首頁 目錄

最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第三百九話 阿爾的計畫

「啊,阿爾諾爾特殿下!?」

「あ、アルノルト殿下!?」

「您醒來了嗎!?」

「お目覚めになられたのですか!?」

重臣會議的參加者們驚呼出聲。

重臣会議の参加者たちは驚いたように声をあげた。

不理會那些聲音,我將視線投向父上和坐在他身旁的弗蘭茲。

それを無視して、俺は父上とその隣にいるフランツへ視線を向けた。

「你這傢伙……睡了一陣還是沒變。」

「お前という奴は……しばらく寝てても変わらんな」

「才一個半月而已,人不會變的。」

「たかが一月半で人は変わりませんよ」

「也是啊……身體沒事吧?沒有任何問題吧?」

「それもそうか……体は平気か? どこにも支障はないな?」

「嗯,沒事的。讓您擔心了。」

「ええ。平気ですよ。ご心配をおかけしました」

「好……你終於醒過來了。」

「よい……よく目覚めてくれた」

父上說著,微微一笑。那是放心的笑容。看來確實讓他相當擔心了。

そう言うと父上は軽く笑ってみせた。安心した笑みだ。だいぶ心配をかけてたらしいな。

但他很快恢復帝王的表情,向弗蘭茲投去目光示意。

だが、すぐに皇帝としての顔に戻り、フランツに目配せする。

「阿爾諾爾特殿下既然醒了,要做的事可多著呢。」

「アルノルト殿下がお目覚めならやれることはいくらでもあります」

「是啊,不過,阿爾諾爾特似乎另有打算?」

「そうだな。しかし、アルノルトには考えがあるようだぞ?」

「也不算什麼特別的主意。我大概向塞巴斯問過情況。話說在先,請別把我擺成援軍的大將,我可不想死。」

「別に考えってほどじゃありませんよ。状況はだいたいセバスに聞きました。そのうえで言いますが、援軍の大将に俺を据えるのは勘弁してください。死にたくないので」

「隨行護衛會由近衛騎士隊負責。」

「護衛には近衛騎士隊がつきます」

「我不是擔心護衛。問題是敵方有龍王子。因為在帝都被嘲笑,他們絕對不會放過我。只要傳出我要出征,肯定會把我當成目標。」

「そこの心配はしていない。問題なのは敵には竜王子がいるってところだ。帝都で嘲笑ったので、向こうは絶対に俺を許さないでしょう。俺が出陣すると聞けば、必ず標的にされます」

