最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第十八話 謀士沉溺於計謀
看到剛好三萬點那一瞬間,心裡有種撿到便宜的感覺(有點得意)。
三万ポイントちょうどになった瞬間を見ました。得した気分( *´艸`)
騷動發生後已經三天了。
騒動が起きてから三日。
在皇帝的子女中,我是最後一個抵達基爾城的。
皇帝の子供たちの中では一番最後に俺はキールの街に到着した。
其他孩子雖然沒趕上防禦戰,但因為一直與騎士並肩奔馳,那天夜裡幾乎都集合完畢了。
ほかの子供たちは防衛戦には間に合わなかったものの、ずっと騎士と共に駆け続けていたため、その日の夜にはほぼ揃い踏みだったそうだ。
「又會被嘲笑呢。」
「また馬鹿にされますな」
「就讓他們去吧,隨他們去。」
「させときゃいいんだよ。させときゃ」
我在馬車裡和塞巴斯聊著這些話,到了宅邸前就下了車。
馬車の中でそんな会話をセバスとしながら俺は屋敷の前で馬車を降りる。
這時難得有人出來迎接。
すると珍しく出迎えの人間たちがいた。
「哥哥……!」
「兄様……!」
「喔,克莉絲塔。怎麼了?」
「おっとクリスタ。どうした?」
「好可怕……」
「怖かった……」
像往常一樣抱著兔子布偶的克莉絲塔蹦蹦跳跳跑來,抱住了我。
いつもどおり兎のぬいぐるみを持ったクリスタが、トテトテと駆け寄ってきて抱きついてくる。
摸了摸克莉絲塔的頭好幾次後,我牽著她的手往前走。
そんなクリスタの頭を何度か撫でたあと、俺は手を繋いで進む。
出來迎接的有菲內和雷歐。然後。
出迎えに出てきたのはフィーネとレオ。そして。
「歡迎回來,阿爾。」
「お帰りなさい。アル」
「歡迎回來,阿爾諾爾特殿下。」
「お帰りなさいませ。アルノルト殿下」
「嗯,回來了。」
「ああ、ただいま」
艾爾娜和她的部下列隊迎接我們。
エルナとその部下たちが整列して出迎えてくれた。
看起來沒有人受傷。我鬆了口氣,然後轉向雷歐。
見た限り怪我をしている者もいない。そのことにホッと息を吐くと俺はレオのほうを向いた。
「艾爾娜他們是理所當然的,你們竟然趕得上,真不簡單?」
「エルナたちは当然として、よく間に合ったな?」
「是西爾瓦幫忙的。」
「シルバーが協力してくれたんだ」
「不愧是SS級冒險者,人品真好啊。」
「さすがはSS級冒険者。人間が出来てるなぁ」
「阿爾,那種男人哪裡有人品好?」
「アル。あんな男のどこが人間出来てるっていうの?」
艾爾娜露出不滿的表情。
不満そうな表情をエルナが浮かべた。
我聳了聳肩回答道。
それに対して肩を竦めながら答える。
「他不是幫了我們、救了整個帝國嗎?」
「助けてくれたじゃないか。帝国を」
「那傢伙只是心血來潮,我看得出來。」
「気まぐれよ、あんなの。私にはわかるわ」
「就算是心血來潮也沒關係嘛,反正我們被救了,對吧,克莉絲塔?」
「気まぐれでもいいじゃないか。助かったんだし、なぁクリスタ?」
「嗯。」
「うん」
「看吧。」
「ほれ見ろ」
「可、跟克莉絲塔殿下意見一致也太不公平了吧!」
「く、クリスタ殿下と意見を合わせるのはずるいわよ!」
我們一邊聊著這些話一邊走進宅邸。
そんな会話をしながら俺たちは屋敷の中へと入る。
途中與菲內對視時,她回以柔和的微笑。大概是在說『你可以先放我一邊』吧;我便如此方便地解釋,牽著不肯放手的克莉絲塔,往宅邸深處前進。
途中、フィーネと視線が合うと柔らかい微笑みが返ってきた。自分は後回しでいいというところか。都合のいいように解釈しつつ、俺は手を離さないクリスタと共に屋敷の奥に進む。
事前父上已告知,等我一到就會開始會議。
