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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第二百五十九話 最後的虹天玉

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「找到了」

「見ーつけた」

我在贊德拉的房間尋找虹天玉時,在床底發現了個凹處,從那裡

ザンドラの部屋で虹天玉を探していた俺は、ベッドの下に窪みを発見し、そこから

發現了虹天玉。

虹天玉を発見した。

一拿在手上就能分辨。和贗品比起來,深度完全不同。這絕對是真品。

持てばわかる。偽物と比較すると深みが違う。これは間違いなく本物だ。

「不過,還真費了點功夫。」

「しかし、ちょっと手こずったな」

我邊說邊環視房間。

そう言って俺は部屋を見渡す。

因為邊找邊把東西丟在外面,房間亂得一團糟。衣服和化妝品散落各處,一眼就能看出有人來過。

出したら出しっぱなしで探していたため、部屋は散らかり放題。服やら化粧品やらが部屋のあちこちに散らばっている。一目で誰かが入ったことがわかるだろう。

現在再收拾實在麻煩,就這樣吧。

今更片付けるのは面倒だし、このままでいいだろう。

話雖如此。

とはいえ。

「還好是我來找的。這房間真可怕。」

「探したのが俺でよかったな。おっかない部屋だわ、ここ」

說著我故意看向一個被放著沒碰的箱子。

そう言って俺はあえて触れずに放置してある箱を見る。

那個散發不祥氣息的箱子無疑被下了咒。

禍禍しい雰囲気を発しているその箱には間違いなく呪いが掛かっている。

不只如此,還有好幾個類似的東西。不知道要是打開會發生什麼事。

それだけではない。似たようなのがいくつかあった。開けようとしたらどうなっていたことやら。

「居然還有這種魔導具。」

「こんな魔導具もあるぐらいだしな」

我說著看向一個球狀的魔導具。

そう言って俺は球型の魔道具を見る。

乍看只是個球,但能感覺到裡頭有魔力。大概是試作型魔導具,應該是用來投擲攻擊的那種。

一見するとただの球だが、中から魔力を感じる。きっと試作品の魔道具。相手に投げつける系の物だろうな。

找的時候出現了大堆這種東西,一度還以為是武器庫。

探していて、こういうのが山ほど出てきた。一瞬、武器庫かと錯覚したほどだ。

我塞了幾個進口袋,同時準備傳送門。

いくつかそれをポケットに仕込みつつ、俺は転移門を準備する。

「那麼,城裡就派不上用場了。」

「さてと、これで城は用なしだな」

就讓他們為了找不存在的東西忙得焦頭爛額吧。

ないはずの物を必死に探していてもらおう。

想到這裡,我正要走進傳送門。

そんなことを思いつつ、俺は転移門に入ろうとする。

然而,就在我這麼喃喃自語的一瞬間,

しかし、そんな風に俺がつぶやいた瞬間。

一個聲音在整個帝都回蕩。

帝都中に声が響いた。

『帝國元帥,莉澤羅特。聽得到嗎?如果聽得到就立刻把皇帝交出來,否則就處決克莉絲塔。』

『帝国元帥、リーゼロッテ。聞こえるか? 聞こえているならば即刻皇帝を差し出せ。さもなければクリスタを処刑する』

正要踏入傳送門的腳步停住了。

転移門に入ろうとしていた足が止まる。

不論內容多荒唐,那話一出就代表克莉絲塔被抓了。

内容の馬鹿さ加減はともかく、その言葉が出てくるということはクリスタが捕まったということだ。

