最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第百五十九話 矛與盾
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PC不調のため、14日の24時更新はお休みです。
為什麼艾爾娜會來到這裡?
なぜエルナがここに来たのか?
那念頭在我腦中不斷盤旋。除了用來驅離外人的結界之外,理當也封鎖了與我的會面;若不做到那種程度,織姬根本不可能來到我的房間。
ぐるぐるとそれが頭の中を回る。人避けの結界に加えて、俺への面会は遮断されているはずだ。それくらいしないとオリヒメが俺の部屋に来れるわけがない。
但現在去想那些也沒意義吧。
だが、今はそんなことを考えるだけ無駄だろう。
首先我該想的是──怎麼活下去。
まず俺が考えるべきなのは――どうやって生き残るかだろうな。
「阿爾……房間裡還拉起結界,和女孩在那邊享受是吧?真是好身分呢?」
「アル……部屋に結界まで張って女の子とお楽しみ中ってことでいいかしら? いいご身分ね?」
「不,冷靜。不是那樣的。」
「いや、落ち着け。これは違う」
「在這種情況叫我怎麼冷靜!?近衛第二騎士隊在那邊鬼鬼祟祟,我只是趁機偷看情況,結果變成這樣,這到底是怎麼回事!?」
「この状況でどう落ち着けってのよ!? なんか第二近衛騎士隊がうろちょろしてるから目を盗んで様子を見に来たら、どうなってるのよ!?」
是他們的錯嗎!?
あいつらのせいか!?
太離譜了!根本不是在守護,反而把威脅招了過來!
なんてことを! 守るどころか脅威を呼び寄せやがった!
可惡!如果可以的話,我不想讓艾爾娜知道織姬是仙姬這件事。
くそっ! できればエルナにはオリヒメが仙姫であるということは明かしたくないんだが。
「艾爾娜,先冷靜。你完全誤會了。」
「エルナ、とりあえず落ち着け。お前は盛大な勘違いをしている」
「沒錯。討厭的人,快走吧。妾與阿爾諾特正忙。」
「そうだぞ。曲者。早く去るがよい。妾とアルノルトは忙しい」
「!?」
「!?」
我不由自主地睜大眼睛盯著織姬看。
思わず目を見開いてオリヒメを凝視してしまう。
真是愚蠢。難道捨棄了動物的本能嗎?居然敢在帝國裡最不該惹怒的那個女人面前為所欲為。
なんて愚かな。動物の本能を捨ててしまったのか? この帝国一怒らせてはいけない女に対しても自由に振る舞うなんて。
果然還是該稱她為仙姬吧。
やはり仙姫というべきか。
「騷擾者……?這話該是我說的!妳坐在阿爾身上做什麼!就那樣也算帝國的皇子嗎!下來!」
「曲者……? それはこっちのセリフよ! なにアルの上に乗ってるのよ! そんなんでも帝国の皇子なのよ! 降りなさい!」
「妾為何要聽從你的指示?妾在這裡是勝者的權利。未滿足之前不會下來。」
「なぜ妾がそなたの指図を受けねばならん。妾がここにいるのは勝者の権利だ。満足するまでは降りん」
「什、什麼!?這個!阿爾!這到底是怎麼回事!?這個女人!!」
「なっ!? このっ! アル! どうなってるのよ!? 誰よ! この女!!」
「啊……說起來話長……」
「あー……説明すると長いんだが……」
「想知道名字的話就自己先自我介紹吧。當然,前提是你有那樣的名號。」
「名を知りたければ自分から名乗ってみよ。まぁ名乗るほどの名があれば、だが」
說著織姬朝艾爾娜露出了一抹譏諷的笑。
そう言ってオリヒメはエルナに対して馬鹿にしたような笑みを向けた。
對此,艾爾娜爆怒了。
それに対して、エルナがブチキレた。
為了破壞結界而拔出的劍指向織姬,艾爾娜怒不可遏地自報家門。
結界を壊すために抜いていた剣をオリヒメに向けて、エルナは激高しながら名乗りをあげる。
「好啊!我是艾爾娜·馮·阿姆斯貝爾格!阿姆斯貝爾格勇爵家的下一任當主!現在你也說出你的名字!!」
「上等よ! 私はエルナ・フォン・アムスベルグ! アムスベルグ勇爵家の次期当主よ! さぁ! あなたも名乗りなさい!!」
「不,艾爾娜,她沒那麼了不起的身分。」
「いや、エルナ、こいつは大した身分じゃ」
