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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第一百零八話 枯竭之誓約

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二回更新は体調が回復次第再開しますm(_ _)m

內爾貝·里特約有一千人左右的規模,算是個獨立大隊吧。

ネルベ・リッターは約千人ほどの規模を持つ。独立大隊といったところか。

他們在拉斯一聲令下便聚集到我面前。

そんな彼らがラースの一声で俺の前に集まった。

「皇子殿下好像有話要對各位說。」

「皇子殿下より皆に話があるそうだ」

拉斯這麼說著,便把準備好的講台讓給我。

そう言ってラースは用意された台を俺に譲る。

我一登上去就看到千名團員的臉龐。

そこに登ると千人の団員たちの顔が見て取れた。

所有人都帶著嚴峻的神色注視著我。

全員、険しい表情で俺を見ている。

面對他們,我沒有兜圈子,直接開口說明。

そんな彼らに俺は回りくどい言い方をせずに切り出した。

「南部出現了紛爭的徵兆。一旦演變成內亂,規模將會相當龐大。我和我的弟弟雷奧納爾特為了阻止那件事,想出了一個奇襲作戰。那需要精銳部隊。今天我是來跟大家說明這件事的。」

「南部に争いの兆しがある。内乱となれば大規模なものとなるだろう。俺と弟であるレオナルトはそれを止めるため、奇襲作戦を考えた。それには精鋭部隊が必要だ。今日はそのことを話しにきた」

簡單交代後稍作停頓。

さらっと説明したあとに一拍置く。

大多數人都露出預期中的表情。這也說明了南部的行動有多活躍。

予想通りという表情がほとんどだ。それだけ南部の動きは活発ということだ。

從武器到糧食,一追查下去就會發現不自然之處。若是軍人,應該一眼就能看出他們打算做什麼。

武器や食料。流れを追えば不自然さにたどり着く。何をしようとしているのか、軍人ならすぐにわかるだろう。

「作戰計畫是讓雷奧以使者的身分前往,潛入敵方本陣,並討伐敵方首腦克魯格公爵。若下達命令,諸位會成為雷奧的護衛。但這是一個危險且難度極高的任務。我不願把弟弟交給那種只會因命令而勉強執行的人。我希望你們能主動自願參與。」

「作戦はレオが使者として赴き、本拠地に潜入。そして敵の首魁であるクリューガー公爵を討つ。命令が下ればあなた方はレオの護衛につくだろう。だが、危険であり、難易度の高い任務になる。命令で嫌々従う者に弟を任せたくはない。俺はあなた方に志願してほしい」

話音落下後,現場短暫陷入沉默。

言葉の後にしばし沈黙が走る。

有人對這荒唐的提議感到驚訝,有人則明顯流露出輕蔑之色。

馬鹿げた提案に驚いている者。明らかに軽蔑している者。

表情雖多樣,但沒有一個是友善的。

いろいろと表情はあれど、好意的なものは一つもない。

那當然。就連我自己也覺得自己說得有些草率。

そりゃあそうだろうな。言ってる俺だっていい加減なことを言ってると思うんだから。

「如果與南部爆發內亂,將會有大量百姓受苦,帝國也會因此衰弱。所以雷奧在明知危險的情況下仍然前往南部,我作為他的兄長——不帶偏見地認為,他做得很值得,他所提出的大義也很可貴。然而我不同於雷奧。無論我如何說些漂亮的詞句,本心不會因此改變。我不想看見我的弟弟死去,因此我希望你們拼上性命來守護他。這是一個非常私人化的請求。」

「南部との内乱が起きれば多くの民が苦しむ。帝国も弱体化する。だからレオは危険を承知で南部に向かう。兄としての贔屓目なしで立派だと思う。掲げる大義も素晴らしいものだ。しかし、俺はレオとは違う。たとえどれだけ綺麗事を並べても本心は変えられない。弟に死んでほしくないから、俺はあなた方に命懸けで弟を守ってほしい。これはひどく個人的な頼みだ」

