最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第三百八十五話 姊姊到來
那一天終於來臨了。
その日はついにやってきた。
「殿下,出迎的準備已就緒。」
「殿下、出迎えの準備が整いました」
「知道了。會注意不失禮。」
「わかりました。失礼のないように」
「明白了。」
「承知しました」
「請多多關照。她的心情會決定對我的態度。」
「よろしくお願いします。機嫌次第で俺への扱いが変わるので」
我向萊因費爾特公爵鞠躬致意。
そう言って俺はラインフェルト公爵に頭を下げた。
誠懇地。
切実に。
畢竟要出迎的是不講理的化身,莉澤姊姊。
なにせ出迎える相手は理不尽の権化、リーゼ姉上だ。
若失禮,報復就會雙倍落到我頭上。
失礼があれば倍返しが俺に飛んでくる。
出迎會動員五千名騎士。
出迎えには五千の騎士が出る。
這是為帝國皇女兼帝國元帥的出迎。這樣已算是比較溫和的一面吧。
帝国皇女にして帝国元帥の出迎えだ。これでも大人しいほうだろう。
「莉澤洛特殿下對阿爾諾特殿下的活躍感到高興,應該不必擔心。」
「リーゼロッテ殿下はアルノルト殿下が活躍したことを喜んでおりました。心配する必要はないかと」
「看來你們還不了解她。她把弟弟當成玩物,對玩物的對待全憑心情;一點小事就會招來無理的懲罰。」
「まだあの人のことがわかってないみたいですね。あの人にとって弟はおもちゃなんです。おもちゃの扱いは機嫌次第。些細な事で理不尽が降ってくるんですよ」
「或許是因為愛吧」
「愛ゆえかと」
「……」
「……」
我找不到回話,垂下肩膀催促大家退下。
返す言葉が見つからず、俺は肩を落としながら退室を促す。
然後在房間只剩下我一人時,我深深嘆了一口氣。
そして誰もいなくなった部屋で盛大にため息を吐いた。
「……真討厭啊……」
「……嫌だなぁ……」
如果只是在人多的帝都隨便碰面還好,但如今帶著職責與莉澤姊姊見面,簡直是地獄。
帝都で適当に過ごしているときに会うならまだしも、こうして役職を持った状態でリーゼ姉上と会うなんて地獄だ。
而且這地獄是主動上門的,無法躲避。既然她會自動鎖定追蹤我,只能硬著頭皮迎戰。
しかも地獄が向こうからやってくる。回避不可能。こちらを自動追尾してくる以上、受けて立つしかない。
我的防禦能不能撐住呢。
果たして俺の防御が持つのかどうか。
被考驗的是當弟弟的本事。
試されるのは弟力。
一切都取決於我能哄姊姊到什麼程度。
どれだけ姉の機嫌を取れるかですべてが決まる。
「阿爾大人!點心烤好了!」
「アル様! お菓子が焼きあがりました!」
「不愧是菲妮!做得好!這樣武器就齊全了!」
「さすがフィーネだ! よくやってくれた! これで武器は揃ったぞ!」
從早上就拜託菲妮做點心了。
朝からフィーネにはお菓子作りを頼んでいた。
大家都知道,只要有甜食她就會比較高興。
甘い物があればそこそこ機嫌がよくなることは周知の事実。
這樣勝率應該會大幅上升吧。
これで勝率はグンと上がるだろう。
「贏了!」
「勝ったな!」
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為了迎接莉澤姊姊,五千名騎士在城門前兩列整齊列隊。
五千の騎士たちがリーゼ姉上の出迎えの準備のため、門の前に二列で整列した。
由騎士們所形成的通道。
騎士たちによってつくられた道。
沿著那條通道奔來的,是一位披著蒼色披風、金髮飄揚的女性,身旁有幾名側近。
そこを数騎の側近と共に走ってくるのは、蒼いマントを翻した金髪の女性。