「哦?果然是勇爵家的人嗎!妾名為織姬·庫恩!極東之國瑞穗的仙姬!」
「ほう? やはり勇爵家の者か! 妾の名はオリヒメ・クオン! 極東の国、ミヅホの仙姫である!」
織姬這麼說著打斷了我的話,得意洋洋地宣告自己的名號與地位。她居然自我介紹了。
そう言ってオリヒメは俺の言葉を遮りながら、どや顔で自分の名と地位を名乗った。名乗ってしまった。
帝國的勇爵家,瑞穗的仙狐族。勇者與仙姬。最強的矛與最堅硬的盾。
帝国の勇爵家、ミヅホの仙狐族。勇者と仙姫。最強の矛と最硬の盾。
若大陸上的『矛』與『盾』一旦互相知曉彼此的存在,麻煩可想而知。
大陸の矛盾が互いの存在を知れば、面倒なことになるのは目に見えている。
如果這是正式的來訪還好說,但現在是非正式的。為了不讓織姬為所欲為成為麻煩,對她的無禮也不會被太過計較。
これが公式な来訪ならまだ大丈夫だった。しかし、今は非公式だ。オリヒメが好き勝手動こうと問題にならないように、オリヒメに対する無礼もさほど問題にはならない。
本來就不會公開露面。因此我才以真面目和織姬接觸,但艾爾娜與我對仙姬的認識不同。
そもそも表に出ないからだ。だから俺も素のままにオリヒメに接しているわけだが、エルナと俺じゃ仙姫に対する認識が違う。
在我看來她不過是別國的要人而已。但對勇爵家來說就不同了。
俺からすれば他所の国のお偉いさんくらいだ。しかし、勇爵家は違う。
勇爵家一向以最強自豪。他們是拯救大陸的勇者後裔,也是能使用最強武器聖劍的一族。
勇爵家は常に最強を自負してきた。大陸を救った勇者の末裔にして、最強の武器である聖剣を使える一族。
勇爵家會對任何能與自己並立者抱持強烈的競爭心。那是因為他們對自己的力量深具自信,持續展現實力。
自らに並び立つ者たちに強烈なライバル心を勇爵家は向ける。それだけ自分たちの力に自信を持ち、実力を示し続けてきたからだ。
正因如此,他們不願讓被傳聞可能制衡聖劍的仙姬與之接觸。
だからこそ、聖剣も止めるのではと噂される仙姫とは接触させたくなかった。
艾爾娜並不是會以大人方式處理這種事的人。
こういうときに大人の対応ができるほどエルナは大人しくない。
「仙姬?……我可沒聽說她來到帝國啊?」
「仙姫ですって……? 帝国に来ているなんて聞いていないけれど?」
「既然是極秘訪問也沒辦法。就算有人說勇爵家在帝國,顯然重要的事也沒告訴妳。」
「極秘裏の訪問ゆえ仕方あるまい。帝国に勇爵家ありといわれても、重要なことは聞かされておらんようだな」
「哼……極東那小國的來賓,根本不用通報給勇爵家。勇爵家沒那麼閒,可不像某個人。」
「へぇ……極東の小国からの来賓なんて勇爵家に伝えるまでもないのよ。勇爵家は暇じゃないの。どこかの誰かさんとは違って」
兩人之間火花四濺。
バチバチと二人の間で火花が飛び散る。
看來不只是勇爵家有競爭心,織姬也罕見地挑釁起來。
ライバル心を向けているのは勇爵家だけじゃないみたいだな。オリヒメもいつになく挑戦的だ。
說真的,能不能快點退下去……。
というか、さっさと退いてくれないかなぁ……。
「哦?看起來並不那麼忙吧?妾現在正值公務,你有何事?」
「ほう? そこまで忙しいようには見えないが? 妾は現在、公務中だがそなたは何用だ?」
「我也是在執行公務。護衛在您麾下的皇子是我的職責。」
「私も公務よ。あなたの下にいる皇子の護衛は私の仕事なの」
「喔喔,這樣啊。那就回去吧。護衛的話妾在就足夠了。畢竟妾在布結界方面是天下一絕。」
「おお、そうかそうか。では帰るがよい。護衛なら妾がいれば十分であろう。なにせ妾が結界を張ることに関しては天下一品だからな」
「那可不行。那種軟弱的結界讓人擔心。」
「そういうわけにはいかないわ。あんな軟弱な結界じゃ心配だもの」
「妳破壞那軟弱的結界似乎費了不少功夫?對妾來說那不過是順手之作罷了。」
「その軟弱な結界を破壊するのにずいぶんと手こずっておったようだが? 妾としては片手間に作ったものだったのだがなぁ」
「哦,真巧。我也是為了顧及周圍的影響而悄悄破壞的。認真做的話,那種程度的結界根本防不了對周遭的影響。」
