最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第102話 戰爭狂
黃金週期間會盡量努力做到兩次更新。
ゴールデンウィーク中はできるだけ二回更新をできるように頑張ります。
會盡快把劇情帶到阿爾的反擊展開,還請大家多多相伴(鞠躬)。
すぐにアルの反撃展開に持っていけるようにするので、しばらくお付き合いください<m(__)m>
「聽說妳把信弄到了啊,辛苦了。」
「手紙を手に入れたそうだな。ご苦労」
戈登這樣說著,帶著不懷好意的神情坐在椅子上。
そう言ってゴードンは不敵な様子で椅子に座っていた。
在他面前站著索尼亞。她的眼中毫無對戈登的忠誠可言。
その前にはソニアがいる。その目にはゴードンへの忠誠心は欠片も映っていない。
「那是我們的約定。」
「そういう約束ですから」
索尼亞冷淡地說道。
ソニアは淡々と告げる。
戈登對索尼亞的樣子嗤笑一聲。
そんなソニアの様子にゴードンは鼻で笑う。
「沒什麼好說的傢伙。不過,取得那封信的手腕倒是了得。不愧是天才軍師的養女。要是能讓妳養父也幫忙就好了,可惜他舊傷無法動彈,真是可惜。」
「愛想のない奴だ。しかし、手紙を手に入れた手腕は見事だったぞ。さすがは天才軍師の養女なだけはある。できれば父親にも手伝ってほしかったのだがな。古傷で動けないのが残念だ」
「什、什麼!?」
「っっ!? なにを!?」
索尼亞的眼中燃起了憎恨的光芒。
ソニアの目に憎悪の光が灯る。
十年前。索尼亞因為是半精靈,和母親一起被逐出故鄉,悄悄居住在佩爾蘭王國與帝國接壤的邊境村落外圍。
十年前。ソニアはハーフエルフということで母親と共に里を追われ、ペルラン王国と帝国との国境線にある村の外れでひっそりと住んでいた。
然而,帝國軍與王國軍的衝突波及該村,造成毀滅性損害,索尼亞與母親走散。在被火焰吞噬的村中,當她差點被化為暴徒的王國軍殘黨襲擊時,是養父救了她。
しかし、帝国軍と王国軍との争いに巻き込まれて村は壊滅的被害を受けて、ソニアは母とはぐれてしまった。そして炎に包まれた村の中で暴徒と化した王国軍の残党に襲われかけたところを、養父に救われたのだ。
但那時養父負了重傷,無法再留在軍中。即便如此,養父仍收留索尼亞,和自己的雙親一同把她當作女兒般撫養長大。
だが、そのときに養父は重傷を負い、軍には居られない体となった。それでも養父はソニアを引き取り、自分の両親と共に健やかにソニアを娘として育てた。
對索尼亞而言,他是大恩人。無可取代的重要父親,也是她敬愛的戰術師父。
ソニアにとって大恩人。何にも代えられない大切な父であり、敬愛する戦術の師。
既然有這樣的人在,為何戰況會演變到連平民都受害?
そんな男がいながら、なぜ民に被害が出るような戦況になったのか?
罪魁禍首就是站在眼前的戈登。當時正值戈登初陣,他為求個人軍功而單獨衝鋒,戰線無謂地擴大,戰火因此波及村莊,結果索尼亞成了孤兒,而養父負了重傷。
それは目の前にいるゴードンのせいだった。当時、初陣だったゴードンは単独での武功を狙い、突出。戦線は無意味に拡大し、そのため村に戦火が広がり、結果的にソニアは孤児となり、ソニアの養父は重傷を負った。
戈登因那次突擊斬獲眾多敵人而受到稱讚,但在他光環的背後,有許多人為了掩護他的無謀而流血犧牲。
ゴードンはその時の突撃で多くの敵を討ち取って称賛されたが、その裏ではゴードンの無茶をフォローしようとして血を流した者が大勢いたのだ。
那個戈登竟會說出『可惜』之類的話,索尼亞無法容忍。
そのゴードンが〝残念だ〟などと口にしている。それはソニアにとって許せないことだった。
然而。
しかし。
「你那副想殺人的眼神啊?別忘了,你的養父和他的雙親都在我的監視之下。」
「殺したいという目だな? だが、忘れるな? お前の養父とその両親は俺の監視下にあるということを」
「……我知道。」
「……わかっています」
索尼亞咬緊嘴唇,帶著悔恨擠出那句話。
