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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第三百八十八話 意外的使者

復興進展順利。

復興は順調だ。

東部的商人解決了糧食問題,他們看上了北部的軍馬,於是人員往來也開始恢復。

東部の商人たちによって食料の問題が解決され、彼らが北部の軍馬に目をつけたことで人の行き来も始まった。

難民聚落也在矮人們的協力下逐漸成形。

避難民の街もドワーフたちの協力によって形になりつつある。

矮人之王瑪卡爾與以夏爾為中心的北部有力貴族舉行了協商,開始討論矮人入植的事宜。

ドワーフの王であるマカールはシャルを中心とした北部の有力貴族たちと協議の場を持ち、ドワーフの入植について話を始めた。

關於矮人入植的事,我給父上寫了信。

そのドワーフの入植について、俺は父上に手紙を書いた。

回信上說會派遣使者前來。

届いた返事は使者を向かわせるというものだった。

細節一概不得而知。

詳細は何も知らされていない。

「誰會來呢?」

「誰が来るのやら」

「陛下的使者應該是宰相吧?」

「陛下の使者なら宰相じゃないかしら?」

「忙著應對藩國籌謀的宰相不太可能會來吧。應該是某位皇子?」

「藩国の調略に忙しい宰相が来るのは現実的じゃないわよ。皇子の誰かじゃない?」

夏爾對艾爾娜的回答提出反駁。

エルナの答えにシャルが反論する。

說得沒錯,艾爾娜只顯得悔恨地皺起臉。

その通りなのでエルナは悔しそうな顔をするだけだ。

光靠嘴巴大概贏不過夏爾吧。

口じゃシャルには勝てないだろうしな。

「總之是配得上皇帝使者身分的人物。不要失禮了。」

「まぁ皇帝の使者に見合う格の人物だ。失礼のないように」

「才不要被阿爾說教呢。」

「アルに言われたくないわ」

「不過阿爾也不想被那位說吧。」

「アルも誰かさんには言われたくないと思うけど」

「你說什麼!?」

「なんですってぇ?」

「有什麼不滿嗎?」

「何か文句があるの?」

「比阿爾正常多了!上次也救了北部吧!?你該多感謝人家!」

「アルよりはちゃんとしてるわよ! この前も北部を救ったでしょ!? もっと感謝しなさいよ!」

「那是阿爾的戰術吧!?而且害怕河流丟臉的醜態我可不會忘記!」

「アルの作戦でしょ!? それに川を怖がってた醜態は忘れないわよ!?」

「我才不害怕!只是比較不擅長而已,說過了吧!?」

「怖がってないわよ! 苦手なだけだって言ったでしょ!?」

又開始爭吵了。

また言い合いが始まった。

夏爾似乎無法和艾爾娜好好相處。

シャルはどうもエルナとは協調できないようだ。

艾爾娜對尊重她的人會以尊重回應,對不尊重她的人則會對抗。

エルナは自分を尊重する相手には尊重で返すが、そうでない相手には対抗する。

因此兩人難以相容。

だから二人は相容れない。

不過也不是徹底互相厭惡,算是無傷大雅吧。

まぁ心底嫌い合っているわけではないから良しとするか。

「拜託別在使者面前爭吵,會降低我的評價。」

「頼むから使者の前で言い合いはするなよ? 俺の評価が下がる」

「去跟夏爾說!」

「シャルロッテに言って!」

「去跟艾爾娜說!」

「エルナに言って!」

聲音重疊。

声が被る。

兩人同時皺起了臉。

それに二人して顔をしかめた。

真是的,究竟是默契還是完全不合呢。

まったく、息が合ってるんだか合ってないんだか。

「塞巴斯,使者還要多久到?」

「セバス、使者の到着はどれくらいだ?」

「是啊,差不多該到了吧。」

「そうですな。そろそろ到着してもよい頃かと」

那就去迎接吧。

じゃあ出迎えにでも出るか。

這麼想著,我抿了一口紅茶。

そう思いつつ、俺は紅茶を口に含む。

就在那一瞬,從背後傳來聲音。

その瞬間、後ろから声が聞こえてきた。

「不用迎接了。我已經在這裡了。」

「出迎えは結構。もういるのでね」

「啊!?」

「っ!?」

差點把紅茶噴了出來。

思わず紅茶を吹き出しかけた。

那是因為聲音是從背後傳來,而且還很熟悉。

それは後ろから声が聞こえてきたのと、それが聞き覚えのある声だったからだ。

「塞巴斯,你的直覺是不是變鈍了?竟然這麼容易被從後面偷襲。」