「あら、偶然ね。私も周りへの迷惑を考えて静かに破壊していたの。本気でやるとあの程度の結界じゃ周囲への影響を防げないから」
兩人以言語互相煽動對方。
互いに言葉で相手を煽りあう。
以勇者與仙姬的互動來說或許算溫和,但這大概是暴風雨前的寧靜。
勇者と仙姫のやり取りにしては大人しいと言えなくもないが、こんなのはたぶん嵐の前の静けさだ。
雙方都拼命不讓自己露出破綻,但臉頰已經僵硬。
どちらも余裕を崩さないように必死だが、頬が引きつっている。
應該快到忍耐的極限了吧。
そろそろ我慢の限界だろうな。
「你這個!再這樣侮辱我不可原諒!妾的結界是天下一絕!沒有聖劍就什麼都做不了的勇者,妾不會輸給他們!」
「このっ! これ以上の侮辱は許さん! 妾の結界は天下一品なのだ! 聖剣がなければ何もできない勇者などに負けはせん!」
「甚麼!你那邊不也繼承了傳說的道具嗎!?我知道的!就是靠那個維持整個國家的結界吧!?難道真正強的是那件道具嗎!?」
「なによ! そっちだって伝説の道具を継承しているでしょう!? 知ってるわよ! それで国全体の結界を維持しているのよね!? もしかして強いのはその道具なのかしら!?」
「什麼!?妳這個最近名聲都被冒險者搶走的沒落勇者,還敢囂張!」
「なにおう!? 最近は冒険者に名声を持っていかれている落ちぶれ勇者のくせに生意気な!」
「誰是沒落!?勇爵家的名聲才沒有衰落!只是因為在鄉下所以消息沒傳到那裡而已吧!?」
「誰が落ちぶれよ!? 勇爵家の名声は落ちてなんかいないわよ! 田舎だから届いていないだけじゃないかしら!?」
「瑞穗可不是鄉下!那是以海上貿易繁榮的先進國家!看來妳是學習不足了!」
「ミヅホは田舎ではない! 海上貿易の盛んな先進国家だ! どうやら勉強不足のようだな!」
「極東再怎麼繁榮也不過如此!勇爵家守護並培育的帝國,妳頂多只是個二流的模仿品!」
「極東で栄えたところでたかが知れてるわよ! 勇爵家が守り、育ててきた帝国の二番煎じが関の山でしょうが!」
「什麼!?別在沒有怪物的安全地帶長大就得意忘形!別只會對普通人無雙就擺出最強的樣子!」
「なんと!? モンスターのいない安全地帯で大きくした程度で偉そうに! ただの人間相手に無双して最強面をするでない!」
「你說什麼!?」
「なんですって!?」
你一句我一句地互嗆起來。
売り言葉に買い言葉。
互相的火藥味越堆越高。
互いにどんどんエスカレートしていく。
這樣下去真糟糕。我可能正處於世界上最危險的地方。
これはいよいよもってまずい。俺は今、世界で一番危険な場所にいるのかもしれない。
總之躺著會逃不掉,我於是坐起身,從上方把織姬撥開。
とりあえず寝そべっていては逃げるに逃げられないため、俺は体を起こして、オリヒメを上から退かす。
「你在做什麼!?」
「何をする!?」
「哼!是不是很重?」
「はっ! 重かったんじゃないかしら?」
「妾咬牙切齒地說:別得意忘形!妾若被說沉,那是胸部的份量!不像妳那樣胸部貧弱!」
「ぐぬぬ!! 調子に乗るな! 妾が重いというならそれは胸の分だ! そなたのように貧相な胸をしていないのでな!」
「什、什麼!?結果還是脂肪吧!?」
「なっ!? 結局脂肪でしょ!?」
「那是母性的證明!只會揮劍的女人不會懂的!」
「母性の証だ! 剣を振り回すしか能のない女にはわかるまい!」
「再也不能原諒了!」
「きーっ!! もう許せないわ!」
真是低水準的爭吵。
なんて低レベルな言い合いだ。
艾爾娜與織姬互相靠近到幾乎能碰到對方,怒目相向。
エルナとオリヒメは互いに手が届くまで近づき、にらみ合う。
艾爾娜稍微俯視身材嬌小的織姬,織姬則冷笑著看向艾爾娜的胸部,讓艾爾娜更怒火中燒。
小柄なオリヒメをエルナがやや見下ろす形になるが、オリヒメはエルナの胸を見て冷笑し、エルナをより怒らせる。
這就是整個大陸所期待、傳聞中的勇者與仙姬之戰。實在太沒水準了。
これが大陸全土が期待し、噂していた勇者と仙姫のバトルだ。しょうもないにもほどがある。
「阿爾!你給我說點什麼啊!」
「アル! 何とか言いなさいよ!」