貴族自私,而皇族更甚。

貴族は身勝手だ。それ以上に皇族は身勝手だ。

大多數事情都能被容忍,且皇族的性命與他人並不等值。

大抵のことは許されるし、皇族の命はほかの者と等価ではない。

自出生起便受到庇護,因出身而持續受到保護。

生まれたときから守られており、その生まれによってその後も守られ続ける。

像我和托勞大哥那樣過得比較隨便,也不會有人來攔阻;不工作也不會挨餓,頂多被嘲笑或受些責難而已。

俺やトラウ兄さんのようにわりといい加減に生きても、止められることはない。働かなくても飢えることもない。せいぜい馬鹿にされたり、苦言を受けたりするだけだ。

對於內爾貝·里特的團員們來說,這樣的皇族之言實在無法輕易忽視。

そんな皇族の言葉はネルベ・リッターの団員たちにとっては聞き捨てならないものだろう。

「皇子殿下,有個問題可以問嗎?」

「皇子殿下。質問をよろしいですか?」

「請說」

「どうぞ」

一名年輕士兵舉手向我提出了問題。

一人の若い兵士が挙手して俺に質問してきた。

他的目光十分直率。想必他當年也是帶著這樣的眼神去糾正曾經的主君吧。

その目はとても真っすぐだった。きっと同じような目をしながらかつての主を正そうとしたんだろうな。

正當我如此想時,士兵開口了。

そんなことを思っていると、兵士が言葉を発した。

「皇子殿下會參與那次奇襲行動嗎?」

「皇子殿下はその奇襲作戦に参加は?」

「不會」

「しない」

「原來如此。也就是說,您自己一點也不想賭上什麼,卻要我們去赴死,對嗎?」

「なるほど。ではご自分は何一つ賭けずに我々へ死地へ赴けと仰るわけですね」

團員們臉上浮現出蔑視的表情。

団員たちの顔に侮蔑の色が浮かんだ。

站在安全圈裡說什麼都無法打動人心。

安全圏から何を言っても人には届かない。

既不與人分擔風險,也不承擔責任。誰會回應這種人?