「……這種可能性非常高。」

「……その可能性は十分にあります」

父上看向弗蘭茲,弗蘭茲沉默點了點頭。

父上がフランツに目を向け、フランツは静かに頷く。

被派作援軍的我成為目標並不理想。

援軍として派遣された俺が標的になるのは好ましくない。

如果由我去牽制敵人,雷歐就能自由活動,但我會承受猛烈的攻擊。以信賴度而言我只會被賦予次一等的部隊,不知道是否能防住那樣的局面。

俺が敵を引き付ければ、レオは自由に動けるわけだが、苛烈な攻撃を俺は受けることになる。信頼度でいえば次点の軍を率いて、俺はそれを防げるかどうか。

聽起來有點冒險吧。

怪しい話だろう。

「那麼,怎麼辦?」

「では、どうする?」

「所以我打算悄悄前往,請說我還在帝都睡著就好。」

「ですからこっそり行ってきます。俺は帝都で寝ているということにしてください」

「……雷奧納爾特現在被包圍,至少需要兵糧支援。難道那不需要軍隊嗎?」

「……レオナルトは現在、包囲されている。少なくとも兵糧の支援が必要だ。それをするのに軍はいらないというのか?」

「就算派大軍過去,也不一定能把兵糧送到。對方不只封鎖地面,空中應該也封住了。」

「大軍で向かったところで兵糧を届けられるとは限りません。向こうは地上だけじゃなく、空も封じてるでしょうしね」

我這麼說,父上皺起了眉頭,弗蘭茲眯了眯眼。

俺の言葉に父上が顔をしかめ、フランツは目を細めた。

他們大概在想,我究竟在求什麼樣的部隊。

俺がどんな部隊を求めているのか。

他們很快便察覺到了。

それをすぐに察したんだろう。

「就讓你說說看。你打算怎麼打破那個局面?」

「聞くだけ聞こう。それをどう打破するつもりだ?」

「近衛騎士團速度最快的部隊,第六近衛騎士隊。我會使用他們,因為他們是帝國珍貴的航空戰力。」

「近衛騎士団最速の部隊。第六近衛騎士隊を使います。帝国において貴重な航空戦力ですから」

聽了我這話,大臣們立刻譁然。

俺の言葉を聞き、大臣たちが騒ぎ出す。

珍貴的航空戰力。之所以至今被保留,當然有其理由。

貴重な航空戦力。それが今まで温存されていたのには訳があるからだ。

「第六近衛騎士隊是儀禮部隊!偵察或聯絡任務還好,但絕不能讓他們參與正式戰鬥!」

「第六近衛騎士隊は儀礼部隊! 偵察や連絡任務ならまだしも、本格的な戦闘に参加させるなどあってはなりません!」

「他們所騎乘的是曾被崇拜的幻獸·天隼!這類個體在帝國中極為稀少,可騎乘的隼騎士僅有第六近衛騎士隊約五十名!你們覺得若失去他們,要花多少年才能補充!?」

「彼らが騎乗するのはかつては崇拝の対象でもあった、幻獣・天隼(てんしゅん)! その個体は帝国内でも数少なく、騎乗できる隼騎士(ファルコンナイト)は第六近衛騎士隊の五十人あまりだけ! 失えば補充するのに何年かかると思っているのですか!?」

一片指責的聲浪,倒也在情理中。大家心裡都這麼想,只是沒人敢說出來。

非難の嵐だな。当然か。誰もが思っていたのに口には出さなかったわけだしな。

第六近衛騎士隊是騎乘名為天隼的幻獸的騎士。天隼飛行速度甚至超過聯合王國的飛龍與王國的鷲獅子,力量十分壓倒性,但調教困難且數量稀少。

第六近衛騎士隊は天隼という幻獣に跨る騎士だ。天隼は連合王国の飛竜はもちろん、王国の鷲獅子よりも速く飛べる。その力は圧倒的であるが、調教が難しく、さらには数が少ない。

在帝國境內曾被崇拜的幻獸,因此它們被當作祭典中活躍的儀式部隊。

帝国内ではかつて崇拝されていた幻獣でもあり、そのため祭事で活躍する儀礼部隊とされてきた。

強度有目共睹,然而數量稀少且難以補充,而且作為曾被崇拜的幻獸,將它們捲入戰事也有失體面。

強さは折り紙つき。しかし数が少なく、補充も効かない。しかも、かつて崇拝していた幻獣でもあり、戦争に巻き込むのも体面が悪い。

不能上戰場的理由一應俱全。

戦場に出せない理由は揃っている。

然而──。

だが。

「若繼續保留不動,一旦北方有帝位候補者喪命,北方貴族就無法回頭。過去他們已遭冷遇,這次又會受何等欺侮?那時他們很可能會投向戈登,等到那步就全都太遲了,明白嗎?」

「温存して北部で帝位候補者が亡くなれば、北部貴族はもはや後には引けません。これまでですら冷遇されていたのに、今度はどんな仕打ちを受けるか。ならばゴードンに付こうと考えるでしょう。そうなってからではすべて手遅れですよ?」