「依靠阿爾諾特沒用!阿爾諾特早已成為妾的俘虜!」
「アルノルトに頼っても無駄だ! すでにアルノルトは妾の虜だからな!」
「什、什麼!?」
「なんですって!?」
「妾比你胸大,而且妾本來就更可愛!」
「そなたより妾のほうが胸があるし、そもそも妾のほうが可愛い!」
「你只是在自我吹捧而已吧!」
「自画自賛してるだけでしょうが!」
織姬挺著胸驕傲地顯示勝利感。
オリヒメは胸を張って偉そうに勝ち誇る。
自信的差距開始顯現。織姬到哪裡都是唯我獨尊,吵架時絕不讓步,喜歡向他人炫耀毫無根據的自信。
自分に対する自信の差が出始めたな。オリヒメはどこでも唯我独尊だ。言い合いでも決して譲らないし、根拠のない自信を他者に見せつける。
艾爾娜沒有那種完全不動搖的自信。或者說,那樣的自信並未被允許給她。
エルナにはそこまでの唯我独尊の自信はない。というか、そこまでの自信は認められていない。
勇爵家終究是貴族,會尊重皇族。相對地,仙姬更接近瑞穗的守護神,擁有超越王者的支持與影響力。這也理所當然,瑞穗依賴仙姬。
勇爵家はあくまでも貴族であり、皇族を尊重する存在だ。一方、仙姫はミヅホの守り神に近い。王以上の人気を獲得しており、発言にも影響力を持つ。まぁそれも当然だ。ミヅホは仙姫に依存しているのだから。
這大概就是兩人之間的差別。
それが二人の差といえるだろう。
不是優劣的問題,但在吵架時始終不動搖的織姬很強。當然,也可以說她只是根本不聽人意見。
優劣という問題ではないが、言い合いにおいてブレないオリヒメは強い。まぁ人の話を聞かないだけとも言えるが。
「妾當然可愛,男人喜歡可愛的女子也是理所當然!所以離開吧!這裡不需要只會揮劍的女子!」
「妾が可愛いのは当然だし、男は可愛い女子を好むのも当然だ! というわけで去るがよい! この場に剣しか振れぬ女子はいらぬ!」
「阿爾!這孩子哪裡好!?是耳朵嗎!?還是尾巴!?」
「ぐぬぬ!! なによ! アル! こんな子のどこがいいのよ!? 耳か!? 尻尾か!?」
艾爾娜的矛頭轉向了我。
エルナの標的が俺に変更された。
糟糕。沒想到在這個時候攻擊目標會變成我。
まずい。このタイミングでまさか俺に標的が変わるとは。
我還在猶豫該如何居中調停,但現在已不是能那麼想的時候了。
どうやって仲裁するべきか迷っていたんだが、そんなことを考えている場合じゃなくなった。
「不,我是……」
「いや、俺は……」
「是耳朵吧!我就是這麼覺得!」
「耳だな! そんな気がする!」
「變態!」
「変態!」
「我什麼都沒說啊……」
「何も言ってないだろ……」
我深深嘆了一口氣。
大きくため息を吐く。
好吧,不管說什麼恐怕都會被罵,但也不能就這樣放任不理。
さて、何を言っても罵倒される気がするが……放置するわけにもいかないだろうな。
照這樣下去最壞恐怕會變成比力氣的對決。
このままだと最悪、力比べになりかねん。
正當我這麼想時,
なんて思っていると。
「殿下!陛下召見!猊下也會一同前來!」
「殿下! 陛下がお呼びです! 猊下もご一緒にと!」
近衛第二騎士隊的騎士走進房裡這樣告知。
近衛第二騎士隊の騎士が部屋に入ってきてそう告げた。
被父親召見,或許代表計畫正在進行中。
父上からの呼び出しということは、計画が進んだのかもしれないな。
若是如此也沒關係吧。
まぁそういうことなら別にいいだろう。
「知道了。我馬上去。還有,請轉告要帶上艾爾娜。」
「わかった。すぐに行く。あと、エルナを連れて行くと伝えておいてくれ」
「欸?不,殿下……陛下是……」
「え? いえ、殿下……陛下は」
「我知道他沒叫我。但總有一天會叫的,現在也無妨。既然陛下已經發現織姬在這裡,隱瞞也沒意義了。」
「呼んでないのはわかってる。けど、いずれ呼ぶことになるんだし、別にいいだろう。もうオリヒメがいることに気づいたわけだし、隠しておいても仕方ないだろ」
要是就這樣放著艾爾娜,讓她到處撒氣我也會很困擾。
このままエルナを放置して、あちこちに八つ当たりされても困るしな。
只是我不會把這話說出口。
まぁ口には出さんけど。