最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第百九十四話 藍髮精靈
從今天起開始新章節m(__)m
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清晨。
早朝。
大概是因為典禮當天的早晨,城堡比平常忙亂許多。
式典当日の朝のせいか、城はいつもよりだいぶ慌ただしい。
被那股忙亂吵醒的我,順便當作運動在城堡散步。
その慌ただしさのせいで目が覚めてしまった俺は、運動がてら城を散歩していた。
「阿爾兄上……?」
「アル兄さま……?」
「克莉絲塔?你來得真早」
「クリスタ? 早いな」
被從背後叫住,回頭一看,克莉絲塔就在那裡。
後ろから声を掛けられ、振り返るとそこにはクリスタがいた。
地點在城堡的中段,靠近有廣場的區域。
場所は城の中腹。広場があるエリアだ。
「兄上你才早呢……在做什麼?」
「兄さまこそ早い……なにしてるの?」
「在散步呢」
「散歩だな」
「那就和我們一起吧」
「じゃあ私たちと一緒」
「我們?」
「私たち?」
我這樣反問,克莉絲塔靜靜點了點頭,然後把視線移向廣場那邊。
そう聞き返すとクリスタが静かにうなずき、広場のほうに視線を向ける。
那裡,藍髮的精靈和莉塔看起來很開心地走著。
そこでは青い髪のエルフとリタが楽しそうに歩いていた。
「是精靈的姬君嗎。看來交情變得相當好呢?」
「エルフの姫君か。ずいぶん仲良くなったみたいだな?」
「嗯,人很好」
「うん。良い人」
「是嗎」
「そうか」
克莉絲塔會親近人的情形很罕見。
クリスタが懐くのは珍しい。
排他的精靈中有很多會看不起人類。不過如果是那種人,克莉絲塔也不會親近對方,或和莉塔愉快地同行吧。
排他的なエルフは人間を見下す者も多い。だが、そういう人物ならクリスタが懐くこともないし、リタと楽し気に歩くこともないか。
只是有個問題。
ただ問題がある。
看著她,總覺得說不上來的違和感湧上心頭。
彼女を見ているとどうにも違和感が湧いてくる。
當初來到城時,我還沒能看出那股違和感的真相。
城に来たときは結局、違和感の正体には気づけなかった。
她身上有些異樣。
彼女には何かがある。
我這麼想著,仔細觀察她時,她察覺到了我的視線。
そう思って彼女を注意深く観察していると、向こうがこちらの視線に気づいた。
她深深一禮,然後也低下頭,朝我這邊走了過來。
深く一礼すると向こうも頭を下げたあと、こちらに近づいてきた。
「初次見面。我是第七皇子阿爾諾特。精靈的姬君,請多多指教。」
「お初にお目にかかります。第七皇子のアルノルトと申します。エルフの姫君」
「被稱作姬君會讓我害羞。我是溫蒂,來自精靈之里。」
「姫君なんて言われると照れてしまいます。私はウェンディ。エルフの里より参りました」
溫蒂禮貌地打招呼,完全感覺不到任何不安的氣息。
丁寧にあいさつするウェンディからは不穏な気配は欠片も感じられない。
她那親切的笑容也沒有半點虛假。
親しみのある笑顔には嘘もない。
但是那股違和感卻始終無法消散。
しかし違和感だけは消えない。
「阿爾諾特殿下與克莉絲塔殿下關係融洽嗎?」
「アルノルト殿下はクリスタ殿下と仲がよろしいのですか?」
「嗯,阿爾兄上和克莉絲塔是好朋友」
「うん、アル兄さまとクリスタは仲良し」
克莉絲塔這麼說著,抱住了我。
クリスタがそう言って抱きついてくる。
我苦笑著撫摸克莉絲塔的髮絲,但視線卻沒有從溫蒂身上移開。
苦笑しながらクリスタの髪を撫でつつ、俺はウェンディから視線を外さない。
總覺得再靠近一點就能抓到些什麼線索。
何かあともう少しで掴めそうな気がする。
正這麼想著,莉塔慌張地從我和溫蒂之間插了進來。
そう思っているとリタが慌てた様子で俺とウェンディの間に割って入った。
「啊,阿爾哥!差不多我們該走了!」
「あ、アル兄! そろそろリタたち行かないと!」
「嗯、嗯!得回去才行!」
「う、うん! 戻らないと!」
莉塔和克莉絲塔的慌張樣子總覺得有些不對勁。
リタとクリスタの慌てようはどうもおかしい。
兩人拉著溫蒂的手,想要離開那裡。
二人はウェンディの手を引いてその場を去ろうとする。
那一刻,我似乎看見溫蒂的身影在瞬間晃動了一下。
そのとき、一瞬だがウェンディの姿がブレたような気がした。
那種微小到會讓人以為是錯覺的變化,但我對那種現象早已見慣不怪。
錯覚と思ってしまいそうな僅かな変化だが、俺はその手の現象を見慣れている。
「幻術嗎?」
「幻術か」
聽到我的話,莉塔和克莉絲塔停下腳步,身體顫抖起來。
俺の言葉を聞き、リタとクリスタが足を止め、体を震わせた。
猜對了嗎?
