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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第二十八話 阿爾巴特羅的公族

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靠近的阿爾巴特羅公國艦隊是軍艦,共三艘。

近づいてきたアルバトロ公国の船は軍船だった。数は三隻。

那是裝備能以魔力發射彈丸的魔導砲的帆船。作為現代軍艦,它算是最新型。若要是登艦白兵戰另當別論,一旦被拉開距離,我們就無能為力了吧。

魔力によって弾を発射する魔導砲を備えた帆船だ。現在の軍船としては最新に当たる。乗り込んでの白兵戦ならともかく、距離を取られたら俺たちは何もできないだろうな。

「攻擊應該不會吧?」

「攻撃はさすがにしてこないか」

「要是攻擊過來,那就是和我國開戰了」

「してきたら我が国と戦争ですからね」

「辛苦了。那邊兩人怎麼樣?」

「輸送ご苦労。向こうの二人は?」

「他們現在狀態很虛弱。要是比賽的話裁判會立刻喊停呢」

「グロッキー状態です。試合なら即レフェリーストップですね」

把雷歐送來的那名壯年騎士回到我這邊。他是唯一知道我們換位的人,能在身旁真是幫了大忙。

レオを送ってきた壮年の騎士が俺の下に戻ってきた。彼だけが唯一入れ替わりを知ってるからな。傍にいてくれると助かる。

「那麼用替身的我是不是不合格?」

「それなら代役を使った俺は失格か?」

「只要不被發現就沒問題。真的不被發現就好。」

「バレなければいいんですよ。バレなければ」

他那樣回應了我的話。

俺の言葉にそんな風に返してきた。

他靈活得不像是艾爾娜的部下,說實話,我都想要他當我的手下了。

エルナの部下とは思えないほど柔軟だ。ぶっちゃけ、俺の部下に欲しいくらいだ。

「是嗎。那就徹底演下去吧」

「そうか。それなら徹底的に演じるか」

「我隨行」

「お供します」

說著,我和騎士便出門去迎接靠近的阿爾巴特羅船。

そう言って俺と騎士は近づいてきたアルバトロ船の出迎えに出たのだった。

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■■■

「感謝您應允會談,大使閣下」

「会談に応じてくれたこと、お礼申し上げます。大使殿」

說著登上我們船的是一名淺棕色頭髮的少女。她及肩剪齊的髮絲在風中輕輕飄動。

そう言って俺たちの船に上がってきたのは色素の薄い茶色の髪の少女だった。肩口で切りそろえた髪が風で微かに揺れる。

年齡大約十四、十五歲左右。綠色的眸子好奇地打量著我。

年は十四、五というところか。緑の瞳が興味深そうに俺を覗き込んでいる。

沒想到會出現看似比我年幼的人,我有些驚訝。

まさか年下と思われる人物が出てくるとは思っておらず、俺は少し驚いてしまった。

或許察覺到我的驚訝,那少女立刻低下了頭。

それを察したのか、少女はすぐに頭を下げた。

「失禮了。我是艾凡潔琳娜·迪·阿爾巴特羅,阿爾巴特羅公國的公女。名字太長,請叫我艾娃」

「御無礼を。私はエヴァンジェリナ・ディ・アルバトロ。アルバトロ公国の公女です。長いのでエヴァとお呼びください」

「啊、姊上等等我~……」

「あ、姉上待ってよぉ~……」

「至於這邊這個遲鈍的就是朱利歐·迪·阿爾巴特羅,我的弟弟」

「それでこっちのとろいのがジュリオ・ディ・アルバトロ。私の弟です」

說著現身的朱利歐與艾娃幾乎一模一樣。並不是艾娃偏男性化,而是朱利歐更像女孩。

そう言って姿を現したジュリオの姿はエヴァと瓜二つだった。エヴァが男よりなのではなく、ジュリオが女よりなのだ。

並排看來的話,說是姊妹也令人信服。

並んで見せられれば姉妹と言われても納得がいく。

艾娃很漂亮,眼中帶著堅定的意志;反之朱利歐顯得膽小又戰戰兢兢。若要論誰更女性化,雖說有失禮,但朱利歐反而更像女生。

エヴァは綺麗な少女だが、その目には強い意思を感じる。一方、ジュリオは気弱そうでおどおどしている。どちらが女らしいかと言われると失礼だが、ジュリオのほうが女っぽい。

沒想到阿爾巴特羅的公女與公子竟是雙胞胎,而且還登上我們的船,這是怎麼回事?