「セバス、勘が鈍ったんじゃないかな? 易々と後ろを取られるなんて」

「嘲弄老骨頭可不禮貌。要是你把氣息完全收起靠近,我可就察覺不了了。」

「老体を揶揄うのは感心しませんな。あなたが気配を絶って近づけばさすがに気づけません」

只要塞巴斯在,我就不會展開結界。

セバスがいるとき、俺は結界を張っていない。

塞巴斯幾乎不會察覺不到任何動靜。

セバスが気づかないということがほぼないからだ。

但總是有例外。

だが、例外は必ずいる。

在帝國那邊,也出現了些少數例外派來的使者。

帝国でもわずかな例外が使者としてやってきた。

我急忙從椅子上站起,轉身望去。

俺は急いで椅子から立ち上がり、振り向く。

只見一名櫻色髮的男子從窗戶進入房內。

すると窓から部屋に入ってくる桜色の髪の男性がいた。

他的眼瞳呈翡翠色。

その瞳の色は翡翠。

「勇爵!?您怎麼會在這裡!?」

「勇爵!? どうしてあなたが!?」

「父上!?」

「お父様!?」

那是一位身形修長的中年男子。

そこにいたのはスラリとした中年の男性。

看起來讓人以為他三十出頭也說得過去。

見た目的には三十代といっても通じるだろう。

五官端正、身形結實,但笑容親切溫和。

端正な顔立ちに引き締まった体。しかし、気さくで柔和な笑顔。

毫無疑問,正是當代的勇爵泰奧巴爾特·馮·阿姆斯貝爾格。

間違いなく当代の勇爵、テオバルト・フォン・アムスベルグ、その人だった。

「雖不能說是很有禮的登場方式,為此向你們道歉。只是有點在意你們的狀況罷了。」

「お世辞にも行儀がいいとは言えない登場の仕方だったのは謝罪しよう。少し君らの様子が気になったのでね」

「這樣太嚇人了,能別這樣嗎……?」

「心臓に悪いのでやめていただけますか……?」

「哈哈哈!你們不會這麼容易被嚇壞吧?聽說你帶著北部諸侯出現在敵軍正後方,說不定敵人才更心驚膽跳呢。」

「はっはっはっ! この程度で驚くほどやわではないだろ? 北部諸侯を率いて敵軍の真後ろに現れたそうじゃないか? 敵のほうがよほど心臓に悪かっただろうね」

「嚇人我是很習慣,但被嚇這點我可不習慣。」

「驚かすのは慣れてますが、驚くのには慣れてません」

「那可不好。人生不正因為驚喜而閃亮嗎。」

「それはまずいな。人生は驚いてこそ輝くのだから」

說著勇爵微笑著將目光投向夏爾。

そう言って勇爵はニッコリと笑いながらシャルのほうへ目を向ける。

夏爾完全沒想到勇爵會出現,僵在原地。

さすがに勇爵が来るとは思っていなかったシャルは固まったままだ。

「你是夏洛特·馮·茨瓦伊克侯爵吧?初次見面,我是泰奧巴爾特·馮·阿姆斯貝爾格勇爵。能見到新的雷神很榮幸。」

「シャルロッテ・フォン・ツヴァイク侯爵だね? 初めまして。テオバルト・フォン・アムスベルグ勇爵だ。新たな雷神にお目にかかれて光栄だ」

勇爵自然地向夏爾伸出右手。

勇爵はすっと右手をシャルに差し出した。

夏爾一時不知所措,戰戰兢兢地握住了勇爵的手。

シャルはどうしていいかしばらく迷ったが、おずおずと勇爵の手を握った。

「夏、夏洛特·馮·茨瓦伊克侯爵……我也很榮幸見到您,阿姆斯貝爾格勇爵。」

「しゃ、シャルロッテ・フォン・ツヴァイク侯爵です……こ、こちらこそお目にかかれて光栄です。アムスベルグ勇爵」

「別那麼緊張。雖然有個勇爵的稱號,但也沒在幹什麼正經事,只是隨便在帝國到處走走。」

「そんなに緊張しないでほしいね。勇爵といったって何かしてるわけじゃないからね。適当に帝国を散歩しているだけさ」

真會說。

よく言うよ。

說是散步,實際上卻在四處剿滅反帝國組織。

散歩といいつつ、反帝国組織を壊滅させて回っているくせに。

越是偏遠地區,皇帝的目光就越難以觸及。

地方になればなるほど皇帝の目は届かなくなる。

所以勇爵會代為前往,將那些組織摧毀。

だから勇爵は代わりに赴いて、そういう組織を潰しているのだ。

以前是近衛騎士們擔任那項職責,但由於更重視皇帝的護衛,遂由勇爵接下這項任務。

前は近衛騎士たちがその役割を担っていた。しかし、皇帝の警護を重視することになったため、勇爵がその役割を引き受けているのだ。

「嗯,你們應該已經看出,我是皇帝陛下的使者。要現在談正事嗎,阿爾?」

「さて、もう気づいているとは思うが、私が皇帝陛下からの使者だ。すぐに真面目な話をするかい? アル」

「不,請給我一點時間……」