リスクを分け合うこともせず、責任も取らない。そんな人間に誰かが応えるわけがない。

讓人行動的是覺悟。

人を動かすのは覚悟だ。

「不,我也會親自賭上的。」

「いいや。俺だってちゃんと賭けるさ」

「您要賭什麼?是錢?還是地位?」

「なにを賭けるんです? お金ですか? それとも立場ですか?」

「我才不覺得內爾貝·里特會為那種微不足道的東西而行動。我會賭上我的性命。」

「そんなちっぽけなモノでネルベ・リッターが動くとは思っちゃいない。俺は命を賭けよう」

一瞬間,團員們愣住了。

一瞬、団員たちがポカンとした。

隨即響起一陣冷冷的笑聲,句句都在說『這皇子到底在說什麼?』——就是那種嘲笑。

そしてすぐに薄い笑いが起きた。この皇子は何を言ってるんだと。そんな笑いだ。

那是不懂生命分量、也不懂赴死覺悟的年輕人的戲言。

命の重さも死ぬ覚悟も知らない若者の戯言。

他大概以為只要喊出『命』就能了事,那種心態一覽無遺。

命といっておけばいいと思っているんだろう。そんな気持ちが透けて見えた。

在他們面前,我拔出了手中的短劍。

そんな彼らの前で俺は持っていた短剣を抜いた。

「大家都叫我『枯竭之皇子』,那沒錯。我在母親腹中就被雷歐吸走了許多東西,但我並非一無所有。」

「誰もが俺を出涸らし皇子と呼ぶ。それは間違っちゃいない。俺は母親の腹の中で多くの物をレオに吸い取られた。それでも俺には何もないわけじゃない」

說罷,我把右手握著的短劍指向自己的左手。

そう言って俺は右手に握った短剣を左手に向ける。

皇族之中有一種稱為『血之誓約』的儀式。本來不該流血的皇族會自傷,以自己的血與痛楚立下誓言。

〝血の誓約〟という儀式が皇族にはある。本来、血を流すことのない立場である皇族が自らを傷つけ、その血と痛みに誓う儀式だ。

這已成為式微的儀式。從記錄上看,過去一百年沒有人舉行過,因為它已經沒有意義。

もはや寂れた儀式でもある。記録だけ見ればここ百年は誰もやってない。意味がないからだ。

這並非以魔法賦予強制力的誓約,而只是當事人的自我滿足;只有在對方信任那份覺悟時,誓約才會成立。

魔法で強制力を持たせた誓約ではなく、ただ本人の自己満足。その覚悟を相手が信じるときだけ成立する誓約だ。

往昔有位皇帝靠此誓約與敵國達成和睦,但那是因為對方國王也是賢明之君;若被對方嗤之以鼻,便毫無意義。

かつて時の皇帝はこの誓約で敵国との和睦に成功したが、それは相手の国の王も賢王だったからだ。そんなものと鼻で笑われれば意味がない。

只會剩下痛楚與傷痕。

痛みと傷だけが残るだけだ。

即便如此,它仍是皇族的最高儀禮,這點不變。

それでも皇族にとって最高級の儀礼であることに変わりはない。

「無論我多麼敷衍地活著,沒有人會責怪我,只會笑罷了。所以我一直隨性而活。但即便是這樣的我,也有必須履行的責任。那是作為兄長的責任。我先出生,成了兄長,自那時起我便承擔了身為兄長的責任。那是留給枯竭的我僅存的重要責任。」

「どれだけいい加減に生きようと誰も俺を責めない。笑うだけだ。だから好きに生きてきた。だが、そんな俺でも果たすべき責任はある。それは兄としての責任だ。先に生まれて俺は兄になった。その時点で俺は兄としての責任を持った。それは出涸らしの俺に僅かに残された大事な責任だ」

我瞥了艾爾娜一眼。

俺はチラリとエルナを見る。

艾爾娜臉色發青地搖頭,但我沒有移開視線便說道。

エルナは顔を青くしながら首を横に振る。だが、俺は視線を逸らさずに告げた。

「艾爾娜·馮·阿姆斯貝爾格,擔任誓約的見證人。」

「エルナ・フォン・アムスベルグ。誓約の証人となれ」

「……阿爾」

「……アル」

「做不到嗎?」

「できないか?」

我這麼一問,艾爾娜沉默了片刻,然後緩緩跪下。

問いかけるとしばしエルナは黙ったあと、ゆっくりと跪いた。

然後。

そして。

「……我願意接受。」

「……お引き受けいたします」

「很好。仔細看清楚。這是枯竭者的誓約,是整個帝國的笑柄才會做的誓約。好好看著。」

「よろしい。よく聞け。これは出涸らしの誓約だ。帝国中の笑い者が見せる誓約だ。よく見ておけ」

說罷,我將短劍刺入自己的左手。

そう言うと俺は短剣で左手を突き刺した。

短劍深深刺入,乾脆利落地貫穿。

深々と短剣は突き刺さり、がっつりと貫通した。

「疼得尖聲叫出來──!?!」

「っっっっ!!??」

一陣衝擊般的痛楚與灼熱在全身奔湧,我恨不得立刻喊痛、翻滾起來。

衝撃的な痛みと熱さが体中に駆け巡る。いますぐ痛いと叫んで転げまわりたい。

但不能那樣做。我不能向疼痛屈服,必須完成誓言。

だが、それをするわけにはいかない。痛みに負けず、誓わなければいけない。

「身為第七皇子……阿爾諾特·雷克斯·阿德拉,我在此發誓:若我在南部的作戰失敗……我以此性命承擔責任。以這份痛楚、這滴血為誓,絕無二言。艾爾娜·馮·阿姆斯貝爾格……作為見證人,若誓約未能履行……你便斬我。」

