最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第百二十六話 雙黑之皇子
「第二皇女,贊德拉·雷克斯·阿德拉。我命你無期限謹慎。未經我許可,不得離開後宮房間,也不得與任何人相見。當然,關於帝位之爭——一概不許。」
「第二皇女、ザンドラ・レークス・アードラー。お前には無期限の謹慎を命じる。ワシが許可するまでは後宮の部屋から出ることは許さんし、誰かと会うことも許さん。もちろん帝位争いに関わることも――許さん」
南部的騷亂已經結束。
南部の騒乱は終わった。
隨後進入善後階段,第一個受到處分的便是贊德拉。
そして後始末の段階に入り、真っ先に処分を受けたのはザンドラだった。
「皇帝陛下……我固然是克魯格公爵的姪女,但在那之前我是皇族之一。我無意向帝國舉旗反叛。雖對未能察覺克魯格公爵的陰謀感到抱歉,但我並未提供任何協助。」
「皇帝陛下……私はたしかにクリューガー公爵の姪ですが、その前に皇族の一人です。帝国に対して反旗を翻す気などありません。クリューガー公爵の企みに気づけなかったのは申し訳ありませんが、協力などしていません」
「我願意相信你的話。然而處分不會改變。你是克魯格公爵的血脈、並曾以克魯格公爵為後盾。無論你如何辯解,事實不會改變。這是作為父親的話。好好聽著……放棄帝位吧,贊德拉。」
「その言葉を信じよう。しかし処分は変わらん。クリューガー公爵の血筋であること、クリューガー公爵を後ろ盾としていたこと。それらは何を言おうと変わらん。これは父としての言葉だ。よく聞くがよい……帝位は諦めよ、ザンドラ」
對贊德拉而言,那簡直是接近死刑的宣告。
それはザンドラにとっては死刑宣告に近い言葉だろう。
在眾多有力者面前,被告知她已從帝位之爭中脫落。
集まった多くの有力者の前で、お前は帝位争いから脱落したのだと伝えられたのだ。
屈辱使贊德拉的表情扭曲,她瞪向父上冷冷地說道。
屈辱からザンドラは顔を歪める。そしてキッと父上を睨んで告げる。
「竟到了這種地步……您是如此討厭母后嗎?」
「そこまで……お母さまがお嫌いですか?」
「這不是出於個人情感的決定。」
「個人的な感情で下した決定ではない」
「不,父上。您現在正被個人情感左右。您竟相信那個無恥的謠言,說母后暗殺了第二妃!?從那天起您就不再把我當作孩子看了,這我非常清楚!」
「いいえ、お父さま。あなたは今、個人的な感情に流されています。第二妃を暗殺したのはお母さまだという恥知らずな噂を信じているのでしょう!? あの日からあなたは私を子とは見ていないのはわかっています!」
贊德拉向前跨出一步。
ザンドラが一歩、前に出る。
周遭的近衛騎士伸手摸向佩劍,但父上制止了他們。
周囲にいた近衛騎士たちが剣に手を伸ばすが、父上はそれを制す。
「我確實把你當作我的孩子看待。若真覺得討厭,早就把你嫁給某個貴族了。」
「ワシはお前を我が子としっかり思っている。疎ましいと思っているならば、すぐにどこぞの貴族と結婚させている」
「多麼虛偽的回答!您眼中對我和母后的怒火從未消失!我已無數次聲明:殺害第二妃的並非母后!您為何就是不肯明白!」
「白々しい答えですね! あなたの目から私とお母さまへの怒りが消えたことはなかった! あの日から幾度も言っているはずです! 第二妃を殺したのはお母さまではありません! どうしてわかってくれないのですか!」
「贊德拉。此事與第二妃無關。」
「ザンドラ。この一件に第二妃のことは関係ない」
「如果您真的把我當作孩子,就該相信我的話!讓伯父的罪牽連到姪女身上,這豈不是極不公正?」
「本当に我が子だと思っているのなら、私の言葉を信じてくれるはずです! 伯父の罪が姪に降りかかるなど理不尽ではありませんか!」
「贊德拉……把你處以謹慎,正是我對你的寬待。」
「ザンドラ……お前を謹慎処分にすることがワシの優しさなのだ」