ビンゴか。
與兩人形成對比,當事人溫蒂顯得鎮定自若。
二人とは対照的に当事者のウェンディは落ち着いた様子だった。
「不愧是帝國的皇族,大家果然眼光很好呢。」
「さすがは帝国の皇族。どなたも良い目を持っておられますね」
「克莉絲塔也注意到了嗎?」
「クリスタも気づきましたか」
「是的。可以在房裡談嗎?」
「はい。話は部屋でも構いませんか?」
「當然可以。既然您有些事情要說。」
「もちろんです。何か事情がおありなのでしょうから」
我這麼說著,便和克莉絲塔等人一同移到了溫蒂的房間。
そう言って俺はクリスタたちと共にウェンディの部屋へ移ったのだった。
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「首先為欺騙一事向各位道歉。」
「まずは欺いたことをお詫び申し上げます」
「那倒無妨。我在意的是您為何要使用幻術。」
「それは構いません。気になるのはなぜ幻術を使っているのか、ということです」
聽到我的問題,溫蒂點了點頭,隨即解除了自己身上的幻術。
俺の質問にウェンディは一つ頷き、自らにかけていた幻術を解いてみせた。
溫蒂的身體微微發光,接著真正的溫蒂顯現了出來。
かるくウェンディの体が光り、そのあとに本当のウェンディが現れた。
原本是苗條成熟女性的溫蒂,變成了和克莉絲塔一樣的身高。
スレンダーな大人の女性だったウェンディが、クリスタと変わらない背になっていた。
換言之,她是個孩子。
つまり子供ということだ。
「原來如此。由小孩子代表出面會被認為失禮嗎?」
「なるほど。子供が代表では礼を欠くというところですか」
「是的。精靈的部落裡很少有人想前往人類之國,而在這少數人中,能擔任要職的身分只有我。然而,若以孩童的身分作為前往強國帝國的使者,會被視為失禮,因此我才不得不用幻術改變了容貌。」
「はい。エルフの里で人間の国に行きたがる者は多くありません。その多くない中で要人を務められる身分は私しかいませんでした。しかし大国である帝国への使者として子供が向かったとなれば失礼に当たるのではという意見もあり、仕方なく幻術で姿を変えていたのです」
「要是事先告知的話我們會做出應對的……嘛,現在也沒辦法了吧。」
「先に言っていただければ対応したのですが……まぁもう仕方ないでしょうね」
既然說了謊,就只能繼續維持這個謊言了。
嘘をついた以上は嘘を貫き通すしかない。
事情既然如此,即使被發現父上也未必會生氣,但能不被發現自然麻煩會少些。
事情が事情だし、バレたところで父上が怒るとも思えないがバレずに済むならそのほうが面倒は少ない。
我瞥了克莉絲塔和莉塔一眼,兩人都緊張得怕會被罵。
チラリとクリスタとリタを見ると、二人とも怒られるのではとビクビクしていた。
我把手放在她們兩人的頭上。
そんな二人の頭に手を置く。
「想要守祕密就做得更好一些,剛才很可疑喔?」
「秘密を守るならもっと上手くやれ。怪しかったぞ?」
「……不會生氣嗎……?」
「……怒らない……?」
「不會生氣的。妳是負責接待的,做得很稱職。莉塔也是。」
「怒らないさ。お前は接待役だ。立派に務めを果たしてる。リタもな」
「莉塔什麼都做不到……」
「リタは何もできてない……」
或許是因為謊言被拆穿的打擊,莉塔垂下了肩膀。
嘘がバレたことがショックだったのか、リタは肩を落としている。
