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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第二百五十六話 蒼鷗姬的故事(上)

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菲妮和米婭在被敵人追趕的情況下,朝帝都中層東側的中心地帶前進。

フィーネとミアは敵に追われながら帝都中層東側の中央部に向かっていた。

因為那裡有一處設施。

そこにはとある施設があったからだ。

「妳們往哪裡去!?菲妮殿下!」

「どこに向かっているんですの!? フィーネ様!」

「再一點就到了!」

「もう少しです!」

「追上去!絕對要抓住她們!」

「追え! 絶対に捕らえろ!」

穿過狹窄的巷弄,菲妮等人走上了大街。

狭い路地裏を抜け、フィーネたちは通りに出る。

菲妮找到了目的地。

そしてフィーネは目的地を見つけた。

那是一處她熟悉的設施。

そこは見慣れた施設だった。

帝都的冒險者在此註冊並以此為據點的地方。

帝都の冒険者が在籍し、拠点とする場所。

正是冒險者公會帝都支部。

冒険者ギルド帝都支部だ。

菲妮和米婭朝那裡奔去。

そこに向かってフィーネとミアは走る。

但後方有大批追兵緊追不放。

だが、後ろからは大勢の追手が来ていた。

如果就這樣進入帝都支部,就會把士兵帶進去。

このまま帝都支部に入れば、兵士を連れていくことになる。

菲妮有些猶豫,但突然有人抓住她的手臂把她拉向一旁。

そのことに少し躊躇ったフィーネだったが、突然、腕を掴まれて横に引っ張られた。

「哎呀!」

「きゃっ!」

「非常抱歉,菲妮殿下。請稍微安靜一點。」

「申し訳ありません。フィーネ様。少しお静かに」

把菲妮拉到建築陰影裡的是那位總是冷靜應對的冒險者公會櫃檯小姐。

フィーネを建物の影に引っ張ったのは、いつもシルバーの対応をする冒険者ギルドの受付嬢だった。

不久,士兵們趕了過來。

少しして兵士たちがやってくる。

「跑到哪裡去了!?給我找出來!」

「どこに行った!? 探せ!」

士兵們當場分散開來,試圖搜索周圍。

兵士たちはその場で散って周りを探そうとする。

然而,在他們開始搜索之前,有人叫住了他們。

しかし、彼らが周りを捜索する前に待ったが入った。

「竟敢在這一帶鬼混,可真有膽量啊」

「この辺りをうろつくなんざいい度胸じゃねぇか」

「難道是想和我們一戰嗎?」

「俺たちと一戦交える気で来たのか?」

街道四處出現了拿著武器的冒險者。

通りのあちこちから冒険者たちが武器を構えて現れたのだ。

士兵們不由自主地後退了一步。

兵士たちは思わず一歩後ずさる。

「我……我們不想跟諸位開戰!蒼鷗姬應該躲進這裡了!請把她交出來!」

「しょ、諸君らと戦う気はない! ここに蒼鴎姫が逃げ込んだはずだ! 引き渡してもらおう!」

「不知道啦」

「知らんなぁ」

「那麼美的人,如果躲進來,不可能沒人注意到的。」

「あれほどの美人だ。逃げ込んできたなら気づかないはずがないんだがな」

「聽說沒人看到。應該在別的地方吧,請回去。」

「誰も見てないそうだ。違うところにいるんだろ。帰ってくれ」

冒險者裝作不知道,根本不理會士兵們的話。

冒険者たちは知らぬ存ぜぬで兵士たちの話を聞こうともしない。

不耐煩的年輕士兵拔劍了。

それに痺れを切らした若い兵士が剣を抜く。

「夠了!我知道你們在這裡!冒險者別這麼囂張!」

「いい加減にしろ! ここにいるのはわかっているんだ! 冒険者風情が調子に乗るな!」

「喂,你聽到了嗎?竟然說我們是冒險者!」

「おい、聞いたか? 冒険者風情だとよ」

「真被看扁了。居然被那些背叛皇帝的士兵這樣輕蔑地說著。」

「馬鹿にされたもんだぜ。仕えてる皇帝を裏切った兵士に風情といわれるとはな」

「我原本以為你們比那些人更可靠,難道是我們弄錯了嗎?」

「お前さんたちよりはよっぽどマシだと思ってたんだが、俺たちの勘違いだったか?」

冒險者們冷冷地看向士兵們。

冒険者たちは冷ややかな視線を兵士たちに送る。

士兵們無法忍受,紛紛拔劍上前一步。

それに耐えきれず、兵士たちは次々と剣を抜いて一歩前に出る。

「等、等一下!冷靜!」

「ま、待て! 落ち着け!」

「怎能冷靜!我們是為了帝國站出來的!你們沒有資格嘲笑我們!」

「落ち着いていられるか! 我々は帝国のために立ち上がったのだ! 貴様らに馬鹿にされる筋合いはない!」

「為了帝國?笑死我了。分明是為了自己吧?」

「帝国のため? 笑わせるぜ。自分たちのためだろ?」

「嗚——!!」

「っっっ!!」

被冒險者挑釁,士兵臉漲得通紅準備衝鋒。

冒険者の挑発に兵士が顔を真っ赤にして突撃しようとした。

但一支箭插在那名士兵的腳邊。

しかし、その兵士の足元に矢が突き刺さる。

「什、什麼……!?」

「なっ……!?」

「喔,別動比較好。冒險者的弓手連遠方怪物的眼睛都能射穿,瞄準人的頭——就算打個哈欠也能射中哦?」

「おっと、動かないほうがいいぞ。冒険者の弓使いは遠く離れたモンスターの目だって射抜く。人間の頭を狙うなんてあくびをしてても当ててくるぞ?」

士兵們四處張望。

兵士たちが周囲を見る。

只見屋頂上十數名冒險者架起弓,瞄準著士兵們。

すると屋根の上には十人以上の冒険者が弓を構えて、兵士たちを狙っていた。

走上街道的冒險者數量也越來越多。

通りに出てくる冒険者の数もどんどん増えていく。

在那股壓力下,士兵們不得不放棄搜尋菲妮一行人。

その圧力に負けて、兵士たちはフィーネたちの捜索をあきらめるしかなかった。

「已經逃走了呢。」

「逃げましたわね」

「看起來是呢,謝謝你們。」

「みたいですね。ありがとうございました」

「不,菲妮殿下是我們的重要客人。」

「いえ、フィーネ様はお得意様ですから」

櫃檯小姐這麼說著,微笑起來。

そう言って受付嬢はニッコリと笑う。

接著菲妮和米婭被帶進了帝都支部。

そしてフィーネとミアは帝都支部に案内された。

那裡聚集了大量逃難來的市民。

そこには逃げてきただろう市民が大勢いた。

「居然有這麼多人……」

「人がこんなに……」

「在這裡的只是避難來的人的一部分。能保護的人數有限,所以我們在各處分頭安置保護。說起來也做不了太大規模的行動,所以只能盡綿薄之力……」

「この場にいるのは避難してきた人の一部です。保護できる人数にも限りがあるので、色んな場所で手分けして保護しているんです。といっても、あまり大々的には動けないので微々たるものですが……」