「我不覺得特勞哥會犯那種被戈登發現的蠢事……」

「トラウ兄さんがゴードンに見つかるヘマをするとは思えないが……」

儘管如此,現實是克莉絲塔被擒了,肯定是發生了什麼事。

そうは思っていても、現実としてクリスタが捕まっている。なにかあったことは間違いないだろう。

我改變了傳送門的目的地。

俺は転移門の行き先を変更する。

既然被抓了就不能置之不理。戈登身邊還有贊德拉。

捕まったなら放置はできない。ゴードンの近くにはザンドラがいるしな。

把人當誘餌卻在被抓時說不關我的事,講不通。

囮にしておいて、捕まったら知りませんでは筋が通らない。

我這麼想著時,忽然朝北方看去。

そんな風に思っていると、俺はふと北の方を見た。

我奸笑一聲,戴上帽子,偽裝成士兵踏入了傳送門。

そしてニヤリと笑うと帽子を被り、兵士のフリをして転移門に入ったのだった。

■■■

■■■

多虧埃斯特曼將軍,城的上層被奪回來了。

エストマン将軍のおかげで城の上層は取り返すことができた。

城內的將軍們為了再奪回來拼命,恐怕是怕被貼上無能的標籤。

それを再度奪取しようと城内の将軍たちは躍起になっている。このままでは無能のレッテルを貼られるからだろう。

阿里達那邊還在攻擊台座。雖然無法突破厚重防線,但也因此牽制住了敵軍最強戰力之一的拉斐爾。

アリーダはアリーダで台座への襲撃を続けているようだ。分厚い防衛網は抜けないようだが、そのおかげで敵の最大戦力の一人、ラファエルが足止めされている。

我在掌握城內情況的同時,朝城內廣場走去。

城の状況を把握しつつ、俺は城の広場へと向かう。

廣場上有四個主要人物。

広場にいる主要人物は四人。

是戈登與贊德拉,還有克莉絲塔與連合王國的龍王子威廉。

ゴードンとザンドラ、そしてクリスタと連合王国の竜王子、ウィリアムだ。

「光等著看敵方動向很沒用!立刻去討伐皇帝!」

「敵の動きを待つだけ無駄だ! 今すぐ皇帝を討ちに行くぞ!」

「吵死了!現在動就沒有人質的意義了!」

「やかましいと言っている! 今動けばクリスタを人質に取った意味がない!」

「我說本來就是沒意義!帝國元帥莉澤羅特的可怕程度外國人比你更了解!就算她再怎麼疼愛妹妹克莉絲塔殿下,也不會忘記自己的職責!」

「元々意味がないと言っている! 帝国元帥リーゼロッテの恐ろしさはお前よりも他国の人間のほうがよくわかる! どれほど妹であるクリスタ殿下を愛していても、自分の職務を忘れるような人物ではない!」

「你不會懂的。我知道,莉澤羅特對克莉絲塔溺愛有加。正因為是血親,有些事你不會明白!給我閉嘴!」

「貴様にはわからんだろう。俺にはわかる。リーゼロッテはクリスタを溺愛している。血縁者だからこそわかることもある! 黙っていろ!」

「可惡……那就讓我們龍騎士團一手撐場!」

「くっ……! ならば我が竜騎士団だけでやらせてもらう!」

「什麼?打算拼死一戰嗎?」

「なにぃ? 玉砕するつもりか?」

「如果存在能逆轉局勢的一手,也只有這個了。把克莉絲塔殿下當做人質會讓中立勢力倒向對方,你的名聲也已經墮落。趁天球還在展開時討伐皇帝是唯一辦法。即使不可能也只能拼了命去做。」

「逆転の一手がもしも存在するならそれしかないというだけだ。クリスタ殿下を人質に取ったことで中立勢力は向こうに流れる。お前の評判も地に落ちた。天球が展開されているうちに皇帝を討つしかない。無理でもなんでもやるしかない」

