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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第二百一十話 帝都支部,再次陷入混亂

送走了艾爾娜後,我急忙回到自己的房間。

エルナを見送って、俺は自分の部屋に急いで戻った。

房內菲妮正在等我。

そこではフィーネが待っていた。

「嗨,菲妮。抱歉,我得馬上出門。」

「やぁ、フィーネ。悪いんだけど、すぐに出る」

「好的,請小心。」

「はい。お気をつけて」

我匆忙換上西爾瓦的服裝,戴上面具。

急いでシルバーの服に着替えて、仮面をつける。

正當我要用傳送魔法移動時,突然想起有件事忘了交代。

そして転移魔法で移動しようとしたとき、俺は伝え忘れていたことを思い出した。

「對了,菲妮。」

「そうだ。フィーネ」

「嗯?」

「はい?」

「我可能會帶上女僕,作為妳的護衛。」

「たぶんメイドを連れてくる。君の護衛だ」

「我的護衛?不是因為情況穩定才要派賽巴斯先生他們嗎?」

「私の護衛ですか? 安全になったからセバスさんたちを派遣するのでは?」

「嗯,這個之後再說明。」

「まぁそれはあとで説明するよ」

說完我便朝冒險者公會附近飛去。若恰好在公會現身會讓人起疑,我便在附近先觀察一下情況。

そう言って俺は冒険者ギルドの近くへと飛ぶ。タイミングよくギルドに現れると怪しまれるため、近くで少し様子をうかがう。

那時正好看到艾爾娜剛進入公會。外面只有幾名騎士,大概其他騎士還在準備馬匹和糧食之類的。

するとそこではエルナがちょうどギルドに入ったところだった。外にはまだ数名の騎士しかいない。たぶんほかの騎士は馬やら食糧なんかの準備をしている最中だろうな。

看來艾爾娜是先去向西爾瓦打招呼了。

エルナだけシルバーに話を通すために先行した形か。

「西爾瓦!在的話出來!艾爾娜·馮·阿姆斯貝爾格來了!」

「シルバー! いるなら出てきなさい! エルナ・フォン・アムスベルグが来たわよ!」

「突、突襲了啊啊啊!!??」

「な、殴り込みだぁぁぁぁ!!??」

「阿姆斯貝爾格家的神童衝進來了!!??」

「アムスベルグ家の神童が討ち入りに来たぞ!!??」

「可惡!明明是騎士還偷襲,這是怎樣的傢伙!?」

「くそっ! 騎士のくせに奇襲してくるとか何て奴だ!?」

「西爾瓦在哪!?把那傢伙交出來就會安分了!」

「シルバーはどこだ!? あいつを差し出せば大人しくなるはずだ!」

「終於到了這一天嗎……那個戴面具的傢伙早晚會搞出事來的……」

「ついにこの日が来ちまったか……あの仮面男ならいつかやらかすと思ってたんだ……」

「喂!別發愣!待在公會裡會死的!」

「おい! 遠い目をするな! ギルドにいたら死ぬぞ!」

「總之要麼逃走要麼躲起來!別靠近他!如果對上眼他會把聖劍扔過來!!」

「とにかく逃げるか隠れるかしろ! 奴の傍によるな! 目を合わせたら聖剣が飛んでくるぞ!!」

「這、這肉能不能饒了我……」

「こ、この肉で許してくれねぇかな……」

「笨蛋!對方可是勇者!那點小玩意根本滿足不了他……他要的可是西爾瓦的肉……肯定是觸怒他的逆鱗了……」