事前に俺が到着次第、父上が会議を始めることを告げていたからだ。
然而。
だが。
「回來得晚了啊,阿爾諾爾特。你在做什麼?」
「遅い帰還だな。アルノルト。何をしていた?」
「這位是埃利克兄上。他的隨從騎士不在,所以我們等他來接。對於抵達遲了,謹此致歉。」
「これはエリク兄上。お供の騎士がいなかったので迎えを待っていました。到着が遅れたことお詫びいたします」
「不必道歉。你根本不覺得有什麼好抱歉的,對吧?」
「詫びなどいらん。申し訳ないとも思っていないのだろ?」
一名戴著眼鏡的藍髮男子。
眼鏡をかけた青髪の男。
第二皇子埃里克擋在我們面前。
第二皇子エリクが俺たちの前に立ちはだかった。
透過眼鏡依舊是那雙冷冽的眼睛,彷彿把除了自己之外的一切都用有沒有價值來衡量。
相変わらず眼鏡ごしでも怜悧な目だな。自分以外のすべてを価値があるかないかで判断しているような、そんな目だ。
克莉絲塔似乎被那雙眼神嚇到,躲到我身後。
クリスタはその目が怖いのか、俺の後ろに隠れる。
「有這麼想過,多少還是有的。」
「思っていますよ。多少は」
「我說得不太好。你並不覺得對我們抱歉吧?你就是那種人。」
「言い方が悪かったな。我々に申し訳ないとは思ってないのだろ? お前はそういう奴だ」
「嗯,如果那麼說也沒錯。我並不覺得抱歉,因為沒給你們添麻煩。」
「まぁそういう言い回しならそうですね。申し訳ないとは思ってないです。迷惑をかけてませんから」
我只會對親近的人感到抱歉。
俺が申し訳ないと感じるのは近しい者だけ。
包括艾利克在內的其他兄弟,甚至是父上,我也不覺得抱歉。
エリクを含めたほかの兄弟やそれこそ父上にだって申し訳ないとは思ってない。
聽到那個回答,艾利克笑了。
その答えにエリクは笑う。
「果然有趣,阿爾諾爾特。讓艾爾娜先行是個好決定。下次也要做出正確的判斷。只要對我有價值,我不會讓你與雷歐納爾特受委屈。」
「やはり面白いな、アルノルト。エルナを先行させたのは良い判断だった。次からも的確な判断をしろ。私にとって価値があるならレオナルト共々悪いようにはしない」
「說話的口氣,活像自己就是皇帝呢?」
「まるで自分が皇帝かのような言い回しですね?」
「我就是下一任皇帝。不管你們——當然還有戈登和贊德拉怎麼努力——這個事實都不會改變。記住這點。」
「私が次期皇帝だ。お前たちはもちろん、ゴードンやザンドラがいくら頑張ってもこの事実は変わらない。よく覚えておけ」
說罷,艾利克淡淡地掃視了我們一圈,然後目光在雷歐身上停住。
そう言ってエリクは俺たちをスッと見渡したあと、レオのところで視線を止める。
雷歐毫不躲避地直視著那雙眼。
レオはその視線を真っすぐ受け止めた。
沒錯。不要畏縮。即使對手是艾利克也一樣。
そうだ。臆することはない。たとえ相手がエリクでもだ。
「別太得意忘形。」
「あまり調子に乗るな」
「會銘記在心的,艾利克兄上。」
「肝に銘じておきます。エリク兄上」
艾利克回頭轉身朝宅邸深處走去,我們一動也不動。
踵を返して先に屋敷の奥へ向かうエリクに対して、俺たちは一歩も動かない。
剛才那是宣戰。
今のは宣戦布告だ。
這次可以說是我們倆共同立了功。我先把艾爾娜送了出去,雷歐率領騎士趕到支援。
今回、俺たちは二人して手柄を上げたといってもいい。俺はエルナをいち早く送り込み、レオは騎士を率いて駆け付けた。
雖然有席爾伯的幫助,但功勞還是功勞。
シルバーの助力はあったが、それでも手柄は手柄。
艾利克便借此警告,說若我們得意忘形就會將我們壓制。
エリクはそれに乗じて調子に乗れば潰すと宣言したのだ。
終於連下一任皇帝最有力的候補也變得不能忽視了。不過大概只是警告而已,那人不會用那種單純粗暴的手段來剷除我們。