悔し気に唇を噛み締めながらソニアはそう言葉を絞り出した。
隸屬於軍方的參謀中,許多人抱持與戈登截然相反的思想──認為最好不要發動戰爭。
軍に属する参謀たちの多くはゴードンとは真逆の思想を抱いている。戦争はしないほうがいいという思想だ。
因此,戈登身邊缺少能在政爭中陪他奮戰的軍師。正因如此,戈登盯上了已退役的索尼亞養父,威脅他要來協助自己。
そのため、ゴードンの傍には政争を戦い抜くための軍師がいなかった。だからこそ、ゴードンは退役したソニアの養父に目をつけ、自分たちに協力するように脅したのだ。
但養父沒有足夠體力前往帝都,索尼亞便自願代替——她想回報養育之恩。她同時認為戈登是那種必要時會拿人質、又不聽勸的人,因此必須成為牽制他的剎車。
だが、養父は帝都まで旅ができるほどの体力がないため、ソニアが代わりを申し出た。育ててくれた恩を返したかったからだ。同時にいざとなれば人質を取るような人物であり、周りの言うことを聞かないゴードンのブレーキ役にならねばと思ったのだ。
若任由這個男人為所欲為,像她與養父這樣的人只會越來越多。
この男を好きなように暴走させれば、自分や養父のような人物が増えてしまう。
為那個可恨的戈登效力對索尼亞來說只有痛苦,但責任感驅使她做出這個選擇。
憎き仇といってもいいゴードンに仕えるのはソニアにとって苦痛でしかなかったが、責任感がソニアにその選択をさせた。
「你不懂吧。我聽說你不只打算把騎士給雷歐納爾特他們,連那封信也想交給他們?你是我的軍師,應只為我的利益行動。」
「わかってはいない。お前はレオナルトたちに騎士だけじゃなく、手紙まで渡す気だったと聞いたが? お前は俺の軍師だ。俺の利益のためだけに動け」
「我承諾的是,一旦來到您那裡,我就會成為您的軍師。到達帝都時我仍是自由之身,如何行動由我決定。」
「お約束したのは、あなたのところについたらあなたの軍師になる、というものだったはずです。帝都についたときにボクはまだフリーの存在でした。どのように行動しようと勝手です」
「難道忘了有人質在嗎?你只有服從我的份。」
「人質の存在を忘れているのか? お前は俺に従うしかないんだぞ?」
「你才忘了吧?沒有軍師,你贏不了埃里克殿下。正因為知道這一點,你才把我叫來的,對吧?」
「そちらこそ忘れていませんか? 軍師がいなければエリク殿下には勝てない。それがわかっているからボクをここに呼んだんですよね?」
面對戈登銳利的視線,索尼亞寸步不退。
ゴードンの鋭い視線にソニアは一歩も退かない。
對戈登來說,最大的敵人是埃里克,若不能擊敗埃里克,皇位便無望。
ゴードンにとって最大の敵はエリクであり、エリクを倒さなければ帝位は見えてこない。
但埃里克麾下有許多有能之人,勢力龐大;更重要的是,埃里克陣營在政爭上比以軍部為後盾的戈登更有優勢。
だが、エリクの配下には有能な者は多数おり、勢力も最大。なにより支持基盤が軍部であるゴードンよりもエリクの陣営のほうが政争に向いている。
為了扭轉這局面,戈登才召來索尼亞。
この状況をどうにかするためにゴードンはソニアを呼んだのだ。
「哼……好吧。那就讓我看看你帶來的成果。」
「ふっ……まぁいい。ではその成果を見せてもらおうか」
戈登如此說著,催促索尼亞把信交出來。
そう言ってゴードンはソニアに手紙を渡すように促す。
索尼亞從口袋掏出信,但沒有立刻交給戈登。
ソニアは手紙をポケットから出すが、すぐにはゴードンには渡さない。
索尼亞凝視著戈登,將信往他方向移遠。
ソニアはジッとゴードンを見つめると、手紙をゴードンから遠ざける。
「要燒的話我現在就能燒掉。」
「燃やそうと思えば燃やせます」
「……你就不在乎人質會怎麼樣嗎?」
「……人質がどうなってもいいのか?」
戈登的話讓索尼亞緩緩搖頭回應。
ゴードンの言葉にソニアは首をゆっくりと横に振る。
若真是不在乎,就不會把信帶來。但帶了信並不代表會任由戈登為所欲為。
どうなってもいいと思っているなら、手紙を持ってきたりはしない。だが、手紙を持ってきたからといってゴードンの好きなようにはさせられない。
