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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第二百五十五話 榮譽的戰傷

24時更新。

24時更新分。

明天如果也能做到的話會更新兩次(鞠躬)。

明日もやれたら二回更新ですm(__)m

威廉將克莉絲塔納入射程範圍內。

ウィリアムはクリスタを射程圏に捉えた。

其他的龍騎士在牽制護衛,保護克莉絲塔的只有麗塔一人。

ほかの竜騎士は護衛の足止めに入っており、クリスタを守るのはリタのみ。

威廉輕而易舉地越過那個麗塔,與奔跑中的克莉絲塔並行,抓住她的手腕。

そのリタを軽々と超え、ウィリアムは走るクリスタに並走し、その腕を掴んだ。

「啊……!」

「あっ……!」

「庫醬!!」

「クーちゃん!!」

威廉把克莉絲塔拉到自己下方,然後向上升去。

ウィリアムはクリスタを自分の下へ引き寄せ、そのまま上昇する。

本打算就這樣帶她直飛回城堡。

このまま城まで連れていくつもりだった。

然而。

しかし。

「(怒吼)休想讓你走——!!」

「うぉぉぉぉぉ!!!! 行かせないぞー!!!!」

「麗塔……!!」

「リタ……!!」

麗塔緊抓住威廉那正上升的龍腿,拼命往上爬,想爬到克莉絲塔的下方。

リタは上昇するウィリアムの竜の足にしがみつくと、そのままクリスタの下まで這い上がろうとしてくる。

看到那一幕,威廉發出警告。

それを見てウィリアムは警告する。

「把手放開,少女。我不想殺你。」

「手を離せ、少女よ。殺したくはない」

「我不是小女孩!我是近衛騎士,麗塔!!」

「少女じゃない! リタは近衛騎士だ!!」

「近衛騎士?」

「近衛騎士?」

威廉聽到麗塔的話,一瞬間以為只是孩子的胡鬧。

ウィリアムはリタの言葉を聞いて、一瞬、子供の戯言かと思った。

不過,看到她背上的白色披風後,他改變了想法。

しかし、その背にある白いマントを見て考えを改める。

因為那件披風確實是近衛騎士的。

そのマントは確かに近衛騎士のモノだったからだ。

「看來……並非胡鬧。」

「戯言では……なさそうだな」

「才不是胡說!放開庫醬!不然我就跟你去地獄!」

「戯言なもんか! クーちゃんを解放しろ! そうじゃないと地獄までついていくぞ!」

「……帝國的皇族真令人羨慕呢。」

「……帝国の皇族は羨ましいものだな」

克莉絲塔既沒有在戰場上立下功勞,也沒有在外交或政治場合留下成績。只是個皇女而已。

クリスタは戦場で功績を残したわけでも、外交や政治の場で結果を残したわけでもない。ただの皇女だ。

竟有人願意為了那位皇女賭上性命。有個年紀差不多的孩子自稱近衛騎士,竟然攀附在龍騎士的龍上,做出這等魯莽之舉。

その皇女のために命をかける者がいる。同じような年の子供が自らを近衛騎士と称し、竜騎士の竜にしがみつくという暴挙に出ている。

威廉在和克莉絲塔同年紀時,沒有這樣的朋友;或許有人口頭上會說一定會守護,但真正能做出這種行動的恐怕沒有。

ウィリアムがクリスタの年の頃。このような友はいなかった。口では必ず守るという者はいたかもしれない。しかし、実際にこのように行動できる者はいなかっただろう。

「真勇敢……看在你的勇氣份上,我饒你一命。放手吧。」

「勇敢だな……その勇敢さに免じ、命は助けよう。手を離せ」

威廉慢慢降低高度。

ウィリアムはゆっくりと高度を下げる。

如果放手,可以落在屋頂上著地的高度。

手を離せば家屋の屋根に着地できる高さだ。

或許會受傷,但不會危及生命。