「那根本不是什麼寬待!為成為皇太女我賭上了一切!」
「そんなもの優しさではありません! 私は皇太女になるためにすべてを賭けたんです!」
「……果然你不是當皇帝的器量。放棄吧。」
「……やはりお前は皇帝の器ではない。諦めよ」
父上寂然地說道。
父上は寂しげに告げる。
那句話的分量與以往不同。
その言葉はこれまでの言葉とは重さが違った。
父上目光直視著贊德拉,說道。
父上は真っすぐにザンドラを見ながら語る。
「只顧自己的人不能成為皇帝。皇帝首先要考量的是國家,其次是民眾,至於個人之事則排在更後。克魯格公爵的惡行已為民所知——他經營著一個從許多民眾手中掠走孩童的組織。這一切理所當然。你卻沒有那份理解。」
「自分のことしか考えられない者は皇帝にはなれん。皇帝が第一に考えなければいけないのは国のことだ。その次は民のこと。自分のことなどそのさらに後だ。クリューガー公爵の悪行は民にまで知れ渡った。多くの民から子供を攫った組織を運営していたのだ。当然だな。それに対する理解がお前にはない」
「我理解!」
「理解しています!」
「既然你說理解……那為何總是只談自己?從國家體面到民心情感,無論哪一面,你都不應該爭奪帝位。你有叛亂者的血統,是使民眾受苦之惡人的關聯者。即便你不知情,事實仍是你曾與犯罪者有所關聯。民眾憤怒,需要一個示範。你要明白,不殺你是作為父親的情義。」
「理解しているならば……どうして自分のことばかり語る? 国としての体面、民の心情。どちらから見てもお前が帝位を目指すことなど許されん。反乱を起こした者の血筋、民を苦しめた悪人の関係者。お前が知らなかったとしても、お前が犯罪者と協力していたことは事実。民は怒っているのだ。示しが必要だ。首を斬らぬのは親としての情けだと知れ」
「父上……我、我……」
「お、お父さま……わ、私は……」
「退下。我不想聽只顧自己的人說話。」
「下がれ。自分のことしか考えぬ者の言葉は聞きたくない」
父上用手示意近衛騎士們。
父上は手で近衛騎士たちに指示を出す。
兩名近衛騎士抓住了贊德拉的手臂。
二人の近衛騎士がザンドラの腕を掴む。
看到那一幕,贊德拉瞪向那兩名近衛騎士。
それを見て、ザンドラがその近衛騎士たちを睨みつける。
「無禮者!你們把我當成誰!?我是皇女!快放開我!」
「無礼者! 私を誰と思っているの!? 私は皇女よ!? 放しなさい!」
「請恕,殿下。」
「お許しを。殿下」
「可惡!這些人!我不會原諒你們的!放開我!!父上!父上!父上啊啊啊啊啊!!!」
「くっ! このっ! 許さないわよ! 放しなさい!! お父さま! お父さま! お父さまぁぁぁぁぁぁ!!!!」
贊德拉被拖著離開房間。
引きずられてザンドラが部屋を去る。
父上疲憊地嘆了口氣,靠向椅背。
父上は疲れたようにふぅと息を吐いて背もたれに体重をかける。
他的目光投向了戈登。
その目が向かうのはゴードンだった。
「剛才的贊德拉……有什麼要說的嗎?戈登?」
「今のザンドラを見て……何か言うことはあるか? ゴードン?」
「沒有。」
「いえ」
「是嗎……連部下都管不住,讓勅使一行陷入險境,還差點引發與南部的全面戰爭。這些罪責可不輕。」
「そうか……部下の手綱も握れず、勅使一行を危険に晒したうえに南部との全面戦争を起こしかけた。この罪は軽くはないぞ?」
「是的。這一切都是我的不周,我願甘受懲罰。」
「はい。すべて自分の至らなさゆえ。甘んじて罰を受けます」
這麼謙恭的ゴードン還真少見。
殊勝なゴードンというのは珍しい。
不過從某種意義上來說,這也顯示出他的從容吧。
しかしある意味余裕だからだろうな。
前線發生小衝突是因為將軍被暗殺。對ゴードン來說,他可以主張那是無法應對的局面。
前線で小競り合いが起きたのは、将軍が暗殺されたから。ゴードンにとっては対処しようがない事態だったと言い張れる。
只要表現得謙恭,就不會受重罰——ゴードン大概就是這麼想的吧。