威廉說完便離開戈登那群人,走向待命的龍騎士們。

ウィリアムはそう言ってゴードン達から離れ、待機していた竜騎士たちの下へ向かう。

真可憐。

哀れだな。

因為看得太清楚,反而和戈登發生衝突。

状況を良く見えているがゆえにゴードンと衝突してしまう。

戈登相信只要有人質,莉澤羅特姊上會有所行動;威廉則判斷不會如是。

人質を取ればリーゼ姉上が何か動きを見せるとゴードンは信じており、ウィリアムはそれはないと判断している。

這就是決定性的差別。

そこに決定的な差がある。

太過短視。抱著毫無根據的自信,只相信自己想信的事。

あまりにも短絡的だ。根拠のない自信を抱き、信じたいものを信じる。

我想起了索尼婭父親凱文的話。

ソニアの父、ケヴィンの言葉を思い出す。

皇帝陛下不會輕易把一個只會衝來衝去、像頭豬一樣的兒子任命為將軍。

猪突猛進するだけの猪のような息子を将軍にするほど、皇帝陛下は甘くはない。

沒錯,戈登是被父親任命為將軍的。若他本來就是這副德行,根本不可能被任命為將軍。

そうだ。ゴードンは父上によって将軍に任じられた。元からこんな調子なら将軍に任じられるわけがない。

果然有內情。不過現在無關緊要。

やはり何か裏がある。しかし、今は関係ない。

無論什麼理由或背景,戈登已經發動叛亂,並將親妹當做人質。

どんな理由、背景があろうとゴードンは反乱を起こし、実の妹を人質に取っている。

不論過去曾多麼偉大,如今一而再再而三犯下愚行,也只能稱為愚者。

かつてどれだけ立派な人物だったとしても、今、愚行を繰り返せば愚か者だ。

現在的戈登不聽別人、也不接受別人的意見,妄想一切按自己思考行事,這就是災厄。

他者の意見を聞かず、認めず。自分の思ったとおりに進むことを妄想し、真っすぐに行動する今のゴードンは災厄だ。

若是災厄――就得祓除。

災厄ならば――祓わなければいけない。

「傳令!!逮捕到第七皇子阿爾諾特!!」

「伝令!! 第七皇子アルノルトを捕らえました!!」

「那又怎樣!?阿爾諾特這種人根本不在我們眼裡!抓到他對戰局沒有任何影響!廢皇子能做什麼?與其浪費時間在這種事,還不如快點奪回上層!!」

「だからどうした!? アルノルトなど眼中にはない! あいつを捕まえたところで戦況には何の影響もない! 出涸らし皇子に何ができる? そんなことに時間を割くなら早く上層を制圧しろ!!」

見威廉與戈登他們拉開距離,我偽裝成士兵靠近戈登與贊德拉。

ウィリアムが十分にゴードンたちから距離を取ったのを見て、俺は兵士のフリをしてゴードンとザンドラに近づく。

我變換了聲線與舉止,靠近時戈登與贊德拉都沒察覺。

声色を変え、立ち振る舞いを変え、近づいた俺にゴードンもザンドラも気づかない。

我一邊把從贊德拉房間帶來的魔導具丟出,一邊對兩人說。

そんな二人に俺はザンドラの部屋から持ち出した魔道具を投げながら告げる。

「真可惜。我本來是打算至少能拖住你們一下的。」

「それは残念。足止めくらいならできるつもりだったんですがね」

「那是!?」

「それは!?」

「什麼!?咳咳!這是什麼……!?」

「なに!? ごほごほ! なんだこれは……!?」

「那是詛咒之煙!吸到會讓身體麻痺!」

「呪いの煙よ! 吸うと体が麻痺するわ!」

也許因為是她自己做的,贊德拉察覺得很快。

自分で作った物だからか、ザンドラの気づきは早かった。

她比戈登還早離開現場,從球狀魔導具洩出的煙霧中脫身。

ゴードンよりもいち早くその場を離れ、球型の魔道具から漏れ出た煙から脱出する。

而被煙霧正面吞沒的戈登還在裡面。

もろに浴びたゴードンはいまだに煙の中だ。

我趁機牽起克莉絲塔的手,帶她到廣場邊緣。

その間に俺はクリスタの手を引き、広場の端まで連れていく。

「你……!竟敢小看我!!」

「貴様ぁ……! 舐めた真似を!!」

「哪哪,既然說我不在你眼裡我才做的。這樣能稍微讓你承認我了嗎?兄上。」

「いやいや、眼中にないと言われたのでやったまでのこと。これで少しは認めてもらえますかね? 兄上」

我說著摘下帽子,露出自己的臉。

そう言って俺は帽子を外して自分の顔を晒す。

戈登看了之後用那種想殺了我的語氣喊道。

それを見て、ゴードンが今にも殺してやりたいという声色で告げた。

「阿爾諾特!!我不會放過你的!!」

「アルノルトぉ!! 許さんぞ!!」

「阿爾哥哥!」

「アル兄様!」

「克莉絲塔,你有受傷嗎?」

「怪我はないか? クリスタ」

「沒事……但我很擔心莉塔……」

「大丈夫……でもリタが心配……」

「是嗎……也對不起了莉塔。還有,威廉王子,最好別動。」

「そうか……リタにも悪いことをしたな。それとウィリアム王子。動かないほうがいいぞ?」

說著我拿出袋子,從裡面把真的虹天玉拿給戈登等人看。

そう言って俺は袋を取り出して、そこから本物の虹天玉をゴードンたちに見せる。

贊德拉立刻皺起眉頭。

すぐにザンドラが眉をひそめた。

「贊德拉姊上你應該能分辨吧?這是本物。你們需要它是吧?那就乖乖待著。要是做出暴力舉動,可會不小心讓它滑落。虹天玉雖然堅固,但從這高度掉下去還是會碎的。」

「ザンドラ姉上ならわかるのでは? これは本物です。必要なんですよね? なら大人しくしていてください。乱暴な行動に出られると手が滑ってしまうかもしれません。虹天玉は丈夫な宝玉ですが、さすがにこの高さから落とせば割れるでしょうよ」

