最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第二百五十八話 不和之風
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威廉從隊伍中悄然脫離,降落在帝劍城中層的廣場。
一人隊列を抜け出したウィリアムは帝剣城の中層にある広場に着地した。
然後輕輕把克莉絲塔放下。
そしてクリスタをそっと降ろす。
克莉絲塔與威廉保持了一點距離。她手裡緊握著裝有虹天玉的袋子,威廉便靜靜伸出手。
クリスタはウィリアムから少し距離を取る。その手には虹天玉が入った袋が握られているため、ウィリアムは静かに手を差し出した。
「把那個交出來,克莉絲塔殿下。」
「それを渡すんだ。クリスタ殿下」
「不要……」
「嫌……」
「我不想讓孩子受驚。」
「子供に怖い思いをさせたくはないんだ」
「可是我明明把麗塔擊落了……」
「リタを打ち落としたのに……」
「她不是孩子。她曾是你的騎士。」
「彼女は子供じゃない。君の騎士だった」
他施以憐憫,選擇不殺她。
情けはかけた。殺さないという情けだ。
他本以為自己是在以騎士之禮對待,這是起碼的禮節。
しかし、騎士として扱ったつもりだった。それが最低限の礼儀だろうと思ったからだ。
但麗塔與克莉絲塔不同。
だが、リタとクリスタは違う。
守護者與被守護者。拾起裝著虹天玉的袋子這種行為,算得上勇敢,真不愧是阿爾德拉一族,令人讚賞。
守る側と守られる側。虹天玉の入った袋を拾った行動力は勇敢といえた。さすがはアードラーの一族だと感心したりもした。
但也僅此而已。克莉絲塔並非戰士。
しかし、それだけだ。クリスタは戦士ではない。
「快,把它交出來。」
「さぁ、早く渡すんだ」
「不交出來的話,說要砍斷她的手臂可能更有用吧?」
「渡さぬなら腕を斬り落とすくらい言ったほうが効果的だぞ?」
「……」
「……」
遲到的戈登說著這句話,朝克莉絲塔靠近。
遅れてきたゴードンがそう言って、クリスタに近づいていく。
威廉把槍抵在戈登面前,阻止了他。
そのゴードンの前に槍を突き出し、ウィリアムは動きを止めた。
「你在搞什麼?」
「何の真似だ?」
「得到她和虹天玉的是我。她的處置由我來決定。」
「彼女と虹天玉を手に入れたのは私だ。処遇については私が決める」
「別胡鬧。你只是個協助者,要知道自己的立場。」
「ふざけるな。お前はあくまで協力者。立場を弁えろ」
「立場?那麼若說是獎勵立功者如何?總不會說連立下戰功的人也不能得到報酬吧?」
「立場か。ならば戦功者への褒美というならどうだ? よもや戦功を立てた者に褒美もやれぬとは言うまい?」
戈登對威廉的說法皺起了眉。
ウィリアムの言い分にゴードンは眉を顰める。
但他似乎覺得在這裡爭鬧也無濟於事,便後退一步。
しかし、ここで揉めても仕方ないと考えたのか、一歩引いた。
見狀,威廉悄然走向克莉絲塔,無聲無息地奪過她手上的袋子。
それを見てウィリアムは静かにクリスタに近づくと、その手にある袋を音もなく奪い取った。
「咦……?」
「え……?」
「做得不錯,但就到這裡。」
「よく頑張った。しかしここまでだ」
說完,威廉把袋子扔給了戈登。
そう言ってウィリアムは袋をゴードンに投げ渡す。
戈登滿意地接過袋子,但一道刺耳的聲音打破了他好不容易的心情,在廣場上回響。
ゴードンは気分良さそうにそれを受け取ったが、そんなゴードンの機嫌を損ねる甲高い声が広場に響いた。
「戈登!!」
「ゴードン!!」
「啧……有什麼事,贊德拉?」
「ちっ……何の用だ? ザンドラ?」
出現在廣場上的,是一臉憤怒的贊德拉。
広場にやってきたのは怒り心頭といった様子のザンドラだった。
戈登毫不掩飾自己的不悅,對贊德拉做出回應。
