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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第十一話 良好開局

「哈啊啊啊啊!!」

「はぁぁぁぁっっ!!」

「喂喂……什麼都可以嗎。那傢伙……」

「おいおい……なんでもありか。あいつは……」

我看著在前方不遠處戰鬥的艾爾娜,臉不由得抽了抽。

少し先で戦うエルナを見て俺は顔を引きつらせる。

艾爾娜正在對付的是被稱為布拉德獵犬的赤黑色狼型魔物,數量超過三十隻。這種群體行動的魔物,討伐等級:五隻以上為A級;若達三十隻以上則相當於AAA級,是相當棘手的存在。

エルナが戦っているのはブラッドハウンドと呼ばれる赤黒い狼型のモンスターだ。その数は三十以上。群れで行動するモンスターで、討伐ランクは五体以上ならA級。三十体以上となればAAA級に相当する厄介なモンスターだ。

然而,艾爾娜絲毫不被數量所懼,將布拉德獵犬一一擊散。連上位等級的冒險者都會驚訝。

しかし、エルナはその数を物ともせずブラッドハウンドを蹴散らしていく。上位ランクの冒険者もびっくりだわ。

短短幾分鐘內殲滅了獵犬群的艾爾娜,隨即用水晶形的特殊魔導具記錄了戰果。

ものの数分でブラッドハウンドの群れを壊滅させたエルナは、水晶型の特殊な魔導具でその戦果を記録する。

這個消息立刻傳回總部基爾,並向民眾報告。中間報告顯示我們遙遙領先:艾爾娜已經擊倒了一隻AAA級的魔物,也同時清除了相當數量的布拉德獵犬。

これはすぐに本部であるキールに伝わり、民に報告される。中間報告では俺たちは断トツ。すでにエルナはAAA級モンスターを一体倒し、それに相当するブラッドハウンドも倒している。

依照祭典規則,只要擊倒一隻超級大的魔物就可能逆轉局勢,但我們目前佔優勢這點無庸置疑。

祭りの性質上、どデカいのを一体倒すだけで逆転できてしまうが優勢であることは間違いない。

「阿爾!那邊有魔物出現了!追上去!」

「アル! 向こうにモンスターが見えたわ! 追うわよ!」

「不,今天我累了。要不要去附近的城鎮休息一下?」

「いや、今日は疲れた。近くの街で休まないか?」

「你在說些什麼懈怠的話啊?不是說要奪冠嗎?」

「なにだらしないこと言ってるのかしら? 優勝するんでしょ?」

「我可沒記得有這麼宣告過……」

「そんなことを宣言した覚えはないが……」

不能讓艾爾娜和騎士們單獨先行。

エルナと騎士たちだけ先行というわけにはいかない。

與騎士一同出陣的皇帝子嗣都佩戴著腕環型魔導具,騎士隊長也帶著相同裝置。兩者若超過一定距離便會失效——大約是一公里左右。藉此設計,騎士們無法獨自行動。

騎士たちと共に出陣した皇帝の子供たちには、腕輪型の魔導具が付けられている。騎士隊の隊長も同じものをつけており、お互いに一定距離離れると壊れてしまう仕様だ。だいたい一キロくらいだろうか。これによって騎士だけで動くことは不可能となる。

克莉絲塔的騎士不受此限制,但若發現魔物,必須透過長距離魔法通信向駐守基爾的克莉絲塔申請許可。魔物若先行攻擊則允許反擊,但會主動襲擊全副武裝騎士的魔物其實不多。

クリスタの騎士たちはその制限を受けないが、モンスターを発見した場合、長距離の魔法通信でキールにいるクリスタの許可を得なければいけない。モンスターが襲い掛かってきた場合は反撃を許可されているが、完全武装の騎士たちに襲い掛かるモンスターはそうはいない。

