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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第二百二十六話 會合地點

「是正午的鐘聲嗎?」

「正午の鐘か」

「儘管來吧!!」

「いつでも掛かってこいですわ!!」

「不會馬上下手的」

「すぐには動かんよ」

作為菲內的護衛,米亞來到我的房間,氣勢十足。

フィーネの護衛として、俺の部屋に来ていたミアが意気込む。

米亞已經弓在手、擺出臨戰姿態。她那種準備萬全、隨時可以出發的樣子固然令人安心且可靠,但如果現在就把氣勢用光,到真正時候撐不住就麻煩了。

すでにミアは弓を持って臨戦態勢だ。準備万端、いつでも行けるという姿勢を見せるのは構わないし頼もしい限りだが、今から気合を入れられて本番のときに力尽きても困る。

「為什麼呢?」

「なぜですの?」

「因為武鬥大會才剛開始吧?」

「まだ武闘大会が始まったばかりだからですね?」

「沒錯」

「そのとおり」

我對菲內的話點了點頭。

フィーネの言葉に俺は頷く。

不過,米亞歪著頭。

しかし、ミアは首を傾げた。

「既然已經開始,難道不該行動嗎?城內的警備比平時可是相當薄弱喔?」

「始まったなら動くのでは? 城の警備はいつもに比べれば相当手薄ですわよ?」

「不是因為武鬥大會開始才行動。是因為武鬥大會會吸引全部的注意力才行動。現在才剛開始,越是熱絡、越多人的視線集中時,正是行動的好時機」

「武闘大会が始まったから動くんじゃない。武闘大会に注目が集まるから動くんだ。今はまだ始まったばかり。熱を帯びて、多くの者の視線が集中しているときこそ動き時だ」

「暗中活動要在人們看不到的地方進行。是這個意思嗎?」

「暗躍は人の見ていないところで。そういうことですね?」

「不然就不能稱作暗中活動了」

「そうじゃなきゃ暗躍にはならないからな」

聽了菲內的話我輕輕一笑,米亞又低聲嘟囔著「真是個壞笑呢」。

フィーネの言葉を受けて俺がフッと笑うと、ミアがぼそりと悪い笑みですわと呟く。

能夠看穿我會露出這種壞笑,菲內也真是變成了不小的壞傢伙。

そんな悪い笑みが出る俺の考えが読める時点で、フィーネもだいぶ悪い奴になったと思う。

果然她不是白白成為秘密共有人。

伊達に秘密の共有者ではないか。

「那就乖乖待著不動嗎?」

「では大人しくしておくのですわ?」

「能做的事就會做。阿洛伊斯已經去找盧珀爾特,特勞兄上此刻應該在克莉絲塔那裡。護衛態勢已經整備好了。接下來怎麼動要看對手的出招,但也有可以預見的方向」

「やれることはやる。アロイスはルーペルトのところにいったし、トラウ兄さんは今頃、クリスタのところだ。護衛の態勢は整った。ここからどう動くかは相手の出方によるが、予想できることもある」