「アホか! 相手は勇者だぞ! ちんけな肉じゃ収まらねぇさ……あいつが求めてるのはシルバーの肉だ……きっとあいつが逆鱗に触れちまったんだ……」

「勇者的逆鱗是什麼啊!?」

「勇者の逆鱗ってなんだ!?」

「不知道!但那傢伙老是無禮,可能說了『胸部小』之類的吧!真是討厭!!根本分不清什麼可以說、什麼不能說!」

「知らん! だがあいつはちょくちょく無礼だから、貧乳とか言ったんだろうさ! いい迷惑だ!! 言って良いことと悪いことの区別がついてねぇんだよ!」

「真的!被罵一句就該補兩句讚美啊!像『真是華麗的聖劍』或『眼神真銳利』那樣!」

「まったくだ! 一つ貶したら二つ褒めるくらいの気遣いを見せろよ! 見事な聖剣ですねとか、眼光が鋭いですねとか!」

簡直是一幅地獄圖。

地獄絵図だな。

原本從白天就喝酒吵鬧的冒險者們,被艾爾娜一出現就嚇得回神了。

昼間から酒を飲んでどんちゃん騒ぎをしていた冒険者たちは、エルナの登場によって正気に戻されてしまった。

他們慌忙把桌子掀翻當作掩護,想用來擋開艾爾娜的視線。

大慌てでテーブルを倒し、壁にしてエルナの視線から逃れようとする。

簡直被當成怪物了。

もはやモンスター扱いだな。

他們混亂到連自己越幫越忙都沒發現,倒也符合那種隨性的冒險者個性。

混乱しすぎて火に油を注いでいることに気づいていないのが、マイペースな冒険者たちらしいといえばらしい。

「真是的……冒險者真讓人氣死了……!」

「本当に……冒険者って頭に来るわね……!」

「好像生氣了!?快誇他快誇他!」

「なんか怒ってんぞ!? 褒めろ褒めろ!」

「頭髮很長呢!」

「か、髪が長いですね!」

「對對!超級粉紅的!不管在哪都很顯眼!」

「そうそう! 超ピンクですね! どこにいてもわかります!」

「我覺得她的性格比西爾瓦好!」

「シルバーよりは性格が良いと思います!」

「沒錯!尤其沒戴面具這點令人好感大增!」

「そうです! 特に仮面をつけてないのは好感が持てます!」

「據說討伐靈龜時還改變了地形之類的!」

「霊亀を討伐したときに地形を変えたとか!」

「不能控制力道這點真不愧是她!」

「力加減できないところがさすがです!」

「聽說你從以前就像皇子的侍從一樣跟在他身邊!」

「昔から皇子を付き人みたいにしてたって聞きました!」

「根本模仿不來!」

「真似できないっす!」

「聽說在隆迪內竟然打贏了十名騎士!」

「ロンディネで騎士十人相手に勝ったとか!」

「我覺得你那種不會看氣氛的地方也不錯!」

「そういう空気読めないところも良いと思います!」

「還有還有……喂!沒什麼好稱讚的地方啊!」

「あとはあとは……おい! あんまり褒めるところないぞ!」

「想辦法擠出來!既然西爾瓦失禮,我們就來替他掩飾!」

「絞り出せ! シルバーが無礼な分、俺たちでカバーするんだ!」

到底什麼時候他們才會意識到那幾乎是在罵人啊。

ほぼ悪口だといつになったら気づくのやら。

艾爾娜的肩膀微微顫抖著。

エルナの肩がプルプルと震えている。

要不是因為現在的情況,公會說不定早就真的垮掉了。

状況が状況じゃなきゃがちでギルドが崩壊してたかもな。

對著那樣的艾爾娜,平常的櫃台小姐抱歉地開口。