或許正因為長距離通訊的劣勢,克莉絲塔的騎士們至今還沒戰績,魔物在回覆到來前就逃走了吧。

その長距離通信のハンデのせいか、いまだにクリスタの騎士たちは成果をあげられていない。返事が返ってくる前に逃げられてしまうんだろう。

總之,跟著騎士一起前進才是正解。

結局、騎士と共に前へ出るのが正解だったというわけだ。

「你可能沒事,但其他人都累了。才第一天沒必要衝太快。祭典還有三天,慢慢來吧。」

「お前は平気だろうが、ほかの人は疲れてる。初日だしそこまで飛ばすことはないさ。祭りは三日もあるんだし、気長にいこうぜ」

「你啊……」

「あなたねぇ……」

「欸?暫時的主君應該是我吧?你要違抗指示嗎?」

「あれー? 暫定的な主君は俺なはずだが? 指示に逆らうのかな?」

「唔……知道了。我會遵從指示……」

「くっ……わかりました。指示に従います……」

「很好。那就移動到附近的城鎮吧。」

「よろしい。じゃあ近くの街まで移動しよう」

於是我們移到了附近的城鎮。

そう言って俺たちは近場の街に移動した。

那座城鎮也充滿了祭典氣氛,皇帝事先安排的旅店熱情接待了我們。

その街もお祭りムードであり、あらかじめ皇帝が手配していた宿屋が温かく迎えてくれた。

東部整體都被捲入了祭典的氛圍。平時看不到的皇族或知名騎士一來,整個城鎮就會沸騰。這座城鎮此次因為艾爾娜到來而熱鬧起來,總比沒理由熱鬧要好。

こういう風に東部全体が祭りに関わるようになっている。いつもなら間近で見れない皇族や有名な騎士たちが街に来るだけで、その街は大盛り上がりだ。この街の場合はエルナが来たことで盛り上がっているわけだが、まぁ盛り上がる理由があるだけマシだろうな。

「真是一場大鬧熱啊。」

「どんちゃん騒ぎだな」

「那正是皇帝陛下的用意。透過舉辦祭典來緩和東部的怨懟。」

「それが皇帝陛下の狙いだもの。祭りをすることで東部の不満を和らげているのよ」

艾爾娜走進分配給我們的房間。

割り当てられた部屋にエルナが入ってくる。

不敲門就進來真沒禮貌。雖然是我先把門打開的就是了。

ノックもせずに入ってくるとは失礼な奴だ。扉を開けてたのは俺だけど。

「至少敲個門吧。」

「ノックくらいしろ」

「欸?需要嗎?」

「あら? 必要なの?」

「那我問你,如果我沒敲門就闖進你房間你會怎麼辦?」

「じゃあ聞くがお前の部屋に俺がノックもせずに入ったらどうする?」

「會斬了你吧。」

「斬るわね」

「也太不講理了吧!?」

「理不尽すぎだろ!?」

我情不自禁反駁道。

思わず突っ込んでしまう。

結果手上拿著的葡萄酒灑了些出來。啊啊,真可惜。

そのせいで、手に持っていた葡萄酒が少しこぼれた。ああぁ、もったいない。

「你真不像皇族……別為了飲料灑了點就擺出世界末日的表情。」

「本当にあなたって皇族らしくないわね……飲み物が少しこぼれたくらいでこの世の終わりみたいな顔しないで」

「身為騎士居然不懂飲料的珍貴,真是的。果然在騎士面前你還像個大小姐,什麼都不懂。」

「騎士様のくせに、飲み物の大切さがわからないとはな。やはり騎士の前にお前はお嬢様だな。何もわかっちゃいない」

「我才不想被一個從帝都幾乎沒出過門的少爺教訓……話說,你會喝酒嗎?明天宿醉了可別怪我沒提醒你喔?」

「帝都からろくに出たこともないお坊ちゃまに言われたくないわ……というか、お酒なんて飲んでいいの? 明日二日酔いになっても知らないわよ?」

艾爾娜帶著無奈坐到我正對面的椅子上。

呆れたように言いながらエルナは俺の真向かいにある椅子に座る。

艾爾娜脫下盔甲,換上較為輕便的衣著,白襯衫配短款紅裙,整個人顯得比較放鬆。正當我注意她的樣子時,忽然察覺到一件事。

鎧を外し、ラフな格好になったエルナはいつもよりだいぶ無防備だ。動きやすさ重視で白いシャツに短めの赤いスカート。惜しげもなく晒された美脚に目がいく。しかし、俺はあることに気づく。