殊勝にしておけば大きな罰は受けない。そうゴードンは踏んでいるんだろう。
實際上事情並未擴大。要是真的擴大了,那就會變成與南部的戰爭,根本輪不到懲處ゴードン。
実際、大事にはならなかった。まぁ大事になっていれば南部との戦争だから結局、ゴードンを罰しているどころではなかったわけだが。
「看起來是有在反省……不過懲罰就是懲罰。前往北部國境守備軍報到,兩個月內不得回來。在前線重新體認守護國家的意義。」
「反省はしているようだな。だが、罰は罰だ。北部国境守備軍へ出向け。二月は戻ってくるな。前線にて国を守るということを再認識してこい」
「……明白了。」
「……了解いたしました」
ゴードン咬緊牙關,說道。
ゴードンは歯を食いしばって告げる。
曾有人提議讓ゴードン出任北部國境守備軍的司令。ゴードン以帝位之爭與北部邊境優先度低為由拒絕。但真正的理由很明顯──他會被拿來與同為國境守備軍司令的リーゼ姊上相比。
かつてゴードンには北部国境守備軍の司令官にという話があった。帝位争いがあること、北部という優先度の低い国境であることを理由にゴードンはそれを断った。とはいえ、本当の理由はわかっている。同じ国境守備軍の司令官であるリーゼ姉上と比べられるのは目に見えていたからだ。
對ゴードン來說這是屈辱:被派往自己曾拒絕的地方,而且還不是以司令身分去。
ゴードンからすれば屈辱だろう。一度断った場所に飛ばされ、しかも司令官でもない。
沒把他派去南部,應該是考量到南部正在復興、局勢混亂,將ゴードン送進去太危險了。
南部に飛ばさなかったのは、復興中で、混乱の最中にある南部にゴードンを送り込むことの危険性を考慮したからだろう。
西方和東方有強國,派ゴードン去那裡不太方便,結果北部成了較妥的選擇,而同時也是最屈辱的。
西と東には大国がある。そこに送り込むにはゴードンは使いづらいし、結局は北部がベターで、一番屈辱的だ。
「懲罰的事就到此為止。各位都辛苦了。多虧了大家的協助,事情才被壓到最小程度。」
「罰の話はここまでだ。皆、それぞれご苦労だったな。皆の助力で最小限で事は収まった」
父上這麼說著,向在場的人鞠躬致意。
父上がそう言って、その場にいる者たちに礼を言う。
雖然現在不在,エリク也以外務大臣的身分出使他國,牽制那些可能趁帝國內亂氣氛高漲而入侵的國家。這份工作樸實卻有效用。
今はこの場にいないが、エリクも外務大臣として他国にいる。内乱の機運が高まった帝国に攻め込まないように牽制するためだ。地味だが、確実で有用な働きだ。
レオ也拿到不少好處,但エリク同樣穩穩地取得了分數。
レオもポイントを稼いだが、エリクもしっかりとポイントを稼いだ。
ザンドラ被擊落,已與ゴードン並肩,幾乎能超越;但エリク的背影仍然遙遠。
ザンドラは蹴落とし、ゴードンとも肩を並べ、追い越せるところまで来たがエリクの背中はまだ遠いな。
「特別是現在不在場的エリク與レオナルト,你們都表現得很好。」
「特にこの場にいないエリクとレオナルト。よく頑張ってくれた」
「這不過是作為皇子理所當然該做的事。」
「皇子として当然のことをしたまでです」
「別自謙。聽說最後使用了大魔法?身體沒事吧?」
「謙遜するな。最後には大魔法を使ったそうだな? 体は大丈夫か?」
「是的,沒問題。」
「はい。問題ありません」
「是嗎……アルノルト也很努力?做得好。」
「そうか……アルノルトも頑張ったそうだな? よくやった」
父上把視線轉向我。
父上が俺に視線を向ける。
大概是那件ネルベ・リッター的事吧。
きっとネルベ・リッターの一件だろうな。
我苦笑著抓了抓頭,然後鼓起勇氣說出一句話。
俺は苦笑しながら、頭をかく。そして覚悟を決めてある言葉を告げた。
「唉,也沒有那麼誇張啦。這次各種事都進展得不錯,結果『戰爭也沒有發生』嘛。可以說一切都很順利吧?」