いよいよ次期皇帝の最有力候補も無視できなくなったか。といっても警告だけだろうな。あの人がこちらを潰すなんていう単純な手を使うはずがない。
我想等我們有了勢力,他會讓戈登和贊德拉與我們互相牽制、互相消耗;要是我,我也會這麼做。
俺たちが大きくなったならばゴードンやザンドラと潰し合わせると思う。俺ならそうする。
「兄上……」
「兄様……」
「怎麼了?害怕了嗎?」
「どうした? 怖かったか?」
「放心吧。克莉絲塔不會有事,當然我們也沒事。」
「安心しろ。クリスタには何もしないさ。もちろん俺たちにもな」
克莉絲塔輕輕點頭,我苦笑一聲,我們便往前走去。
コクリと頷くクリスタに苦笑しつつ、俺たちは先に進む。
「對了,雷歐。如果父上問這種問題,就這樣回答。」
「ああ、レオ。もしも父上がさ、こういう質問したらこう答えろ」
在途中,我向雷歐低聲耳語一件事。
その途中、俺はレオにあることを耳打ちした。
雷歐聽了瞪大了眼睛,但我還是再三叮嚀他。
それにレオは目を見開く。だが、俺はそんなレオに念を押す。
「明白了嗎?」
「わかったな?」
「真的沒問題嗎?」
「本当に大丈夫なの?」
「嗯,只有你能說得出口,而且那會幫到那個人。」
「ああ、お前しか言えないし、それがあの人を助けることになる」
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父上在騷動後仍特地留在基爾,指揮東部的復興工作。不過那只是表面說法,海嘯造成的損害並不大。
父上は騒動後もわざわざキールに留まり、東部の復興指揮をとっていた。といってもそれは建前だ。津波による被害は大してない。
父上其實是在調查這次騷動到底有誰涉入。
父上がやっているのは今回の騒動に誰が関わっているのかという調査だ。
也許是因為調查有了進展,他們等我到來後便將孩子們和近衛騎士們召集起來。
そしてその調査に進展があったからだろう。俺の到着を待って、子供たちと近衛騎士たちが集められたというわけだ。
「各位,辛苦了。」
「皆、ご苦労」
父上的臉色明顯疲憊。
そういう父上の顔は明らかに疲れていた。
他已經不年輕了,卻上了戰場,接著連續好幾天不停地工作,疲累是理所當然的。再加上發現那個愚蠢的兒子深度牽涉到一連串騷動,想必讓他更加心力交瘁。
もう若くはないのに戦場に出て、その後数日間休まず仕事をすれば疲れるのは当たり前だ。それに加えて馬鹿息子が一連の騒動に深くかかわっていると知っただろうしな。
「這次把大家召集起來是因為你們有知的權利。接下來要說的事不得對外宣揚。昨晚那名重傷的卡洛斯甦醒,並出示了數日來蒐集的證據,承認他與那對吸血鬼有牽連。卡洛斯似乎答應,以那兩人持有的笛子獵取魔物、在祭典上奪冠,並在卡洛斯抵達基爾之際撤退為條件,為那兩人解除懸賞。簡直愚不可及!」
「今回、皆を集めたのは知る権利があるからだ。これから話すことは他言無用だ。昨日の夜、重傷だったカルロスが目を覚ました。そして数日で集めた証拠を見せると、二人組の吸血鬼と繋がっていたことを認めた。カルロスは、あの二人が持っていた笛でモンスターを狩り、祭りで一位になること。そしてキールにカルロスが到着したタイミングで撤退することを条件に、二人の賞金を解除することを約束したらしい。まったくもって愚かなことだ!」
「也就是說……從魔物出現開始,就是卡洛斯的陰謀嗎?」
「つまり……モンスターの発生からカルロスの企みだったということでしょうか?」
「就是這樣。準確來說他只是被吸血鬼利用了,但為了自己的利益,他把我,當然也把整個帝國置於危險之中。這是絕不可原諒的!」