「太拖泥帶水了!我該做什麼!?找到敵人就直接痛扁不行嗎!?」

「まどろっこしいですわ! 私は何をすればいいんですの!? 敵を見つけてドーンじゃダメですの!?」

米亞一邊喊著「啊啊夠了!」,一邊用力拍打桌子。

ああもう! とミアが机をバンバン叩く。

對於一向是「發現明顯壞人就去制裁!」那樣作戰風格的米亞來說,現在我們的做法肯定讓她覺得拖拖拉拉。

明らかに悪い奴を成敗! という戦い方をしていたミアからすれば、今の俺たちの戦い方はまどろっこしいと感じてしまうんだろう。

米亞是個義賊。發現壞人就攻入去懲罰,行動總是採取先手。

ミアは義賊。悪い奴を見つけては攻め込み、罰を与える側だ。行動はすべて先手先手となる。

但現在必須時常處於後手,想必她不習慣吧。

しかし、今は常に後手。慣れてないんだろうな。

「米亞,請冷靜一點」

「ミアさん。落ち着いてください」

「連菲內大人也!?戰鬥已經開始了嗎!?不是應該快點行動、趕緊把敵人給消滅嗎!?」

「フィーネ様まで!? もう戦いは始まっているんですのよ!? 早く動いて、早く敵を倒すべきでは!?」

「必須先辨清敵人。沒有任何證據就去攻擊某人,會給城內帶來更大的混亂。那樣正中敵人的下懷」

「その敵を見極めなければいけません。何も証拠がなく、だれかを攻撃すればより大きな混乱を城にもたらします。そうなっては敵の思うつぼです」

「那是……」

「それは……」

「請放心。阿爾大人已經有在考慮了。不是嗎?」

「安心してください。ちゃんとアル様が考えてくれていますから。そうですよね?」

菲內帶著笑容把話題丟給我看著我。

フィーネが笑顔で俺に話を振ってくる。

我點點頭,立刻開始說明。

それに頷き、俺はすぐに話し始めた。

再被打斷就麻煩了嘛。

また遮られてもかなわないしな。

「敵人的首要目標是奪取整個城。之後應該會確保人質並啟動天球。不過,這裡面有個重大問題」

「敵の第一目標は城全体の制圧。その後、人質の確保と天球の発動を行うはずだ。しかし、これには重大な問題がある」

「所謂的重大問題是什麼?」

「重大な問題とはなんですの?」

「啟動天球需要最高純度的寶玉,別名虹天玉。像虹一般擁有多種色澤的國寶級寶玉,內封的魔力也相當駭人。要啟動天球至少要湊齊三顆,並在特定地點安置」

「天球の発動には最高純度の宝玉が必要になる。別名は虹天玉。虹のようにいくつもの色を持つ国宝級の宝玉であり、内部に閉じ込められている魔力もすさまじい宝玉だ。天球にはこれを最低でも三つ揃えて、特定の場所に安置する必要がある」

