最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第二百四十七話 能做的事
我走向克莉絲塔等人的地方,特勞開口了。
俺がクリスタたちのところへ向かうと、トラウ兄さんが口を開く。
「阿爾諾特,要怎麼做呢?」
「どうするでありますか? アルノルト」
「本體交給特勞。問題在於替身……」
「本物はトラウ兄さんに任せます。問題はダミーですが……」
也可以交給菲妮。
フィーネに預けるのも手だ。
不過,要當誘餌的話,皇族會比較合適。
しかし、囮になるなら皇族のほうがいいだろう。
我這麼想時,盧佩爾特向前跨出一步。
そう思っているとルーペルトが一歩前に出てきた。
「我來……承擔。」
「僕が……引き受けます」
「盧佩爾特……」
「ルーペルト……」
只有心意先行的話,是無法託付的。
気持ちだけが先に来ているだけなら任せられない。
必須有所作為。
何かしなければ。
那種模糊的決心可不行。
そんな曖昧な決意では困る。
但在盧佩爾特的眼中沒有那樣的猶豫。
しかしルーペルトの目にはそんな曖昧さはなかった。
「我已經拜託格勞了……請他照顧兄上和姊上。格勞很聽我的話。現在他也還在城裡,對吧?」
「グラウに……兄上や姉上のことを頼んだんです。グラウはしっかり僕の頼みを聞いてくれた。今も城にいるんですよね?」
「嗯,他藏在下方。」
「ああ、下に潜んでる」
「那麼,我也會做我能做的事。光靠拜託別人太沒骨氣了。我會做到我能做的事。若要做誘餌……我覺得我很合適。」
「なら、僕もやれることをやります。誰かに頼むだけなのは……あまりに卑怯ですから。僕はやれることをやります。囮なら……僕はうってつけだと思います」
說著盧佩爾特苦笑了。
そう言ってルーペルトは苦笑いを浮かべた。
膽小的盧佩爾特的確很適合當誘餌。
臆病なルーペルトはたしかに囮にはぴったりだろう。
我突然看向特勞。
ふと、俺はトラウ兄さんを見た。
只見特勞慢慢點了點頭。
するとトラウ兄さんがゆっくりと頷いた。
看著那個動作,我輕笑一聲,靠近盧佩爾特身旁。
それを見て、フッと笑ってから俺はルーペルトの傍に寄る。
「聽好了,盧佩爾特。好好聽我接下來要說的。」
「いいか、ルーペルト。これから言うことをよく聞け」
「是,阿爾諾特兄上。」
「はい、アルノルト兄上」
「做誘餌最重要的是讓人不覺得你是誘餌。你要成為本體。不論別人怎麼說,你就是本體。要有這個自覺,並照著去演。現在在這帝都最重要的是你手上的這個袋子。所以你只顧好自己的安全。逃走,務必逃到父親那裡去,那是你的任務。」
「囮に一番重要なのは囮だと思わせないことだ。これは本物だ。誰が何と言おうと本物だ。それを自覚し、そう振る舞え。今、この帝都で一番大切なのはお前が持つこの袋だ。だからお前は自分の無事だけを考えろ。逃げるんだ。とにかく逃げて父上の下まで行け。それがお前の役目だ」
「是……我會銘記在心。」
「はい……肝に銘じます」
「你真的明白嗎?就算有人當著你的面陷入危機也不能去救人喔?」
「本当にわかってるか? 誰かが目の前で危機に遭っても助けちゃだめだぞ?」
「欸……?」
「え……?」
「即使特勞陷入危險、即使克莉絲塔有危險,你也要往父親那裡去。這樣才能牽引敵人、讓他們迷惑。懂嗎?」
「たとえトラウ兄さんが危険になっても、クリスタが危なくても、お前は父上のところに向かうんだ。それが敵を引き付けるし、惑わせる。いいな?」
「但……如果本體有危險,縱使我拿著替身……」
「でも……本物が危なかったらダミーを持ってても……」
「如果你去救人,就會自己揭穿是替身。只顧自己的安全。特勞也不會去救你。大家都得把對方當成本體來演,才會讓敵人困惑。這很痛苦,很困難,你還做得到嗎?」
「助けに向かえばダミーだと自ら明かすことになる。自分の身の安全だけを考えろ。トラウ兄さんもお前を助けにはいかない。互いに本物として振る舞うから相手は迷う。辛いぞ? 大変だぞ? それでもできるか?」
我這樣確認時,盧佩爾特有些遲疑。
俺の確認にルーペルトは少し迷う。
我的意思是叫他變得冷酷些。他正在自問自己能否辦到吧。
俺が言っているのは非情になれということだ。それが自分にできるのか、それを自問しているんだろう。
看來他已有答案,盧佩爾特抬起了低垂的臉。
そして答えは出たようで、ルーペルトは伏せていた顔をあげる。
「明白了。我會保管『本體』。」
「承知しました。〝本物〟を預かります」
「很好,拜託你了。」