「そういうことだ。正確には吸血鬼に利用されただけだが、自分の利益のためにワシはもちろん帝国全土を危険に晒した。許されることではない!」
父上說完這話後,眼神已經發紅,看來真是忍無可忍了吧。
そう言った父上の目は血走っていた。よほど腹に据えかねているんだろうな。
然而,對著那樣的父上,埃里克跪下懇求。
しかし、そんな父上に対してエリクが膝をついて懇願する。
「皇帝陛下,懇請您寬大處置。雖然愚蠢,但他是我的弟弟。」
「皇帝陛下。どうか寛大なご処置をお願い申し上げます。愚かではあれ、私の弟なのです」
虛情假意的演技。
白々しい演技だ。
接著,戈登和贊德拉也跟著上來。
それにゴードンやザンドラも続く。
他們的懇求並非出於情義,當然也不是因為害怕被調查會有麻煩。
こいつらが懇願しているのは情からではない。もちろん調べられると困るというわけでもない。
因為他們知道皇帝希望如此行事。
皇帝がそれを求めていることを知っているからだ。
如果真打算殺人早就殺了。特意把人召集起來並示怒,是因為不能憑一己之意就赦免。
殺す気ならさっさと殺している。わざわざ集めて怒りを見せたのは、自分の一存で許すわけにはいかないからだ。
正因為埃里克等人懇求,才會出手赦免;否則皇帝的威嚴無法維持。
エリクたちが許してくれと言ったから許す。そうでなければ皇帝の威厳は保てない。
嗯,其實也不必處死他。
まぁ、殺す必要もないしな。
卡洛斯在薩姆的攻擊下失去了右手,下半身也癱瘓了,終生臥床。就算是父親,也無法下得了手去殺這副模樣的兒子吧。
カルロスはサムの攻撃によって右手を失い、下半身は動かなくなった。一生寝たきりだ。そんな姿の息子を殺す気にはさすがの父上でもなれなかったということだろう。
但這樣下去會很麻煩。
だが、このままだとまずい。
若人人都懇求赦命,外界就會覺得是被懇求所屈服,從體面上看相當不妥。
全員が助命を懇願すれば、懇願に負けた形に見えてしまう。体面的にそれはまずいだろう。
「雷奧納爾特,你可說是這次的首功,你怎麼看?」
「レオナルト。お前は今回の第一功といえる。お前はどう思う?」
「那麼我就直說了。不應該赦免,應該斬首。」
「それでは言わせていただきます。許すべきではありません。首を刎ねるべきです」
眾人瞬間面色凝固。
誰もがその瞬間、顔を凍らせた。
因為這句話竟然從最不可能的人口中脫口而出。
一番ありえない人物からありえない言葉が飛び出したからだ。
就連父上本人也顯得相當驚訝。
父上自身もなかなか驚いているみたいだな。
「……為何這麼想?那可是你的兄長啊?」
「……なぜそう思う? お前の兄だぞ?」
「在作為兄長之前,他是對帝國的反逆者。若此處赦免,將成為惡劣的先例。而且那些流血的騎士們,我要怎麼向他們交代?」
「兄である前に帝国への反逆者です。ここで許せば悪しき前例となりましょう。それに血を流した騎士たちに僕はどう説明すればいいのでしょうか?」
「不會傳達給民眾或一般的騎士。此事僅限於此地,不必擔心。」
「民や一般の騎士には伝えぬ。この場かぎりのことだ。それは気にしなくてよい」
「那樣不行。應該斬首,並如實傳達。藉此向國內外示現陛下的公正。縱使是兒子,只要犯罪就應受審判。唯有如此,民心才能安定。」
「それではいけません。首を刎ね、正直に伝えるべきです。そして陛下が公正であることを国内、国外に見せつけるべきでしょう。たとえ息子といえど、罪を犯せば裁くのだと。それでこそ民心は安定します」
雷奧以堅定的口吻告知。
レオは強い口調で告げた。
如此一來意見分成兩派,無論採取哪一方都會惹出問題。
これで意見は二つ。どちらを取っても角が立つ。
也就是說,父上可以有個交代。
つまり父上に言い訳ができるわけだ。