「いやぁ、そうでもありませんよ。まぁ今回は色々と上手くいきましたね。結局〝戦争も起きなかった〟わけですし。全部上手くいったと言っていいんじゃないですか?」
不過那畢竟只是在被稱讚後一時得意忘形才脫口而出的話。
あくまで褒められて調子に乗った流れで、俺はその言葉を口にした。
周圍等候的大臣們齊齊皺起眉頭,因為他們知道父上聽到那種話會有怎樣的反應。
周りに控えていた大臣たちが一斉に顔をしかめる。そんなことを言えば、父上がどんな反応をするかわかっているからだ。
父上曾對ザンドラ教導過民情的要點,也就是說,他非常了解民眾的視線。
ザンドラに対して民のことを説いた。つまり、父上は民の視線をよくわかっている。
如此一來結果便不言可喻。
そうなると結果は目に見えている。
「『戰爭也沒發生』?你這個大笨蛋!『戰爭是發生了』!就算在我們眼裡那只是小衝突,前線上一座城市也遭到戰火波及!對他們來說那是場重大的戰爭!『戰爭是發生了』!!」
「戦争も起きなかっただと……? この大馬鹿者め! 〝戦争は起きたのだ〟! 我々から見れば小競り合いだったとしても、前線で一つの都市が戦火に晒された! 彼らからすれば大きな戦争だった! 〝戦争は起きたのだ〟!!」
「失言了……請原諒我。」
「し、失言でした……お許しください」
「你根本不懂!我們的職責就是治理國家,讓人民不會有那樣的感受!如果你只能從上往下看事情,那和ザンドラ有何差別!你想要被處以謹慎處分嗎!!好好想清楚!!」
「何もわかっておらん! 我々の役目はそのような思いを民にさせぬよう、国を運営することだ! 上からしか物事を見れぬのならばザンドラと変わらんぞ! お前も謹慎処分を受けたいのか!! よく考えろ!!」
在那番斥責下我低下了頭。
そう叱責を受けながら俺は顔を伏せる。
他這麼生氣也說得過去。但我也取得了想要的承認。
そりゃあ怒るよな。だが望んだ言質は取った。
皇帝承認在ゲルス發生的事不是小衝突,而是戰爭。
ゲルスで起きた出来事を小競り合いではなく、戦争だと皇帝が認めた。
也就是說,與ゴードン的約定中所說的『下一場戰爭』已經結束了。
つまり、ゴードンとの約束である〝次の戦争〟というのは終わったということだ。
我瞥了ゴードン一眼。ゴードン似乎也察覺到了,朝我狠狠地瞪了過來。
俺はチラリとゴードンを見る。ゴードンも気づいたのか、こちらを勢いよく睨みつけている。
我對那個ゴードン露出一抹意味深長的笑容。
そんなゴードンに俺はニヤリと笑みを向ける。
活該。我才不會把那種麻煩的約定就那樣放著不管。
ざまぁみろ。俺が面倒そうな約束をそのままにしておくわけないだろうが。
不過,代價不小。父上的說教會沒完沒了地繼續下去。
しかし、対価は大きい。父上の説教はいつまでも続く。
我心想這代價真大,邊敷衍地聽著說教邊祈禱快點結束。
なかなかデカい対価だなぁと思いつつ、俺は説教を聞き流しながら早く終われと祈るばかりだった。
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沒有可以談話對象的宴會實在無趣。
喋る相手のいないパーティーはつまらないものだ。
由於南方的騷亂已平安解決,於是又舉行了一場宴會。
南部の騒乱が無事解決したということで、またまたパーティーが開かれた。
就像雷奧討伐惡魔回來時那樣,熟人並不在我身邊。
悪魔を討伐して、レオが戻ってきたときと同じように知り合いは俺の傍にはいない。
我又成了牆邊的花,等著父上趕快退席。
俺はまた壁の華となって、早く父上が退出するのを待っていた。
正這麼想著時,父上緩緩拿起酒杯站了起來。
そんなことを思っていると、父上がおもむろにグラスをもって立ち上がる。
「今宵多謝各位到來。對於平息南方騷亂的勇者們,日後我會予以妥善褒賞,但今宵就以舉杯代之。」
「今宵は集まってくれて感謝する。南部の騒乱を解決した勇者たちには後日、しっかりとした褒賞を与えようと思うが、今宵は杯を捧げることで代用としたい」