帝國第一皇女兼帝國元帥,莉澤洛特·雷克斯·阿德勒。
帝国第一皇女にして帝国元帥、リーゼロッテ・レークス・アードラー。
帝國最危險的女人來了。
帝国一ヤバい女が来たのだ。
「──特地派北部全權代官來迎接實在沒必要吧?」
「――わざわざ北部全権代官が出迎える必要はなかったぞ?」
「職位無關緊要,弟弟只是去迎姊姊而已。」
「役職は関係ありません。弟が姉を出迎えるだけですから」
我說著這句話,向馬上的莉澤姊姊行禮。
そう言って俺は馬上のリーゼ姉上に頭を下げる。
「歡迎光臨,長途奔波辛苦了,莉澤姊姊。見您安好真是太好了。」
「ようこそ、お越しくださいました。長旅お疲れ様です、リーゼ姉上。ご壮健そうでなによりです」
「你看起來也很精神呢,阿爾。」
「お前も元気そうだな? アル」
「姊上,您贏了。」
「姉上には負けますよ」
我帶著笑容回答,心裡暗自握拳。
そう笑顔で返しつつ、俺は内心でガッツポーズをしていた。
完美。
完璧だ。
正營造出一個完美的局面。
完璧な流れを演出している。
應該不會像上次那樣被迫重來吧。
いつぞやのようにやり直しをさせられることもないだろう。
我正這樣自我稱讚著。
そう自分で自分を称賛していると。
姊上的眼神變得銳利起來。
姉上の目つきが鋭いものへ変わった。
「話說……這是什麼騷動?」
「ところで……これは何の騒ぎだ?」
「嗯……是為了迎接莉澤姊上……」
「えっと……リーゼ姉上の出迎えですが……」
「愚蠢。既然能為迎接而撥出這麼多兵力,就把他們調去為民服務。」
「愚か者。出迎えにこれだけの兵を割けるなら民のために動かせ」
「不、不是的,我有盡量確保不會影響到其他工作……」
「い、いえ、ちゃんと他の仕事には支障がないようにはしていまして……」
「有了這麼多兵力,應該能做些新的作為。既然可行,沒理由不去做吧?」
「これだけの兵がいれば新たなこともできるだろう。できるのにやらない理由はないと思うが?」
「但是……莉澤姊上是帝國元帥啊……」
「ですが……リーゼ姉上は帝国元帥ですし……」
「緊急時不需要那些歡迎。記住這點。民眾不會跑去看戰場;他們看到的士兵,是戰場之外的樣子。正因如此,必須在平時就為民行動。正是靠那裡建立起的信任,民眾才會接納士兵。明白了就把這些兵調動起來。」
「緊急時に歓迎など無用。よく覚えておけ。民は戦場を見に来たりはしない。民が見る兵の姿は戦場以外の姿だ。だからこそ、平時から民のために動かねばならん。そこで築いた信頼があるから、民は兵士を受け入れてくれるのだ。わかったら、この兵を動かせ」
「了、了解了……」
「りょ、了解しました……」
「尤爾根,你在場卻為何不阻止?放任她為所欲為怎麼行?」
「ユルゲン。お前がいながらなぜ止めない? 好き放題やらせてどうする?」
「非常抱歉,是我做得不夠周到。」
「申し訳ありません。僕が至りませんでした」
沒想到萊因費爾特公爵也不得不低下頭來。
ラインフェルト公爵も頭を下げる羽目になるとは。
可惡──沒想到居然說不需要迎接。
くそー、まさか歓迎をいらないと言うとはな。
這是個誤算。平常她若沒有迎接會抱怨不已,但現在是非常時期。
誤算だった。いつもなら歓迎がないと不満を口にするだろうが、今は非常時。
平時姊上任性得很,但那不是因為她不能忍耐,而是她只是選擇不忍耐。
普段はわがままし放題な姉上だが、それは我慢できないのではなく、我慢しないだけだ。
但一旦到了關鍵時刻,她是能忍受一切的人。
いざとなれば何もかもを我慢できる人物だ。
我判斷錯了嗎?