「我只是想讓您聽我說。」
「話を聞いてほしいだけです」
「哦?那我就聽聽看。」
「ほう? 聞こう」
「……殿下是打算不會立刻把信交給雷歐納爾特殿下吧?是為了給南部時間準備反亂?」
「……殿下は手紙をすぐにはレオナルト殿下に渡さない気ですね? 南部に反乱の準備をさせるために」
「當然。」
「もちろんだ」
戈登理所當然地回答,索尼亞眯起眼睛。
当然のように告げるゴードンをソニアは目を細める。
索尼亞不由得心想,果然如她所料。
やはりと思わずにはいられなかった。
她早就預見戈登會如此行動。
ゴードンならば必ずそうすると思っていた。
正因如此,必須改變他的決心。
だからこそ、翻意させなければいけない。
「那樣有兩個危險。其一是雷歐納爾特殿下會向陛下告狀。南部的偵查是雷歐納爾特殿下的權限,搶奪信件會被視為妨礙。」
「それには二つの危険性があります。一つはレオナルト殿下が陛下に訴え出ることです。南部の捜査はレオナルト殿下の領分。手紙の横取りは妨害と見なされます」
「不用擔心。現在正值帝位爭奪白熱化。就算他們去哭訴父上,父上也絕對不會讓雷歐納爾特成為皇太子;這種懦弱的人不配爭奪帝位。」
「その心配はない。今は帝位争いの真っ最中だ。相手に妨害されたって父上に泣きつけば、父上は絶対にレオナルトを皇太子にはしない。そのような惰弱な者は帝位争いをするに値しないからだ」
遇到問題就去向父親哭訴;那麼如果父親不在了又如何?
問題が起きたときに父親に泣きつく。では父親がいなくなったらどうなるのか。
這道理索尼亞也明白:正確的做法無疑是告知皇帝陛下,但代價會失去許多東西。
その理論はソニアにもわかっていた。正しいのは間違いなく皇帝に告げること。だが、代償に多くのものを失う。
就算雷歐想這麼做,周遭的人也會阻止他。
たとえレオが望んでも周りが止める。
「第二,這對帝國會太不利。那會最終形成皇帝陛下的不信,回過頭來反噬到殿下身上。南部的反亂必須被遏止。」
「では二つ目。帝国に対してあまりにも不利益だということです。それはやがて皇帝陛下の不信となって、殿下に返ってきます。南部の反乱は食い止めるべきです」
「我想要的是戰爭。我會給南部一些時間,讓他們起事。如此一來戰爭會擴大,而我的軍功也會隨之增大。」
「俺が望むのは戦争だ。南部には時間をくれてやる。その上で反乱してもらう。そうすれば戦争が大きくなり、俺の武功もまた大きくなる」
「那樣結果會讓帝國削弱,招來他國的侵略。」
「その結果、帝国は弱体化して他国の侵攻を招きます」
「那反而會給我更大的發揮舞台。戰爭越大,我的權限就越大。若被攻來,不論是王國,我都能輕易擊潰,然後率軍把埃里克趕下台也不錯。」
「それならばより活躍の場を得られる。大きな戦争になればなるほど、俺への権限は大きくなる。攻めてくるなら王国だろうが、軽く蹴散らし、そのまま軍を引きつれてエリクを追い落とすのもいいな」
戈登這麼說著,笑著描繪理想的未來。
そう言ってゴードンは理想的な未来を想像して笑う。
索尼亞對那笑容生出厭惡,因為那笑容根本沒把在過程中喪命的人放在眼裡。
その笑みにソニアは嫌悪感を覚えた。その過程で命を落とす者のことをまったく考えていない笑みだったからだ。
即便如此,索尼亞仍傾盡言辭勸說。
それでもソニアは言葉を尽くす。
「那樣的未來無法成立。埃里克殿下肯定會來妨礙你。你的目標是帝位而非戰爭,戰爭只是獲取帝位的手段之一。但手段絕不能變成目的。如果要爭取帝位,就不應執著於戰爭,而應把更多手段納入選項。」
「そのような未来は成立しません。間違いなくエリク殿下が妨害しにきます。あなたの望みは戦争ではなく、帝位のはず。その帝位を手に入れるための手段が戦争です。しかし、手段が目的化するなどあってはなりません。帝位を目指すならば戦争に拘らず、より多くの手段を選択肢にいれるべきです」
「……那要怎麼辦?」
「……ではどうしろと?」