ゴードンは不機嫌さを隠そうともせず、ザンドラに対応する。
或許是這讓她更不滿,贊德拉怒火更盛地爆發了。
それが気に食わないのか、ザンドラはさらに怒りを爆発させた。
「有什麼事?別鬧了!!都是你手下的無能,整座城亂成一團!哪還能去找最後一顆虹天玉!」
「何の用? ふざけないでちょうだい!! あんたの部下が無能なせいで、城は無茶苦茶なのよ! 最後の虹天玉を探すどころじゃないわ!」
「什麼?」
「なに?」
「敵方有幻術使!那傢伙變成我的樣子,把艾斯特曼放走了!你手下居然乖乖服從那個冒充我的人,還攻擊我!在城上層的艾斯特曼手下也跟著艾斯特曼,站到了皇帝那邊!」
「敵に幻術使いがいるわ! そいつが私に化けて、エストマンを逃がしたのよ! あんたの部下はご丁寧にその偽物の私に従って、私を攻撃してきたわ! 城の上層にいたエストマンの部下たちはエストマンに従って、皇帝側についたわよ!」
「什麼……!?我不是把城的事情交給你了嗎!」
「なんだと……!? 城のことは任せたはずだぞ!」
「你是要說是我的錯嗎?要責怪就去怪那些即便我施展了禁術還想抓我的、你那群無能部下!天球的台座正遭到近衛第一騎士隊的襲擊!拉斐爾雖在守,但對方是阿里達,不知道會怎麼樣!」
「私のせいだと言いたいわけ? 責めるなら禁術を見せても私を捕まえようとしてきた、あんたの無能な部下を責めなさい! 天球の台座には近衛第一騎士隊が襲撃を仕掛けてきてるわ! ラファエルが守っているけれど、相手がアリーダじゃどうなるかわからないわよ!」
一切都很順利。本該如此。
すべてが順調だった。そのはずだった。
然而,在自己周遭以外的地方,問題卻接二連三地發生。
しかし、自分の周り以外では問題がどんどん発生していた。
戈登對此無法掩飾心中的惱怒。
そのことにゴードンは苛立ちを隠せなかった。
這些無能的弱者真是讓人頭疼。
無能な弱者たちはこれだから困る。
「一群沒用的傢伙。包括你在內,贊德拉。」
「使えん奴らだ。お前も含めてな、ザンドラ」
「哼,別只會挖苦了,去行動如何?既然出了偽造品,士兵們不會聽我的指示。將軍,快點把問題解決。」
「はっ、嫌味を言ってる暇があったら動いたらどう? 偽物が出た以上、兵士は私の言うことを聞かないわ。さっさと問題を解決しなさい、将軍」
「切……你把這個放到台座上。我去控制城內。」
「ちっ……お前はこれを台座にセットしろ。俺は城の中を制圧する」
說著,戈登把裝有虹天玉的袋子交給贊德拉,準備出手制壓城內。
そう言ってゴードンはザンドラに虹天玉の入った袋を渡し、城内の制圧に乗り出そうとした。
然而,贊德拉阻止了他。
しかし、それをザンドラが止めた。
「等等!你這個只會蠻幹的傢伙!!」
「待ちなさい! この脳筋!!」
「什麼?想死嗎?」
「なにぃ? 死にたいのか?」
「你除了『腦筋』這個詞之外沒有其他稱呼適合!拿起來還看不出來嗎?這是偽造品!!」
「あんたには脳筋以外の言葉は似合わないわよ! 持ってみて気づけないのかしら? これは偽物よ!!」
說完,贊德拉把袋子狠狠摔到地上。
そう言ってザンドラは袋を地面に叩きつけた。
從袋中滾出的寶玉外觀看來無疑是虹天玉。然而,作為皇族中出色的魔導師,贊德拉立刻就察覺到不對勁。
袋から転がり出た宝玉は見た目は間違いなく虹天玉だった。しかし、皇族の中でも優れた魔導師であるザンドラにはすぐにわかった。
那是一件做得極為精巧的偽造品。
これが精巧につくられた偽物なのだと。
「雖然在魔力和外觀上都模仿得相當像,但真正的虹天玉絕不是這樣!竟然這麼順利就被騙過了!」
「魔力も見た目も似せているけれど、本物の虹天玉はこんなもんじゃないわ! まんまとはめられたわね!」
「什、什麼……?」
「なん、だと……?」