「既然是國寶級,那麼很難取得嗎?」

「国宝級ということは手に入りにくいんですの?」

「就連作為帝國軍將領、並掌握軍部、又是帝位候補的戈登,自力能湊到的大概也只有一顆罷了」

「帝国軍の将軍であり、帝位候補者として軍部を掌握しているゴードンですら自力で揃えられるのは一つだけだろうな」

「那樣的話就不能啟動了吧?」

「それでは発動しないですわよ?」

「天球是帝都最重要的防衛機構。當然,虹天玉就存放在這座城中」

「天球は帝都の最重要防衛機構だ。もちろん虹天玉はこの城にある」

當然會備妥以便隨時啟用。

いつでも発動できるように用意しておくのは当然のことだ。

重要的是它們被放在哪裡。

重要なのはその場所だ。

「我也知道一處肯定會放的地方」

「確実にある場所を一か所、私も知っています」

「喔?是哪裡?」

「ほう? それはどこだ?」

虹天玉的存在幾乎等於國家機密。

虹天玉の存在は国家機密に等しい。

也許大臣或將軍會知道,但菲內不可能憑個人獲得這類情報。

大臣やら将軍やらならまだしも、フィーネが個人的に入手できる情報ではない。

因此我對這位自信滿滿的菲內起了興趣。

だから自信ありげなフィーネに興味が湧いた。

「我也知道!是寶物庫吧!?」

「私もわかりますわ! 宝物庫ですわね!?」

「不會放在那麼簡單的地方」

「そんな簡単なところには置かない」

「為什麼!?把它們放在一起不是比較方便嗎!」

「なぜですの!? まとめて置いておいたほうが楽なはずですわ!」

「和其他寶物的價值不同。無論作為寶物本身或從戰略角度看都是如此。因此才會放在皇帝陛下身邊。我想它們肯定在玉座之間」

「ほかの宝とは価値が違うということでしょう。ただの宝としても戦略的な観点から見ても。だからこそ、置くのは皇帝陛下の近く。確実に玉座の間にはあると思います」

「有什麼根據?」

「その根拠は?」

「不然宰相大人也不會催促織姬大人趕快修復結界吧」

「そうでなければ宰相閣下はオリヒメ様に結界の修復を急がせたりはしないかと」

我向菲內的話默默點頭。

フィーネの言葉に俺は静かにうなずいた。

果然菲內看局勢的眼光更加銳利。

やはりフィーネの状況を見る目は磨きがかかっている。

這樣一來就能安心把米亞交付了。

これなら安心してミアを任せられるな。

「沒錯。玉座之間放著兩顆虹天玉。不過具體放在哪兒我也不知道」

「そのとおり。玉座の間には虹天玉が二個置いてある。まぁどこにあるかは俺にもわからんがな」

「那就守住玉座之間不就好了嗎!?」

「では玉座の間を守り抜けばよいんですのね!?」

「玉座之間不需要額外的警備。最強的劍士在那裡把守」

「玉座の間の警備は必要ない。最強の剣士が守りについている」

「果然近衛騎士團長不在皇帝陛下身旁,是為了守護玉座之間啊」

「やはり近衛騎士団長が皇帝陛下のお傍におられないのは、玉座の間を守るためなのですね」

「想不到還能有別的理由。雖然父上的護衛會變得薄弱,但宰相大人應該有他的打算」

「それ以外に理由は考えられない。まぁ父上の護衛は手薄にはなるが、宰相なら何か考えているんだろうさ」

阿莉達目前是帝都最強的戰力。

アリーダは現状、帝都では最強戦力だ。

阿莉達守在結界已復活的玉座之間,意味著至少能守住兩顆。

そのアリーダが結界の復活した玉座の間にいるということは、確実に二個は守れるということだ。

城裡還剩三顆。就算戈登自己也準備了一顆,那也只有四顆。最危險、能達到最大化啟動的情況可以避免。

城にあるのは残り三個。ゴードンが自力で一個を用意していたとしても四個。最も危険な最大発動は回避できる。

宰相大人應該認為剩餘的虹天玉也能由近衛騎士守護。

残る虹天玉も近衛騎士で守れると宰相は考えているんだろう。

作為證據,城內除第一騎士隊外還留著另外兩支騎士隊。

その証拠に第一騎士隊に加えて、さらに二つの騎士隊が城には残っている。

皇帝身邊只有五支下級部隊。無論數量還是令人放心程度都不足,而鬥技場談不上是容易守衛的地方。

皇帝の傍には下位の五部隊のみ。数にしても心もとないし、闘技場はお世辞にも守りやすい場所ではない。

坦白說,自從被吸血鬼襲擊以來,還沒這麼人手薄弱過。

ぶっちゃけ、吸血鬼に襲われた時以来の手薄さだ。

即便如此把人手分散到城防,是因為一旦天球被啟動,外界就無法增援,也無法在關鍵時刻撤退。

それでも城の守りに人を割いたのは天球を発動されては外部からの援軍も望めないし、いざというときに逃げることもできないからだ。

可以說這是宰相一貫的穩健策略。

宰相らしい堅実な策だといえるだろう。

「那麼我們要做的就沒有了嗎?」

「では私たちがすることはありませんですの?」

「怎可能那樣。我們要盡量守護虹天玉,同時把那些可能成為人質的城中人員疏散到外面。首先要確保逃跑路線,並確保那些人的安全,先從這兩件事開始」

「そんなわけないだろ。俺たちはできるだけ虹天玉を守りつつ、人質になりそうな城の人間を外に逃がす。まずは逃走経路の確保とその人間たちの安全確保。この二つから始める」

「還有人可能會成為人質嗎?」

「まだ人質になりそうな人間がいるんですの?」

「有的。雖然對皇帝本人可能沒作用……但有足夠的人會讓其相關人士動搖」

「いるさ。皇帝には効果はないだろうが……その関係者を動揺させるには十分な人間たちがいる」

「是後宮裡的妃嬪們吧?」

「後宮のお妃様方ですね?」

「沒錯。當然包括我的母親,以及其他的妃嬪。還有皇太子妃的義姊,她是阿莉達的姐姐。我母親出身平民,在民間非常有人氣。如果被認為是放棄,會讓更多大臣與百姓對皇帝生出不信任」

「そうだ。俺の母上はもちろん、そのほかの妃。そして皇太子妃の義姉上。義姉上はアリーダの姉だし、平民出身の妃である母上は民からの人気が高い。見捨てたとなれば皇帝に不信感を抱く臣下や民も増えてしまう」