そんなエルナに対していつもの受付嬢が申し訳なさそうに声をかける。

「真的非常抱歉……阿姆斯貝爾格隊長。請問您有什麼事嗎?」

「本当に申し訳ありません……アムスベルグ隊長。それでどのようなご用件でしょうか?」

「我是來找西爾瓦的,如果他不在的話,我就把現在能做的事先處理掉。」

「シルバーを探しに来たんだけど、いないなら今、できた用事を片付けようかしら」

說著,艾爾娜輕輕拔出劍。

そう言ってエルナが剣を軽く抜く。

光是那樣就讓冒險者們尖叫,甚至有人嚇得口吐白沫倒下。

それだけで冒険者たちが悲鳴をあげ、恐怖で泡を吹いて倒れる者も出てきた。

「西、西爾瓦行蹤神出鬼沒!」

「し、シルバーは神出鬼没なんです!」

「他就像個會突然出現的可疑人物!」

「フラリと現れる不審者みたいな奴なんですよ!」

「他不在這裡!請饒了我們!」

「ここにはいません! 許してください!」

「沒錯!我們喜歡你到會拿你和西爾瓦誰會贏去打賭的程度!」

「そうです! シルバーとあなたが戦ったらどっちが勝つかで、あなたに賭けるくらいにはあなたのこと好きです!」

「你!?之前不是說像勇者那種人根本抓不到會瞬移的西爾瓦嗎!?」

「お前!? この前、勇者なんて転移するシルバーを捕まえることもできないって言ってただろうが!?」

「呃,那是以前的事了!」

「む、昔の話だ!」

一場難看的內部爭執開始了。

醜い身内争いが始まった。

真是的,這些傢伙總是沒有一點緊張感。

まったく、こいつらはいつも緊張感がない。

愛胡鬧,跟禮儀毫無關係,是一群活得我行我素的人。

馬鹿騒ぎが大好きで、礼儀とは無縁。好きなように生きる奴らだ。

不過也正因為他們就是這樣,我才會喜歡他們。

まぁそういう奴らだからこそ気に入っているんだが。

想到這些,我傳送到冒險者公會門前,然後慢慢地走了進去。

そんなことを思いつつ、俺は冒険者ギルドの前に転移して、ゆっくりと歩いて入る。

「看來是在找我吧,女勇者。」

「俺を探しているらしいな。女勇者」

「是的,我有個急著要去的地方。請把我們傳送過去。」

「ええ、急いで行きたいところがあるの。私たちを転移させなさい」

「一上來就下命令啊。我會有什麼好處?」

「いきなり命令ときたか。俺に得は?」

「這樣應該可以吧。」

「これでいいでしょう」

說著,艾爾娜把三枚硬幣拋了過來。

そう言ってエルナはコインを三枚投げてきた。

那是閃著虹色光芒的硬幣。

それは虹色に輝く硬貨だった。

虹幣。在帝國的貨幣中屬於最上等的,而三枚相當於給一般SS級冒險者的個人委託酬金。

虹貨。帝国通貨の中では最上級のものであり、三枚というのは一般的なSS級冒険者への個人的な依頼料だ。

一次性乾脆付清的人很少見。

一括でポンと払うやつは滅多にいないが。

「是虹幣!?」

「虹貨だと!?」

「第一次見到……」

「初めてみた……」

「而且還是三枚……」

「しかも三枚……」

這倒是很艾爾娜的作風。大概是她個人的錢。就算是艾爾娜也不是能輕易拿得出的數目,她大概判斷說非得讓西爾瓦協助不可。

エルナらしいな。たぶん個人的なお金だろうな。エルナといえど簡単にどうにかなる金額じゃない。絶対にシルバーには協力してもらわないといけない。そう判断しているんだろう。