「首先立刻向雷歐納爾特殿下提出交涉,把信交給他,並讓他承諾在一段時間內不妨礙你。信若被呈報給皇帝陛下,贊德拉殿下就會失去南部的支持基盤。對手早早少了一位支柱時,原本支持贊德拉的人會各自倒向不同勢力。我們要把他們拉攏過來,作為一股勢力靠近埃里克殿下。想阻撓此事的雷歐納爾特殿下,因為先前的承諾便無法出手。這是通往帝位的捷徑。」
「まずはすぐにレオナルト殿下に交渉を持ち掛け、手紙を渡します。そのときにしばらくの間、殿下の邪魔をしないことを約束させましょう。手紙が皇帝陛下に渡ればザンドラ殿下は南部という支持基盤を失います。対抗が早々に一人減れば、ザンドラ殿下を支持していた者たちはそれぞれ違う勢力につきます。彼らを取り込み、勢力としてエリク殿下に近づきましょう。それを邪魔したいレオナルト殿下はさきほどの約束でできません。これが帝位までの近道です」
「如果雷歐納爾特背信怎麼辦?」
「レオナルトが約束を破った場合は?」
「就宣傳說他在協助奪回信件後反而背叛了我們。雷歐納爾特殿下的強項是誠實的人格,一旦被貼上負面形象,他的勢頭就會被削弱。這也是立即交出信件的優點之一。」
「手紙の奪還に協力したのに裏切られたと喧伝しましょう。レオナルト殿下の強みは誠実な人柄。そこにマイナスイメージがつけば勢いは削がれます。こういう手が使えるのも手紙をすぐに引き渡すメリットです」
若要爭取帝位,保留信件並給南部時間,是愚蠢的計策。
帝位を目指すならば手紙を保持し、南部に時間を与えるというのは愚策だ。
如果只是想打仗那另當別論,但戈登是參與帝位之爭的王子,最終目標是坐上皇帝之位。
戦争だけがしたいならば別だが、ゴードンは帝位争いをしている皇子。最終目標は皇帝の椅子となる。
索尼亞並不打算把戈登推上皇位,但為了被當作人質的養父與其雙親,她仍須取得一定的功績。
ソニアにゴードンを皇帝に押し上げる気はないが、それでも人質に取られた養父とその両親のためにも一定の功績は上げなければいけない。
等到戈登的監視鬆懈之時,就從他的視線中逃脫。
やがてゴードンの監視が緩んだところでその目から逃れる。
在那之前,她必須一方面牽制戈登,防止他暴走,同時巧妙地擴大他的陣營;當勢力壯大到戈登一人難以整合時,自己若消失,陣營便會自我瓦解。
それまでの間はゴードンが暴走しないように歯止めをかけつつ、上手くゴードンの陣営を大きくしなければいけない。そして大きくなり、ゴードン一人ではまとめきれなくなったところで自分がいなくなれば自壊する。
索尼亞盤算著,皇位最終會落到埃里克或雷歐手中。
皇帝の座はエリクかもしくはレオが手に入れる。そうソニアは考えを巡らしていた。
「……那麼我就能成為皇帝嗎?」
「……それで俺は皇帝になれるのか?」
「只要您照我說的去做,就能。」
「ボクの言う通りにしていただけるなら」
「……好吧。信就立刻交給雷歐納爾特。你的手腕,今後要為我所用。」
「……いいだろう。手紙はすぐにレオナルトに渡す。その手腕、今後も俺のために生かせ」
「您能答應嗎?若採納我的方案。」
「約束していただけますか? ボクの案を採用すると」
「嗯,我答應。不會做出背叛珍貴軍師的事。」
「ああ、約束しよう。貴重な軍師を裏切るような真似はせん」
戈登這麼說著,伸出手來。
そう言ってゴードンは手を差し出す。
索尼亞戰戰兢兢地把信放到那隻手上。
その手にソニアは恐る恐る手紙を置いた。
戈登哼了一聲,拆開信封開始閱讀內容。
ゴードンは鼻を鳴らしながら手紙を開き、内容を読み始めた。
總算說服了他。索尼亞鬆了一口氣,長長地嘆了一聲。
なんとか説得することができた。そのことに安堵しながらソニアはホッとため息をつく。
正因如此,索尼亞忽略了戈登臉上那一瞬間的扭曲表情。
だからこそ、ソニアは見落としていた。ゴードンの顔が歪んでいたことに。
■■■
■■■
「這是怎麼回事!?」
「どういうことですか!?」
一週後。
一週間後。
索尼亞怒意全露。
ソニアは怒りを露わにしていた。
