れたことで一変した。
那是一把魔劍。
魔剣である。
銘為「血命」(布魯特)。
銘は血命(ブルート)。
那是一把單刃的黑劍,能力是簡單的身體強化。
片刃の黒剣で、能力はシンプルな身体強化。
但那簡單的效果比起其他魔劍更為強大,靠著這把魔劍,艾布拉哈姆一路升至大佐。
しかし、そのシンプルな効果はほかの魔剣と比べて強力であり、この魔剣を使うことでエイブラハムは大佐まで上り詰めた。
不過,作為代價,艾布拉哈姆的性格變得難以相處。
ただし、それと引き換えにエイブラハムの性格は難のあるものへと変わってしまった。
「血……血不夠了!」
「血だ……血が足りないぞ!」
艾布拉哈姆在藩國軍搭起的小屋裡這麼喊道。
藩国軍が設置した小屋でエイブラハムはそう叫ぶ。
目前魔劍已被沒收,艾布拉哈姆被軟禁著。
現在、魔剣は没収されて、エイブラハムは軟禁状態だった。
藩國軍的士兵因為感到詭異而沒有人靠近,但接到命令後還是解除了對艾布拉哈姆的軟禁。
藩国軍の兵士たちは不気味さもあって近づかなかったが、命令を受けてエイブラハムの軟禁を解いた。
「艾布拉哈姆大佐,對您下達了命令。」
「エイブラハム大佐。あなたに命令が下った」
「命令……?先把我的魔劍還來!!」
「命令……? その前に私の魔剣を返せ!!」
說完,艾布拉哈姆抓住一名傳令兵的脖子,直接掐緊。
そう言ってエイブラハムは伝令役の兵士の首を掴み、そのまま締め上げる。
傳令兵已喘不過氣、眼看就要昏厥,但艾布拉哈姆看到被抬進來的血命後才放開對方。
伝令役の兵士は呼吸ができず、いまにも気絶しそうだったが、その間に運び込まれた血命を見てエイブラハムは兵士を離す。
「喔……!我最摯愛的朋友啊……!」
「おお……! 我が最愛の友よ……!」
艾布拉哈姆把血命拿起,將臉頰貼在刀身上,露出陶醉的表情。
エイブラハムは血命を手に取ると、その刀身に頬を擦り付けて、うっとりとした表情を浮かべた。
傳令兵一面與艾布拉哈姆保持距離,一面傳達命令。
そんなエイブラハムから距離を取りながら、伝令役の兵士は伝える。
「可惡……率領騎馬隊前往與帝國的邊境!我國的王女要向帝國亡命!阻止她!」
「くっ……騎馬隊を率いて帝国との国境線へ向かえ! 我が国の王女が帝国に亡命する! それを阻止するのだ!」
「阻止……?如果由我出手,大家都會變成屍體吧?」
「阻止……? 私が手を下すと全員死体になるが?」
「沒關係!就算要殺掉也要阻止!」
「構わん! 殺してもいいから阻止せよ!」
「呼、呼呼呼……王女的血嗎……尊貴的血到底是什麼滋味……真讓人好奇。」
「ふ、ふふふ……王女の血か……尊い血はどんなものか……興味があるな」
說完,艾布拉哈姆平靜地站了起來。
そう言うとエイブラハムはすっと立ち上がる。
然後。
そして。
「出發。騎馬隊自行跟上。」
「出るぞ。騎馬隊は勝手についてこい」
艾布拉哈姆說完走出小屋,跨上附近的馬便奔了出去。
そう言ってエイブラハムは小屋から出ると、近くの馬に跨って走り出したのだった。
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從帕西瓦爾侯爵領出發的瑪麗安娜一行,帶著民眾來到帝國邊境附近。
パーシヴァル侯爵領を出発したマリアンヌたちは、民を率いて帝国国境付近まで来ていた。
預期會出現的藩國軍追兵仍然沒有到來。
予想された藩国軍からの追手はいまだにない。
然而。
だが。
「太糟了……」
「ひどい……」
面對如此慘況,瑪麗安娜低聲嘆道。
あまりの惨状にマリアンヌはそう呟いた。
在通往亡命的逃跑路線上,瑪麗安娜等人發現了被全滅的護衛部隊。
亡命用の逃走ルートにて、マリアンヌたちは全滅した護衛部隊を見つけていた。
因為與拉斐爾和艾爾娜的戰鬥,原本隱藏的據點暴露了。
ラファエルとエルナとの戦いによって、隠されていた拠点が目立っていたからだ。