所以我把它原封不動地丟回給艾爾娜。

だから俺はそれをそのままエルナに投げ返した。

「把你們傳送過去沒問題,但錢我不要。我不想讓人覺得我會為了錢隨時出來幹活。」

「転移させるのは構わん。だが、金はいらん。金でいつでも働くと思われるのは嫌なのでな」

「竟然被他直接退回來啊啊啊啊!!??」

「突き返したぁぁぁぁぁ!!??」

「果然那傢伙腦袋有問題吧!?」

「やっぱりあいつ頭おかしいぞ!?」

「可能是因為面具,看不清硬幣的顏色吧……」

「仮面のせいで硬貨の色が見えなかったんじゃないか……」

對於那些想說什麼就說什麼的冒險者們,我朝艾爾娜伸出手。

好き勝手言う冒険者たちをよそに俺はエルナに向かって手を差し出す。

察覺到我在尋求什麼的艾爾娜,把地圖遞給了我。

何を求めているのか察したエルナが、俺に地図を渡してきた。

「可以把我們傳送到標記的地方嗎?」

「印のついているところに飛ばせるかしら?」

「好吧。要全部都傳送過去嗎?」

「いいだろう。全部に飛ぶか?」

「三個就夠了。三支隊伍各自逐一搜尋!」

「三つでいいわ。三隊で一つ一つ捜索するわよ!」

說完艾爾娜走到外面,近衛騎士排成一列,艾爾娜騎上了在最前方準備好的馬。

そう言ってエルナは外に出る。そこでは近衛騎士たちがずらりと並んでおり、エルナは先頭に用意された馬に跨った。

因為還在祭典進行中,民眾開始喧鬧起來,好奇發生了什麼事。

いまだに祭りの最中のため、民たちは何事かと騒ぎ始めている。

在那些騎士與民眾面前,我開啟了三扇傳送門。

そんな騎士と民の前で俺は三つの転移門を開いた。

「先謝謝你了,總之先這樣。」

「感謝しておくわ。一応」

「原來如此。就收下了,總之。」

「なるほど。受け取っておこう。一応」

「……你大致已經猜到目的了吧?不跟來嗎?」

「……だいたい目的は察しているんでしょう? ついてこないの?」

「我也很忙,那邊就交給你。你要去的話應該沒問題。」

「俺も忙しい身でな。そちらは任せる。君が行くなら問題あるまい」

艾爾娜短短地低聲說了句『好』,率領部隊進入了傳送門。

そういうとエルナは、そうと短く呟き、部隊を率いて転移門へと入っていった。

既然無法判定對方的戰力,不把部隊過度分散是明智的。

相手の戦力がわからない以上、部隊を必要以上に分散させないのは賢明だ。

確實得趕快行動,但也不能因此讓部隊被各個擊破。

急がなければならないことは間違いないが、だからといって各個撃破されるわけにもいかない。

那個最低限度,大概就是以各騎士隊為單位行動吧。

その最低ラインが各騎士隊での行動といったところか。

艾爾娜相當冷靜,可以放心交給她。

十分に冷静だ。エルナなら任せてもいいだろう。

跟上去也是一個選項,但萬一發生緊急情況,我若人在帝都外面可能無法應對。

ついていくのも一つの手ではあるが、万が一の時に帝都の外にいては対処できないかもしれないからな。

「好吧」

「さてと」

我就這樣傳送了。

俺はそのまま転移した。

地點在城內,但不是我的房間。

場所は城。しかし俺の部屋ではない。

沿著走廊走去,我朝目標的房間前進。

廊下を歩き、目的の部屋へと向かっていく。

在那房門前,目標人物正與織姬交談著。

その部屋の前では目的の人物とオリヒメが話をしていた。

「王座廳的結界本是由多重結界以纖細而絕妙的平衡維繫……看來帝國似乎不懂得結界的價值呢,宰相?」

「玉座の間の結界は複数の結界が繊細で絶妙なバランスで成り立っておったというのに……どうも帝国は結界の価値がわからないと見えるが? 宰相」

「抱歉,是緊急狀況。那麼修復有可能嗎?」

「申し訳ありません。緊急事態でして。それで修復は可能でしょうか?」