她大概覺得自己作為護衛力不足。本來至少想幫忙守住祕密,結果卻把它揭穿了。
護衛としての力不足は感じているんだろう。せめて秘密を守る手伝いくらいはと思っていただろうに、それを暴いてしまった。
真是做了不該做的事。
悪いことをしたな。
「殿下,請多多照顧這些孩子。如有困難請倚靠我,我會盡力相助。」
「姫君。この子たちをよろしくお願いします。困ったことがあれば頼ってくださればお力になりましょう」
「不會告訴陛下嗎……?」
「陛下にお伝えしないのですか……?」
「即便告知了,父上也沒有時間處理。與其增加他的工作,不如繼續糊弄過去比較好。嘛,就算被發現也不會有人追究,請放輕鬆。」
「伝えたところで対応する暇は父上にはありません。仕事を増やすよりは誤魔化し通したほうがよいでしょう。まぁバレたところで問題にする人ではないので、肩の力を抜いてください」
聽了我的話,溫蒂鬆了一口氣。
俺の言葉を聞き、ウェンディは安心したようにほっと息を吐いた。
想必她一直提著精神吧。
ずっと気を張ってたんだろうな。
精靈的成長會在某個階段停下來;在那之前的成長速度與人類無異。換言之,外表像孩子的溫蒂,確實就是孩子。
エルフの成長はある程度のところで止まる。だが、ある程度のところまでは人間と変わらない成長速度をたどる。つまり見た目が子供のウェンディは間違いなく子供ということだ。
在異國的土地上她一定很心細;能夠撐下來,大概是因為克莉絲塔和莉塔成了她的朋友。
異国の地で心細かっただろう。それでも耐えれたのはクリスタとリタが友人になったからだろうな。
「妳有告訴菲妮嗎?」
「フィーネには伝えてあるのか?」
「不……還沒。」
「ううん……まだ」
「那就把這件事告訴菲妮。要是發生問題,就通知我或雷歐。我會想辦法的。萬一真的不行,就拜託母上處理。」
「じゃあフィーネには伝えておけ。問題が起きたら俺かレオに知らせろ。なんとかする。いざとなれば母上に頼めばどうにでもなる」
父上對克莉絲塔十分溺愛。
父上はクリスタには甘い。
對那位代替母親角色的母上,他當然也很寵溺。
その母親代わりである母上にも当然ながら甘い。
如果克莉絲塔向母上求助,父上肯定會同意。
クリスタが母上に頼れば、父上は間違いなく許すだろう。
然而即便父上允許,仍會有人想把事態擴大。在帝國裡有人討厭精靈,也有人相當重視禮節。
だが、父上が許したところで問題を大きくしようとする者もいるはずだ。エルフは嫌いだという者も帝国にはいるし、礼儀を重んじる者もいる。
讓父上出面去壓制那種人讓人覺得不忍心,他為式典忙得不可開交。
そういう奴らを黙らせるのに父上の手を煩わせるのは心苦しい。式典のために大忙しだからな。
「不過,盡量別被發現。要特別注意皇室的視線。如果連我都能察覺,那就有可能會被所有人看出來。」
「とはいえ、なるべくバレないように。皇族の視線にはお気をつけを。俺が気づけるということは全員に気づかれる可能性があるということです」
大概會覺得有些違和感並想查清的人不會太多。
まぁ違和感を覚えて、それを解明しようとする者は少ないだろう。
問題不在那裡。
問題なのはそこではない。
真正的問題是,有個人對溫蒂的模樣完全沒抵抗力,是個變態。
ウェンディの姿がドストライクな変態がいるということだ。
「暫時別靠近托勞哥哥,明白嗎?」
「とりあえずトラウ兄さんには近づくな。いいな?」
