最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第百二十四話 兄長的鼓勵
亞爾以格勞的樣子出現在維努的上空,看到維努的情況後歪了歪頭。
グラウの姿でヴェンヌの上空に現れたアルはヴェンヌの状況を見て首を傾げる。
「嗯?狀況是怎麼回事?」
「ん? どういう状況だ?」
亞爾原以為菲妮已經陷入危險,立刻尋找起她的身影。
てっきりフィーネが危険に晒されたと思っていたアルはすぐにフィーネの姿を探す。
很快就找到了菲妮。
すぐにフィーネは見つかった。
她拿起笛子,一個人爬上了城牆。
笛を手に取って、城壁に一人登っていた。
「老實說有點訝異。我可是滿心想救你才來的。」
「正直驚いてるよ。君を助ける気満々で来たからな」
「亞爾大人……」
「アル様……」
菲妮毫不猶豫地直呼以格勞模樣出現的亞爾為『亞爾』。
グラウの姿で現れたアルを、フィーネは躊躇うことなくアルと呼ぶ。
她的臉不知為何看起來快要哭出來。
その顔はなぜか泣きそうだった。
「發生了什麼事?」
「何があった?」
「拜託……!雷歐大人會死掉……!」
「お願いします……! レオ様が死んでしまいます……!」
「……賽巴斯」
「……セバス」
「是!」
「はっ」
看著懇求的菲妮,亞爾放棄了詢問情況的念頭。
懇願するフィーネを見て、アルは状況を訊くのを諦めた。
接著他迅速叫來看起來能說明狀況的執事。
そして手早く状況を説明できそうな自分の執事を呼んだのだった。
「說明情況。」
「説明しろ」
「是。克魯格公爵研發了將惡魔之血與吸血鬼之血配合的藥劑,因為那藥劑,曾被扣為人質的南部貴族有一半被變成稱為惡鬼的怪物。這些惡鬼有咬到人就會把人變成惡鬼的能力,因此城裡的一千名騎士也都變成惡鬼。現在城被封鎖,都市居民正在撤離。」
「はっ。悪魔の血と吸血鬼の血を配合した薬をクリューガー公爵は開発しており、その薬で人質となっていた南部の貴族の半数が悪鬼と呼ばれる怪物に変えられました。この悪鬼は噛みついた相手を悪鬼に変える能力を持つため、城の中にいた千人の騎士も悪鬼となっております。現在、城を封鎖して都市の民は避難中です」
「原來如此。那麼雷歐大人選擇了什麼辦法?」
「なるほど。それでレオはどんな手を選んだ?」
「……打算用大魔法淨化惡魔之血,拯救那些變成惡鬼的人……但是……從剛才起大魔法就沒有進展……」
「……大魔法で悪魔の血を浄化し、悪鬼となった方々を救うつもりなのです……しかし……さきほどから大魔法は先に進んでいません……」
菲妮插嘴這樣說明道。
フィーネが割ってそう説明する。
亞爾看向賽巴斯,對方平靜地點了點頭。
アルがセバスを見ると静かに頷く。
亞爾心想,這是很像雷歐的判斷。
レオらしい判断だとアルは思った。
即使在本該拿到十之中六分便該心滿意足的情況下,雷歐也會追求十;牽涉到人命時這一點更加明顯。
十の内、六を手に取って満足すべき状況でもレオは十を目指す。人の命が関わる状況だとそれは顕著だった。
他不願放棄任何人的生命,力求把傷害降到零。完全是雷歐的做法,這是亞爾的感想。
人の命を諦めず、被害をゼロに抑えようとする。まったくもってレオらしい。それがアルの感想だった。
但是。
だが。
「真是個笨蛋……把城市封鎖、向南部國境軍下達命令不是更好嗎?把能救的人盡量去救不就行了嗎?」
「馬鹿な奴だ……都市を閉鎖して南部国境軍に号令をかければいいだろうに。救える命はすべて救いにいったか」
「那是非常崇高的事!但是……只有雷歐大人一人力量不夠!請亞爾大人您……」
