最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第三十八話 隆迪內的局勢
20日中午先休息一下喔。
20日のお昼はお休みしまーす。
「帝國第七皇子,阿爾諾特·雷克斯·阿德拉謁見隆迪內公王陛下。」
「帝国第七皇子、アルノルト・レークス・アードラーがロンディネ公王陛下に拝謁いたします」
「喔,阿爾諾特皇子,來得正好。聽說你弟弟的船遇到暴風,願他平安無事。」
「おお、アルノルト皇子。よく来られた。弟君の船は嵐に遭われたとか。ご無事を祈っておる」
「謝謝陛下。」
「ありがとうございます」
說罷,雷歐納爾特以阿爾諾特的身分向隆迪內公王致意。
そう言ってレオナルトはアルノルトとしてロンディネの公王に挨拶した。
隆迪內公王留著引人注目的口鬍與山羊鬍,身形略顯微胖,年約四十後半。
ロンディネ公王は見事な口髭と顎髭を持った小太りの男で、年は四十後半。
名為卡洛·迪·隆迪內。
名前はカルロ・ディ・ロンディネ。
他承接父親持續與阿爾巴特羅的長期戰事,見阿爾巴特羅獲得他國協助,便派親善大使向帝國求助,促成阿爾等人前來的契機。
長く続くアルバトロとの戦争を父から継続して行っており、アルバトロが他国の協力を得ているのを見て自らも帝国の手を借りようと帝国に親善大使を送り、アルたちが来るきっかけを作った人物だ。
「那麼,阿爾諾特皇子。既然你弟不在,請問使節團的首領由你擔任可以嗎?」
「さっそくだが、アルノルト皇子。弟君が不在な以上、使節団のトップはあなたということでよろしいか?」
「是的,沒錯。」
「はい、そうなります」
雷歐盡量不多言,只回應提問。
レオは極力余計なことを言わず、質問にだけ答える。
在雷歐身後跪著的艾爾娜也再三叮囑他要如此行事。
レオの後ろで膝をついているエルナからもそこは何度も念を押されていた。
但世事並非如此簡單,光靠這些過不去。
しかし、それだけで乗り切れるほど世の中甘くはない。
「那麼,能否讓我聽聽皇帝陛下的回覆?」
「では、皇帝陛下の返事を聞きたいのだが?」
說完後,隆迪內公王向前探身。
そう言ってロンディネ公王は身を乗り出した。
隆迪內公國已向帝國請求,要求在對阿爾巴特羅公國的戰事上給予援助。
すでにロンディネ公国は帝国に向けて対アルバトロ公国における援助を求めていた。
皇帝的回覆是拒絕。然而,在所贈的財寶中混入了幾件兵器與設計圖。表面上說不,卻並非要與隆迪內斷絕關係,本意正是如此;不過那些兵器多半裝在阿爾乘坐的船上,已沉入海底。
それについての皇帝の返答はノーだった。しかし、財宝の中にはいくつかの兵器や設計図を混ぜていた。公式にはノーといいつつもロンディネとの関係を切る気はない。そういう意図だったが、その兵器のほとんどはアルが乗っていた船に積んであり、すべて海の底に沈んでしまっていた。
雷歐猶豫如何回應,便說出事先為此情況準備好的回答。
レオはどう答えるべきか迷い、迷ったときのためにあらかじめ決めていた答えを口にした。
「關於那點,請由我方近衛騎士說明。艾爾娜。」
「それについては我が近衛騎士よりお伝えしたいと思います。エルナ」
「公王陛下,初次見面。我是帝國近衛騎士團所屬,第三騎士隊隊長艾爾娜·馮·阿姆斯貝爾格。」
「はい。お初にお目にかかります、公王陛下。私は帝国近衛騎士団所属、第三騎士隊隊長のエルナ・フォン・アムスベルグと申します」
「啊,阿姆斯貝爾格……傳聞中的勇爵家神童嗎……喔,真令我驚訝。本來聽說會有近衛騎士隨行,沒想到竟然是那樣的……」
「あ、アムスベルグ……噂の勇爵家の神童か……お、驚いたぞ。近衛騎士が同伴するとは聞いていたが、まさかその……」
「難道您沒料到會來位聖劍使者嗎?」
「聖剣使いが来るとは思いませんでしたか?」
聽了艾爾娜的話,隆迪內公王連連點頭。
エルナの言葉にロンディネ公王は何度も頷く。
艾爾娜輕輕一笑,緩解了場上的緊張氣氛。
それに対してエルナはクスリと笑って、場の緊張をほぐす。
外表看來可憐美麗的艾爾娜一笑,讓現場的氣氛稍稍和緩。
見た目だけ見れば可憐で美しい少女であるエルナが笑ったことで、少しの場の空気が和らいだ。
「請放心。到了帝國境外,是無法使用聖劍的。」
「ご安心を。帝国外では聖剣を使うことはできません」
「不、並非我有所懷疑……若冒犯了還請見諒。」
「い、いや、疑ったわけではないのだ……気を悪くしたなら謝ろう」
「不,我方馮·阿姆斯貝爾格勇爵家本就如此聲名遠播,公王陛下。我很清楚這一點。這就是答覆。」
「いえ、我がアムスベルグ勇爵家はそういう存在だと言うことはよく理解しております。そしてこれが答えです。公王陛下」
「這、這是什麼意思……?請好好說明,讓我能徹底明白。」
「ど、どういうことだ……? しっかりとわかるように説明してくれ」
面對一臉茫然的隆迪內公王,艾爾娜開始解釋。
わけがわからないと言った様子のロンディネ公王にエルナは説明を始める。
「帝國是個軍事大國。若帝國行動,便會有像我這樣的近衛騎士及精銳將領出動。坦白說,對帝國而言,滅掉貴國或阿爾巴特羅公國並非難事。」
「帝国は軍事大国です。その帝国が動くということは、私のような近衛騎士や精鋭の将軍が動くということです。単刀直入に言わせていただければ、帝国にとって貴国やアルバトロ公国を滅ぼすことは容易なのです」
「嗯、嗯,大概是如此。我想我明白。」
「う、うむ、だろうな。それは理解しているつもりだ」
「不愧是公王陛下,英明果斷。然而,我帝國也有競爭對手。若我方正式以援軍之姿前來援助貴國,對手必會樂於支援阿爾巴特羅公國;屆時等待的將是雙方疲敝與南部的荒蕪。」
「さすがは公王陛下。ご英明であらせられます。しかし、我が帝国にもライバルがおります。もしも私が正式に貴国の援軍としてこの地に来たとしましょう。そうなるとライバルたちは喜んでアルバトロ公国に手を貸します。そうなれば待っているのは両国の疲弊と南部の荒廃です」
「怎、怎麼可能……」
「な、なんと……」
「很遺憾,這就是答案,公王陛下。我帝國因為過於強大,一旦行動其他國家也會連動。因此皇帝陛下無法答應貴國的援助請求;若貴國已佔優勢,情況更是如此。」
「残念ながらこれが答えなのです。公王陛下。我が帝国は強すぎるがゆえに動けばほかの国も動きます。ゆえに皇帝陛下は貴国の援助要請にお答えできません。貴国が優勢であればなおさらです」
「嗯、嗯……果然不愧是皇帝陛下,能妥善考量大陸情勢。但我國單憑自身,要攻下阿爾巴特羅公國依然困難,因為那兒有人會去援助他們。」
「う、うむ……さすが皇帝陛下。よく大陸の情勢を考えておられる。しかしだな。我が国だけではアルバトロ公国を落とすのは難しいのだ。あの国に手を貸す国がいるからだ」
對此艾爾娜點頭。
そのことにエルナは頷く。
她當然知道這點,所以才把兵器與設計圖作為權宜之計帶來;既然那些東西不在,便只能靠巧妙的言辭說服對方。
もちろんそのことは承知している。だから、これで我慢しろという意味で兵器や設計図を持ってきたのだが、それがない以上はうまく言葉で黙らせるしかない。
「我當然明白。皇帝陛下的打算是今後持續進行友好往來,逐步提供協助。作為開端,皇帝陛下派我前來,意在示範帝國武威。公王陛下,您是否有興趣見識勇者家系的力量?」
「もちろん承知しております。ですからこれから親善を続け、少しずつ御助力できればと皇帝陛下はお考えです。その手始めとして皇帝陛下は私を送ったのです。帝国の武威を見せるためです。いかがでしょう? 公王陛下。勇者の家系の力にご興味はありませんか?」
「噢!原來是這樣!太好了!」
「おお! そういうことか! それはよい!」
隆迪內公王終於察覺到他的用意,原本沉重的表情頓時明朗起來。
ようやく意図を察したロンディネ公王は沈んでいた表情を明るくさせる。
被帝國拒絕意味著必須大幅變更方針。
帝国に断られたとなれば大きく方針を変更しなければいけないからだ。
隆迪內單靠自身已無法攻陷阿爾巴特羅公國。或許拖久了也可能成功,但公王認為那樣行不通。
ロンディネ公国単独ではもはやアルバトロ公国を落とせないのだ。時間をかければできなくはないだろうが、それでは駄目だとロンディネ公王は考えていた。
隆迪內公王認為必須在自己在位期間統一南部,否則無法抵擋日益壯大的中部諸國,終將被吞併。
自分の代で南部を統一しなければとロンディネ公王は考えていた。そうしなければ日夜巨大化する中央の国々に勝てず、いずれは飲みこまれる。
為此他心中已有要成為統一君王的計畫,雖帶有野心,卻也真心為南部著想。
そのために自分が統一王になるという設計が公王の頭の中にはあった。それは野心がおおいに含まれたものであったが、本当に南部のことを思っての考えでもあった。
對隆迪內公王而言,勇者後裔那等最強者的實力,正是他想親眼目睹的。
そんなロンディネ公王にとって、最強の人間である勇者の末裔の力はぜひ見ておきたいところだったのだ。
「嗯……話說回來,我國沒有能一對一與你抗衡之人。阿爾諾特皇子,改成多人應戰可以嗎?」
「うーむ、しかしだな。我が国には一対一でそなたの相手ができる者はいない。そこでだ、アルノルト皇子。こちらは複数でも構わないだろうか?」
「若本人同意,無異議。」
「本人がよいのであれば否はありません」
「沒關係。」
「構いません」
「是嗎是嗎。那十人如何?這個數目應該差不多吧。」
「そうかそうか。では十人でどうだ? さすがに」
「明白了,是十人。」
「わかりました。十人ですね」
艾爾娜這麼一說便乾脆答應了。
そう言ってエルナはあっさり受けた。
隆迪內公王沒想到會被這麼簡單地接受,但事已至此也改不了了,於是召來城中十名能幹的騎士。
まさかこんなにあっさり受け入れられるとは思っていなかったロンディネ公王だが、いまさら変更するわけにもいかず城にいる腕利きの騎士を十人呼び寄せる。
於是,在王座前預留的空地上,一對十的交鋒開始了。
そして玉座の前に空けられたスペースで一対十の戦いが始まった。
「眾人齊聲吶喊!」
「おおおおぉぉぉ!!」
率先出手的是一名魁梧的騎士。
まず最初に火ぶたを切ったのは大柄な騎士だった。
他拿著模擬劍衝來,但在艾爾娜眼中那是一場破綻百出的突擊。
模擬剣をもって突っ込むが、エルナから見れば隙だらけな突撃だった。
一邊心想『若是我的部下就得從基礎重練了』,艾爾娜輕巧地揮出一劍。
私の部下なら基礎からやりなおしね、なんてことを思いつつ、エルナは軽く剣を振るう。
只聽得一聲乾脆的響聲,魁梧騎士手中模擬劍當場在中間斷裂。
それだけで乾いた音とともに大柄な騎士が持っていた模擬剣が半ばで折れた。
「咦……?」
「えっ……?」
「建議你們最好同時上來試試?」
「同時に掛かってくることをおすすめするわよ?」
那斷裂的切面如同被鋒利利刃割過,魁梧騎士的臉色刷地一白。
まるで鋭利な刃物で斬られたかのような切断面に大柄な騎士はさーっと顔を青くする。
艾爾娜不理那名魁梧騎士,轉眼望向剩下的九人。
そんな大柄な騎士に構わず、エルナは残る九人を見る。
騎士們一瞬被艾爾娜的視線震懾,但很快想到自己在公王面前,鼓起勇氣迎上前斬。
一瞬、エルナの視線に怯んだ騎士たちだったが、すぐに公王の前だと思いだして勇気を振り絞って斬りかかる。
先是三人從三個方向同時發動攻擊。
まずは三人が三方向からの同時攻撃。
在艾爾娜看來,那攻勢慢得讓人打呵欠,她隨手一撥便將所有劍從中段斬落。
エルナからすれば欠伸が出るような遅さの攻撃で、すべての剣を払うようなしぐさで半ばから斬り落とす。
在她屢次以模擬劍斬落模擬劍的絕技面前,其餘騎士不自覺地後退;艾爾娜喝斥了那些騎士。
模擬剣で模擬剣を斬り落とすという神業を何度も見せつけられた残りの騎士たちは、知らず知らずのうちに後ずさる。そんな騎士たちをエルナは一喝した。
「身為騎士,別在主君面前後退!會被人說隆迪內沒有騎士的!」
「騎士なら主君の前で後ずさるのはやめなさい! ロンディネに騎士はいないと謗られるわよ!」
「是、是!我們上前!」
「は、はい! 行きます!」
簡直像教官對學生。
まるで教官と生徒だ。
雷歐看著眼前的情景這麼想。
そんなことをレオは目の前の光景を見て思っていた。
被喝止的騎士們不再畏懼,衝向艾爾娜。而這也是艾爾娜首次真正以劍接招。
一喝された騎士たちは恐れずにエルナに向かっていく。そして初めてエルナが剣を受け止める。
僅此一幕便使隆迪內一方爆發出歡呼聲。
それだけでロンディネ側には歓声が沸いた。
然而,那都是艾爾娜的演出。察覺到的人,大概只有她的部下和雷歐。
しかし、それはエルナの演出だ。それに気づいているのはエルナの部下とレオくらいだろうか。
她刻意先示範壓倒性的力量,然後為了顧及對方面子稍稍手下留情——這是近衛騎士面對貴族時常用的手法。
あえて圧倒的力を見せつけ、その後は相手の顔を立てるために少しだけ手加減する。近衛騎士が貴族などを相手にするときによくする手法だ。
幸好隆迪內那邊沒有人發現。
幸い、ロンディネ側に気づいた者はいない。
在鬆了口氣的同時,雷歐輕嘆一聲,心想這種事還會持續到何時。
そのことにホッとしつつ、こんなことがいつまで続くのかとレオは小さくため息を吐いた。
『哥哥也很辛苦吧……』
「兄さんも苦労してるのかなぁ……」
他低聲喃喃,盡量不讓任何人聽見。
誰にも聞こえないように呟く。
對雷歐而言,阿爾從小就是個能做出他做不到之事的了不起哥哥。
レオにとってアルは昔から自分じゃできないことをできるすごい兄だった。
小時候有棵連人都爬不上去的大樹。孩子們熱衷討論誰會先爬上去。雷歐努力練習爬樹,但最終沒有人成功,爬樹的熱潮也就這樣過去。
子供の頃、誰にも登れない木があった。子供たちの中では、誰が一番最初に登れるかという話でもちきりだった。レオは一生懸命木登りの練習をしたが、結局レオはもちろん誰も登れず、そのまま木登りのブームは過ぎた。
但不久之後,雷歐在那棵樹上發現有隻小鳥受了傷。
しかし、それから少しあとにその木の上で小鳥が怪我をしているのをレオは見つけた。
但無法登上的雷歐無能為力。
だが、登ることのできないレオには何もできなかった。
這時阿爾路過,聽了情況說了「等著」便離開了。
そんなとき、アルが通りかかって事情を聞くと待っていろと言って姿を消した。
過了不久,阿爾回來,輕鬆地把小鳥放回巢裡救了它。
そしてしばらくするとアルは戻ってきて、あっさりと小鳥を巣に戻して助けて見せた。
阿爾甚至擅自借用皇帝房間裡一件能使物體懸浮的珍貴魔導器,靠那個解決了事。
アルは皇帝の部屋にあった宙に浮ける貴重な魔導具を、無断で借りてきて事態を解決したのだ。
像這樣,阿爾總是用雷歐想不到的方法解決問題;有這樣的哥哥,想必能輕易代替我完成那些事。
こんな風にアルはレオには思いもよらない方法で事態を解決する兄なのだ。そんな兄ならば自分の代わりなど簡単にこなして見せるだろう。
這麼想著,雷歐把注意力回到自己身上。
そう思い、レオは自分のことに集中した。
接著他下定決心,要認真地變懶散。
そして一生懸命ぐうたらになろうと決意したのだった。
我忘了設定預約發文(笑)
予約投稿忘れてました(笑)