櫃檯小姐這麼說著,低下了眼。

受付嬢はそう言って目を伏せる。

本來應該由國家來做的事,現在由他們在做。

本来、国がやらねばならぬことをやってくれている。

為了百姓。

民のために。

菲妮想起了那句話。

その言葉をフィーネは思い出した。

「再多的感謝也不夠,感謝你們付出的努力。」

「どれほどの感謝の言葉でも足りません。ご尽力に感謝いたします」

「不,縱然是冒險者也依然是帝國的百姓。我們住在這座帝都,也有家人和熟人。能做的事做出來是理所當然的。」

「いえ、冒険者といえど帝国の民であることは変わりありませんから。この帝都に住み、家族も知り合いもいます。できることをやるのは当然です」

菲妮再次致謝後,將目光投向在支部內受保護的民眾。

フィーネは再度感謝を伝えると、支部内で保護されている民に目を向けた。

大多是老人和孩子。冒險者們正在陪伴那些疑似與父母走散的孩子玩耍。

大半は老人や子供だった。親とはぐれたらしい子供の遊び相手を冒険者たちがやっている。

菲妮體會到,由於起義發生在祭典期間,對民眾的傷害比想像中還要大。

祭りの最中に起きた反乱なため、民への被害は想像以上に大きいのだとフィーネは実感した。

立即向他們道歉很容易,但道歉並非菲妮的職責。她來到這裡是為了平息混亂,讓日常回歸。

今すぐ彼らに謝罪するのは簡単だったが、謝罪をするのがフィーネの役目ではない。この混乱を収め、日常を取り戻す。それをするためにこの場にやってきたのだから。

「抱歉,我有個請求。」

「申し訳ありませんが、お願いがあります」

「是什麼事呢?」

「なんでしょうか?」

「能借用遠話室嗎?我想與公會本部的人通話。」

「遠話室を貸していただけないでしょうか? ギルド本部の方々と話がしたいのです」

菲妮來到這裡的目的,是要取得冒險者的協助。

フィーネがここに来た理由は冒険者の協力を取り付けるためだった。

然而,原則上冒險者不會介入國家紛爭或政治鬥爭。

しかし、原則として冒険者は国家の争いや揉め事には関与しない。

無論是琳菲亞還是西格,他們作為冒險者並不是以公會名義協助亞爾。那不過是個人層面的合作而已。

リンフィアにせよ、ジークにせよ、冒険者としてアルに協力しているわけではない。あくまで個人的に協力しているにすぎない。

所以,即便菲妮在這裡請求他們協助皇帝,也不會有人答應。

だから、ここでフィーネが皇帝に協力してくれと頼んでも誰も了承してはくれない。

也許會有幾個人以個人名義協助,但那樣人手仍不足。

個人として数人は協力してくれるかもしれないが、それでは手が足りない。

因此菲妮打算直接與冒險者公會的高層談妥此事。

そのためフィーネは冒険者ギルドのトップたちと話をつける気だった。

然而。

だが。

「沒那個必要。我現在正在交涉。」

「その必要はない。今、私が交渉中だ」

聽到這話,菲妮看向從公會內側走出的人,瞪大了眼睛。

そう言ってギルドの奥から出てきた人物にフィーネは目を見開く。

「……艾利克殿下……」

「……エリク殿下……」

「看來妳也盯上了同一個地方,菲妮。」

「同じところに目を付けたようだな。フィーネ」

「看起來是這樣……」

「そのようですね……」

艾利克和數名近衛騎士突破包圍,早已趕抵帝都支部。

数名の近衛騎士と共に包囲を突破したエリクは、早々に帝都支部にやってきていた。

並已著手與公會本部進行交涉。

そしてギルド本部との交渉に乗り出していたのだ。

「來得正好。我去處理公會本部那幫頑固的人。妳去說服現場的冒險者。」

「しかし、良いところで来た。ギルド本部の頭の固い連中は私がなんとかする。お前は現場の冒険者を説得しろ」

「這是什麼意思?」

「どういう意味でしょうか?」