「第七皇子……アルノルト・レークス・アードラーが誓う。俺は南部での作戦が失敗した場合……この命でもって責任を取ることを誓おう……この痛み、この血に誓って二言はない。エルナ・フォン・アムスベルグ……証人となり、誓約が果たされぬ場合は……お前が俺を斬れ」

「……我已承知。」

「……承知いたしました」

艾爾娜帶著快要哭出的表情點了點頭。

エルナは泣きそうな顔で頷く。

看見那一幕,我從左手抽出了短劍。

それを見ると俺は左手から短剣を引き抜く。

大量鮮血湧出,赤黑的傷口映入眼簾;此刻灼熱感已超越了痛楚。

大量の血が流れ出て、赤黒い傷が目に入ってくる。もはや痛みよりは、熱さのほうが上回っている。

意識有片刻微微渙散。我忍住,將那道傷口展示給團員們看。

意識が少しだけ遠のきそうになる。それを堪えて、俺はその傷を団員たちに見せつけた。

「這道傷……!是我為了弟弟把一切都賭上的勳章……!即便你們沒有回應,這也絕不會改變!這是值得驕傲的傷!你們當時也一樣!當你們在主君的家紋上留下傷痕時,你們並不是為了得到回報才那麼做!不是為了成為近衛騎士,也不是為了成為貴族!只是因為覺得不能就此放任,才依照自己的信念行動,對吧!」

「この傷は……! 俺が弟のためにすべてを賭けた勲章だ……! たとえあなた方が応じなくとも、それは決して変わらない! 誇るべき傷だ! あなた方とてそうだったはず! 主の家紋に傷をつけたとき、あなた方は見返りを望んだわけじゃないはず! 近衛騎士になりたくて動いたわけじゃない! 貴族になりたくて動いたわけじゃない! このまま放置はできぬと思ったから、自分の信念に従って動いたんだろう!」

我並不是說你們不該尋求回報。

見返りを求めるなとは言わない。

只是因為沒有回報,並不會改變什麼。

ただ見返りがないからといって、何かが変わるわけじゃない。

「本質並不會因此改變……你們是為了國家與子民而站出來的,因為你們相信那是正確的!所以不要為他人的評價動搖!我不會讓人說沒有回報就不高尚!你們在家紋上留下的傷,理應是你們的驕傲!即便被說成背叛的象徵,只要胸中有一股不動搖的信念,就別在意!你們所刻下的傷,與我的傷無異……不要再貶低那些為了某人、為了某事而留下的傷痕!」

「本質は決して変わらない……国と民のために立ち上がった。それが正しいと信じて! ならば他者の評価で揺らぐな! 見返りがなければ尊くないなどと俺が言わせない! 家紋につけた傷はあなた方の誇りのはずだ! 裏切りの象徴と言われても、胸に一本ブレない芯があるなら気にするな! あなた方が刻んだ傷は俺の傷と変わらない……。誰かのため、何かのために刻んだ傷を自ら貶めるのはやめろ!」

所謂的正義並非永恆不變,會隨立場而改變,是個模糊的概念;看法也因人而異。

正しさは不変じゃない。立場によって変わってしまう曖昧なもの。見え方だって人それぞれだ。

即便如此,他們行動時是出於相信那是正確的;而不變的事實是,他們的主君遭到了審判。

それでも彼らが動いたとき、それは正しいと信じて行われた。そして変わらぬ事実として、彼らの主は裁かれた。

之後,他們也許未被承認,也許沒有受到優待。

その後、彼らは認められなかったかもしれない。厚遇されなかったかもしれない。

不過,那些東西微不足道。

だが、そんなものはちっぽけだ。

「即便背負傷痕,你們也守護了自己的驕傲,堅守信念。這是可貴之事。只要你們自己明白這一點,就不必去在意他人的聲音……傷痕的價值由你們自己決定!我問你們,帶著傷痕的騎士們!敵人是南方貴族的首領,克魯格公爵!這是潛入敵境的極為危險任務!有誰願意與我弟一同前往!?我只要那些能在可能送命的任務中,依照自己的驕傲與信念挺身而出的人!」