読み違えたか。
想到這些,我把集結的騎士一部分留在城裡護衛,其餘的則派去巡邏。
そんなことを思いつつ、俺は集まった騎士たちの一部を街の護衛に残し、残りは哨戒任務にあたらせた。
在我處理那些事的同時,莉澤姊上已經匆匆進了宅邸。
そしてそんなことをしている間にリーゼ姉上はさっさと屋敷の中に入ってしまう。
「看來她不高興了……」
「機嫌を損ねてしまいましたね……」
「還沒!我這裡有點心!」
「まだです! こっちにはお菓子がある!」
說著,我轉身面向前方。
そう言って俺は前を向く。
如果現在不把她哄好,接下來會一直是地獄。
ここで機嫌を立て直さないとこれから先、ずっと地獄だ。
總之一定要把她哄回來!
とにかく機嫌を取らなければ!
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回到宅邸後,我立刻前往莉澤姊上的身邊。
屋敷に戻ると、俺はすぐにリーゼ姉上の下へ向かった。
負責接待的是菲妮。
接待をしていたのはフィーネだった。
「總是讓阿爾添麻煩,真是抱歉。」
「いつもアルが迷惑をかけてすまないな」
「不,是我才給你添麻煩。我能幫得上的機會太少了……」
「いえ、私のほうが迷惑をかけています。あまり力になれる機会が少なくて……」
「別氣餒,請在他身邊陪伴他。」
「気落ちする必要はない。傍にいてやってくれ」
「是!」
「はい!」
兩人並不太熟,但莉澤姊上似乎對菲妮很滿意。
あまり面識のない二人だが、リーゼ姉上はフィーネを気に入ったようだ。
因為只有被她中意的人,才會被她親近地搭話。
親し気に話しかけるのは気に入った相手だけだからだ。
我匆匆走到莉澤姊上身旁,用眼神示意菲妮準備點心。
俺はそそくさとリーゼ姉上の傍へと向かうと、フィーネに視線でお菓子の用意を伝える。
「莉澤羅特大人,我烤了些點心,請問您要不要嚐一嚐?」
「リーゼロッテ様。お菓子を焼いたのでいかがです?」
「哦?是蒼鴎姬做的點心啊。那我就收下了。」
「ほう? 蒼鴎姫のお菓子か。いただこう」
莉澤姊上帶著笑容,接受了菲妮的提議。
リーゼ姉上は笑顔を浮かべて、フィーネの提案を受け入れた。
『這是個好兆頭。』
これはいい兆候だ。
就在我這麼想的時候,菲妮端來了一大堆點心。
そんな風に思っていると、フィーネが大量のお菓子を持ってきた。
『上次她把我的那份全都拿走了。』
前回は俺の分をすべて持っていかれたからな。
我事先拜託她多做一些。
多めに作ってくれるように言っておいた。
看到那一幕,莉澤姊上睜大了眼睛。
それを見て、リーゼ姉上は目を丸くした。
「做了這麼多啊?」
「たくさん作ったものだな?」
「會不會太多了呢?」
「多すぎたでしょうか?」
「不……」
「いや……」
說完,莉澤姊上只在小盤子上取了幾塊點心,然後把剩下的交給了菲妮。
そう言ってリーゼ姉上は小皿に少しだけお菓子を取ると、残りをフィーネに渡した。
對著疑惑地歪頭的菲妮,莉澤姊上開口說道。
不思議そうに首を傾げるフィーネにリーゼ姉上は告げる。
「來的路上,孩子們表情都很沉重。你去把點心分給他們吧。這些應該足夠了。」
「来る途中、子供たちが沈んだ表情をしていた。お前から渡してやってくれ。これだけあれば十分足りるだろう」
「那、但是……」
「で、ですが……」
「我這樣就足夠了。做得很好,我領受你的心意了。」
「私はこれで十分だ。よく作ってくれた。気持ちは受け取ったぞ」
說完之後,莉澤姊上一句話也不讓菲妮說就把她送走了。
そう言ってリーゼ姉上は有無を言わせずにフィーネを送り出した。
然後只剩下我和莉澤姊上兩人被留下。
そして俺とリーゼ姉上だけが残される。
「阿爾,我有件事要跟你說。」
「アル、一つ言っておくことがある」
「什、什麼事……?」