まさかアルバトロの公女と公子が双子だとはな。しかも俺たちの船に乗り込んでくるとか何事だ?

心想還好沒強行把身體不適的雷歐也拖來,同時我像雷歐般優雅地行了一禮。

具合の悪いレオを無理やり参加させなくてよかったぁと思いつつ、俺はレオらしく優雅に一礼した。

「我名為雷歐納爾特·雷克斯·阿德勒,為帝國第八皇子。此次受命為前往隆迪內公國的全權大使,現在正值前往途中。能夠見到阿爾巴特羅公國的公女殿下與公子殿下,以及以海洋之國聞名的阿爾巴特羅公國的軍艦,實在感到榮幸。」

「僕の名前はレオナルト・レークス・アードラーと申します。帝国の第八皇子です。此度、ロンディネ公国への全権大使に任じられ、今はその道中です。アルバトロ公国の公女殿下と公子殿下、そして海洋国家と名高いアルバトロ公国の軍船にお目にかかれたこと、光栄に思います」

出發前已經向阿爾巴特羅通報,將雷歐任命為前往隆迪內的全權大使。

すでに出発前にアルバトロには、レオを全権大使としてロンディネに派遣することを伝えてある。

理所當然,他們應該也知道這件事。

当然、彼らもそれを承知のはずだ。

所以他們的目的不是阻止。要阻止的話,只要禁止通過阿爾巴特羅的海域就行。若先允許進入,卻在進入時又說別來,阿爾巴特羅會因此喪失各國的信任。

だから彼らの目的は阻止ではない。阻止したきゃアルバトロ公国の海域を通ることを禁じればいいだけのこと。わざわざ自国の海域を通ることを許可しておきながら、入った瞬間、やっぱり行くなといえばアルバトロは各国から信頼を失う。

因此這次艾娃和朱利歐前來,應該是有其他目的。

だから今回、エヴァとジュリオが来たのは別の目的のはずだ。

「我也聽聞雷歐納爾特皇子的名聲。聽說在帝國東部發生海嘯時,曾率領眾多騎士突擊。果然不愧為帝國王子,勇猛且具軍才。」

「私もレオナルト皇子の噂は聞いています。帝国東部で津波が起きた際、多くの騎士を率いて突撃をかけたとか。さすがは帝国の皇子、勇猛であり軍才もおありなのですね」

「那種事不全是我一人的功勞,是騎士們奮戰的結果。況且若說軍才,兩位殿下不也是嗎?公國的殿下特地乘軍艦前來,想必不是單純為了拜訪我吧?」

「そのようなことはありません。騎士たちが奮闘してくれただけです。それに軍才ならばお二人もおありでは? わざわざ公国の殿下方が軍船に乗って、僕に会いに来たということはないでしょう?」

聽到這番回應,艾娃微微變了眼色,朱利歐則露出一副『呃』的表情。

その切り返しにエヴァが少し目つきを鋭くし、ジュリオがえっといった表情を見せた。

果然另有目的。

やはり別の目的があった。

不是對我們採取行動,而是他們另有其事,我們剛好路過那裡。

俺たちに対してアクションを起こしたのではなく、別の目的があり、そこに俺たちが通りかかったということだろう。

問題在於公女與公子的出場目的為何。就兩人的舉止看來,並不像擅長戰鬥的人。

問題は公女と公子が出てくる目的とは何なのかということだ。二人の立ち振る舞いを見るかぎり戦闘に長けているようには見えない。

艾娃大概有一些基本的戰術認知,但朱利歐完全沒有那種氣質。若給他一把劍,恐怕還不如我。到底為什麼會帶他來?

エヴァはまぁ少しは心得があるようだが、ジュリオはまったくそういう雰囲気がない。おそらく剣を持たせたら俺以下だぞ。そんなのをどうして連れてきているのか。

正想試探時,艾娃立刻揭露了答案。

探りを入れようかと思ったら、エヴァがすぐに答えを明かした。

「表情都寫在臉上了!笨蛋!真是的……」

「顔に出すぎよ! 馬鹿ね! 本当に……」

「對、對不起,姊上……」

「ご、ごめんよ、姉上……」

「唉……雷歐納爾特殿下。既然如此就讓我坦率直說。請改變航線。我不會阻止您前往隆迪內,但請盡量繞遠走。」

「はぁ……レオナルト殿下。こうなっては率直に言わせて頂きます。進路を変えていただきたいのです。ロンディネに行くことは止めませんができるだけ大回りでお願いします」

「請問可以告訴我理由嗎?」

「理由をお聞かせ願えますか?」

「……若可能的話我不想說。因為我無法信任您和帝國。」

「……できれば言いたくありません。あなたや帝国を信用できないので」

「原來如此」

「なるほど」

能如此堂堂正正地說出不信任帝國,著實頗為堅毅。

ここまで堂々と帝国を信用できないというとは、なかなか剛毅なもんだ。

阿爾巴特羅公國相比帝國是弱小國,海上貿易興盛;若攻打它會得罪其他國家,帝國不會輕易出手,但若要做,帝國有能力將其碾壓。

アルバトロ公国は帝国と比べれば弱小国だ。海上貿易が盛んであり、攻めればほかの国を敵に回すため帝国は手を出さないが、やろうと思えば踏みつぶせるだけの力が帝国にはある。

阿爾巴特羅公國應該也明白這一點。

それはアルバトロ公国もわかっているだろうに。

即便如此,可見那是若被公之於眾會相當麻煩的問題。

それでもそういうあたり、知られたら困る問題なんだろう。

我稍微環顧四周。

少し俺は周囲を見渡す。

然後。

そして。

「改變航向。比預定路線更繞遠地進入隆迪內。」

「進路変更だ。予定より遠回りでロンディネに入る」

「但、殿下!?那樣會比原定耗費更多天數!」

「で、殿下!? それでは予定したよりも日数がかかってしまいます!」

「沒關係。食物與水都備有充足,稍微晚到一點隆迪內也會睜一隻眼閉一隻眼。」

「構わない。食料や水には十分余裕を持っているし、多少の遅れはロンディネも目を瞑ってくれるさ」

「但是!」

「しかし!」

「已經決定了。這樣可以嗎?艾娃殿下?」

「もう決めた。これでよろしいですか? エヴァ殿下」

看著一臉愕然的艾娃,我在心裡暗自笑了起來。

呆気にとられた様子のエヴァを見て、俺は内心で笑っていた。

原來如此。像雷歐那樣的行為會換得這種反應。難道雷歐是為了看對方愕然的表情才這麼做的嗎?

なるほど。レオみたいな行動をするとこういう反応が返ってくるのか。もしかしてレオはこういう相手の呆気にとられた表情が見たくてやってるのか?

艾娃的反應就是那麼有趣。

それくらいエヴァの反応は面白かった。

「……不愧是有資格爭奪帝位之人,胸襟宏大。感謝您明智的判斷,雷歐納爾特殿下。」

「……さすがは帝位を争うお方。器が大きいですね。賢明な判断に感謝します。レオナルト殿下」

「感、感謝您」

「か、感謝します」

「那麼我們就先告辭了」

「では私たちはこれで失礼します」

「失、失陪了」

「し、失礼します」

說完後艾娃與朱利歐辦完事便回去了。

そう言ってエヴァとジュリオは用件が終わったため帰っていく。

隨著他們離去,我們也開始準備出發。雖然我想儘快停止扮演雷歐,但對方正盯著我們是否真的改變航線,所以不能有可疑動作。

それに合わせて俺たちも出発の準備を始める。できればさっさとレオの振りはやめたかったが、俺たちが本当に進路を変えるのか向こうも目を光らせているので怪しい動きはできない。

結果,我和雷歐仍以互換身份的狀態出航了。

結局、俺とレオが入れ替わったまま船を出発させる羽目になった。

不過這沒什麼大不了。待在房間裡不會太顯眼,而且說實話在上岸前我和雷歐都沒什麼事要做。

まぁ別にそれは問題じゃない。部屋にいれば目立たないし、陸につくまでぶっちゃけ俺やレオに仕事はない。

問題在於阿爾巴特羅的目的。

問題なのはアルバトロの目的だ。

「發生了什麼事嗎?」

「何事でしょうか?」

「真不曉得發生了什麼」

「何事だろうな」

對壯年騎士的詢問我也歪著頭表示不解。

壮年の騎士の問いに俺も首を傾げる。

老實說想不出頭緒。他們特意調出三艘軍艦,卻讓公女與公子登上;若要戰鬥,公女與公子就沒必要,若不戰鬥,三艘軍艦又太過多餘。

正直見当もつかない。わざわざ三隻も軍船を引っ張り出しておきながら、公女と公子が乗っていた。戦うならば公女と公子は不要だし、戦わないなら三隻の軍船は過剰だ。

能想到的差不多只有示威性的偵察。如果那兩人擁有適合偵查的能力,那倒說得通。

そこらへんから考えられるのは威力偵察というぐらいか。あの二人が偵察向きの能力を持っているならまぁ納得はいく。

但到底是在偵察哪裡?

だが、どこを偵察する?

那裡是阿爾巴特羅的海域,而且也沒聽說有大型海盜團存在。

あそこはアルバトロ公国の海域だし、大きな海賊団がいるとも聞いていない。

正沉思時,船忽然劇烈搖晃起來。

しばらく考え込んでいるといきなり船が大きく揺れた。

「怎麼回事!?」

「なんだ!?」

「回報!暴風!」

「報告! 嵐です!」

「什麼!?」

「なに!?」

哪可能會有那種事。

んな馬鹿な話があるか。

才剛還是晴天,竟然突然起風暴。

さっきまで晴天だったのに、いきなり嵐なんて。

這麼想著,我急忙衝上甲板。

そう思いつつ、俺は急いで甲板に上がる。

只見暴風與巨浪襲來,拍打著船身。

するとそこでは暴風と高い波が船を襲っていた。

再往旁邊一看,發生了更麻煩的事情。

さらに横を見ると厄介なことが発生していた。

「船長!我們和哥哥的船脫離了!」

「船長! 兄さんの船と離れてる!」

「請原諒!我們這艘船現在拼命想不讓翻覆,追上那邊是不可能的!」

「お許しください! こっちの船は転覆しないようにするだけで精一杯です! 向こうに追いつくのは無理です!」

「能不能想辦法!?」

「どうにかできないんですか!?」

「不可能!這不是自然的暴風!沒有任何徵兆就突然出現了!絕對有海中怪物牽涉其中!」

「無理です! これは自然な嵐じゃありません! いきなり兆候もなく現れたんです! 間違いなく海のモンスターが関わってます!」

聽到船長那樣喊,我想起了曾對艾爾娜說過的話。

そう船長が叫んだのを聞いて、俺は自分がエルナにした話を思い出す。

我曾向艾爾娜提及過海龍的事。

俺はエルナに海竜の話をした。

常聽到的海龍傳說是會突然引起暴風將船沉沒,正好符合眼前的狀況。

よく聞く海竜の話は、突然嵐を起こして船を沈めるというものだ。まさしく今の状況だ。

而且先前阿爾巴特羅公國的態度也印證了這一點。

そしてそれを裏付けるのはさきほどのアルバトロ公国の態度。

公女與公子帶著三艘軍艦出現,並要求我們改變航線。

公女と公子が軍船を三隻も引き連れていた。そして俺たちに進路を変えろと言ってきた。

如果阿爾巴特羅公國知道海龍在其海域附近並來調查,那又如何?

もしもアルバトロ公国が海竜が自分の海域付近にいることを知っていて、その調査をしに来ていたとしたら?

他們不可能告訴我們。阿爾巴特羅公國靠海上貿易維生,但若任何船員聽說有海龍出沒,誰也不會去阿爾巴特羅開船,那等於自殺。

俺たちに伝えられるわけがない。アルバトロ公国は海上貿易で成り立っている。だが、どの国の船乗りも海竜がいると聞けばアルバトロ公国に船は出さない。自殺行為だからだ。

想到這裡,我立刻施放偵測魔法,查探這場暴風的規模。

そこまで考え、俺は咄嗟に探知魔法を使う。調べたのは嵐の規模だ。

要看強風吹到哪裡。當我查探時,不禁啧了一聲。

どこまで強風が吹いているのか。それを調べたとき、俺は思わず舌打ちをした。

暴風巨大,而我們位於邊緣。也就是說發生的中心不在這裡。

嵐は巨大であり、俺たちは端にいる。つまり発生地点はここじゃない。

恐怕阿爾巴特羅公國海域正是暴風的中心。

おそらくアルバトロ公国の海域が嵐の中心だ。

更麻煩的是,船正不斷被往那發生中心漂去。

さらに厄介なことに船はどんどんその発生地点に流されている。

照這樣下去,最糟會是我們得在海上和海龍戰鬥。

このままじゃ最悪、海の上で海竜と戦う羽目になる。

那種事我才不要。

そんなのはごめんだ。

「船長!想辦法離開風暴!」

「船長! なんとか嵐から離脱を!」

「我們正在努力!」

「今やってます!」

就這樣,我以雷歐的身分被捲入了暴風雨。

こうして俺はレオのまま嵐に巻き込まれたのだった。

用雷歐的語氣來寫阿爾真的很難……為什麼要弄成這種劇情呢……orz

レオの口調でアルを書くの難しい……。なぜこんなストーリーにしたのか……orz