「それはとても尊いことです! しかし……レオ様だけでは手が足りません! どうかアル様が……」
「拒絕。」
「断る」
只說了一句話。
一言。
亞爾一說完,菲妮的雙眼像被震驚般睜大。
そうアルが告げるとフィーネの目がショックを受けたように見開く。
城牆上刮起強風。
城壁の上で強い風が吹く。
風停下後,亞爾低聲喃喃道。
その風が止んだあと、アルはポツリとつぶやいた。
「那是家族的規矩……」
「家族のルールなんだ……」
「家族的規矩……?」
「家族のルール……?」
「想怎麼做就去做,但責任要由自己承擔。那是我們家族的規矩。雷歐本來有個比較好的選擇,或許不完美,也許不是最優,但那是能救更多人的選擇。如果殺掉南部貴族,可能會招致怨恨;犧牲都市,也可能會招致怨恨。即便如此,戰爭能被阻止,更多的人會被守住。但雷歐放棄了那個選擇,選擇去拯救所有人。那是雷歐的責任。這是雷歐的問題,應該由雷歐來處理。」
「好きにすればいい。ただし責任は自分にある。それがウチの家族のルールだ。レオにはベターな選択があった。完璧じゃないかもしれない。最善じゃないかもしれない。それでも多くを救える選択があった。南部の貴族を殺せば、恨みが生まれるかもしれない。都市を犠牲にすれば恨みが生まれるかもしれない。それでも戦争は止められるし、多くの人は守れた。だけど、レオはそれを捨てて……すべてを救いにいった。それはレオの責任だ。これはレオの問題であり、レオがなんとかするべきだ」
「但、但是!過去也一直如此!」
「で、ですが! 今までだって!」
「過去身為西爾瓦所救助的對手,大多超出雷歐能應付的範圍。吸血鬼、龍、惡魔——那些都是非人之物,需要純粹的力量去對抗。但現在不同。若雷歐願意放棄許多事,情勢本可被控制。如果那些惡鬼真有絕對的強大,我可以用魔法將其滅殺;但大概他們的能力,雷歐現有的戰力就能把他們困在都市內。若那麼做,或許會損失許多內爾貝·里特的人。但若能對此視而不見,結果反而可能更好。雷歐放棄了那條路,選擇去追求既救敵又救友的最佳結果,他是用自己的力量去取得那個結果的。」
「今までシルバーとして助けたのはレオの手に余る相手ばかりだったからだ。吸血鬼、竜、悪魔。どいつもこいつも人外で、単純な力が必要だった。けど、今は違う。レオが多くのことを諦めれば対処できる事態だった。あの悪鬼たちが圧倒的な強さを持っているなら、俺が魔法で滅ぼしてもいい。けど、おそらくあの程度ならレオの手持ちの戦力でどうにか都市には閉じ込められた。それをすれば……ネルベ・リッターの多くを失うかもしれない。それでもそこに目を瞑ればベターな結果があった。レオはそれを捨てて、敵も味方も救うっていうベストな結果を取りに行った。自分の力で取りに行ったんだ」
「那……這是錯的嗎……?現在雷歐大人以生命冒險想拯救大批人……!就像平常的亞爾大人一樣!」
「それは……間違っていることですか……? 今、レオ様は命をかけて大勢を救おうとしています……! いつものアル様のように!」
「那是理所當然的事……菲妮。從安全區伸手能救的命有限。如果想拯救更多生命,就必須哪怕踏出一步靠近死地。雷歐現在甚至捲入了跟隨他的臣下們,一同去拯救大批的生命。正因如此,拿命去拼是理所當然的。」
「それは当たり前のことなんだ……フィーネ。安全圏から手を伸ばして救える命なんてたかが知れている。多くの命を拾いたいなら一歩でも死地に近づく必要がある。レオは今、自分についてきた臣下たちまで巻き込んで、大勢の命を救いに行ってる。だからこそ、命を賭けて当たり前なんだ」
拯救他人並非易事。
人を助けるという行為は簡単なことではない。
況且若要救下超過一千人,風險自然會更大。