戈登瞪大雙眼,盯著滾動的偽造虹天玉。
ゴードンは目を見開き、転がる偽物の虹天玉を見つめる。
他漸漸浮現憤怒的表情,緩緩朝克莉絲塔逼近。
やがて憤怒の表情を浮かべ、ゆっくりとクリスタへと近づいていく。
「是你策劃的吧!克莉絲塔!」
「謀ったか! クリスタ!」
「住手!她的動作無疑是在保護真品!甚至我方之中也有人參與陰謀!對她動手只是浪費時間!」
「よせ! 動きは間違いなく本物を守る動きだった! 味方すら謀った者がいる! 彼女に当たるだけ時間の無駄だ!」
「閉嘴!為什麼沒察覺那是偽造品!?」
「やかましい! なぜ偽物だと気づかなかった!?」
「你沒辦法發現的事,我又怎麼會發現。在提出責任歸屬之前,先想想接下來該怎麼辦。」
「お前に気づけないものを私が気づけるわけがない。責任問題を持ち出す前に今後のことを考えろ」
「可惡……!」
「くっ……!」
戈登一邊憤怒,一邊理清局勢。
ゴードンは苛立ちながら状況を整理する。
城內一片混亂,天球仍停在第三階段。至少還差一個階段,也就是說需要虹天玉。
城内は混乱しており、天球はいまだ三段階目。最低でもあと一つ。虹天玉が必要になる。
若只看帝都,戈登仍佔優勢,但在帝都之外,支援皇帝的援軍應該正在穩步靠近。
帝都だけを見ればいまだゴードンが優勢だが、帝都の外には皇帝への援軍が着々と近づいているはずだ。
不能再拖延下去。
これ以上、長引かせるわけにはいかない。
然而,不論是制壓城內還是奪下東門,都需要時間。
しかし、城内の制圧にせよ、東門の制圧にせよ、時間がかかる。
帝都有許多將軍,大多站在戈登一方,但也有些將軍對皇帝效忠。
帝都には多くの将軍がおり、大半がゴードン側についているが中には皇帝へ忠誠を誓っている将軍もいる。
此外,帝都裡也有帶著相當護衛的貴族。他們各有盤算:有的決定靜觀其變,等著看戈登或皇帝誰勝;有的則故意不動、以警戒牽制戈登。不論目的為何,他們都不輕舉妄動,保留實力。
また帝都にはそれなりの護衛を引き連れている貴族もいる。ゴードンが勝つか、皇帝が勝つか、静観を決めていたり、あえて動かずに警戒させてゴードンの動きを妨げたりと狙いはまちまちではあるが、彼らは無闇に動かずに戦力を温存している。
為了壓制或防備那些勢力,戈登也不得不分散兵力,無法將全部戰力投向皇帝,這正是他的弱點。
それらを押さえたり、備えたりするのにも戦力を割いているため、全戦力を皇帝に向けることができないというのがゴードンの弱点だった。
該怎麼做?
どうするべきか。
要從現在一口氣扭轉局勢,能做些什麼?
ここから一気に流れを引き戻すには何ができるか。
正當他思索時,克莉絲塔的身影映入戈登眼簾。
そう考えているとき、ゴードンの視界にクリスタの姿が映った。
「大笑著說:還有機會!把擴聲魔道具拿來!向敵人發出最後通告!」
「は、はっはっはっ!! まだチャンスはあるぞ! 拡声の魔道具を持ってこい! 敵に最後通告を出す!」
「你打算做什麼……?」
「何をする気だ……?」
「莉澤羅特不會丟下克莉絲塔!把克莉絲塔當做人質,讓莉澤羅特失去作用!」
「リーゼロッテはクリスタを見捨てられん! クリスタを人質としてリーゼロッテを無力化する!」
「胡說!就算是帝國元帥也不會被這種事動搖!這只會帶來壞處!別這麼做!」
「馬鹿な! 仮にも帝国元帥がその程度で揺れるはずはない! デメリットしかないぞ! やめろ!」
「我聽你那些牢騷聽夠了!別以騎士道精神為藉口來阻撓我!」
「貴様の小言は聞き飽きた! 騎士道精神に反するからといって、俺の邪魔をするな!」
「我只是作為同盟方在促請你做出明智的判斷!既然要動手,就至少派個使者!若把威脅的話傳遍帝都,會失去百姓與士兵的支持,只會自找敵人!!」