「在那之前,我也能把你的頭砍下來喔?」

「その前に貴様の首を刎ね飛ばすこともできるぞ?」

「那就來試試看?」

「ならやってみたらどうです?」

一瞬,我和戈登的視線交會。

一瞬、俺とゴードンの視線が交差する。

威廉慢慢靠近戈登,低聲警告道。

ゆっくりとゴードンに近づいたウィリアムが小声で警告する。

「別做莽撞的事。還太早。」

「下手なことをするな。まだ早い」

「我知道了!阿爾諾特……你把假貨交給克莉絲塔他們了?」

「わかっている! アルノルト……貴様、クリスタたちに偽物を渡したな?」

「正中紅心。從一開始真品就在我手上。加上城內被藏起來的最後一顆,一共三顆,現在都在我手裡。」

「ご名答。最初から俺が本物を持っていましたよ。城の中に隠されていた最後の一つと合わせて、三つ。今、俺が持っています」

「連最後一顆……為什麼會是你有!?」

「最後の一つまで……なぜお前が持っている!?」

「因為我找過。宰相若會藏東西,肯定藏在那種讓人火大的地方,所以我猜是贊德拉姊上的房間,結果正中紅心。哦,剛剛的那個魔導具也是在那裡借來的。」

「探したからですよ。宰相ならきっとイラっとするところに隠しているだろうと思いましてね。ザンドラ姉上の部屋だと思ったんですよ。そしたらビンゴでした。ああ、さっきの魔道具もそこで拝借しました」

「竟然翻我的房間……真是太過分了!別以為這樣就算了——絕不輕饒你!」

「私の部屋を漁ったってことね……ふざけてるわ! ただじゃすまさないわよ……!」

「真正胡搞的是你們吧。居然把妹妹當做人質,你們到底在想什麼?不過我原本以為特勞哥能逃掉……看樣子是威廉王子介入了。」

「ふざけてるのはそっちでしょう。よりにもよって妹を人質に取るとか何考えてるんです? しかし、トラウ兄さんなら逃げ切れると思ったんですが……その様子だとウィリアム王子が介入したみたいですね」

連合王國的龍王子。

連合王国の竜王子。

聽過傳聞,果然是個相當精明的人。

噂は聞いていたがなかなかに切れ者みたいだな。

我一邊調高對威廉的評價,一邊摸了摸旁邊不滿的克莉絲塔的頭。

俺はウィリアムの評価を上方修正しつつ、横で不満そうな表情を浮かべるクリスタの頭を撫でる。

「抱歉,騙了你們一把。」

「悪かったな。騙すようなことをして」

「阿爾哥,你性格真壞……」

「アル兄様、性格が悪い……」

「你真苛刻。話說回來,想騙敵人就得從自己人下手,饒了我吧。」

「手厳しいな。まぁ敵を騙すには味方からっていうし、許してくれ」

說著我把手上的虹天玉放回袋子。

そう言いつつ、俺は持っていた虹天玉を袋に戻す。

看到我這樣,贊德拉上前一步。

そんな俺を見て、ザンドラが一歩前に出てくる。

「阿爾諾特,你還真得意忘形。雖然你想把虹天玉當做人質,但要是讓虹天玉掉下來,我就殺了你。」

「アルノルト。ずいぶんと調子に乗ってるわね? 虹天玉を人質に取ってるつもりでしょうけど、虹天玉を落としたらあなたを殺すわよ?」

「嗯,我知道。因此我來談條件。用虹天玉換取我和克莉絲塔的平安,如何?」

「ええ、わかってますよ。だから取引しにきたんです。俺とクリスタの無事と引き換えに虹天玉を渡します。どうです?」

「不錯的條件。不過談判要在雙方有相對的籌碼才行吧?就算沒有虹天玉我們也撐得住,你的算計已經落空了。」

「悪くない取引ね。けど、取引っていうのはある程度立場が均衡してないと成り立たないのよ? 私たちは虹天玉がなくても平気よ。あなたの思惑は外れたってわけ」

「原來如此,那這個就不用了。」

「なるほど、じゃあこれはいりませんね」

「什、什麼!?」

「なっ!?」

「不可能!?」

「嘘!?」

說著我放開了袋子。

そう言って俺は袋から手を離す。

戈登和贊德拉瞪大眼睛,往前跨了一步。

ゴードンとザンドラが目を見開き、一歩前に出る。

但我立刻抓住袋子,吐了吐舌頭,朝兩人嘲弄。

しかし、俺はすぐに袋をキャッチすると舌を軽く出して、二人をおちょくる。

「開玩笑的啦。果然還是需要吧。撒謊可不好喔,贊德拉姊上。」

「なーんてね。やっぱり必要なんじゃないですかー。嘘はよくないですよ? ザンドラ姉上」

「可惡……絕對不會饒過你……!」

「くっ……絶対に許さないわよ……!」

「哎呀哎呀,真可怕。那麼,開始談判吧。我猜你們也不想被殺吧?」

「怖い怖い。さて、じゃあ交渉と行きましょうか。殺されたくはないんでね」

說著我露出笑容,這麼說道。

そう言って俺はニッコリと笑って告げたのだった。