沒錯。在某個方面和數年前相比似乎沒什麼變化。我雖然會注意漂亮的女生,但就整體來看,艾爾娜好像在某些成長上停滯不前。

そう。ある一点において数年前から成長がないように思える。俺も健全で悪徳な男子だ。見目麗しい女子がいれば必ずチェックする。そのうえで言わせてもらえば、エルナは数年前から胸が成長していない気がする。

「阿爾~?你在看哪裡啊?」

「アル~? どこ見てるのかしら?」

「就那邊啦。」

「胸だな」

「稍微掩飾一下好嗎!真是……!」

「少しは誤魔化しなさい! もう……!」

說完艾爾娜下意識做出防備的動作,遮掩了自己。

そう言ってエルナは自分の慎ましい胸を隠す。

但我還是忍不住盯著她看。艾爾娜比我年輕一歲。可能是長年操練的關係,某些地方看起來和幾年前沒太大變化,讓我略感惋惜。

しかし、そんなことお構いなしに俺はエルナの胸を凝視する。エルナは年齢でいえば俺より一つ下の十七歳だ。しかし、その年齢でこの胸というのは非常になんというか、残念だ。ご愁傷様という言葉のほうが的確かもしれない。

菲妮看起來比較成熟些。她穿寬鬆的衣服所以不那麼顯眼,可能是常年練習的關係,外表線條有所差異。

間違いなくフィーネのほうがある。というか、フィーネはゆったりした服で目立たないだけで結構ある。やはり稽古ばかりしているせいで、胸に栄養がいかなかったのか。

「要堅強地活下去」

「強く生きろ」

「別說得那麼感傷!什麼嘛!你一直盯著看最後竟然只會說出那種話!?」

「しみじみ言うなっ! なによ! ずっと凝視して出てくる言葉がそれ!?」

「我只是覺得沒什麼變化。果然還是沒什麼進展啊……」

「成長してないなぁと思ってな。やっぱり成長してないのか……」

「是有在成長的!只是比別人慢而已!我才沒有什麼問題!!」

「成長してるわよ! 人より成長速度が遅いだけよ! 小さくなんてないんだから!!」

「……原來如此」

「……なるほど」

雖說這理論牽強,但就當成接受吧。為了艾爾娜。

苦しい理論だが受け入れよう。それがエルナのためだ。

我正這麼想時,艾爾娜因生氣開始顫抖肩膀。喔,這可不妙。

そんな風に思っているとエルナが怒りで肩を震わせ始めた。おっと、これはいかん。

「我、我覺得沒問題喔!總有一天會有人欣賞你的特質的!」

「お、俺はいいと思うぞ! その貧乳もいつかどこかで誰かの需要に応える日が来るぞ!」

「別用那種詞!只是發展比別人慢一點而已!再過幾年就會變得不一樣了!」

「貧乳って言うな! 少しだけ発育が人より遅いだけよ! あと数年もすれば立派になるんだから!」

「那可能有點難吧……就算努力也頂多只能到一般水平。」

「それはちょっと無理じゃないか……頑張っても平均くらいしか」

「阿爾……我想做點飯後的運動,你要不要陪?」

「アル……私、ちょっと食後の運動をしたいのだけど……?」

「好好,我知道了!一定會變好的,冷靜點!」

「なるなる! きっと立派になるから落ち着け!」

我一邊說著,一邊像戰鬥時那樣深深嘆息,開始與這個危險的艾爾娜拉開很大的距離。

そう言って俺は、何だかはぁーっと戦闘時みたいに深く息を吐き始めた危険なエルナから大きく距離を取る。

看到我在房間角落發抖,艾爾娜似乎失去戰意,又回到椅子上坐下。

部屋の隅で震える俺を見て、戦意が失せたのかエルナはその場でまた椅子に座った。

「真是的……阿爾還是一如往常啊。」

「まったく……アルは相変わらずね」

「人不會在幾年內就改變。你到底對我抱著什麼幻想?」

「人なんて数年じゃ変わらないって。俺にどんな幻想を見てたんだ?」

「就是個普通的皇子,普通的。我至少不希望你被人看扁……」

「普通の皇子よ。普通の。少なくとも誰かに馬鹿にされていてほしくはなかったわ……」

「那不是你該操心的事吧?我被人嘲弄可由來已久。沒天份又不努力,只會遊手好閒,被雷歐搶走一切的廢物皇子,這稱號倒也貼切。」

「お前が気にすることじゃないだろ? 俺が馬鹿にされてるのは昔からだ。才能がないのに努力せず、遊んでばかり。レオにすべてを持っていかれた出涸らし皇子。言い得て妙だと思うけどな」