「同盟相手として賢明な判断を促しているだけだ! やるならせめて使者を立てろ! 帝都中に脅し文句を伝えれば、民の支持も兵士の支持も失い、敵を作るだけだぞ!!」
「派使者只會拖延時間!我不打算談判!要是拒絕就隨你去!我要把克莉絲塔從城上推下去,讓他們好好體會自己的過錯!要是他們勃然大怒攻來,我就趁隙斬下父上的首級!」
「使者を立てれば長引くだけだ! 俺は交渉をする気はない! 断るなら結構! クリスタを城から突き落とし、自らの過ちを思い知らせてやろう! 激怒して攻め込んでくるなら、その隙に父上の首を取る!」
戈登說著拉住克莉絲塔的手臂,向廣場的外圍走去。
ゴードンはそう言ってクリスタの腕を引っ張り、広場の外周へと向かう。
雖然只是城堡的中層,卻比帝都任何建築都還要高。若是掉下去,性命恐怕難以保住。
城の中層とはいえ帝都のどの建物よりも高い。落ちれば間違いなく命はないだろう。
威廉對戈登的愚行皺起眉頭,目光轉向贊德拉。
ウィリアムはゴードンの愚行に顔をしかめつつ、ザンドラに視線を移す。
「贊德拉皇女殿下,若不阻止,等待妳的將是滅亡!」
「ザンドラ皇女。止めねば待っているのは破滅だぞ?」
「沒錯。戈登,威脅可以,但把人推下去不行。把克莉絲塔交給我。」
「そうね。ゴードン、脅すのはいいけれど突き落とすのは駄目よ。クリスタは私にちょうだい」
「什麼!?」
「なにぃ?」
「我要把她當作人體實驗的工具。說要把她交給贊德拉,連莉澤洛特也不可能保持冷靜。」
「人体実験の道具にするわ。ザンドラに引き渡すといえば、リーゼロッテもさすがに冷静じゃいられないはずよ」
看到贊德拉愉快地笑著,威廉差點暈厥。
愉快そうに笑うザンドラを見て、ウィリアムは気が遠くなった。
他無法理解在這種情況下竟有人會說出『威脅沒關係』這種話。
この状況で脅すのは構わないと言ってしまう神経が理解できなかったからだ。
對此,戈登回答說會考慮看看。
それに対して、ゴードンは考えておこうと返した。
威廉情不自禁抬頭望向天空。看到如此晴朗的天色,他沉入想像,心裡想著:『在這樣晴朗的天空下,什麼都不想就飛起來,該有多舒服啊。』
思わずウィリアムは空を見上げる。こんな晴れ渡った空ならば、何も考えずに飛べばさぞや気持ちいいだろうなと思いふける。
但他不能一直逃避現實。
だが、いつまでも現実逃避もしていられない。
他立刻收拾心情,威廉接著說道。
気持ちをすぐに持ち直し、ウィリアムは言葉を重ねる。
「再想清楚,戈登。絕不會照你所願。別追逐那些甜美的幻想,面對現實。沒有什麼能讓局勢逆轉的一招。動員所有可用兵力,前去討伐皇帝。若我出手,成功的可能性會大幅提高。只要討得皇帝,縱使援軍來也無妨。捨棄帝都,以北部為據點控制帝國即可。」
「考え直せ、ゴードン。決してお前の思い通りにはならん。甘い幻想を追いかけず、現実を見ろ。逆転の一手などという都合のよいものはない。使える戦力をすべて動員し、皇帝を討ちにいこう。私も出れば可能性は格段に上がる。皇帝さえ討てれば、援軍が来たとしても問題ない。帝都を捨てて、北部を拠点として帝国内を制圧すればいい」
「哼!你這樣一說,你的用意早已露出端倪吧?你是想設法把我逼到不得不依賴聯合王國的局面,對嗎?」
「ふん! そんなことを言って、お前の思惑は透けて見えるぞ? どうにかして俺が連合王国に頼る状況にしたいのだろう?」
「那又怎樣?那能改變什麼?即便你的策劃成功,諸侯也不會服從你。要在短時間內制壓他們,必定需要我國的力量,對吧?結果你仍會倚靠聯合王國。那我還有何必要費心算計?」
「だとしたらどうだ? それで何が変わる? お前の策が成功したとしても、諸侯はお前には従わない。それを短期間で制圧するには我が国の力が必要なのだろう? 結局、お前は連合王国を頼る。私が思惑を巡らせる必要がどこにある?」