卡洛斯得以免死,但並非要忽視雷奧。因此雖與戈登同列,仍會任命雷奧為全權大使。
カルロスを助命するが、レオを蔑ろにしたわけじゃない。だからゴードンと同率ではあるがレオを全権大使に任じるという流れになる。
這一切應該是父上所期望的發展。
それはすべて父上が望んだ展開のはずだ。
正當我為父上的為難暗自滿足時,父上瞥了我一眼,見我從容的模樣,臉上露出了一絲不悅。
悩む父上に満足していると、チラリと父上が俺の方を見てきた。そして余裕そうな俺の顔を見て、ムッとしたような表情を浮かべた。
「是你出主意的嗎?」
「お前の入れ知恵か?」
「這是怎麼回事?」
「どういうことでしょうか?」
「唉……好吧。尊重埃里克等人的意見,卡洛斯免於死刑。但雷奧納爾特,我並不是要無視你。」
「はぁ……まぁいい。エリクたちの意見を尊重して、カルロスは助命する。だが、レオナルト。お前を無視するわけではないぞ?」
說罷,父上叫雷奧到他面前。
そう言って父上はレオを自分の前に呼び出した。
雷奧恭敬地上前,單膝跪地。
レオは恭しく前に出て膝をつく。
父上將自己的劍遞給了雷奧。
そんなレオに父上は自分の剣を差しだした。
雷奧接過了劍。
それをレオは受け取った。
「因為尚未準備周全,先以此將就吧。雷奧納爾特,本次祭典的勝者就由你擔任。卡洛斯失格,二位的阿爾諾特也失格。三位為並列的雷奧納爾特與戈登。然而雷奧納爾特有率領騎士的功績與在東部的人氣,將冠軍給予雷奧納爾特可壓制不滿。如何,戈登?」
「準備をしていないため、これで我慢せよ。レオナルト、今回の祭りの勝者はお前とする。カルロスは失格、二位のアルノルトも失格だ。三位は同率のレオナルトとゴードン。しかしレオナルトは騎士を率いてきた功績と東部での人気がある。レオナルトを勝者とすることで不満を抑える。よいな? ゴードン」
「……遵命,皇帝陛下。」
「……皇帝陛下の仰せのままに」
戈登懊惱地扭曲著臉,低下了頭。
ゴードンは悔しそうに顔を歪めながら頭を下げる。
聲音有些顫抖,想必相當懊惱。
声が震えているし、さぞや悔しいんだろうな。
但他無法反駁,因為沒有任何可以用來反駁的材料。
だが反論はできない。反論の材料がないからだ。
就在這時,艾爾娜走上前來。
そんな中、エルナが前に進み出た。
「皇帝陛下,請允許我向您懇求。」
「皇帝陛下。どうか嘆願をお許しください」
「怎麼了?」
「どうした?」
「請撤銷阿爾諾爾特殿下的失格處分。那次失格是為了派遣騎士——本應受讚揚,不該背負失格的汙名。」
「どうかアルノルト殿下の失格を取り消してください。失格は騎士を派遣するためです。称賛されるべき行為。失格の汚名はあんまりです」
「拜託您了!皇帝陛下!」
「お願いいたします! 皇帝陛下!」
隨著艾爾娜,部下們也都跪了下來。
エルナに続いて、部下たちも膝をついた。
父上對此閉上了眼睛。
そのことに父上は目を瞑る。
接著。
そして。
「阿爾諾爾特……你是『不小心』把腕輪弄壞的吧?」
「アルノルト……お前は〝誤って〟腕輪を壊したのだったな?」
「是的。我是不小心把腕輪弄壞的。」
「はい。誤って腕輪を壊しました」
「那麼失格就不能撤銷。若是故意弄壞並派遣艾爾娜則另當別論,但規則就是規則。優勝者是雷歐納爾特。」
「ならば失格は取り消しにはできん。意図的に壊し、エルナを派遣したならば一考の余地ありだが、ルールはルール。優勝はレオナルトだ」
艾爾娜帶著難以置信的表情看向我,但我沒有理會她。
エルナは信じられないと言った表情で俺のほうを見てくるが、俺はそれを無視する。
即便我說是故意派了艾爾娜,因此撤銷失格,也不會讓我成為全權大使。