「我擅長談判。我和公會本部的上層有人脈,也掌握了他們想隱瞞的幾個祕密。現在他們正在那邊協商,應該能取得讓他們把決定交給現場的口頭承諾。不過只有那樣,現場的冒險者不會因此行動。」

「私は交渉事は得意だ。ギルド本部の上層部とも繋がりがあるし、奴らの隠しておきたいいくつかの秘密も握っている。今は向こうで協議中だが、そのうち現場の判断に任せるという言質が取れるだろう。しかし、それだけでは現場の冒険者は動かん」

「……如果反亂成功,戈登殿下就會成為皇帝,對吧?」

「……反乱が成功した場合、ゴードン殿下が皇帝になるからですね?」

「沒錯。如果反抗未來的皇帝,會被追究罪責,也無法留在帝國。也許他們會願意把包圍支部的士兵趕走,但沒有理由替我們做更多的事。」

「そうだ。次期皇帝に反抗すれば罪に問われるし、帝国にはいられない。支部の周りにきた兵士を追い払う程度ならやってくれるだろうが、それ以上踏み込む理由が彼らにはない」

沒有絕對能勝的保證。

絶対に勝てるという保証はない。

反倒是目前,戈登佔優勢這點誰都看得出來。

むしろ現状、ゴードン優勢なのは誰の目にも明らかだった。

如果不說服這些人,不管上層允不允許公會介入帝國事務也都沒有意義。

そんな彼らを説得しなければ、どれだけ上層部が帝国の問題への介入を許したところで意味はない。

「我擅長談判,但說服別人是另一回事。那類事情由妳更合適。」

「私は交渉事は得意だが、説得となると勝手は違う。その手のことはお前のほうが適任だ」

「……我會盡我所能去做。」

「……やれるだけのことはやってみます」

「就拜託了。父王的命在這上,拜託妳了。」

「任せた。父上の命が掛かっている。どうか頼む」

說完,艾利克低下了頭。

そう言ってエリクは頭を下げた。

菲妮對那樣的態度感到強烈違和感。

その態度にフィーネは強い違和感を覚えた。

因為那不像是艾利克的作風。

エリクらしくなかったからだ。

在城中菲妮曾多次與艾利克接觸,但他並非會說出如此溫柔話語的人。

城でフィーネは幾度もエリクと接してきたが、今のように温かみがあるようなことを言う人物ではなかった。

給人的印象是更冷酷無情,覺得自己之外的人都無所謂。

もっと冷徹で、自分以外はどうでもいいと考えている人物という印象だった。

然而,菲妮壓下了那份違和感。

しかし、その違和感をフィーネは封じ込めた。

因為此刻那並不重要。

今はどうでもいいことだったからだ。

重要的是取得冒險者的協助,其他的都是其次。

大事なのは冒険者の協力を取り付けること。それ以外は二の次だった。

「老實說,我認為這很困難。」

「正直な話を申し上げると、難しいと思います」

「我也這麼覺得。」

「私もそう思いますですわ」

菲妮對櫃檯小姐和米婭的話點點頭,表示同感。

受付嬢とミアの言葉にフィーネは同感だとばかりに頷く。

冒險者無論如何都是被利益驅動的,這就是他們的職業本性。

どこまでいっても冒険者は利で動く。そういう職業だからだ。

他們唯一不變的準則就是『為了百姓』,僅此而已。

絶対のルールは民のために。それだけだ。

如果是對人民施暴作惡的人另當別論,但戈登對百姓本就沒什麼興趣。

民に対して悪逆非道を働く者ならともかく、ゴードンは民に興味を示していない。

他既不關心,也沒有刻意傷害百姓。

配慮もしないが、民を害そうともしていない。

說服他們將會極為困難。

説得は困難を極めるだろう。

不過,即便如此也必須去做。

だが、それでもやらなければいけない。

「能不能把冒險者們召集起來?請告訴他們蒼鷗姬有話要說。」

「冒険者の方々を集めていただけますか? 蒼鴎姫が話したいことがあるとお伝えください」

菲妮這麼說著,便著手展開說服冒險者這項艱難任務。

そう言ってフィーネは冒険者の説得という難題に乗り出したのだった。