「護衛隊既然全滅,這件事已經被敵人發現!這樣繼續前進只會落入敵人的圈套!」
「護衛部隊が全滅したとなると、今回の一件は敵にばれています! このまま進めば敵の思うつぼかと」
士兵如此指出,但他們已經到了無法帶著民眾回頭的地步。
兵士がそう指摘するが、すでに民と共に引き返せないところまで来てしまっている。
瑪麗安娜想了一會兒,轉向米亞。
マリアンヌは少し考えたあと、ミアのほうを向いた。
「米亞小姐,你怎麼看?」
「ミアさん、あなたはどう思いますか?」
被問到的米亞早已有了答案。
訊ねられたミアの答えは決まっていた。
敵人的追兵遲早會到來。
敵の追手は遅かれ早かれ来る。
一邊保護民眾的話,很快就會被追上。
民を守りながらでは追いつかれるだろう。
那麼。
ならば。
「只能去求援了。」
「助けを呼ぶしかありませんですわ」
「向帝國軍求助嗎?」
「帝国軍にですか?」
「我不認為駐守在國境的帝國軍會離開崗位。還是拜託阿爾諾特皇子吧。」
「国境の帝国軍が自分の持ち場を離れるとは思えません。アルノルト皇子を頼りましょうですわ」
「不、不過,要到殿下所在的茨瓦伊克侯爵領,即使派快馬連續趕路也要花上一天!」
「し、しかし、殿下がおられるツヴァイク侯爵領までは、早馬を駆け続けさせても一日はかかります!」
「在那之前得拖延時間呢。」
「それまでは時間を稼ぐですわ」
就算到了,阿爾諾特會不會馬上採取行動也無法確定。
たどり着いたとして、アルがすぐに動くかどうかはわからない。
即便如此,現狀下那仍是最好的辦法。
それでも現状、それが一番の手だった。
敵人最擔心的就是與駐守邊境的帝國軍會合。
相手が最も警戒しているのは国境にいる帝国軍との合流。
要是敵人不讓那個合流發生,便能在一定程度上預測他們的動向。
それをさせまいとしているなら、敵の動きはそれなりに予想できる。
不過。
ただし。
「也要預期對傳令的攻擊呢。應該要派幾個人護送。」
「伝令に対する攻撃も予想されるですわ。何人か放つ必要があるでしょう」
這是一項危險的任務。
危険な任務だ。
敵人也不是笨蛋。
敵だって馬鹿ではない。
終究,目的地是帝國。
結局、目的地は帝国。
因此敵人很可能事先派人潛進帝國那邊。
ならばあらかじめ、帝国側に人を送っているだろう。
眼下的北部邊境並不完美,幾個人應該能夠悄悄混入。
今の北部国境は完璧ではない。数人なら問題なく入れてしまう。
他們一定會對傳令下手,不能只派一人。
それが伝令に牙をむくのは間違いない。だから一人を送るわけにはいかない。
「能用作傳令的馬只有三匹,其他的馬恐怕撐不住。」
「伝令に使えそうな馬は三頭です。それ以外では耐えきれないかと」
「那就請選出兩名。我想推薦一位。」
「では二名選出してほしいですわ。私から一人、推薦したい者が」
「推薦人選嗎?」
「推薦ですか?」
「是個聰明的孩子,應該能好好完成任務。」
「賢い子です。しっかりと役割を果たしてくれるはずですわ」
米亞這麼說著,望向人群。
そう言うとミアは大勢の民のほうを見る。
然後。
そして。
「泰德,過來這邊。」
「テッド。こっちへ」
米亞叫了泰德的名字。
ミアはテッドの名を呼んだ。
瑪麗安娜看著走出來的少年,瞪大了眼睛。
出てきた少年を見てマリアンヌを目を見開く。
她無法接受一個看起來和她年紀相仿的少年擔任傳令。
自分と大して年の変わらなそうな少年が伝令役など認められなかった。
「米亞小姐!這也太過分了!」
「ミアさん! いくらなんでも!」
「如果全都是軍人會太引人注意,誰會想到是個小孩做傳令呢。」
「すべて軍人では敵の目を引きすぎます。誰も子供が伝令とは思いませんですわ」
「說得有道理。小孩體重輕,對馬的負擔也小。」
「一理あります。子供なら体重も軽いので馬への負担も少ないかと」
「不過……」
「ですが……」
「真正的問題是能力。」
「問題なのは能力です」