「な、なんでしょうか……?」
「我討厭那種故意誇張地討好別人的人。」
「私は大げさに機嫌を取ろうとする奴が嫌いだ」
「……順帶一提,那些不嘗試討好別人的人呢?」
「……ちなみに機嫌を取ろうとしない奴は?」
「我也討厭。」
「嫌いだ」
『究竟是哪一邊……』
どっちだよ……。
『果然是不講理的化身啊。』
やはり理不尽の権化か。
「我不喜歡那些對我不體貼的人,但過度又會讓人厭煩。適度就好,適度地做。」
「こちらに気を遣わない奴は嫌いだが、過度では鬱陶しい。適度でいいのだ。適度にやれ」
「那所謂的適度我真不知道該怎麼把握……」
「その適度がわからないんですが……」
「還差得遠。努力吧。」
「まだまだだな。励め」
『我到底該努力什麼呢?』
何を励めばいいんだろうか。
當我正這麼想時,莉澤姊上忽然拿出一張地圖。
そんなことを思っていると、リーゼ姉上はいきなり地図を出した。
那是一張北部國境的地圖。
それは北部国境の地図だった。
「你知道我去視察過了吧?」
「私が下見に行ったことは知っているな?」
「是的,我有聽說。」
「はい、聞いています」
「北部國境的守備軍曾一度幾乎崩潰,暫時由哈尼許將軍負責整頓北部邊境;但國境防守仍然十分混亂。」
「北部国境守備軍は一度崩れかけた。暫定的に将軍のハーニッシュが北部の国境をまとめている。だが、国境の守備はガタガタだ」
「我有收到報告。好像只能勉強守住主要的要塞。」
「報告は受けています。主要な砦を守るだけで精一杯だとか」
「別像事不關己似的說。你被委以管理北部,難道你不認為北部國境的問題也該由你來解決嗎?」
「他人事のように言うな。お前は北部を任されているのだ。北部国境の問題もお前が解決すべきだと思わんのか?」
「北部國境的問題不是應該交給軍方處理嗎……?」
「北部国境の問題は軍の問題では……?」
「你是我的弟弟。也就是這個意思。」
「お前は私の弟だ。つまりそういうことだ」
『這是什麼意思……?』
どういうことだ……?
『她是說既然我是她的弟弟,就要把那種程度的事做到給她看嗎?』
私の弟なんだから、その程度はやってみせろということか?
嗯……這件事也牽涉到藩國的侵攻,應該不會算是越權吧……
まぁ、藩国侵攻についても関わる問題だから越権行為にはならないだろうが……。
「先說在前,我挺忙的。」
「一応言っておきますが、俺はそこそこ忙しいです」
「那還能應付吧?在國境問題解決之前不能發動攻擊。若被對方趁虛而入造成損失,可不是我們能承受的。而且……也沒接到宰相的聯絡。」
「ならまだやれるな? 国境の問題が解決するまでは攻撃には踏み切れん。侵攻の隙を突かれて被害が出てはかなわんからな。それに……宰相からの連絡もないからな」
「宰相的聯絡?說起來,姊姊,我想問,東部邊境沒事吧?如果姊姊長時間不在的話……」
「宰相からの連絡? そう言えば姉上。聞いておきたかったんですが、東部国境は平気なんですか? あまり長い期間、姉上がいないとなると」
「我的部下很優秀。已受訓,即使沒有我也能運作。」
「私の部下は優秀だ。私がいなくても動けるように訓練されている」
「是嗎……嗯,那樣的話就好。」
「そうですか……まぁそれならいいんですが」
「而且……不會花太多時間。這場戰一旦開始,很快就會分出勝負。」
「それに……時間はかからん。この戦は始まればすぐに決着がつく」
那並不是因為莉澤姊姊出面才會這樣。
それはリーゼ姉上が出てきたからというわけじゃない。
再怎麼說是莉澤姊姊,侵攻作戰還是會花時間。哪怕再腐敗,藩國終究是一個國家。
いくらリーゼ姉上でも侵攻作戦では時間がかかる。腐っても藩国は一つの国だ。
那會那麼快分出勝負,這是怎麼一回事?
それがすぐに決着がつくとは、どういうことだ?