「よろしい。頼むぞ」
說完我摸了摸盧佩爾特的頭。
そう言って俺はルーペルトの頭を撫でる。
然後把另一個袋子交給了特勞。
そしてもう一つの袋はトラウ兄さんに渡した。
「拜託了。」
「お願いします」
「遵命,了解。」
「了解したでありますよ」
「特勞負責克莉絲塔。菲妮和米雅請照顧盧佩爾特。母上她們會和菲妮他們在一起。」
「トラウ兄さんはクリスタを。フィーネとミアはルーペルトを頼む。母上たちはフィーネたちと共に」
說著我退後一步。
そう言って俺は一歩引く。
菲妮見狀便問道。
それを見てフィーネが訊ねてくる。
「阿爾諾特大人……?」
「アル様は……?」
「我還有事要做。就是原本打算和格勞一起做的那件事。」
「まだやることがある。元々グラウと共にやる予定だったことをな」
「你是說要去找被藏起來的最後一顆虹天玉嗎?」
「隠された最後の虹天玉を探す気ね?」
母上看穿了我的目的。
母上がそう俺の目的を見透かす。
雖然覺得難以反駁,我還是默默點了點頭。
敵わないと思いつつ、俺は静かにうなずいた。
「我猜宰相會把它藏在不易被找到的地方,但若在城內遲早還是會被發現。那樣敵人就有四顆虹天玉,連聖劍也不一定能破壞。我想把剩下的虹天玉全部帶出城外。」
「宰相なら見つかりづらいところに隠したと思いますが、城の中にあればいずれ見つかります。そうなれば敵の虹天玉は四つ。聖剣でも破れるかどうかわかりません。残る虹天玉はすべて城の外に持ち出したいんです」
「真的沒問題嗎?如果在找到的地方被抓住,不就會變成是在幫對方找東西了嗎?」
「大丈夫ですの? 見つけたところを捕まえられたら、相手の代わりに探してあげた、なんてことになりますですわよ?」
「這點我有想過。為了避免那種事,阿莉達騎士團團長,抱歉請你做個牽制行動。」
「それは考えている。そうならないために、アリーダ騎士団長。申し訳ないが陽動をお願いしたい」
「本來我就打算行動。要我去奪取天球的基座如何?」
「元々、動くつもりでした。天球のための台座を奪取しにいけばいいでしょうか?」
「嗯,那樣會最自然。如果可能的話,我希望能奪下基座並讓天球停止。」
「そうだな。それが一番自然だろう。できるなら台座を奪取して天球を止めてほしいんだけどな」
「要阻止是不可能的。只有皇族能取下虹天玉。就算只是突破敵人以精銳固守的地點也很難,更別說還要在那邊護衛殿下。」
「止めるのは不可能です。虹天玉の取り外しは皇族の方にしかできません。敵が精鋭で固める場所を突破するだけでも至難の技ですし、そこに殿下を護衛しながらという条件がつけばなお難しいかと」
「我知道,抱歉。雷歐的話大概也能用那個方案。」
「わかってるさ。悪いな。レオならその案でも行けるんだろうけど」
我向阿莉達道歉,她慢慢搖了搖頭。
俺がそうアリーダに謝罪すると、アリーダはゆっくりと首を横に振った。
然後說了讓人意外的話。
そして意外すぎることを言ってきた。
「不,殿下留在城裡反而有利。坦白說,我沒想到能讓這麼多人疏散出去。這結果正是因為殿下機敏。」
「いえ、城に残ったのが殿下で助かりました。正直、これほど大勢を外に逃がせるとは思っていませんでした。この結果は機転の利く殿下だからこそでしょう」
「真沒想到會有被近衛騎士團團長稱讚的一天。這應該是第一次吧?」
「まさか近衛騎士団長に褒められる日が来るとは思わなかったぞ。褒められたのは初めてだよな?」
「如果平時就做得好,自然會稱讚。只在緊急時才認真是懶惰的證據。以後請平常就好好做。」
「普段からちゃんとしていただければ褒めます。緊急時だけ真面目になるのは怠け者の証拠です。これからは普段からちゃんとしてください」
「那可做不到。」
「それはできない相談だな」
我笑著說,那話讓阿莉達皺了皺眉。
俺がそう笑うとアリーダが眉をひそめた。
對這樣的阿莉達聳了聳肩,我把視線移向特勞他們那邊。
そんなアリーダに肩をすくめつつ、俺はトラウ兄さんたちのほうへ視線を移す。
第二組是特勞和克莉絲塔他們。周圍防護的是以萊夫艾森兄弟為首的長兄側近。
二つ目のグループはトラウ兄さんとクリスタたち。周りを固めるのはライフアイゼン兄弟を筆頭とした長兄の側近たち。
他們應該不需要近衛騎士的增援。
彼らに近衛騎士の加勢は必要ないだろう。
「那麼,阿爾諾特,請小心。」
「ではアルノルト。気を付けるでありますよ」
「也請特勞多多照顧克莉絲塔。」
「トラウ兄さんも。クリスタをよろしくお願いします」
「阿爾兄……待會見。」