ここで俺が意図的にエルナを派遣したと言って、失格を取り消されたところで俺が全権大使になることはない。
頂多也不過是幾句稱讚。正如父上剛才所說,將雷歐定為優勝者,是因為雷歐在東部很受歡迎。
せいぜいお褒めの言葉が来るくらいだ。さきほど父上が言った通り、レオを優勝者とするのはレオが東部で人気があるからだ。
沒有人會被我說服。
俺では誰も納得しない。
所以就讓我當那個因為不小心弄壞腕輪而錯失優勝的笨皇子吧。
だから俺は誤って腕輪を壊して優勝を逃した間抜けな皇子でいい。
我原本是這麼想的,然而……
そう思っていたのだが。
「不過,艾爾娜的幫助確實救了我。換言之,阿爾諾爾特的失誤救了朕,要對那次失誤給予獎勵。」
「しかし、エルナのおかげで助かったことも事実。つまりアルノルトのミスがワシを救った。そのミスに褒美をやろう」
「什、什麼?」
「はい?」
「任命阿爾諾爾特為大使補佐官,去協助雷歐納爾特。」
「アルノルトを大使補佐官に任じる。レオナルトの補佐に回れ」
「……父上?」
「……ち、父上?」
「是『皇帝陛下』,阿爾諾爾特。」
「皇帝陛下だ。アルノルト」
「嗯……我、我沒有那個能力……」
「えっと……私はその……能力がないので」
「凡事盡可交由雷歐納爾特處理。你也該做一兩件事,證明自己有能力。此事到此為止。明日會正式公告。諸位,先行休息。」
「すべてレオナルトに任せておけばよい。そろそろ一つくらい仕事して、自分もできるということを証明してみよ。この話は終わりだ。明日にでも正式に発表する。皆、それまで休め」
說罷,父上從椅子上站了起來。
そう言って父上は椅子から立ち上がる。
臨行前還朝我投來一個彷彿惡作劇成功的微笑。
そして去り際に悪戯の成功したような笑みを俺に向けてきた。
那個父親,居然是故意的……!
あの父め、わざとか……!
可惡!計畫被大幅打亂了!?
ちくしょう! 計画が大幅に狂ったぞ!?
我和雷歐去外國的話,誰來指揮我們的勢力!?
俺とレオが他国に行ったら誰が俺たちの勢力を指揮するんだ!?
真的假的!!??
まじかよ!!??
面對這個意外的變故我愣住了,一旁的對手們則露出幸災樂禍的表情。
予想外の出来事に俺は茫然とする。一方、ライバルたちはざまぁみろと言った表情を浮かべている。
糟了……若不設法應對,趁我們不在時勢力就會被殲滅。
まずい……。なんとかしないと俺たちがいない隙に勢力を壊滅させられてしまう。
「真是太好了呢,阿爾!」
「よかったわね! アル!」
「……」
「……」
「怎麼了?阿爾?」
「どうしたの? アル?」
「果然你還是別靠近我……」
「やっぱりお前は俺に近づくな……」
「為什麼!?」
「なんでよ!?」
我按著額頭,揮手把興高采烈的艾爾娜趕走。
額を抑えて俺は喜ぶエルナをシッシと追い払う。
不過,我知道這並非艾爾娜的錯。
だが、わかっている。エルナのせいじゃない。
艾爾娜想要撤銷我被判失格的決定是意料中的事,讓人意外的反而是父上的反應。
エルナが俺の失格を取り消そうとするのは予想通りだった。違ったのは父上の反応だ。
父上採取出乎預料的行動,是因為我顯得太過從容自得。他大概覺得我像掌中之物,於是心裡不悅了吧。
父上が予想と外れた行動をとったのは、俺が余裕をかましていたからだ。俺の掌にいるようで気分を害したんだろう。
這完全是我的錯……
これは完全に俺のせいだ……。
我抱著頭為這突如其來的嚴重事態苦惱,會議就在這樣的氛圍中結束了。
とんでもない事態に頭を抱えながら俺は会議を終えたのだった。
暫時就此結束第一部,接下來進入第二部。
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