「傷を背負ってでもあなた方は自分の誇りを守った。信念を貫いた。それは尊いことだ。それをあなた方がわかってさえいれば、ほかの者の声に耳を傾ける必要はない……。傷の価値は自分で決めろ! 問おう! 傷跡の騎士たち! 敵は南部貴族の首魁、クリューガー公爵! 敵地への侵入という非常に危険な任務だ! 俺の弟と共にそこへ向かうことを望む者はいるか!? 死ぬかもしれない任務に、自分の誇りと信念に従って進んで前に出れる者だけを俺は求めてる!」

隨著時間流逝,疼痛與灼熱感愈發增強。

時間が経つごとに痛みと熱さは増していく。

儘管如此,我仍未放下舉起的左手。

それでも俺は左手を掲げることはやめない。

血順著手臂不停滴下。既然要流,就任它流吧。若能用這些血換來雷歐的支持,這代價便不值一提。

腕を伝ってどんどん血が垂れていく。流れていくなら流れればいい。この血でレオの味方を買えるなら安い買い物だ。

寂靜籠罩了整個現場。

静寂がその場を包む。

就在這時,向我提問的年輕士兵輕輕打開墜飾,隨之發出一聲清脆的響動。

そんな中で、俺に質問してきた若い兵士がカチリという音と共にペンダントを開けた。

裡面想必放著往日主人的家紋,那是他親手以傷刻下的家紋。

その中にはきっとかつての主の家紋が入っている。自らが傷をつけた家紋だ。

年輕士兵抬起臉,右手敬禮,發話道。

そして若い兵士は顔を上げると右手で敬礼して声を発した。

「貝爾恩特·雷爾納少尉在此,謹此自願前往。」

「ベルント・レルナー少尉であります。謹んで志願いたします」

那一定是需要極大勇氣的一步。

それはきっととても勇気がいる一歩だった。

即便如此,雷爾納臉上仍帶著晴朗的神色。

それでもレルナーの顔は晴れ晴れとしていた。

「拜託你照顧我弟弟,雷爾納少尉。」

「弟を頼む。レルナー少尉」

「是!定當以不辜負阿爾諾特殿下之傷的戰鬥回報!」

「はっ! アルノルト殿下の傷に恥じない戦いを!」

此話一出,許多人行禮並開始表示自願。

それを皮切りに多くの者が敬礼し、志願を口にした。

轉眼間,全員筆直立正行禮。

あっという間に全員が直立不動で敬礼していた。

接著,站在一旁的拉斯邁前一步行禮。

そして、横にいたラースが一歩前に出て敬礼する。

「ネルベ・リッター全員自願參與阿爾諾特殿下的作戰。」

「ネルベ・リッターはアルノルト殿下の作戦に全員志願いたします」

「多謝你,上校。」

「感謝する。大佐」

「應當是我們向您致謝。您理解了我們傷痕的價值,因此我們也理解您傷痕的價值。以您的傷為誓:雷歐納爾特殿下必定守護到底,絕不會讓您喪命。」

「感謝はこちらがするべきでしょう。我々の傷の価値をあなたは理解してくださった。ゆえに我々もあなたの傷の価値を理解します。あなたの傷に誓いましょう。レオナルト殿下は必ず守り切ると。そしてあなたを死なせはしないと」