「修復不可能。必須全部重張,這會花費不菲。」

「修復は無理だ。すべて張りなおさねばならん。これは高くつくぞ?」

「一定會好好酬謝您的。」

「十分にお礼はさせていただきます」

說完這話,弗朗茲向織姬低頭行禮。

そう言ってフランツがオリヒメに頭を下げていた。

她是大陸最強的結界使,想讓仙姬幫忙設結界的國家多得數不清;但仙姬不會把自己的結界隨便廉價出售。

大陸最高の結界使い。仙姫に結界を張ってもらいたいと思う国はごまんといる。しかし仙姫はそこまで自らの結界を安売りしない。

織姬願意協助帝國,除了帝國準備了謝禮之外,還因為她個人私下喜歡帝國。

帝国に協力的なのは帝国が謝礼を用意しているというのとは別に、オリヒメが個人的に帝国を気に入っているからだ。

雖然容易被忘記,但織姬對整個大陸來說是極其重要的人物。

忘れがちだが、オリヒメは大陸規模で超重要人物なのだ。

織姬注意到我,隨即皺起了眉頭。

そんなオリヒメが俺に気づく。すると眉をひそめた。

「哼哼!不是西爾瓦嗎!上次竟敢把妾丟下就走!」

「むむっ! シルバーではないか! この前はよくも妾を置いて行ったな!」

「失禮了。我本以為這樣做是替您著想,想讓您看看帝國呢?」

「失礼。帝国を見て回りたいかと気を利かせたつもりだったのだが?」

「怎麼?原來如此。的確是一趟愉快的旅程!嗯!就原諒你吧!」

「なんと? そうであったか。たしかに楽しい旅だったぞ! うむ! 許そう!」

真是太容易了。

ちょろいな。

心裡這麼想著,我看向了弗朗茲。

内心でそんなことを思いつつ、俺はフランツを見た。

對方似乎也察覺到了我的意圖,弗朗茲讓織姬退後一步,然後打開了房門。

向こうも俺の意図を察したらしく、フランツはうまくオリヒメを下がらせて、部屋の扉を開けた。

「有話要說嗎?」

「話があるのでは?」

「當然。我剛才把近衛騎士傳送過來了。」

「もちろん。さきほど近衛騎士を転移させた」

「多謝了。不愧是SS級冒險者,作為帝國宰相向您致謝。」

「感謝しましょう。さすがはSS級冒険者。帝国宰相としてお礼申し上げる」

「不用感謝。帝國宰相就該做該做的事。」

「感謝などいらん。帝国宰相なら帝国宰相らしいことをしてほしいものだ」

「哦?你是說我沒在做事嗎?」

「ほう? 私が仕事をしていないと?」

「別讓我說你忘了東部那件事。當近衛騎士離開皇帝身邊時就成了目標。若非我行動,最糟的情況可能就會發生。」

「帝国東部での一件を忘れたとは言わせん。近衛騎士が皇帝の下を離れたところを狙われた。俺が動いていなければ最悪の事態もありえた」

「確實,那是失誤。不過之後,散布在各地擔任陛下眼線的近衛騎士們都被召回帝都了。」

「たしかに。あれは不覚でした。ですがその後、各地に陛下の目として散っていた近衛騎士たちは帝都に呼び戻されました」

「然而,現在又有近衛騎士離開了帝都。」

「しかし、今、また近衛騎士は帝都を離れた」

近衛騎士團由第一騎士隊至第十三騎士隊組成。

近衛騎士団は第一騎士隊から第十三騎士隊まで存在する。

其中三個部隊前往增援雷歐,兩個部隊前往國境。

そのうちの三部隊がレオの増援に向かい、二部隊が国境に向かった。

雖然名義上是五個部隊,但上級部隊幾乎都不在了。

数でいえば五部隊だが、上位部隊がほぼいなくなった。

「剩下的近衛騎士讓你不安心?身為西爾瓦的你還怕什麼?」

「残る近衛騎士では不安だと? シルバーともあろうものが何を恐れているので?」

「不是害怕,而是憂慮。可惜自從帝國南部召喚出惡魔那次起,我就不信任帝國軍。軍中有人企圖把被擄的孩子當作兵器使用,這次又在城內發生騷動。你真的認為內部沒有叛徒嗎?」