說罷,父上示意在場的人舉起杯來。
そう言って父上は参加者たちに杯を持たせた。
接著開始致詞。
そして語り始める。
「大家都已經做好迎戰南方戰爭的覺悟。在這之中,勇敢自願擔任勅使的,是我們的蒼鷗姬(布勞·梅維)菲涅。我要把第一杯獻給她!乾杯!!」
「誰もが南部の戦争を覚悟していた。その中で勇敢にも勅使を名乗り出てくれた我らが蒼鴎姫(ブラウ・メーヴェ)のフィーネ。最初の一杯は彼女に捧げたい! 乾杯!!」
「向蒼鷗姬乾杯!!」
「蒼鴎姫に乾杯!!」
「向菲涅殿下乾杯!!」
「フィーネ様に乾杯!!」
宴會會場所有人都舉起了杯。
パーティー会場にいたすべての人が杯を掲げる。
菲涅的名字與乾杯的呼聲在會場中不斷回響。
フィーネの名と乾杯という声が響き続けた。
「接下來該獻上的,是驕傲的士兵。少數人的奇襲,危險的任務,能完成的只有他們!我帝國軍引以為傲的精銳──內爾貝·里特,獻給他們!!乾杯!!」
「次に捧げるべきは誇り高き兵士だろう。少数による奇襲。危険な任務だ。やり遂げられるのは彼らしかいなかった! 我が帝国軍が誇る精鋭! ネルベ・リッターに捧げよう!! 乾杯!!」
「獻給帶著傷痕的騎士們!」
「傷跡の騎士たちに!」
「內爾貝·里特乾杯!!」
「ネルベ・リッター乾杯!!」
這件事使得對內爾貝·里特的評價徹底改觀。
この一件でネルベ・リッターへの評価は一変した。
大家重新認識到,他們雖是士兵,卻當之無愧為騎士。
彼らは兵士でありながら騎士なのだと誰もが再認識した。
帝國軍唯一的騎士團。從今以後,他們必定會備受注目與尊重。
帝国軍唯一の騎士団。彼らはこれから一目も二目も置かれるだろう。
然後最後應該會輪到雷奧吧。那之後父上就會退下。
そして最後はレオだろうな。それが終われば父上は下がるだろう。
我就那樣發呆地想著。
そんな風にボーっと考えていた。
但是,發生了一點意料之外的事。
だが、少しだけ予想外のことが起きた。
「最後獻上的,是我那些兒子們!在少數人的奇襲中提出策劃並完美執行的雷奧納爾特!最後還以大魔法拯救了南方的貴族們!只能用『了不起』這句話來形容!」
「最後に捧げるのは我が息子〝たち〟! 少数による奇襲! その策を提示し、見事に遂行してみせたレオナルト! 最後には大魔法で南部貴族たちを救ってみせた! 素晴らしいの一言しかでてこない!」
「真是的!對雷奧納爾特皇子,我總是讚嘆不已!」
「まったくです! レオナルト皇子には感心させられっぱなしです!」
「這樣下來,最有可能成為皇太子的人,會是雷奧納爾特皇子了吧!」
「これは皇太子に一番近いのはレオナルト皇子になってしまうかもしれませんな!」
眾人歡快地開始交談起來。
陽気に皆が喋り始める。
然而,父上的話還沒說完。
しかし、父上の話は終わらない。
接著還有下文。
続きがあった。
「而且──那位支援雷奧納爾特的另一位兒子。說服了性情難搞的內爾貝·里特,讓他們自願參戰的阿爾諾爾特。完全有資格接受這杯敬意。」
「そして――そんなレオナルトをサポートしたもう一人の息子。気難しいネルベ・リッターを説得し、彼らを志願させたアルノルト。十分に乾杯を受ける資格があるだろう」
「欸……?」
「え……?」
我完全沒想到會喊到我的名字,竟然愚笨地發出聲音。
まさか自分の名前が呼ばれるとは思ってなくて、アホみたいな声が出てきた。
但父上直直地看著我。
だが父上は真っすぐ俺を見ていた。
那雙眼神一點也不像在開玩笑。
その目は冗談を言っている目ではなかった。
「等、等、父上?我、我才不是那樣……」
「ちょっ、ち、父上? 俺は、そんな……」
「就算叫你去領獎你也不會收吧,所以至少接受這杯。內爾貝·里特來到我這裡,當我讚賞他們時,他們齊聲回答道:『我們是為了阿爾諾爾特殿下而戰。』能讓那些人說出這句話,實在令人讚嘆。你對弟弟的那份心意,把他們的力量發揮到極致。這份功績毫不遜色於雷奧納爾特。」