ましてや千人を超える人間を救おうとすれば、それだけリスクが大きくなる。
既然連自己的臣下都要承擔風險,雷歐拿命去賭是理所當然。阿爾就是這麼想的,他覺得做不到的人沒資格站在別人之上。
自分の臣下にまでリスクを負わせている以上、レオが命を賭けるのは当然。それがアルの考えだった。それができないならば人の上に立つ資格はないと思っているからだ。
「……就算再理所當然……雷歐大人現在拼了命!雷歐大人需要阿爾大人的幫助!拜託您了!」
「……当たり前でも……レオ様は今、必死です! レオ様がアル様の手助けを必要としています! どうかお願いします!」
菲內懇求著,低下頭。
フィーネは懇願し、頭を下げる。
因為那是她唯一能做的事。
それしか自分にできることがなかったからだ。
然而,阿爾的話卻很殘酷。
だが、アルの言葉は残酷だった。
「菲內……我救不了他們。古代魔法沒有淨化惡魔的魔法。況且聖魔法是五百年前魔王出現時才被創造出來的,存在於那之前的古代魔法理所當然沒有這種東西。我能做的只有……消滅。像我這樣的人,你從旁邊幫忙是不可能的。你要去拉住雷歐,叫他住手,然後叫我們去消滅那些雷歐拿命去救的人嗎?」
「フィーネ……俺には彼らを救えないんだ。古代魔法には悪魔を浄化する魔法はない。そもそも聖魔法は五百年前、魔王が現れた時に作り出された魔法だからな。その前から存在する古代魔法にはなくて当然なんだ。俺にできるのは……滅するだけだ。そんな俺に……横からお前には無理だ。やめておけとレオを制して、レオが命を賭けて助けようとしている人たちを滅しろと言うのか?」
「不會吧……阿爾大人您難道沒有什麼辦法嗎……?」
「そんな……アル様なら何か方法が……」
「我不是萬能的。我在現代魔法方面一點天賦也沒有。雷歐想達成的結果,只有雷歐能帶來。嗯,就算我能做些什麼,我也不會插手。若雷歐的理想讓他的臣下捲入,那時我或許會出手,因為那太不合理;但在雷歐還在掙扎的時候,我不會插手。這是雷歐的問題,也是他的責任。」
「俺は万能じゃない。現代魔法には欠片も才能がないからな。レオが目指す結果はレオにしか導けない。まぁ、たとえ俺に何ができたとしても俺は手を出さない。レオの理想でレオの臣下が巻き込まれるのは理不尽だからその時は手を出すだろうが、レオが足掻いているうちは俺は手を出さない。これはレオの問題で、レオの責任だからな」
「但是……即便如此……」
「でも……それでも……」
阿爾看著菲內苦笑。
アルはフィーネを見て苦笑する。
菲內眼中滾落著大顆淚珠。
フィーネの目からは大粒の涙がこぼれていた。
阿爾一邊用右手拭去,一邊笑著。
それを右手で拭いながらアルは笑う。
「別擔心。沒什麼好悲傷的。」
「心配するな。悲しいことなんて何もない」
「我不是因為悲傷才哭……是因為自己太不爭氣……」
「悲しいから……泣いてるんじゃありません……自分が不甲斐なくて……」
「那就不必哭了。你已經做了你能做的事。我也做了我能做的事,而雷歐現在正在做他能做的。雖然有點逞強……但你看著吧。他是我弟弟,無論面對什麼障礙都會跨過去。」
「なら泣く必要はない。君は君のできることをやった。俺も俺ができることをやった。そしてレオは今、レオができることをやってる。ちょっと背伸びしてるが……まぁ見てろ。あいつは俺の弟だ。どんな壁だって乗り越える」
說著,阿爾看向正專注施法的雷歐。
そう言ってアルは魔法に集中しているレオを見る。
也許是因為無法獲得足夠的魔力,他連詠唱都還沒開始。這是典型的魔力不足,在那種情況下,照理應該立刻中斷,因為這絕對會危及性命。