「我來擔保。」
「私が保証しますですわ」
在士兵的贊同下,瑪麗安娜沉默了。
兵士の賛同を受けて、マリアンヌは押し黙る。
因為已經不是討論小孩或大人的時候了。
もはや子供だ大人だと言ってる場合ではなかったからだ。
「米亞姊……在說什麼?」
「ミア姉……何の話?」
「泰德……你要騎馬前往阿爾諾特皇子那裡做傳令。會騎馬、會看地圖的孩子,大概就只有你了。」
「テッド……アルノルト皇子のところまで伝令として馬で向かうのですわ。馬にも乗れて、地図も読める子供なんてあなたくらいですわ」
「等、等等……突然說這個幹嘛?傳令……是叫我一個人逃走嗎!?」
「ちょっと……いきなり何? 伝令って……俺だけ逃げろっていうのか!?」
「不是叫你逃跑,而是去求援。」
「逃げるのではなくて、助けを呼びにいくのですわ」
「帝國的皇子會來幫忙有保證嗎!?像我這種人去,他會願意見我嗎!?」
「帝国の皇子が助けてくれる保証があるのかよ!? 俺なんかが行っても会っちゃくれない!」
「阿爾諾特皇子不會捨棄拼命求援的人,尤其是孩子。」
「アルノルト皇子は必死な人を見捨てないですわ。特に子供ならなおさら」
「別把我當小孩!我也會打仗!我沒問題的!」
「子供扱いするなよ! 俺だって戦えるよ! 平気だって!」
「我把你當大人看待才託付你。見到皇子就把這個袋子交給他,他會明白的。」
「大人扱いしているから任せるのですわ。皇子に会ったらこの袋を渡しなさい。それでわかってくれますわ」
米亞說完,不容置喙地拉著泰德的手把他帶到馬前。
そう言ってミアは有無を言わさず、テッドの手を引いて馬の前まで連れていく。
馬上載著最低限的糧食。
最低限の食糧を乗せた馬だ。
已有兩名士兵準備就緒。
すでに二人の兵士が準備を終えていた。
「去吧。替我去見皇子。只要說米亞在求援,皇子應該會行動。」
「行きなさい。私の代わりに皇子に会うのですわ。ミアが助けを求めていたと言えば、動いてくれるはずですわ」
「如果他不動怎麼辦!?對方是超過貴族的皇族啊!?哪裡能相信!」
「動いてくれなかったらどうするんだよ!? 相手は貴族より上の皇族だぞ!? 信用なんかできない!」
「別小看黃金之鷹一族。」
「黄金の鷲の一族を舐めてはいけませんですわ」
「阿爾諾特皇子在帝國的皇族裡不是個失敗者嗎!?我聽說他被稱為『沒用的皇子』!」
「アルノルト皇子ってのは帝国の皇族の中じゃ出来損ないなんだろ!? 出涸らし皇子って言われてるのを知ってる!」
「如果是那種即便被嘲笑也不會生氣的人,應該可以信任的,對吧?」
「そんな風に馬鹿にされても怒らない人なら、信用できるはずですわ。そうでしょう?」
「不過就是軟弱而已吧!?」
「軟弱なだけだろ!?」
「如果這麼想就去見他親自確認。」
「そう思うなら会って確かめてみるのですわ」
說完米亞就讓泰德上馬。
そう言ってミアはテッドを馬に乗せる。
察覺到再說也沒用,泰德粗暴地接過士兵遞來的地圖。
もはや言っても聞かないと察し、テッドは兵士が手渡した地図を乱暴に受け取った。
「答應我,在援軍到來前不要做出冒險的行為。」
「助けが来るまで無茶をしないと約束してくれ」
「那要看對手是誰了呢。」
「相手次第ですわね」
泰德因對方不肯保證而皺起了眉頭。
約束してくれないことにテッドは顔をしかめる。
此時兩名士兵已策馬開始奔馳。
そんな間に二人の兵士が馬を走らせ始めた。
泰德緊跟在後。
テッドはその後に続く。
米亞對這樣的泰德喊話。
そんなテッドにミアは声をかけた。
「泰德,別忘了如果有人幫了你,要說一聲謝謝喔!」
「テッド、助けてもらったらありがとうというのを忘れちゃ駄目ですわよ!」
「真是的……」
「まったく……」
對悠哉的米亞感到一陣惱怒,泰德像是已放棄一般追上前方那兩人。
暢気なミアに苛立ちを覚えつつ、テッドはもう自棄だとばかりに前を走る二人の後を追ったのだった。