怪我はするかもしれないが、命にかかわるようなことはない。

然而,麗塔抓住那個縫隙不斷向上攀爬。

しかし、リタはその隙を狙ってどんどん這い上がる。

「沒有庫醬在一起我不行!」

「クーちゃんが一緒じゃないと嫌だ!」

「……會死的喔?」

「……死ぬぞ?」

「就算死了也不放手!!」

「死んでも離さない!!」

麗塔在這隻重心不穩的龍身上艱難地爬行,伸手去抓克莉絲塔。

リタはバランスの悪い竜の体をよじ登り、クリスタに手を伸ばす。

而克莉絲塔也伸出了手。

それに対してクリスタも手を伸ばす。

就在差一點就能抓到的時候,威廉突然提高了高度。

もう少しというところでウィリアムは突然高度をあげた。

因此失去平衡的麗塔,只好停止伸手,緊緊抱住龍身。

それでバランスを崩したリタは、手を伸ばすのをやめて竜にしがみつくしかなかった。

「你在做什麼!威廉!!」

「何をしている! ウィリアム!!」

威廉提高高度,是因為從下方有戈登正逼近。

ウィリアムが高度をあげたのは下からゴードンが迫って来ていたからだった。

照那樣下去,戈登說不定會攻擊麗塔。

あのままではゴードンはリタを攻撃しかねなかった。

因此威廉提高了飛行高度。

だからウィリアムは高度をあげたのだ。

「別插手!交給我來處理!」

「手出しは無用! 私に任せてもらおう!」

「別鬧了!現在還能說這種話嗎!」

「ふざけるな! そんなことを言っている場合か!」

「時間不夠是你們的問題!既然有分寸,那我們也有!若讓人知道這位龍王子要靠別人擺脫一個孩子,整個大陸都會把我們當笑柄!想出手的話,就做好被我討伐的覺悟吧!!」

「時間がないのはそちらの都合だ! そして都合ならばこちらにもある! この竜王子が子供一人を振り払うのに他者の手を借りたなどと知れたら大陸中の笑い者だ! 手を出すならば私に討たれる覚悟で出すことだな!!」

說完後,威廉與戈登拉開了距離。

そう言うとウィリアムはゴードンから距離を取る。

然後再次降低高度,向麗塔詢問。

そしてまた高度を下げて、リタに問う。

「那件披風是誰給妳的?」

「そのマントは誰に貰ったモノだ?」

「是奧利弗隊長!」

「オリヴァー隊長だ!」

「原來如此……是被託付給妳的嗎。」

「そうか……託されたか」

作為近衛騎士隊長,絕不會無故把白披風交給一個孩子。

近衛騎士隊長ともあろうものが、白いマントを子供に理由もなく託したりはしないだろう。

他是否在這位少女身上看見了未來?

この少女に未来を見たか。

要摧毀那個未來並不難。

それを潰すのは簡単だった。

然而,威廉並不贊成這樣做。

しかし、ウィリアムはそれを良しとはしなかった。

「將妳的名字告訴我,近衛騎士。」

「名を問おう。近衛騎士」

「我叫麗塔!!」

「リタだ!!」

「原來如此,騎士麗塔。那披風看來仍然太沉重。那披風是強者的證明。等妳配得上它時,我們再相見!」

「そうか、騎士リタ。そのマントはまだまだ重いようだ。そのマントは強者の証。そのマントが似合うようになったらまた会おう!」

說罷,威廉拿起固定在龍身上的投槍,將刃反向,用石突把麗塔推飛。

そう言ってウィリアムは竜に備え付けられた投げ槍を持つと、刃を反転させ石突でリタを突き飛ばした。

被重重一推,麗塔從龍背上被甩了下去。

強く突かれたリタは竜から振り落とされる。

她就這樣落向屋頂,麗塔咬牙忍痛拔出劍,朝威廉投擲過去。

そのまま家屋の屋根に落下していくが、リタは痛みに耐えて剣を引き抜くと、ウィリアムに向かってそれを投げつけた。

麗塔發出一聲淒厲的尖叫!