「……既然要投入,就必須取勝。」

「……投入するならば勝たねばならん」

「當然。戰爭不勝毫無意義。正因如此,對雷歐的補給絕不可少。我會利用他們從空中投放糧秣。」

「もちろんです。戦争は勝たなきゃ意味がない。だからこそ、レオへの補給は欠かせない。彼らを使って空から補給します」

「弗蘭茲也曾想過。但要讓天隼搬運兵糧,等於抹殺了牠們的長處。」

「それはフランツも考えていたことだ。しかし、天隼に兵糧を運ばせるのは長所を消すことになる」

「沒錯,所以第六近衛騎士隊只負責護衛。運送的事會另派他隊去做。」

「ええ、ですから第六近衛騎士隊は護衛です。運ぶのは別にやらせます」

聽了我的解釋,大臣們露出狐疑的表情。

俺の説明を聞き、大臣たちが怪訝な表情を浮かべた。

在帝國內航空戰力本就稀少。

帝国内において航空戦力は数少ない。

地面戰力上我們壓倒聯合王國,但在航空戰力上卻大幅落後,這也是北部苦戰的原因之一。

地上戦力では連合王国を圧倒しているが、航空戦力では大劣勢。それが北部の苦戦の要因でもある。

不像王國擁有鷲獅子騎士,面對能調來大量飛龍的聯合王國,絕不能任由龍騎士在空中自由馳騁。

王国のように鷲獅子騎士はいない。飛竜を相当な数揃えてくる連合王国を相手にするには、とにかく空で竜騎士を自由にさせてはいけない。

「阿爾諾爾特殿下,您似乎還不了解,帝國的航空戰力很少,並不是想要就會冒出來的。」

「アルノルト殿下。どうやら知らないようですが、帝国には航空戦力が少ないのです。願えば湧いてくるわけではないのですよ?」

「戰力也許不多,但並非一無所有。北部早就開始培育飛龍與龍騎士。雖然真正能作為戰力的還不多,但至少能搬運物資。由第六近衛騎士隊確保制空權,讓他們去運送兵糧。」

「戦力は少ないかもな。だが、戦力ではないのはいる。北部ではかなり前から飛竜と竜騎士の育成が行われていました。戦力になりそうなのは少ないという話ですが、荷物を運ぶくらいはできるはずです。第六近衛騎士隊で制空権を確保し、彼らに兵糧を運ばせます」

空中戰鬥需要相當的機動性。過大的飛龍只會成為目標,無法投入戰場。聯合王國擁有那方面的經驗與技術,帝國則缺乏。

空での戦いではそれなりの機動力が必要になる。大きすぎる飛竜は的になるだけで、戦場には出れない。連合王国はそこらへんのノウハウを持っているが、帝国は持っていない。

仍處於試行錯誤的階段。很多能夠飛行但行動不夠靈活的龍還不少,雖然不適合作為戰力,但應能勝任運輸任務。

いまだ試行錯誤の段階なのだ。だから飛ぶことはできても、身軽に動けない竜がかなりいる。戦力には確かにならないが、輸送任務になら使えるはずだ。

「確實,帝國北部有在培育龍騎士,主導者是格萊斯納侯爵。如今他應該在雷奧納爾特殿下身旁。」

「たしかに帝国北部では竜騎士の育成が行われています。主導していたのはグライスナー侯爵。現在はレオナルト殿下のお傍にいるはずです」

「我還怕他會倒向敵方,現在看來問題解決了。老實說,我覺得也只有這個辦法了。」

「敵に回ってたらどうしようかと思ってましたけど、これで問題解決ですね。正直、これしか手はないと思いますよ?」

聽了我的話,父上沉思不語。

俺の言葉を受けて、父上は考え込む。

沉默持續了一會兒,父上向弗蘭茲問道。

しばらく沈黙は続き、フランツに声をかけた。

「你怎麼看?」

「どう思う?」

「這是個過度依賴第六近衛騎士隊的戰術,但不算糟糕。安全性有隱憂,然而現在不能太過鑽牛角尖。」

「第六近衛騎士隊に依存しすぎる作戦ですが、悪くはないかと。安全性に問題がありますが、今は拘ってもいられません」

「……我也是這麼認為。但接下來打算怎麼辦?阿爾諾爾特。」

「……ワシもそうは思っている。だが、その後はどうするつもりだ? アルノルト」

嗯,也是。

まぁそうだよな。

就算把兵糧送到雷歐,能改變北部的戰況到什麼程度呢?

レオに兵糧を届けたとして、北部の戦況をどう変えるのか。

把兵糧送給雷歐不過只是延長他的存活時間。

レオに兵糧を届けても、レオの延命にしかならない。

並不能成為根本解決之道。

根本的な解決にはならないということだ。

因此,只能去鞭策那些遲疑不動的人。

だからこそ、動かない奴らの尻を叩くしかない。

「我要建立北部諸侯聯盟。」

「北部諸侯連合を作ります」

「現在還沒有成形。你打算重建嗎?」

「すでに形を成していない。再建するつもりか?」

「只有少數貴族參加,無法稱作北部諸侯聯合。我要讓北部諸侯團結一致、合力,因此我會親自上門說服他們。」

「一部の貴族しか参加していないのに、北部諸侯連合とは言えません。北部諸侯が一丸となって、力を合わせる。そのために俺が説得に動きます」

「……北方的貴族討厭皇族。」

「……北部の貴族は皇族を嫌っておる」

「他們當然會怨恨,畢竟太子的死被怪罪在他們頭上。的確若北部貴族行動更快,或許就不會有那場死難,但那只是可能性之說。他們被當成禍首,長期受到冷遇,到現在還不背叛,主要是因為局勢還五五分,以及戈登也是皇族,僅此而已。」