「アル兄様……またあとで」
我對克莉絲塔的話點了點頭。
クリスタの言葉に俺は頷く。
克莉絲塔見狀進入了撤離通道。
それを見て、クリスタは脱出路に入っていった。
特勞、麗塔、溫蒂等人也隨後離開。
トラウ兄さんやリタ、ウェンディたちも後に続く。
隔了一會兒,輪到盧佩爾特他們上場。
そしてしばらく間を開けて、ルーペルトたちの番がやってきた。
「那麼,阿爾諾特兄上……請多多託付格勞。」
「では、アルノルト兄上……グラウによろしくお願いします」
「嗯,我會轉告。阿羅伊斯,盧佩爾特就拜託你了。」
「ああ、伝えておく。アロイス。ルーペルトを頼んだぞ?」
「是,必定守護周全。」
「はっ。必ずお守りいたします」
說罷盧佩爾特、阿羅伊斯和騎士們走進了通道。
そう言ってルーペルトとアロイス、そして騎士たちが通路に入った。
接著母上她們也跟了上去。
その後には母上たちが続く。
「阿爾諾特,別做會死的蠢事。」
「アル。死なない程度に無茶をしなさいね」
「這很難啊。」
「難しいですねぇ」
母上笑著步入通道,吉安娜向我低頭致意後也進去了。
俺の返答に母上は笑いながら通路へ入っていき、ジアーナは俺に頭を下げてから通路に入る。
為了護衛母上,她們身邊也有幾名近衛騎士隨行。
一応、母上たちの護衛ということで近衛騎士も数名ついていく。
剩下的是菲妮和米雅。
残るはフィーネとミアだ。
「米雅,菲妮拜託你了。」
「ミア、フィーネを頼んだぞ」
「交給我吧。你那邊真的沒問題嗎?光靠那個陰險的軍師我覺得不太可靠喔。」
「任せてですわ。そちらこそ大丈夫ですの? あの陰湿な軍師だけでは頼りないと思うですわ」
「在幕後行動少人比較好。」
「裏で動くなら少数のほうがいいんだ」
「那我就教你一個必殺招喔。聽好了?危險的時候就大喊『救命』。肯定會有人來救你的。」
「ではとっておきの方法を教えてあげますですわ。いいですか? 危なくなったら助けてと叫ぶんですの。きっと誰かが助けてくれますですわ」
「真是米雅的風格……我會記住的。」
「ミアらしいな……覚えておこう」
我這麼說著,將視線移向菲妮。
俺はそう言うとフィーネに視線を移す。
菲妮不會說無謂的話。
フィーネは無駄なことは言わない。
她只是像往常一樣說了一句話。
ただいつものように一言告げた。
「祝君武運亨通。」
「ご武運を」
「嗯。」
「ああ」
短短的對話後,菲妮等人也進入了通道。
短い会話のあと、フィーネたちも通路に入る。
剩下的是城內的僕從們。
残るのは城の使用人たちだ。
不過,送他們出去就交給近衛騎士去辦吧。
ただ、彼らを送り出すのは近衛騎士たちに任せよう。
「那我也出發了。」
「では俺も行くとするよ」
「其實我不喜歡殿下單獨行動……但既然你已經證明了成果,也沒資格再抱怨。」
「本当は殿下の単独行動など認めたくないのですが……結果を示した以上は文句も言えませんね」
「就算被當做人質也沒什麼價值。我能自由行動,這是我的強項。」
「俺は人質になっても価値がないからな。自由に動ける。それが俺の強みだ」
「不過也不能過度自信。若被抓了可能會被當場處決。若你看不到勝算就立刻回到我這裡。我一定會守護你的。」
「だとしても過信は禁物です。捕まれば即殺されるかもしれません。勝算がないと見れば、すぐに私のところへ。必ずお守りします」
「知道了,我會那樣做。」
「わかった。そうするよ」
我點頭回應阿莉達的話,笑著離開了朝見廳。
アリーダの言葉に頷き、俺は笑いながら謁見の間を出る。
接著我直接走向那堆阿莉達砍倒的士兵屍體。
そしてその足でアリーダが斬り倒した兵士たちの死体の山へ向かう。
從中挑了件狀況還好的軍服,我把它從屍體身上扯下來。
そこから状態が良い軍服を選び、俺はその死体から軍服を引きはがす。
這種行為令人噁心,但附近只有這套合適,也沒辦法。
気持ち悪い行為だが、手頃なところにある軍服がこれしかないし、仕方ない。
我抱著它,離開了王座之間。
俺はそれを抱えて、玉座の間から離れていく。
進入暗道後,用魔法把軍服上的汙漬洗掉,然後穿上。
そして隠し通路に入ったところで、魔法でその軍服の汚れを落とし、その軍服を身に着けた。
最後再戴上帽子就完美了。
最後に帽子を被れば完璧だ。
「好吧,開始潛入作戰。」
「さてと、潜入作戦といくか」
我露出一抹笑,沿著暗道走去。
ニヤリと笑いながら俺は隠し通路を歩く。
敵人絕對想不到皇子會偽裝成士兵。
まさか敵も皇子が兵士に成りすますとは思ってはいまい。