「いえ、少し時間をください……」

「是嗎……那麼」

「そうかい……じゃあ」

勇爵把目光投向先前一直被閃避的艾爾娜。

勇爵の視線が今まで避けられていたエルナに向けられた。

艾爾娜緊張地挺直了背脊。

エルナは緊張した様子で背筋を伸ばす。

『這就是那個情況了。』

これはあれだな。

『要被說教了。』

説教だな。

「艾爾娜……你知道我想說什麼嗎?」

「エルナ……私が何を言いたいかわかるかい?」

「……是因為沒注意到父上嗎……?」

「……お、お父様に気づけなかったことでしょうか……?」

「你應該知道的吧。要是我是刺客,阿爾的頭早就飛了。」

「わかっているじゃないか。私が刺客ならアルの首は飛んでいたよ?」

「真、真的很抱歉……」

「も、申し訳ありません……」

「若只是道歉就能解決,那就不需要近衛騎士了。以帝國當前的情勢而言,皇族每一人的存在價值都在提升。更何況阿爾是北部全權代官,現在可說是皇帝所倚重的皇子之一。你之所以在這裡,莫非是以為是因為關係好所以才被派來?」

「謝って済むなら近衛騎士はいらない。帝国の状況を考えれば、皇族一人一人の存在価値は高まっている。ましてやアルは北部全権代官だ。いまや皇帝が重用する皇子の一人といえるだろう。だから君がここにいる。仲がいいから君が派遣されたとでも?」

「……」

「……」

「要多培養些沉著冷靜。至今仍沒人提議讓你成為近衛騎士團長,正是因為你有這樣的表現。」

「もう少し落ち着きを身につけなさい。いまだに君を近衛騎士団長にという声が出てこないのは、そういうところが原因だと心得ることだ」

「是……我會努力改進……」

「はい……精進します……」

看著一臉沮喪的艾爾娜,我嘆了口氣。

見るからに落ち込んだエルナを見て、俺はため息を吐く。

這兩人依舊如故。

相変わらずだな。この二人は。

艾爾娜在勇爵面前抬不起頭來。

エルナは勇爵には頭が上がらない。

「勇爵,艾爾娜做得很好。」

「勇爵。エルナはよくやってくれています」

「你總是縱容艾爾娜,所以她在你面前總是鬆懈。從小就是這樣的。」

「君はいつもエルナを甘やかす。だからこの子は君の前ではいつも気を抜くんだ。幼い頃だってね」

「互相而已。艾爾娜作為護衛一直很幫忙。」

「お互い様ですから。エルナが護衛でいつも助かっています」

「唉唉……別太依賴阿爾。」

「やれやれ……あまりアルに甘えないように」

「是……我會注意的。」

「はい……気をつけます」

看著沮喪的艾爾娜,勇爵嘆了一口氣。

落ち込むエルナを見て、勇爵は一つ息を吐く。

在勇爵眼中,艾爾娜可能還遠遠不夠成熟。

勇爵から見ればエルナはまだまだという感じなんだろう。

畢竟是父親,難免會看得嚴格些。

まぁ親だからつい厳しく見てしまうというのもあるはずだ。

「那麼,我先去向莉澤洛特殿下打個招呼,正事之後再談可以嗎?」

「さて、じゃあ私はリーゼロッテ殿下に挨拶でもしてこよう。真面目な話はその後でいいかな?」

「好,麻煩了。」

「はい。助かります」

「馮·茨瓦伊克侯爵,抱歉,能請你引路嗎?」

「ツヴァイク侯爵。申し訳ないが、案内を頼めるかな?」

「是、是!這邊請!」

「は、はい! こちらです!」

說著勇爵和夏爾一同走出房間。

そう言って勇爵はシャルと共に部屋を出ていった。

聽著腳步聲遠去,我與艾爾娜同時長嘆一口氣。

足音が遠ざかるのをしっかりと聞いて、俺とエルナは同時に深く息を吐いた。

「唉──偏偏使者會是勇爵……」

「はぁ~……よりによって使者が勇爵だなんて……」

「壽命都縮短了……」

「寿命が縮まったわ……」

「在那位面前你們倆都是小孩子啊。」

「あの方の前ではお二人とも子供ですからな」

聽了塞巴斯的話,我嘆了口氣。

セバスの言葉に俺は嘆息する。

怎麼總是來些不按我預期行事的人?

どうしてこう、思い通りにいかない人間ばかり来るんだ。

感覺像是被刻意為難。

嫌がらせの匂いを感じる。

但同時又覺得父上不會做出那麼毫無意義的事。

しかし、同時にそこまで意味のないことを父上がするとも思えない。

『是個兼具報復與實利的人選嗎……』

「仕返しと実益を兼ねた人選か……」

勇爵所說的正事,或許不只是關於矮人的問題。

勇爵のいう真面目な話はもしかしたらドワーフの件だけじゃないかもしれないな。