「哎呀!又是拖拖拉拉的說辭!!為何就不能坦白說想救母親呢!?」

「ええい! またまたまどろっこしいですわね!! 素直に母親を助けたいとなぜ言えないんですの!?」

米亞又一次用力拍打桌子。

ミアがまた机をバンバンと叩く。

看到那一幕菲內苦笑。

それを見てフィーネが苦笑する。

「皇室就是那樣。比起家人,他們有保護帝國未來的義務。即使心裡那樣想,也不能讓私情優先」

「皇族ってのはそういうもんなんだ。家族より帝国の未来を守る義務がある。思っていても私情は優先させられない」

我決定替雷歐守護這座帝都。

レオの代わりにこの帝都を守ると決めた。

因此沒有特別為母親配備護衛。

だから母上には護衛をつけていない。

只靠後宮的侍女們,不知道能不能撐得過去。

後宮にいる侍女たちだけでは乗り切れるかどうか。

正當我這麼想的時候,米亞重重拍了桌子。

そんな風に思っているとミアが強く机をたたく。

「別再說軟弱話了!!不能保護家人的人沒資格守護國家!對吧!?菲內大人!」

「軟弱なことを言うのはやめて欲しいですわ!! 家族を守れない人間に国が守れるわけありませんわ! そうでしょう!? フィーネ様!」

「是啊,我也這麼認為」

「そうですね。私もそう思います」

「你看吧!若實在說不出口也沒關係!我會私自去救她!當然會讓你們同意的吧!?」

「ほら見なさいですわ! どうしても言えないなら結構! 私が勝手に助けますわ! もちろん容認してもらいますわよ!?」

米亞如此強烈地宣言。

そうミアは強く宣言した。

她當義賊對抗國家的作為也不是沒道理。

国相手に義賊なんてことをするだけはある。

她正義感強烈,不會放棄自己相信的對與錯。

正義感は強く、正しいと信じることを曲げない心を持っている。

米亞也是一位值得尊敬的人才。

ミアも尊ぶべき人材だ。

我本不想讓菲內陷入危險,但即使阻止她們,她們恐怕也不會聽從。

あまりフィーネを危険には晒したくはないと思っていたが、止めてもきっと彼女らは聞かないだろう。

倒也是令人感激的一件事。

ありがたいことだ。

「──拜託了」

「――頼む」

「交給我吧!」

「任されましたですわ!」

「我們會先前往後宮。救出妃嬪們之後再會合」

「私たちはまず後宮に向かいます。お妃様方を救出したのちに合流いたします」

「好,就這樣。集合地點是玉座之間」

「ああ、それでいい。合流場所は玉座の間だ」

「玉座之間!?你還有理智嗎!?城堡的最高處哪有逃路啊!」

「玉座の間!? 正気ですの!? 城の一番上では逃げ場がありませんですわ!」

「一般入口應該都被封鎖,越往下去敵人越多。既然阿莉達守在玉座之間,突破幾乎不可能。就算想派更多部隊,戈登也不會增派。正因如此才選擇玉座之間」

「通常の入口は封鎖されているだろうし、下にいけばいくほど敵も増える。アリーダが玉座の間を守っている以上、突破はほぼ不可能。追加の部隊はゴードンも送らないだろう。だからこそ、玉座の間なんだ」

「我能理解會變得薄弱……但就算是近衛騎士團長,也敵不過人數的暴力。如果主要的人質候選都聚在玉座之間,不會有相應的戰力被派來嗎?」

「手薄になるというのは理解できますが……いくら近衛騎士団長でも数の暴力には勝てないかと。主だった人質候補が玉座の間に揃ったとなれば相応の戦力が送られてきますが?」

「那也沒問題。玉座之間有條秘密的逃生路線。知道的只有我、宰相大人和近衛騎士團長。恐怕還有父上知道」

「それも問題ない。玉座の間には秘密の逃走ルートがある。知っているのは俺と宰相と近衛騎士団長。あとは父上だけだろうな」

「那不是皇帝的逃生路線嗎!?你為什麼會知道……?」

「それは皇帝の逃走ルートということでは!? なぜあなたが知っているんですの……?」

「十一年前,父上告訴過我。當時有必要藏在玉座之間的角落」

「十一年前、父上が教えてくれた。玉座の間の隅で隠れている必要があってな」

曾經父親在與皇國大使會面時,要我假裝從暗處觀察那一切。

かつて父上が皇国の大使と会っているときに、俺はそれを物陰から見ているように言われた。

但若被發現會很麻煩。畢竟我是應該關在牢裡的皇子。

しかし、見つかれば大事でもある。俺は牢屋にいるはずの皇子だからだ。

於是父親把我藏在秘密逃生路線的入口處。

そこで父上は秘密の逃走ルートの入口に俺を隠した。

連雷歐也不知道這件事。

それはレオにすら教えていない。

父親告訴我那是男兒之間的約定。

男と男の約束だと父上に言われたからだ。

不過,那個約定也到今天為止了。

だが、その約束も今日までだ。

「父上一定會原諒我的吧」

「きっと父上も許してくれるだろう」

我一邊低聲這麼說,一邊從椅子上站起來。

そう呟きながら俺は椅子から立ち上がる。

大概差不多是敵人要開始行動的時候了。

そろそろ敵も動きだす頃合いだろう。

若待在房裡,會被輕易逮捕。

部屋にいればあっさり捕縛されてしまう。

「那麼,開始行動吧」

「さて、行動開始だ」

說完這句話後,我們離開了房間。

そう言って俺たちは部屋を出たのだった。