必要な魔力が得られないせいか、まだ詠唱にすら入れてない。典型的な魔力不足であり、そういう場合、普通なら即中断となる。間違いなく命に関わるからだ。
「信任固然可貴,但這依然很危險。」
「信頼は結構ですが、危険であることには変わりません」
「若要死就到此為止。但……我的弟弟不會死。」
「死ぬならそこまでだ。だが……俺の弟は死なん」
「雷歐納爾特大人也很辛苦啊,畢竟作為最親近的親人,他承擔了最多的期待。」
「レオナルト様もお辛いですな。一番近い身内に一番期待されているのですから」
「理所當然。我最懂雷歐的厲害。」
「当たり前だ。俺が一番レオの凄さをわかってる」
「但您應該也理解他的脆弱吧?」
「でも弱さも理解していらっしゃるのでは?」
「哼……是啊。那我就像個兄長一樣去替他打氣。」
「ふっ……そうだな。じゃあ兄貴らしくエールを送ってくるか」
說完阿爾深深吸了一口氣。
そう言ってアルはスッと息を吸う。
然後慢慢地開始說話。
そしてゆっくりと喋り始めた。
「雷歐……聽得到嗎?」
「レオ……聞こえるか?」
■■■
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「嗚——、唔——!!」
「ぐっ、くぅっ!!」
雷歐感覺全身的力氣正從體內抽離。
レオは体中から力が抜けていくのを感じていた。
彷彿血液被抽走般的感覺折磨著他,維持意識變得愈來愈困難。
血液が抜けていくような感覚に苛まれ、意識を保つのが難しくなっていく。
他汗流浹背,喘著粗氣,低頭往下看。
そして汗をかきながら、荒い息をついてレオは下を見る。
他的心情稍微——真的只是稍微——開始退縮。
少しだけ、本当に少しだけ気持ちが後ろ向きになる。
也許辦不到了。或許應該早點放棄會比較好。
無理かもしれない。やめておいたほうがよかったかもしれない。
因為意識變得模糊,膽怯的念頭掠過心頭。
意識が朦朧としてきたせいで、弱気が心をよぎる。
就在那時,一個聲音傳進雷歐的耳裡。
そんなとき、レオの耳に声が届いた。
『雷歐……聽得到嗎?』
『レオ……聞こえるか?』
「哥、哥……?」
「に、い……さん……?」
那對雷歐來說像是幻聽。
それはレオには幻聴に思えた。
是因為意識開始模糊才會聽到的幻聽。
意識が朦朧としてきたから聞こえる幻聴。
雷歐自嘲地想,竟然被逼到這種地步。明明氣勢十足地決定要拯救一切,卻在第一步就絆倒,甚至還聽到了幻聽。
そこまで追い込まれたかとレオは自嘲する。威勢よくすべてを救う決断をしながら、その最初の一歩で躓いたあげく、幻聴まで聞く羽目になるとは。
然而,那幻聽反倒對雷歐下了激將之語。
だが、その幻聴はそんなレオに発破をかけた。
「怎麼了?低著頭看什麼,地上有什麼?」
『どうした? 下なんか向いて。地面に何がある?』
「喘著粗氣……真是嚴厲啊……」
「はぁはぁ……手厳しいなぁ……」
「我可是你哥哥,當然會這樣。反正就算被周圍的人阻止你也不會聽,還是自己決定了吧?不管別人怎麼說,你心裡都是抱著『即便如此』才做出決定的,不想放棄生命,對吧?」
『兄貴だからな、当然だ。どうせ周りから止められても聞かずに決断したんだろう? どれだけ言葉を並べられても、〝それでも〟と思って決断したんじゃないか? 命を諦めたくなかった。そうだろ?』
「比不上啊……哥哥……」
「敵わないなぁ……兄さんには……」
幻聽用哥哥的聲音看穿了他的心。
幻聴は兄の声で心を見透かしてくる。
雷歐對那情況苦笑,然而能苦笑代表精神多少回來了。為什麼會這樣?
レオはその状況に苦笑する。だが、苦笑するくらいには元気は戻っていた。どうしてか?
因為他聽到了阿爾的聲音。
アルの声が聞けたからだ。
「你的選擇是愚蠢的。選擇安定會讓人生更好過。沒有人能永遠拿滿分,某處學會放棄是必要的。」
『お前の選択は馬鹿の選択だ。安定を取ったほうが人生は生きやすい。いつだって満点は取れない。どこかで諦めるのは肝心だ』
「是啊……沒錯……」
「そう、だよね……」
「但你是在明知這些情況下做的決定吧?那現在就別放棄。不管多苦、多難都要咬牙挺住。你把許多人捲進了你的任性,你沒有放棄的權利。」
『だがな、そんなの承知で決断したんだろ? なら今は諦めるな。きつかろうが、辛かろうが歯を食いしばって耐えろ。大勢を自分の我儘に巻き込んだんだ。諦める権利なんてお前にはないぞ』
「……是……可是……我的魔力不夠……」
「……そうだ……けど……僕の魔力じゃ……」
心情方面至少稍微朝前看了一點。
気持ちだけは少しだけ前を向いた。
然而,問題一件都沒解決。
だが、問題は何一つ解決していない。
魔力不足,魔法無法施放。
魔力が足りず、魔法が成立しないのだ。
然而,幻聽毫不留情。
しかし、幻聴は容赦しない。
「不是所謂的『但是』。這不是能不能的問題,是『要去做』的問題。魔力不夠?你把體內的每一分都擠出來了嗎?你還有力氣說話吧?還有力氣思考吧?那些都還談不上極限。別在自己劃出的極限線上停下。男人既然一度決定要拯救一切,就把那種極限給我跨過去!」
『〝けど〟じゃない。できる、できないじゃないんだ。〝やるんだ〟。魔力が足りない? 体中から全部絞り出したか? まだ喋る元気があるだろうが。思考する元気があるだろうが。そんなのはまだまだ限界じゃない。自分で敷いた限界の一線で立ち止まるな。男が一度、すべて救うと決めたんだ。そんな限界くらい超えて見せろ!』
那不容縱容的聲音把雷歐逼得無路可退。
甘えを許さない声がレオを追い詰める。
但每次聽到那聲音,雷歐的身體就恢復了些許力氣。
だが、その声を聞くたびにレオの体に力が戻ってきた。
心中又一次被那句話點燃了火焰。
その通りだと心にまた火が灯る。
他還沒吐血,還能站著,還有餘力。
まだ吐血もしていない。立ってもいられる。まだまだ自分に余裕がある。
雷歐再次認清那是種懈怠,於是開始釋放全身的魔力,打算把一切用盡。
それは甘えなのだとレオは再認識して、体中の魔力をすべて使い果たすつもりで魔力を放出し始める。
「會有人把你的決定說成理想主義,會有人嘲笑說那是漂亮的空話。確實,就算有一百人也可能沒人會選那條路。但第101人就是你。奇蹟只會降臨在那種人身上。用結果讓那些否定嘲笑你的人全部閉嘴!」
『お前の決断を理想だと否定する奴がいるだろう。綺麗事だと笑う奴がいるだろう。たしかに百人いても百人が選ばない選択かもしれない。だが、百一人目がお前だ。奇跡はそういう奴にしか巡ってこない。否定して笑う奴らはすべて結果で黙らせろ!』
「嗯……我會的……我要救下所有人……我已決定要把救人這件事證明給大家看……!!」
「うん……そうするよ……全員救うんだ……救って見せると決断したんだ……!!」
「很好!抬頭向前看。你想救的人,以及等待你救援的人,都不會在你的腳邊。」
『いいぞ! さぁ、前を向け。お前が救いたいと願う人もお前の救いを待つ人もお前の足元にはいない』
雷歐緩緩地抬頭向前。
レオはゆっくりと前を向く。
近處是與成為失敗者的敵人作戰的內爾貝·里特和騎士們,而在更前方的城內則有瞄準這裡的惡鬼們。
近くでは成り損ないと戦うネルベ・リッターと騎士たち。そしてその先には城の中でこちらを狙う悪鬼たち。
翻白眼、搖搖晃晃地動著,顯得異常,彷彿已無法被拯救般。
白目をむき、フラフラと動くのは異常で、もはや救いようがないように思えた。
即便如此,雷歐想:若因為救不了人就放棄、不去努力拯救,那什麼都救不了。
それでもとレオは思った。誰も救えないからと諦め、救う努力をしなければ何も救えない。
因為無力、因為沒力量,這些都不是理由。