「嗯,知道了。」
「うん、わかった」
克莉絲塔認真地點了點頭。
クリスタが真剣な顔つきで頷く。
看來克莉絲塔也覺得情況不妙。
クリスタもまずいとは思っているみたいだな。
溫蒂完全就是托勞哥哥一直想要的『蘿莉』。
ウェンディはトラウ兄さんが求めていた〝ロリフ〟そのものだ。
那個人看到溫蒂會有什麼反應,實在難以預料。
あの人がウェンディを見てどんな反応をするのか。ちょっと予測できない。
「注意的就差不多到這裡。那我就失禮了,公主殿下。」
「注意点はそのくらいか。では失礼します。姫君」
「啊,阿爾諾特殿下。那個……謝謝您。」
「あ、アルノルト殿下。その……ありがとうございます」
「不用客氣。反倒請好好享受帝國吧。你們不是為了這個來的嗎?」
「礼は結構です。その分、帝国を楽しんでください。そのために来られたのでしょう?」
「是的!我對人類和人類的國家很有興趣!我也想看看祭典!」
「はい! 私は人間や人間の国に興味があります! お祭りも見てみたいです!」
「莉塔也很期待祭典!」
「リタも祭り楽しみ!」
「我也是。」
「私も」
「把這件事告訴菲妮吧。她應該會幫忙安排。」
「それはフィーネに伝えておけ。手配してくれるはずだ」
說完那句話,我離開了房間。
そう言い残して俺は部屋を出る。
關上門後,看見齊格靠在牆邊。
扉を閉めると壁に寄り掛かったジークがいた。
「又去聖女房間附近了嗎?」
「また聖女の部屋に近づいたのか?」
「才不是。我只是護衛你那些妹妹,累得想睡而已。」
「ちげーよ。お前さんの妹たちの護衛で眠いだけだ」
「是嗎……真是不好意思,把麻煩推給你了。」
「そうか……悪いな。面倒事を押し付けて」
我盡量讓齊格待在克莉絲塔和莉塔身邊。
ジークにはクリスタとリタの傍にできるだけいてもらうようにしている。
大概在那過程中他也察覺到溫蒂的真實身分了吧。
たぶんその過程でウェンディの正体にも気づいていたんだろう。
看起來他正小心地護衛著,避免被發現。
バレないようにしっかり護衛してくれているようだ。
「沒關係,這也是工作。這邊會想辦法的。你那邊怎麼樣?」
「別にいいさ。これも仕事だ。こっちはどうにかなる。そっちはどうだ?」
「不能說一切順利。最壞的情況是會引發騷動。不管是克莉絲塔還是溫蒂,都有被盯上的可能。就交給你了,知道嗎?」
「順調とは言えないな。最悪、騒動が起きるかもしれない。クリスタにしろ、ウェンディにしろ、狙われる可能性は十分にある。任せたぞ?」
「哈……你在跟誰說話啊?這位齊格大人正在護衛,保證一點傷都不會有。」
「はっ……誰に言ってやがる。このジーク様が護衛してんだ。傷一つ」
「啊,齊格在啊。」
「あ、ジークいた」
正擺架子時,齊格被克莉絲塔抱起,帶回了房間。
カッコつけている最中にジークはクリスタに抱えられて部屋に連れていかれてしまう。
我心想他大概又要被當成玩具,這時房內傳出了一陣叫喊。
きっとまたおもちゃにされるんだろうなと思っていると、中から叫び声が聞こえてきた。
「好痛——!!別拉我——!!」
「いてぇぇぇぇ!! 引っ張るんじゃねぇぇ!!」
「……嘛,就當作工作吧。」
「……まぁ仕事と割り切ってもらおう」
我帶著一點同情離開了那裡。
少し同情しつつ俺はその場をあとにする。
今天是典禮當天。
今日は式典当日。
有很多事要做。
やることはたくさんある。