「真是感激不盡。那麼就拜託準備吧,我的弟弟還在等著我。」

「それはありがたいな。では準備を頼む。弟が待っているのでな」

「明白。全員出擊準備!向帝都出發!」

「了解いたしました。総員出撃準備! 帝都に向かう!」

聽到拉斯的號令,全員俐落地開始行動。

ラースの号令を受けて全員がテキパキと動き始める。

看著他們,我感到一陣天旋地轉,踉蹌了一下,但沒倒下。

それを見ながら、俺はクラリと眩暈がしてよろけた。しかし、倒れることはなかった。

因為旁邊有位騎士扶住了我。

傍で支えてくれる騎士がいたからだ。

「笨蛋……」

「馬鹿ね……」

「總是麻煩你了……我以為如果不立個見證,他們不會相信……」

「いつも悪いな……証人を立てないと彼らは納得しないと思ったんだ……」

艾爾娜讓我坐下,然後用繃帶為我的傷口處理。

エルナは俺をその場で座らせると、包帯で俺の傷を治療する。

刺得相當深,恐怕會留下明顯的疤痕。

深々と刺したし、傷跡はしっかりと残るかもな。

「帶到帝都去,讓手藝精湛的治癒魔導師看看,很快就會封口。當然,要看你自己願不願意。」

「帝都で腕のいい治癒魔導師に見せればすぐに塞がるわ。あなたが望めばだけど」

「不用了。留下傷痕也不壞,像是一枚勳章。」

「別にいいさ。傷跡が残るのも悪くない。勲章だ」

「笨蛋……我先說清楚,我可不是會為了所謂的驕傲或名譽就背棄諾言的女人,我絕對不會去斬阿爾的。」

「馬鹿ね……言っておくけど、私は誇りも名誉も捨てて約束を破る女よ? アルのことを斬るなんて絶対にしないわ」

剛剛立誓完就說這種話,真是的。

誓約した直後に何を言ってるのやら。

不過,也不能說她沒道理。畢竟最先任性的也是我。

しかし、勝手なことを言うなとはいえない。元々勝手をしたのは俺だ。

「失敗的餘地變得越來越少了。」

「ますます失敗が許されなくなったな」

「別擔心。他們一定會比平常更拼命作戰。畢竟,那個曾被他們嘲笑為無用的皇子,竟然展現出那樣的決心;他們會把一切都賭上。」

「平気よ。彼らはきっといつも以上の力を出して戦うわ。自分たちが出涸らし皇子と馬鹿にしていた人間が、あそこまでの覚悟を見せたのだから。すべてをかけて戦ってくれる」

「那就讓人放心了。唉……我錯了。所以別那麼看著我。」

「なら安心だな。はぁ……悪かったって。だからそんな顔するなって」

看著臉上混合怒火與悲傷的艾爾娜,我苦笑起來。

怒りと悲しみがごっちゃになったエルナの顔を見て、俺はそう苦笑する。

但也許是不喜歡我笑,艾爾娜在綁繃帶時用力綁得更緊。

だが、笑ったのが気に入らなかったのか、エルナは包帯を結ぶときにかなり力をいれてきた。

「痛!?」

「痛っ!?」

「不會有下次!下次再胡來讓我擔心的話,我就會把一切斬斷!我再也不想為你操心了!」

「次はないから! 次に無茶して私を心配させたらその時は私がすべてを斬るから! もう心配するのはごめんだわ!」

說完那句話,艾爾娜回頭,不讓我看見她的臉。

そう言ってエルナは後ろを振り向き、俺に顔を見せない。

真是艾爾娜一貫的忠告。

エルナらしい忠告だ。

如果真有下次,艾爾娜可能會親自摧毀帝國。

本当に次があったらエルナは自分で帝国を破壊してしまうかもしれない。

我得小心,不能讓那樣的事發生。

そうならないように気を付けないとな。

不過,倒也不用過於擔心。

だが、その心配はあまりしなくていいだろう。

準備已經就緒。接下來只要悄悄潛入,不讓人發現就行。

準備は整った。あとは気づかれないように侵入するだけ。

那樣一來,贊德拉會脫落,戈登的企圖也能被粉碎。

そうすればザンドラは脱落し、ゴードンの思惑も打ち砕ける。

從現在開始就是反擊的時間。

ここからは反撃の時間だ。