「褒美を受け取れといってもお前は受け取らぬだろう。だからこの乾杯だけは受けよ。ネルベ・リッターがワシのところに来た。彼らを褒めたところ、全員が一斉に答えた。〝アルノルト殿下のために戦いました〟と。あの者たちにそうまで言わせたのは見事としかいうほかない。お前の弟を想う心が彼らの力を最大限に引き出した。それはレオナルトに勝るとも劣らぬ功績だ」
說完這番話後,父上把酒杯舉得比剛才更高。
そう言うと父上はこれまでよりも高く杯を掲げる。
接著他用足以讓整個宴會廳迴盪的宏亮聲音宣佈道。
そしてパーティー会場に響くほど大きな声で告げた。
「乾杯!為我們帝國的皇子們乾杯!做得好,我的兒子們!我以你們為榮!把這件事傳遍整個帝國!此次的首功,不管誰怎麼說,都是屬於這兩人!向帝國引以為傲的『雙黑皇子』乾杯!!!!」
「乾杯しよう! 我らが帝国の皇子たちに! よくやった! 我が息子たち! ワシは誇りに思うぞ! 帝国中に伝えよ! 此度の第一功は誰が何と言おうとこの二人だ! 帝国が誇る〝双黒の皇子〟に乾杯!!!!」
父上說完後,眾人便齊聲高喊「向雙黑皇子乾杯!」
父上のあとに大声で誰もが〝双黒の皇子に〟と告げる。
接著便開始有人高喊我和雷歐的名字。
その後は俺とレオの名前が叫ばれる。
「雷歐納爾特皇子!」
「レオナルト皇子に!」
「阿爾諾爾特皇子!」
「アルノルト皇子に!」
「向帝國的『雙黑皇子』!!」
「帝国の双黒の皇子に!!」
「乾杯!」
「乾杯!」
「帝國萬歲!!」
「帝国万歳!!」
別這樣,饒了我吧。
いやいや勘弁してくれ。
沒有可以搭話的對象的宴會雖然無聊,但成為眾人焦點的宴會極其令人不自在。
喋る相手のいないパーティーはつまらないが、注目されるパーティーはとても居心地が悪い。
那些原本看起來對我毫無興趣的貴族小姐們,竟然紛紛走到我這邊來。甚至有些連名字都不認識的貴族男子,也像朋友般跟我搭話。
まったく俺に関心がなさそうだった貴族の令嬢たちが俺のところによってくる。名前も知らない貴族の男性が、まるで友人のように話しかけてきたりもした。
我正試圖從他們身邊溜走時,碰到了看似在休息的雷歐。
彼らから逃げるように動いていると、休憩している風のレオと遭遇した。
「嗨,哥哥。辛苦了」
「やぁ、兄さん。お疲れ様」
「喔,辛苦了。這麼快就麻煩你了,抱歉」
「おう、お疲れ。さっそくで悪いが、すまんな」
「咦?」
「え?」
我一邊那樣道歉,一邊把雷歐那精心整理的髮型弄得一團糟,接著把他當作誘餌,匆匆離開了宴會會場。
俺はそう謝るとレオの綺麗にセットされた髪をぐしゃぐしゃにしたあと、レオを囮にしてさっさとパーティー会場を後にする。
我才沒空跟他們耗著呢。
付き合ってられるか。
「等,等一下!?哥哥!!??哇!等等,我不是哥哥!我是雷歐納爾特!」
「ちょっ!? 兄さん!!?? わっ! ちょっと、僕は兄さんじゃないです! レオナルトです!」
「抱歉,雷歐!原諒我!有些情況連我也無能為力!」
「すまん、レオ! 許せ! 俺にも助けられない場面があるんだ!」
我一邊小聲這麼說,一邊把一切都推給弟弟,然後逃走了。
そんなことを小声で言いながら俺は弟にすべてを押し付けて逃走するのだった。
至此第四部結束。說實話,這一部是迄今為止最讓人疲憊的一部。下一部會在好好打磨並仔細推敲劇情之後再開始,所以不太可能在一週內就恢復更新,還請見諒<m(__)m>
これで第四部は終わりです。正直、いままでで一番疲れた部でしたね。次はしっかりとプロットを練り、吟味してから第五部に取り掛かりますので、一週間で再開というわけにはいかないと思います。ご了承ください<m(__)m>
感謝各位閱讀。
読んでいただき、ありがとうございます。
今後也會繼續努力,請多多支持。
これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします。