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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第二百七十九話 第十一騎士隊

這次登場的近衛騎士隊長,是從在推特和活動報告中徵集到的新角色裡挑選出來的。

今回登場する近衛騎士隊長は、ツイッターと活動報告で募集した新キャラの中から選ばせていただいたキャラです。

我有對設定稍作修改,並非完完全全照搬,不過這位是讀者創造的角色。

僕のほうで設定に手を加えているので、そっくりそのままではありませんが、読者の方が作ったキャラです。

候選角色很多,選得很苦惱,但最後選了最好運用的一位。非常感謝大家的投稿m(__)m

多くのキャラがいたので悩みましたが、一番使いやすいキャラを選びました。たくさんのご応募ありがとうございましたm(__)m

天一亮我就立刻離開了克萊德的宅邸。

夜が明けると俺はすぐにクライドの屋敷を出た。

我昨天就已經打聽到菲涅下榻的地點了。

すでに昨日のうちにフィーネが滞在している場所は聞いている。

巴別城雖然觀光客很多,但更多的是會直接到公會總部交付委託的要人。城裡有幾家接待這類大人物的高級旅館,菲涅住在其中一家。

バベルの街には観光客も多く来るが、それ以上にギルド本部に直接依頼を持ってくる大物が多い。そういう大物向けの高級宿がいくつかあり、その一つにフィーネは滞在している。

負責護衛的是近衛騎士團第十一騎士隊。

護衛につくのは近衛騎士団第十一騎士隊。

在帝國內部分裂的狀況下,派到連近衛騎士隊長都出馬護衛菲涅或許顯得誇張,但也證明了父上對此事的重視。

帝国内部が割れている状況で、フィーネの護衛に近衛騎士隊長まで派遣するのはやりすぎと言えなくもないが、それだけ父上がこの一件を重んじているということでもある。

之所以要對西爾弗進行査問,是因為他被視為曾加入帝國的行動。對此的愧疚感,以及不想讓名為西爾弗的抑止力量從帝國消失的考量,應該也存在。

シルバーが査問にかけられるのは帝国に加担したから。そこに対する負い目と、シルバーという抑止力が帝国からいなくなるのを避けたいという思惑もあるはずだ。

在那之上,便選出了一位看起來最適任的近衛騎士隊長來護衛她。

そのうえで最も適任と思われる近衛騎士隊長が護衛に選ばれた。

我以傳送進入旅館,朝最深處的房間走去。

宿に転移し、俺は最奥の部屋へと進む。

然而,我剛走沒幾步就被幾個男人包圍,手中都握著劍。

しかし、すぐに俺は数人の男たちに囲まれた。その手には剣が握られている。

「不愧是帝國近衛騎士團。就算是以外交任務為主的第十一騎士隊,也會拿出相當的因應手段。」

「さすが帝国近衛騎士団というべきか。外交任務を主任務とする第十一騎士隊でも、それなりの対応をしてくるものだ」

他們打扮得像普通人,但其實全都是近衛騎士。

彼らは一般人のような恰好をしているが、全員近衛騎士だった。

沒披著象徵身分的白色披風或盔甲,大概是因為這裡是冒險者的總本山。

身分を示す白いマントや鎧をつけていないのは、ここが冒険者の総本山だからだろう。

這裡有一股反對國家介入的風潮,為免刺激當地人,他們偽裝成一般人融入其中,顯得相當圓滑。

国家の介入を嫌う風潮がここにはある。刺激しないために一般人のフリをして、溶け込むあたり、器用な部隊といえる。

第十一騎士隊在近衛騎士團中算是個例外的部隊。

第十一騎士隊は近衛騎士団の中でも例外的な部隊だ。

以前近衛騎士隊的任務是成為皇帝的眼與耳,在帝國各地奔走,但第十一騎士隊主要在帝國外執行任務。

少し前までは皇帝の目となり耳となり、帝国中を飛び回るのが近衛騎士隊の役割だったが、第十一騎士隊は帝国内ではなく、帝国外での任務を主とする部隊だった。

他們曾以皇帝的密使會見外國君王、護送外交使節、蒐集各國情報等,因為任務的特性,加入此隊者比起單純實力,更被看重禮儀與靈活應對。

皇帝の密使として諸外国の王に会ったり、外交使節の護衛を務めたり、各国の情報収集をしたりと様々な任務を行っていた。その任務の特性上、この騎士隊に入る者は単純な実力よりも、礼儀作法や柔軟性が重視される。

所以每當有人問起近衛騎士團中最弱的部隊是哪支,第十一騎士隊總是被點名。

だから近衛騎士団で最弱の部隊は? という話題になると必ず名前が挙がる部隊だ。

但這並不代表他們在訓練或戰鬥素養上就輸給其他隊伍。

しかし、だからといって練度で他の部隊に劣るというわけではない。

「平常這句話大概是酸話,不過被SS級冒險者這麼說反而不會讓人不舒服吧。」

「普通なら嫌味なんだろうけど、SS級冒険者にそう言われると悪い気分じゃないかな」

說這話出現的是個身材嬌小的女性。

そう言って現れたのは小柄な女性だった。

她的鉑金金髮在肩頭整齊截短,琥珀色的瞳孔帶著興味地注視著我。

プラチナブロンドの髪は肩口で切りそろえられ、琥珀色の瞳は興味深そうに俺を見つめている。

和那些男人一樣偽裝成普通人,但她比他們更自然。

男たちと同様に一般人に扮してはいるが、彼らよりもさらに自然だ。

若在街上見到她,恐怕很少有人能看穿她是近衛騎士。

街を歩いていて、彼女を近衛騎士と見破れる者はそうはいないだろう。

她名為奧莉薇耶・塞羅,年紀大概十八歲。

名はオリビエ・セロー。年はたしか十八歳。

她是第十一騎士隊的隊長。

第十一騎士隊隊長だ。

在近衛騎士團的隊長中她算是新人,但憑藉能力與性格贏得了父上的信賴。這次的任務是談判。

近衛騎士団の隊長の中では新参だが、その能力と性格によって父上の信頼を勝ち取っている。今回の目的は交渉。

在多為武人性格的近衛騎士之中,她那難得的溫和性格正合適此職。

武人肌な人間が多い近衛騎士の中で、珍しく穏やかな性格の彼女はまさしく適任だ。

「既然這麼說,就請讓手下退開吧,奧莉薇耶隊長。」

「そう思うなら部下を退けてほしいものだな。オリビエ隊長」

「好了好了。請在那邊等著。我現在去向菲涅大人確認一下。」

「まぁまぁ。そこで待ってて。今、フィーネ様に確認を取るから」

奧莉薇耶帶著討喜的笑容,悠閒地說道。

愛嬌のある笑みを浮かべながら、オリビエはのんびりと告げる。

面對SS級冒險者還能保持這份從容,真不愧是近衛騎士隊長。

SS級冒険者を相手にこの態度、さすがは近衛騎士隊長というべきか。

她真有膽識。

肝が据わってる。

奧莉薇耶進了房間又立刻出來。

部屋に入ったオリビエはすぐに出てきた。

然後讓手下放下了劍。

そして部下たちに剣を下ろさせた。

「已經得到批准了,請進房吧。」

「許可が出たよ。どうぞ、部屋の中へ」

「真是麻煩,當上帝國的大使後連見面都不容易。」

「やれやれ。帝国の大使となると会うのも一苦労だな」

「你不是能直接傳送到菲涅大人的房間嗎?」

「あなたならフィーネ様の部屋に直接転移できたんじゃない?」

「我可是有常識的人啊。」

「俺は常識人なんでな」

「有常識的人應該會從入口進來才對。」

「常識人なら入口から入ってくると思うけどね」

如果從入口進來,大概能更平和地處理吧。

入口から入ってきたなら、もっと穏やかに対応できたのに。

奧莉薇耶這麼說,對我的傳送有些意見。

オリビエはそう言って俺の転移を問題視した。

說來沒錯,但既然能傳送,要特地從入口進來實在麻煩。

言われてみれば確かにその通りだが、転移ができるのにわざわざ入り口から入るのは面倒だ。

說到底——

そもそも。

「我不想讓別人知道我在這裡。」

「俺がここにいることは知られたくないのでな」

「那就用幻術吧?」

「幻術でも使えば?」

「……」

「……」

「沒想到你還滿愛偷懶的呢~」

「案外、面倒臭がり屋なんだねー」

奧莉薇耶咯咯笑著,打開了房門。

ケラケラと笑いながら、オリビエは部屋の扉を開ける。

她本人則在門口恭候著。

本人はそこで待機したままだ。

「菲涅大人說想和你兩人單獨談談。」

「フィーネ様は二人で話がしたいって言ってるよ」

「原來如此。可以嗎?」

「なるほど。いいのか?」

「我就相信你那一點點常識吧。」

「あなたの少しばかりの常識を信じるよ」

語氣讓人有些不滿,但現在不是為此計較的時候。

言い方に不満はあるが、今はそこに拘っている場合じゃない。