「うわぁぁぁぁ!!!!」

「可惡!」

「くっ!」

那把劍精準地瞄準威廉的臉。

剣は正確にウィリアムの顔を狙う。

只是速度不夠。威廉扭動脖子躲開,但刀刃擦過他的臉頰,留下了一道淺淺的傷痕。

ただし速度が足りなかった。ウィリアムは首をひねってそれを回避する。しかし、刃が頬を掠り、薄っすらとウィリアムに傷をつけた。

代價是麗塔連受身都來不及做,摔在了屋頂上。

その代償としてリタは受け身も取れずに家屋の屋根に落下した。

看到那一幕,威廉低聲說了句話。

それを見て、ウィリアムは一言つぶやく。

「了不起」

「見事」

向麗塔獻上讚許之詞的威廉,隨即對戈登說道。

称賛の言葉をリタに贈ったウィリアムは、ゴードンに向かって告げる。

「虹天玉到手了!向城堡飛去!」

「虹天玉は手に入れた! 城へ向かうぞ!」

「好!就由我親自把它安置在台座上!」

「よし! 俺が直々に台座に設置しよう!」

戈登得意洋洋地宣告,騎坐在威廉手下的後座,與眾人一同升上天空。

勝ち誇ったようにゴードンは宣言し、ウィリアムの部下の後ろにまたがり、共に空へ上がる。

特勞等人追擊戈登他們,卻因對方飛得太高而無從下手。

そんなゴードンたちをトラウたちは追撃するが、空高く上がられては手出しができなかった。

飛行魔法屬於高等魔法,能與龍在空中交戰的人少之又少。

空を飛ぶ魔法は高度なもので、竜と空中戦を繰り広げられる者など限られているからだ。

「可惡……!向城堡前進!」

「くっ……! 城へ向かうであります!」

「殿下!以那樣的傷勢行動太冒險了!」

「殿下! その傷では無茶です!」

「只是擦傷而已!」

「かすり傷であります!」

一邊說著,特勞一邊流著血仍試圖朝城堡前進。

そう言いながらトラウは血を流しながら城へ向かおうとする。

然而,溫蒂阻止了他。

しかし、それをウェンディが制した。

「首先要先治療,殿下。」

「まずは治療が先です。殿下」

「溫蒂女史……」

「ウェンディ女史……」

「殿下失血過多,若再行動恐怕會有生命危險」

「殿下は血を失いすぎています。動いては命に関わります」

皇旗發動時,トラウ已經大量失血;如今在那種情況下又再次出血。

皇旗の発動でトラウは血を失っていた。その状況でこの出血である。

若不先治療就朝城裡去,途中肯定會倒下。

治療もせずに城へ向かえば、道中で間違いなく倒れてしまうだろう。

然而。

だが。

「命無所謂。如果連妹妹都守不住而活著,那還不如死掉」

「命など不要。妹も守れずに生き残るなら死んだほうがマシであります」

「沒了性命就救不了人,先治療!」

「命がなければ助けられません。まずは治療を!」

トラウ試圖推開ウェンディ前進,然而ウェンディ不讓他離開,堅定地留在原地不退。

ウェンディを押しのけようとトラウは進むが、ウェンディはトラウを行かせまいとその場を退かない。

這時,一名護衛抬來狼狽不堪的リタ。

そんな中、護衛の一人がボロボロのリタを運んできた。

「需要立即治療!她已經失去意識了!」

「すぐに治療が必要です! 意識もありません!」

「リタ……」

「リタ……」

ウェンディ擔憂地注視著被抱著的リタ。

ウェンディが抱えられたリタを心配そうに見つめる。

大概因為沒有做受身,右肩脫臼,其他地方也到處是擦傷。

受け身を取らなかったせいか、右肩は外れており、そのほかにもあちこちに擦り傷があった。

看見那情況,トラウ咬緊牙關。

それを見てトラウは歯を食いしばる。

「絕對不能原諒……!把部隊分成兩隊,讓護衛留下守護孩子,其餘隨我去城裡!」

「絶対に許さん……! 部隊を二つに分けるでありますよ。子供たちに護衛を残し、ほかは自分と城へ向かうであります!」

「殿下,這樣實在太冒險了。本就寥寥的戰力分成兩隊是愚策」

「殿下。あまりにも無茶です。ただでさえ少ない戦力を二つに割るのは愚策です」

「那就只能默默看著他們離去嗎!?」

「では黙って見送れと!?」

「別無他法。只能寄望城裡的アリーダ騎士團長與アルノルト殿下了」

「それしか手はありません。城にいるアリーダ騎士団長とアルノルト殿下に期待するしかありません」

トラウ試圖反駁那番話。

トラウはその言葉に反発しようとする。

他討厭寄望於那種模糊的可能性。

曖昧な可能性に期待するのは嫌だった。

然而,身體卻不允許他那麼做。

しかし、体はそれについてはいけなかった。

「一陣強烈的眩暈襲來──!?」

「ぐぅ……!?」

視野開始搖晃,トラウ無法再站穩。

視界がぐらつき、トラウは立っていられなくなった。

這是失血過多的代價。

血を失いすぎた代償だった。

「馬上把他放平躺下!我來止血!リタ也請讓她躺下!」

「すぐに横へ寝かせてください! 私が傷を塞ぎます! リタも寝かせてください!」

ウェンディ帶著快要哭出的表情,開始為トラウ和リタ施救。

ウェンディは泣きそうな表情を浮かべながら、トラウとリタの治療に入る。

ウェンディ也很想救クリスタ。

ウェンディとてクリスタを助けたかった。

當被黑暗精靈包圍時,ウェンディ的心被不安壓得幾乎喘不過氣,是クリスタ和リタ救了她。與她們相處的時光對ウェンディ而言是療癒的時刻。

周りをダークエルフに囲まれていたとき、ウェンディの心は不安で押しつぶされそうだった。それを救ってくれたのはクリスタとリタだった。二人と過ごす時間はウェンディにとっては癒しの時間だった。