「そりゃあ嫌うでしょう。皇太子の死を自分たちのせいにされたんですから。確かに北部貴族の動きが早ければ死ななかったかもしれない。けど、可能性の話です。だけど、元凶のように言われ、彼らは常に冷遇されてきた。いまだに裏切らないのは状況が五分五分だからということと、ゴードンも皇族だから。それだけです」

「既然都知道這些,殿下您還認為能說服他們嗎?」

「わかっているのに説得できると殿下はお考えですか?」

弗蘭茲這麼說,我沉思了片刻。

フランツの言葉に俺は少し考え込んだ。

不能說一定能成功,畢竟那是與他人相關的事。

絶対にできるとは言えない。なにせ相手のあることだ。

不過,他們大概會肯聽我說幾句。雷歐恐怕連話都聽進去,差距很大;若願意聽,那就看我能做什麼了。

だけど、彼らはきっと俺の話なら耳くらい貸してくれるだろう。レオはたぶん話も聞いてもらえない。その差はでかいし、聞いてくれるなら俺次第でもある。

「他們是忠義已枯竭的人,而我是被認為沒用的皇子。身為同一類被看扁的人,或許能相處得來。他們被人嘲弄、受到冷遇,我很理解那份心情。」

「彼らは忠義が出涸らしになってしまった者たちで、俺は能力が出涸らしの皇子。同じ出涸らし同士、仲良くやれるかもしれないと思ってます。馬鹿にされ、冷たく対応される。その気持ちはわかりますから」

「……你和北方貴族不同。」

「……お前と北部貴族は違う」

「我是一樣的。他們懂得忍耐,因為不得不忍耐……父上,能把這件事交給我嗎?一方是長期被皇族冷遇的貴族,另一方是被整個帝國嘲弄的皇子,我覺得是很有趣的組合。」

「一緒です。彼らは我慢することを知っていた。我慢しなければいけなかったから……父上。この一件は俺に任せてもらえませんか? 皇族に冷遇されてきた貴族と、帝国中から馬鹿にされてきた皇子。面白い組み合わせだと思うんです」

我如此說著,低下了頭。

そう言って俺は頭を下げた。

也為了北方貴族,請把這事交給我處理。

北部貴族のためにもここは俺に任せてもらいたい。

「……好吧。既然你如此堅持,就把第六近衛騎士隊交給你。」

「……よかろう。そこまで言うなら第六近衛騎士隊をお前に預ける」

「陛下!?」

「陛下!?」

「請陛下三思!第六近衛騎士隊是帝國最強的航空戰力!一旦失去,敵方士氣必會大振!」

「お考え直しください! 第六近衛騎士隊は帝国最強の航空戦力! 失えば敵側は大いに士気をあげます!」

「別無他法。我已決定將此事交給阿爾諾爾特。」

「それ以外に手はない。ワシはアルノルトに任せると決めた」

「這關係到帝國的存亡!至少請交由東部國境的莉澤羅特元帥處理!」

「これは帝国の存亡にかかわります! せめて東部国境のリーゼロッテ元帥にお任せください!」

「不允許異議。你們或許認為阿爾諾爾特不可靠……但上次也是帝國存亡之際,阿爾諾爾特展現了誰都想不到的作為。我評價其功績,將任務交付給阿爾諾爾特。」

「異論は許さん。お前たちはアルノルトが頼りないと思っているようだが……前回も帝国存亡の危機だった。そのときアルノルトは誰もが予想できない動きを見せた。その功績を評価して、ワシはアルノルトに託す」

「感謝陛下。」

「感謝いたします」

「但阿爾諾爾特,若你失敗,我將採取強硬手段。別忘了這點。」

「だがアルノルト。お前が失敗した場合、ワシは強硬手段に出る。それを忘れるな?」

「是,父上。」

「はい。父上」

我明白他想表達的意思。

言いたいことはわかる。

要麼由父上親自領軍近衛騎士團,要麼由勇爵出征。

父上じきじきに近衛騎士団を率いるか、勇爵が出ていくか。

無論如何,北部的戰鬥會更加激烈。

なんにせよ、北部の戦いは激化する。

為了北方貴族以及他們的子民,失敗是不被允許的。

北部貴族のため、そして彼らの領民のためにも失敗は許されないのだった。