我迅速走進去並設下結界。

さっさと中に入ると結界を張る。

然後向房間中央的菲涅打了招呼。

そして部屋の中央にいたフィーネに声をかけた。

「應該說,好久不見吧?看來我給妳添了不少麻煩。」

「久しぶりというべきかな? ずいぶんと迷惑をかけたみたいだな」

「不,這種程度不算什麼。早安,阿爾大人。您平安醒來,讓我安心了。」

「いいえ、この程度どうということはありません。おはようございます、アル様。無事にお目覚めになり、安心しました」

她如此說著,像往常一樣甜甜地笑著,向我行了一禮。

そう言っていつもどおり、にっこりと笑ってフィーネは一礼する。

我對這樣的菲涅苦笑著,坐到椅子上。

そんなフィーネに苦笑しつつ、俺は椅子に座る。

菲涅熟練地動作要準備紅茶,但我伸手阻止了她。

フィーネは慣れた手つきで紅茶を用意しようとするが、俺はそれを手で制した。

「紅茶就免了,我喝不了。」

「紅茶はいい。飲めないからな」

「不會把結界解除嗎?」

「外されないのですか?」

「小心總沒壞處。我沒聽說他們在公會總部,但那些人任性得很,誰知道何時何地會遇到他們。」

「用心に越したことはない。奴らがギルド本部にいるという話は聞いてないが、勝手気ままな奴らだからな。いつ、どこで遭遇するかわかったもんじゃない」

「你說的『他們』是指……?」

「奴らというのは……?」

「其他的SS級冒險者。就算是我的結界,面對他們也不見得有太大效果。」

「他のSS級冒険者だ。いくら俺の結界でも奴らが相手じゃ大して効果は期待できない」

現在設著的是防止入侵與隔音的結界,但他們的話一瞬間就能破壞。

今張っているのは侵入防止と音漏れ防止の効果がある結界だが、奴らなら一瞬で破壊できる。

應該沒時間讓我去偽裝了吧。

俺が仮面を被る時間はないだろう。

「真的要做到那種程度嗎?」

「そこまでですか?」

「就是那樣。所以請你當我是西爾弗來對待。」

「そこまでだ。だから俺にはシルバーとして接してくれ」

「明白了。那麼西爾弗大人,讓我說明一下現況。」

「わかりました。ではシルバー様、いくつか現状の説明をしますね」

「拜託了。」

「頼む」

菲涅如此說著,開始說明當前的情勢。

そう言ってフィーネは現状の説明をし始めた。

簡單來說,在評議會中只有克萊德是站在妳這邊。其他評議員為了顧及面子會見妳,但並不願意真正聽取意見。

簡単にまとめれば、評議会の中で味方はクライドのみ。他の評議員はフィーネの顔を立てて、会うことは会うが聞く耳は持たないそうだ。

「如我所料。」

「予想通りだな」

「幫不上忙,真是抱歉……」

「お力になれず、申し訳ありません……」

「這不是你的錯,別自責。你已經做得很好。能把査問拖到現在,也是因為你在努力。」

「君のせいじゃない。謝らないでくれ。君は十分やってくれた。ここまで査問が引き延ばされているのも、君が動いていたからだ」

「不過,這還不是根本的解決之道。」

「ですが、根本的な解決にはなっていません」

「那部分是我的工作。放心,我有辦法。」

「そこは俺の仕事だ。安心しろ、策はある」

「難不成……你不會說要放棄當冒險者吧?」

「まさか……冒険者をやめるなんて言いませんよね?」

菲涅戰戰兢兢地問出這句,帶著些許恐懼。

恐る恐るといった様子でフィーネが訊ねてくる。

對於知道我真面目的菲涅來說,那招似乎有可能成真。

俺の正体を知るフィーネからすれば、その手はありえると思えるんだろう。

然而,除非有極端理由,SS級冒險者是不會輕易放棄當冒險者的。

しかし、SS級冒険者はよほどの理由がないかぎり、冒険者をやめられない。

因為他們實在太強了。

強すぎるからだ。

「不會那樣的。說實在的也不可能。SS級冒險者是能撼動國家的實力者。若他們放棄冒險者身份,各國一定會爭相挖角;但包括我在內的SS級冒險者,沒有會向國家宣誓效忠的人。如此一來,國家只會把我們視為過於危險的個體,不會坐視不理。為了自身安全,他們會對冒險者公會施壓,將我們定為怪物。說實在的,比龍還危險。」