在叛亂發生時,クリスタ也來到ウェンディ身邊,沒有拋棄她。

反乱が起きたときもクリスタはウェンディの下へ来てくれた。見捨てずにいてくれた。

那有多令她高興啊。

どれほど嬉しかったか。

即便如此,ウェンディ仍必須做出務實的判斷。

それでもウェンディは現実的な判断をしなければいけなかった。

如果繼續勉強讓他行動,トラウ會死;リタ也處於危險狀態。

このまま無理をさせればトラウは死ぬ。リタも危険な状態だ。

縱然因此能救出クリスタ,ウェンディ很清楚クリスタ不會因此歡喜。

それでクリスタを助けられたとしても、クリスタは喜ばないとウェンディはよく知っていた。

因此ウェンディ將全力投入到治療兩人身上。

だからウェンディは二人の治療に全力を注いだ。

她並不擅長治癒魔法,但現在也無法再找藉口退縮。

治癒魔法はそこまで得意ではなかったが、そうも言ってられない。

幸好,ゴードン帶來的騎馬隊已經追上ルーペルト等人。

幸いなことに、ゴードンが引き連れてきた騎馬隊はルーペルトたちを追っていった。

多虧如此,得以爭取到治療的時間。

おかげで治療する時間は確保できた。

然而,トラウ他們在那裡遭受重大拖延也是事實。

しかし、トラウたちがそこで大きな足止めを受けたことも事実だった。

又有一股對ゴードン有利的風向吹起;知道這點的ゴードン在空中心情大好。

また一つ、ゴードンに有利な風が吹いたのだ。それがわかっているため、ゴードンは空の上で上機嫌だった。

「哈哈哈哈!!這下我們贏定了!」

「はっはっはっはっ!! これで勝ったぞ!」

聽著ゴードン的大笑,ウィリアム望向懷中被抱著的クリスタ。

ゴードンの高笑いを聞きながら、ウィリアムは腕に抱えたクリスタを見る。

克莉絲塔一動也不動,只靜靜地盯著莉塔倒下的地方。

クリスタは身動き一つせず、ただリタが落ちた場所をずっと見ていた。

雖然應該還沒死,但傷勢看來相當嚴重。

死んではいないだろうとは思うが、怪我は重いだろうことも察することができた。

在那種情況下還不肯放棄,竟然瞄準了威廉的脖子。

あの状況で最後まであきらめず、ウィリアムの首を狙うとは。

威廉堅信她若長大,會成為一名可怕的騎士。

成長すれば恐ろしい騎士になるとウィリアムは確信していた。

然而。

だが。

「不過,威廉,你可真大意。竟然被那種小鬼弄傷,龍王子的名號要蒙羞了吧?」

「しかしウィリアム、油断したな。あんなガキに傷をつけられるとは。竜王子の名が泣くぞ?」

「我不是大意。我一直保持警戒,所以我的脖子還連著。」

「油断ではない。私はずっと警戒していた。だからこの首は繋がっている」

「哼,受了屈辱的傷還擺出一副不爽的樣子?」

「ふっ、屈辱的な傷を受けて不機嫌そうだな?」

「我不悅,是因為你的嘲笑令人不快。至於這傷是屈辱還是光榮,其價值由我來判定。這道傷是騎士不顧自身、為守護主君而受的創傷,絲毫不遜色於在無數戰場上從英勇的敵人那裡取得的傷痕。這是名譽的戰傷。對於這道傷,亦對於那位給予此傷的騎士——任何侮辱絕不容許。」

「私が不機嫌なのはお前の笑いが不快だからだ。この傷が屈辱的か名誉あるものか。その価値は私が決める。この傷は騎士が自分の身を顧みず、主君を守ろうとした傷だ。多くの戦場で誇り高き敵に受けた傷と何ら遜色はない。名誉の戦傷だ。この傷に対しても、与えた騎士に対しても――侮辱は許さん」

威廉說完便獨自離開隊列,先行一步朝城裡走去。

ウィリアムはそう告げると一人、隊列を離れて一足先に城へと向かう。

然後他靜靜地喃喃自語。

そして静かにつぶやく。

「竟然連對敵人也不再給予敬意了嗎……」

「敵に敬意も払えんようになったか……」

時光改變了朋友。

時が友を変えた。

對此感到震驚的同時,威廉對未來感到不安。

そのことにショックを受けながら、ウィリアムはこの先が不安になった。

驕者必然會被絆倒。

驕る者は必ず足をすくわれる。

因為歷史已經證明了這一點。

それは歴史が証明していたからだ。