「恐れているのではない。危惧しているのだ。残念ながら帝国南部で悪魔が召喚されたときから俺は帝国軍を信用していない。攫った子供たちを兵器に使おうと企てた者が軍にはおり、今度は城の中で騒動が起きた。内部に裏切り者がいないと本気で思っているのか?」

「……關於那點我就不多作評論了。」

「……それについてはコメントは控えさせてもらいましょう」

「是嗎。那我就直說。若戈登·雷克斯·阿德勒為了奪取帝位而背叛帝國,你打算怎麼做?」

「そうか。でははっきり言ってやろう。ゴードン・レークス・アードラーがもしも帝位欲しさに帝国を裏切っていた場合、どうするつもりだ?」

「為什麼會提到戈登殿下的名字?」

「なぜゴードン殿下の名が?」

「他在軍中有強大影響力,對城內情況也很熟悉。而且他曾興高采烈地試圖把事情引向內亂,有過這樣的前例。他是皇族中最令人懷疑的人。你應該會提高警惕吧?」

「軍に強い影響力を持ち、城の内部にも詳しい。しかも嬉嬉として内乱に持ち込もうとした前科がある。皇族の中で最も怪しい男だ。用心はしているんだろうな?」

「外人無需對我說得那麼多。那是我們自己的問題。不過就這麼把人驅逐會太失禮。有一點可以說的是,『皇帝陛下』不認為自己的孩子會背叛他,因為陛下認為每個子嗣都對帝國有其價值。」

「部外者にそこまで言われる必要はありません。それはこちらの問題。しかし、このまま追い返すのは無礼というもの。一つ言えることは〝皇帝陛下〟は自らの子供が裏切るとは思っていません。あの方はどの子供たちも帝国に価値を見出していると思っていますから」

特意把稱呼說成『皇帝陛下』,意味著弗朗茨並非如此吧。

あえて皇帝陛下と強調したということは、フランツは違うということだろう。

那就好。

それならいい。

父親信任孩子並無不可。無論是身為父親還是作為皇帝,都無可厚非。出問題時,身旁的人就是為了處理而存在。

父上が子供を信じるのは別に構わない。親としても皇帝としても別に変なことじゃない。それで問題が起きたときのために周りの者がいるんだ。

只要弗朗茨有備,應該能應付過去。

フランツが備えているならどうにかなるだろう。

「既然如此,談話就到此為止。我先告辭。」

「そういうことなら話は終わりだ。失礼する」

「西爾瓦,我有個問題。如果真的爆發內亂,你會站哪一邊?」

「シルバー。こちらも質問が。もしも内乱になったらどちらの味方に?」

「愚蠢的問題。我站在人民這一方。」

「愚問だな。俺は民の味方だ」

「原來如此。確實是愚問,失陪。」

「なるほど。たしかに愚問でした。失礼」

就這樣我離開了弗朗茨的房間。

こうして俺はフランツの部屋を後にした。

之後,我傳回自己的房間並脫下西爾瓦的衣服。

その後、自分の部屋に転移してシルバーの服を脱ぐ。

「阿爾大人,女僕小姐在哪裡?」

「アル様、メイドさんはどちらに?」

「啊,我現在就把她帶過來。只是先得說服她一番。」

「ああ、それを今から連れてくる。まぁその前に説得だけど」

「要說服她嗎?」

「説得ですか?」

「嗯,因為她沒有必要再介入帝國的事務了。雖然她也處於不得不接受的立場。」

「ああ、彼女にこれ以上帝国の問題に介入する理由はないからな。まぁ引き受けるしかない立場ではあるけど」

「你臉上有點壞笑耶?」

「なんだか悪い笑みを浮かべてますよ?」

「是嗎?我會小心的。」

「そうか? 気を付けよう」

那麼,我這邊也要做些準備了。

さて、こっちはこっちで備えるとしよう。

如果聖女的綁架只是誘敵之計,後果恐怕會非常嚴重。

聖女の拉致が陽動だった場合、とんでもないことになりかねないからな。