「それはない。というか無理だ。国家を揺るがすレベルの実力者。それがSS級冒険者だ。冒険者をやめれば、各国がこぞって引き抜きにかかるだろうが、俺を含めてSS級冒険者の中に国家に忠誠を誓うような奴はいない。そうなると国家からすれば危険すぎる個人でしかなくなる。どの国も放っておかないさ。自分たちの身の安全のためにな。冒険者ギルドに圧力をかけて、モンスター認定するに決まってる。実際、ドラゴンより危険だしな」

能夠我行我素,正是因為有SS級冒險者這個頭銜。

勝手気ままに動けるのはSS級冒険者という肩書があるからだ。

有了這個身分,大家才能安心地把那股力量用於對抗怪物;但如果沒有了,便會產生猜疑。

それがあるから、誰もがその力はモンスターに向けられると安心できる。しかし、それがなくなれば疑心が生まれる。

會不會有一天把力量轉向我們這邊呢?一旦發生就完了。

いつかこちらに力を向けてくるのでは? と。そうなったらおしまいだ。

一旦SS級冒險者之間開戰,不論結果如何,肯定會動搖整個大陸。

SS級冒険者同士の戦いが始まる。結果はどうあれ、大陸を揺るがすことは間違いない。

不能成為引發那種荒唐事端的導火線。

そんなバカげたことの引き金を引くわけにはいかない。

「所以是因為他們太強了……?」

「強すぎるがゆえにということですか……」

「SS級冒險者是大陸上強者的匯聚處。這個身分保障了強者的自由,而那些強者的力量正支持著冒險者公會。然而,現在的評議會對過度自由的強者感到厭煩,因此想要給他們戴上枷鎖。」

「SS級冒険者というのは、大陸中の強者の受け皿でもあるんだ。この身分が強者の自由を保障し、その強者の力が冒険者ギルドを支えてきた。しかし、今の評議会は自由すぎる強者に辟易している。だから首輪をつけようとしているわけだ」

「評議會之所以敢強硬,是因為他們以為冒險者不會退場……是這個意思吧?」

「評議会が強気に出ているのは、冒険者をやめるわけがないと踏んでいるから……そういうことですね?」

「對。既然是冒險者,評議會的影響力就無法完全擺脫。這件事靠我一個人處理相當吃力。」

「ああ。冒険者である以上、評議会の影響力はどうしても受けてしまう。この問題、俺一人で対処するには骨が折れる」

「原來如此。不是一個人,而是需要五個人,對吧?」

「なるほど。一人ではなく、五人ならということですか」

「就是那樣。雖然我不太情願,但還是得向他們求助。對他們來說這也不是無關他們的事。」

「そういうことだ。気は進まないが、奴らに助力を求めるとしよう。奴らだって他人事ではないからな」

評議會固然是公會的頂端,但SS級冒險者同樣擁有相當的影響力。

評議会は確かにギルドのトップだが、それと同等の影響力をSS級冒険者は保持している。

他們可以參與評議會的會議,也擁有投票權。

評議会の会議にも参加できるし、投票権も持っているのだ。

若只有我一人倒還好,但想要把其他SS級冒險者也都得罪的評議員應該不多。

俺だけならまだしも、他のSS級冒険者まで敵に回そうとする評議員は少ないはずだ。

他們認為我不會因情緒衝動行事,因此盯上我;其他人可不一樣。

俺が目をつけられているのは、感情的には動かないと思われているから。他の奴らは違う。

那些人隨時可能理直氣壯地說要放棄當冒險者。

平気で冒険者をやめると言い出しかねん奴らばかりだ。

只要把他們拉出來,局勢就會轉變。

奴らを引っ張り出せば、流れは変わる。

要說問題所在的話──

問題があるとすれば。

「要找他們可是費一番功夫啊……」

「奴らを探すのは苦労するんだよなぁ……」

就連冒險者公會也無法掌握所有人的行蹤。

冒険者ギルドでも居場所を把握できてない者もいる。

而且還得在短時間內把他們找出來。

それを短期間で探しださなければいけない。

這可真是個難題。

これはこれで無理難題だ。

「你有頭緒嗎?」

「心当たりはあるのですか?」

「嗯,算是有的。」

「まぁ一応、な」

我這麼說著,嘆了口氣。

そう言って俺はため息を吐く。

把人找出來倒是沒問題,問題是見面這件事令人懶得應付。

探すのはいいんだが、会うのが億劫だ。

和那些人在一起會讓人覺得疲憊不堪。

奴らと一緒にいると疲れるし。