這一週裡,戈登連接觸雷歐勢力的動作都沒有,也不再與索尼亞見面。
この一週間、ゴードンはレオの勢力に接触する素振りすら見せなかった。そしてソニアとも会おうともしなかった。
終於見到他的索尼亞,對戈登的無理解感到瞠目結舌。
ようやく会えたソニアは、ゴードンの理解のなさにあきれていた。
「我都解釋那麼多次了!要爭奪帝位就該把信交出去啊!」
「あれほど説明したはずです! 帝位を目指すならば手紙を渡すべきだと!」
「嗯,我聽過了。但那個提案被否決了。」
「ああ、聞いていた。しかし、その案は却下だ」
戈登如此說,便果斷地違背了承諾。
そう言ってゴードンはあっさりと約束を破った。
索尼亞以難以置信的表情盯著戈登。
信じられないといった表情でソニアはゴードンを見つめる。
違背約定這點她可以勉強理解——畢竟他是會拿人質的人,違約也在預料之中。
約束を破ったことは百歩譲ってわかる。人質を取るような男だ。約束も破るだろう。
但索尼亞並非在欺騙他;她提出的是戈登若要爭帝位時的最佳策。若不採用,等同於不以皇位為目標。
だが、ソニアは嘘を教えたわけではない。ゴードンが帝位を目指すならば最善策を提示したのだ。それを採用しないということは、帝位を目指していないに等しかった。
「你不想要皇位嗎!?」
「帝位が欲しくないんですか!?」
「想要啊。但我不喜歡沒有戰爭。我會把南部的反亂苗頭養大,然後擊潰它;接著掌握中央軍,把埃里克逼下台。這是我最喜歡的走向。」
「欲しいさ。だが、戦争がないのは好かん。南部の反乱の芽をより大きく育て、それを打ち破る。そのまま中央軍を掌握し、エリクを追い落とす。これが俺が最も好む流れだ」
「你說『喜歡』……你知道那可能導致帝國被外國侵略嗎!?難道你不理解那風險嗎!?」
「好むって……帝国が他国に侵略されるかもしれないんですよ!? その危険性がわからないんですか!?」
「我知道。邊境軍會撐一陣子。在那段期間我會成為皇太子,轉為反擊。外國不足為懼,帝國是強國,並會在我之下蛻變為霸權國家。」
「わかっている。しばらくは国境軍が持ちこたえるだろう。その間に俺が皇太子となり、反撃に転ずる。他国など恐れるに足りん。帝国は強国だ。そして俺の下で覇権国家へと生まれ変わる」
戈登說著,輕揮了下手。
そう言ってゴードンは軽く手を振る。
這時兩名衛兵忽然抓住了索尼亞的雙手。
するとソニアは二人の衛兵によって両手を掴まれた。
「做什麼!?沒有我你就贏不了埃里克殿下吧!?」
「なにを!? ボクがいなければエリク殿下には勝てませんよ!?」
「我沒打算靠政爭取勝,要用軍隊把他們徹底擊潰。感謝妳替我做好了準備。日後若有需要會再叫妳。在那之前待在房裡安分點,別起歪念。敢亂來,我就殺了人質。」
「政争で勝つ気はない。軍で叩きのめす。そのためのお膳立てをしてくれた事は感謝しよう。また用があれば呼ぶ。それまでは部屋で大人しくしていろ。変な気は起こすな。人質を殺すぞ」
說完這番威脅,戈登命人把索尼亞帶出房外。
そう脅しをかけてゴードンはソニアを部屋の外に連れていかせる。
被衛兵強行帶走的索尼亞,用難以置信的目光看著戈登。
衛兵に無理やり外に連れ出されたソニアは、ゴードンをずっと信じられないモノを見る目で見ていた。
簡直像個怪物。
まるで怪物だった。
一邊參與帝位之爭,一邊渴望戰爭。
帝位争いに参加しながら、戦争を望む。
索尼亞看走眼了。戈登雖然想要皇位,但他更渴望戰爭,他是真正的戰爭狂。
ソニアは読み違えたのだ。ゴードンは帝位を望んでいるが、それ以上に戦争を望んでいた。正真正銘の戦争狂なのだ。
對戈登而言,戰爭不是手段而是目的,皇位不過是讓他更容易達成那目的的舞台。
ゴードンにとって戦争は手段ではなく目的であり、帝位はその目的をやりやすくするための場所でしかないのだ。
索尼亞這才恍然大悟,心想『怎麼會變成這樣……』,帶著震驚被拖走了。
そのことに今更ながらに気づいたソニアは、どうしてこんなことに……と、愕然としながら引きずられていったのだった。