無力だから。非力だから。そんなのは理由にならない。
必須挑戰。來到這裡的理由,歸根究底就是這一點。
挑まなければいけない。ここに来た理由は結局はそこが根本なのだから。
因為想救才去拯救。即便有人斷言他們無法被救,也一樣。
救いたいから救うのだ。救われない者だと誰かが断じても。
他想成為那種能夠說『不』的人。為了那個目標一直努力著。
否と言えるだけの人間になりたかった。そう目指してきた。
此刻,雷歐的真本領正受到考驗。
今、レオの真価が問われていた。
「我……是來這裡救人的……要阻止這場戰爭……我是來拯救一切的……!」
「僕は……ここに人を救いに来た……戦争を止めて……すべて救いに来たんだ……!」
惡鬼的樣子反而給了他力量。
悪鬼の姿が力をくれた。
他激勵自己,要去拯救他們。
彼らを助けるのだと自らを奮い立たせる。
過度勉強,血湧到喉頭,雷歐把那口血嚥了下去。
無理が祟って、喉まで血がこみ上げてくる。それをレオは飲みこんだ。
不能露出可憐的模樣。得要逞強、撐面子、擺出樣子才行。
情けない姿は見せられない。意地を張って、見栄を張って、恰好をつけなければいけない。
當皇帝,就是不斷重複這些事。
皇帝とはそれの連続だ。
若現在做不到,將來也不可能做到。
今、それができないでこの先、できるわけがない。
「我要……成為能拯救人們的皇帝……!!把倒在路上的所有人都扶起來!即便有人說那是不可能的……不追求理想的人,無法成為皇帝!」
「僕は……人を救える皇帝になる……!! 道に倒れている人はすべて助け起こす! 誰かに無理だと言われても……理想を追わない者は皇帝になれないから!」
『啊……會的。你是我引以為傲的弟弟。其他的事什麼都別擔心。只專注於眼前的事。若你把全部都用盡了,我會想辦法處理一切――畢竟我是你哥哥』
『ああ……なれるさ。お前は俺の自慢の弟だ。あとのことは何も心配するな。目の前のことだけに集中しろ。お前が全部を使い果たしたなら俺が全部なんとかしてやる――兄貴だからな』
「嗯……!!」
「うん……!!」
那一刻,雷歐覺得像是被人從背後推了一把。
その瞬間、レオは背中を押された気がした。
乘著那股氣勢,雷歐雙手合十。
その勢いのまま、レオは両手を合わせる。
咬緊牙關,將最後的魔力全部灌注到魔法之中。
歯を食いしばって、最後の魔力をすべて魔法に送り込む。
金色的光開始在雷歐周圍湧動起來。
そしてレオの周りに金色の光が満ち始める。
「救贖之光自天而降――」
≪救済の光は天より降り注いだ――≫
詠唱開始了。
詠唱が開始される。
阿爾看著那模樣,滿足地微笑著。
その姿を見てアルは満足げに微笑む。
「看吧,別擔心吧?」
「ほら、心配ないだろ?」
「不過只有阿爾諾爾特大人沒擔心。」
「心配していなかったのはアルノルト様だけですが」
菲妮安心地用雙手捂住臉。
フィーネは安心して両手で顔を覆っている。
阿爾一邊撫摸著菲妮的頭,一邊慢慢環顧四周。
そんなフィーネの頭を撫でながら、アルはゆっくりと周りを見渡す。
「這裡有幾個鼠輩。」
「何人か鼠がいるな」
「大概是綁架集團的人吧。」
「おそらく人攫い組織の者でしょうな」
「想要阻撓雷歐吧。」
「レオの邪魔をする気だな」
說完,阿爾露出一絲狡黠的笑容。
そう言うとアルはニヤリと笑う。
他說過別擔心任何事。
何も心配するなと言った。
要專注於眼前的事。
目の前のことに集中しろと。
為了兌現這句話,阿爾開始行動。
その言葉を守るためにアルは動く。
「菲妮就交給你了,賽巴斯。」
「フィーネは任せたぞ、セバス」
「是!」
「はっ」
「阿爾大人!」
「アル様!」
「等著,馬上就解決。」
「待ってろ。すぐ終わらせる」
阿爾說完便瞬間傳送了。
アルはそう言って転移した。
為了守護弟弟。
弟を守るために。
第四部馬上就要結束了。活動報告與回覆仍在推特上徵集中m(__)m
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