「我不明白。妳知道些什麼嗎?」
「意味がわかりません。何か知っているんですか?」
「……這是極機密。不要告訴任何人。」
「……極秘事項だ。誰にも喋るな」
「沒問題。」
「平気です」
「……宰相和艾力克正在合作策反藩國的貴族。準備就緒後,預計有一半會倒向我們。」
「……宰相とエリクが協力して藩国の貴族を調略している。準備が整えば半数はこちらに付く予定だ」
「是為了避免兩線作戰嗎?」
「二正面作戦にしないためにですか?」
「沒錯。迅速解決周邊的敵人,然後集中兵力對付王國。」
「そうだ。周りの敵は素早く片付け、王国に集中する」
「……會輕易背叛的人,我們也會同樣毫不留情地背叛他們,懂嗎?」
「……あっさり裏切るような奴らは、こちらもあっさり裏切りますよ?」
「不會放任不管。那些輕易背叛的人,自會有處置。」
「放置はしない。あっさり裏切った奴らは、な」
「有不會那麼輕易背叛的人嗎?」
「あっさりではない奴らがいると?」
「……藩國的王女希望投奔我們。她難得是個正派的人物,是藩國良識派的代表,擁戴她的民眾也很多。她那邊的貴族應該可以信任。」
「……藩国の王女がこちらへの亡命を希望している。珍しくまともな人物のようだぞ? 藩国の良識派の代表だ。慕う民も多い。彼女側の貴族は信頼できるだろう」
帝國並不掌握藩國的內情。
藩国の内情は帝国には入ってこない。
我也是第一次聽說藩國的國王有位公主。
藩国の王に王女がいたことも初耳だ。
若真的有個有良識的人,那倒是件好事。
まぁ良識を持つ人物がいるなら好都合だ。
侵攻之後可以把藩國交由她來管理。
侵攻した後に藩国を任せることができる。
比起併吞,讓對方成為附庸國比較好。
併合するよりは属国にするほうがいい。
「就是這樣。也要開始整備國境。準備就緒後,我會率領東部的騎士出征。」
「そういうわけだ。国境の整備にも手をつけろ。準備が整えば、私が東部の騎士たちを率いて出る」
說完這番話後,莉澤姊姊站起身來。
そう宣言した後、リーゼ姉上は席を立つ。
我問她要去哪裡,姊姊理所當然地說道。
どこへ行くのかと尋ねると、姉上は当然のように言い放った。
「我要睡覺。因為睏了。我會待一陣子,別偷懶喔?」
「私は寝る。眠いからな。しばらく滞在するからサボるなよ?」
「……妳不是在把工作推給我吧?」
「……俺に仕事を押し付けてるわけじゃないですよね?」
「不是強加給你。是我讓給你的。艾力克在策反藩國的貴族,他需要功勞不是嗎?畢竟我是個溫柔的姊姊。」
「押し付けたわけじゃない。譲ったのだ。エリクが藩国の貴族を調略している。手柄が必要だろ? 私は優しい姉だからな」
『真是讓人受不了的女人。』
なんて女だ。
『實在太過分了。』
最低にもほどがある。
心裡雖然想抗議,但怕被反擊,表面上只好皺著臉應付過去。
内心で抗議しつつ、反撃が怖いので表では顔をしかめるだけで済ませる。
正當我心想『快點走吧』時,姊姊停下了腳步。
早く出ていけと思っていると、姉上が足を止めた。
我慌張,擔心她已經看穿了我的心思。
内心を悟られたかと焦っていると。
「對了,阿爾。我聽說了你和高登的戰鬥?」
「そうだ、アル。ゴードンとの戦は聞いたぞ?」
「那、那有什麼問題嗎……?」
「な、何か問題でもありましたか……?」
「不,很精彩。可以說是很符合你和雷歐的風格。做得好,不愧是我的弟弟。」
「いや、見事だ。お前とレオらしい戦だったといえるだろう。よくやった、さすが私の弟だ」
說完這些話後,莉澤姊姊便離開了房間。
それだけ言うとリーゼ姉上は部屋を出たのだった。
她的心情出乎意料地好,說不定是真的呢。
意外に機嫌がいいというのは本当だったかもしれないな。