「未必吧。反正等叛亂結束、帝國開始動盪時,你就會算計背叛我們,對吧?」
「どうだか。どうせ反乱が終わって、帝国が乱れ始めたら私たちを裏切る算段なんでしょう?」
聽到贊德拉的話,威廉握拳到指甲都深深陷入掌心。
ザンドラの言葉にウィリアムは爪が食い込むほど拳を握り締めた。
他想說『隨你便』,但那是不被允許的。
勝手にしろと言いたかった。しかし、それは許されない。
既然站在戈登一邊,就必須讓戈登勝出,否則會出大問題。連合王國的命運壓在威廉的雙肩上。
ゴードン側についた以上、ゴードンに勝ってもらわなければ困る。ウィリアムの双肩には連合王国の命運がかかっていた。
萬一戈登未能殺死皇帝。
万が一、ゴードンが皇帝を殺すことに失敗したら。
大陸最強帝國的怒火會轉向連合王國。
大陸最強の帝国の怒りが連合王国に向く。
即便連合王國、藩國與王國三國聯手出戰,也未必能勝。
連合王国、藩国、王国の三か国で戦ったとしても、勝てるかどうか。
再怎麼被削弱,帝國終究還是帝國。
いくら弱体化しようと帝国はどこまでいっても帝国なのだ。
若皇帝倖存,混亂期會很短,將不會留下可乘之機。
皇帝が生存してしまえば、混乱期も短い。付け入る隙がなくなる。
本來威廉就不指望王國與藩國。三國以支援戈登為名結盟,但這種幾乎沒有信任基礎的同盟,從歷史上看也十分罕見。
そもそもウィリアムは王国と藩国はアテにしていなかった。三か国はゴードンを支援するという名目で手を組んだが、これほど信頼関係のない同盟は歴史的に見ても稀だ。
隨時可能背叛的盟國,帝國可不會讓你抱著這種同伴去迎戰。
いつ裏切るかわからない同盟国。それを抱えながら戦えるほど帝国は甘くはない。
正因如此,這個局面才是千載難逢的機會。
だからこそ、この状況は千載一遇のチャンスだった。
「想探我的用心隨你去吧,想怎麼做就怎麼做!不過我要說清楚,你的計策會把中立者變成敵人!那樣要討伐皇帝就會更困難!」
「私の思惑を探るのは結構! 好きにしろ! しかし、言うべきことは言わせてもらおう! お前の策は中立の立場の者たちを敵に回す! そうなれば皇帝を討つのはより難しくなるぞ!」
「既然要成為敵人,那正合我意!我會把他們全部粉碎!」
「敵になるなら望むところ! すべて粉砕してくれる!」
「適可而止!若能如此輕易粉碎眼前敵人,就不需要使用人質!你並沒有你自己以為的那麼強!!別再增加敵人,去廣納盟友!」
「いい加減にしろ! 目の前の敵をいともたやすく粉砕できるなら、人質を使う必要もない! お前はお前が思うほど強くはない!! 敵を増やすな! 味方を増やせ!」
「哼,和你顯然各走各路。我會照我的方式去做。若不滿就回國去吧。」
「ふん、貴様とは平行線のようだな。俺は俺のやりたいようにやらせてもらう。気に食わんなら国に帰れ」
說罷,戈登接過部下拿來的魔導具,開始向整個帝都散播聲音。
そう言ってゴードンは部下が持ってきた魔導具を受け取り、帝都中に声を拡散させた。
「帝國元帥莉澤洛特,聽得到嗎?若聽得到就立刻把皇帝交出來,否則就處決克莉絲塔。」
「帝国元帥、リーゼロッテ。聞こえるか? 聞こえているならば即刻皇帝を差し出せ。さもなければクリスタを処刑する」
作為龍騎士的威廉對風的流向十分敏感。
竜騎士であるウィリアムは風の流れに敏感だった。
威廉感覺到風忽然轉向,他低聲喃喃道。
風が突然、正反対に吹き始めたのを感じとったウィリアムは小さくつぶやいた。
「變成逆風了嗎……」
「向かい風となったか……」
風向變了。
風向きが変わった。
他覺得,要再度扭轉這股風向,恐怕是難上加難。
きっとこの風向きを再度変えるのは至難の業だと思えた。
儘管如此,威廉仍無法放棄。
それでもウィリアムは諦めるわけにはいかなかった。