「我曾經既悲傷又悔恨……」

「私は悲しかったし悔しかったわ……」

「多虧你了」

「そりゃあどうも」

我輕聲道了謝,結果被她狠狠瞪了一眼。

軽くお礼を言うとキッと睨まれた。

我聳了聳肩,艾爾娜又嘆了口氣。她真是個操心多的人,大概沒閒情理會我這種人吧。

それに肩を竦めるとエルナは再度ため息を吐く。いろいろ心労の多い奴だ。俺なんかにかまうほど暇じゃないだろうに。

「你知道嗎?因為你什麼話都不說、也什麼都不做,貴族之間也有人在嘲笑你。甚至有貴族公開羞辱你。民眾對你有不滿我能理解,畢竟你沒有盡到皇族的責任。但貴族終究是臣下,至少表面上他們還是應該保持禮節。」

「わかってるの? あなたが何も言わず、何もしないから貴族の間でもあなたは馬鹿にされてるわ。公然とあなたを馬鹿にする貴族がいるのよ? 民があなたに不満を言うのはわかるわ。皇族としての義務を果たしていないのだもの。けど、貴族は臣下よ。表面上とはいえ礼儀を払う義務があるわ」

「就算是貴族也有嘲笑我的權利。能對沒用的人指出來,是正常也是件好事。」

「貴族にだって俺を馬鹿にする権利はあるさ。駄目な奴に駄目って言えるのは正常なことだし、良いことだと思うぞ」

「別再說那種話!這不是苦言!他們是拿貶低你當樂子!和小時候那些幼稚的欺凌完全不同!」

「またそんなこといって! 苦言ではないのよ? あなたを貶めて楽しんでるの! 幼い頃の幼稚なイジメとはわけが違うわ!」

艾爾娜難得地激動起來說了這些話。

エルナは珍しく熱くなってそんなことを言ってきた。

難道是吉德在她面前失言了?還是某位大臣的緣故?無論哪個,總之確實得罪到艾爾娜了。

さてはギードあたりがエルナの前で失言したか? もしくは大臣か? まぁどっちにせよ、エルナの機嫌を逆なでしたことは確かだろうな。

艾爾娜強硬地跑到我這裡來,大概就是因為這個原因。

エルナが強引に俺のところに来たのはそれが原因か。

「那又如何?你想靠勝利來抹去我的壞名聲嗎?你到底希望我變成什麼樣?」

「それで? お前のおかげで優勝して悪い評判を打ち消すのか? お前は俺にどうなってほしいんだ?」

「既然雷歐要覬覦帝位,阿爾你也應該拿出真本事。我相信你,只是你總是不肯認真。你總是那樣,躲躲閃閃地迴避一切。你的名聲越坍塌,雷歐的名聲就越高。因此你從來不會真正投入到任何事上。」

「レオが帝位を狙う以上、アルも本気を出すべきだわ。私は信じてる。アルはいつも本気を出さないだけだって。あなたはいつもそう。のらりくらりとすべてを躱す。自分の評判が落ちれば落ちるほどレオの評判が上がるから。だから絶対に本気で何かに取り組むことはしなかった」

她觀察得確實細緻。

なかなかどうして、よく見ているやつだ。

果然是青梅竹馬,眼光不同凡響。

さすがに幼馴染なだけはある。

不過她既然明白,應該也能猜到我的回答吧。

しかし、わかっているなら俺の答えもわかっているはずだろうに。

「我就想維持現狀。祭典結束後你也別再插手我的事。」

「俺は今までどおりでいい。お前もこの祭りが終わったら俺に関わるな」

「我——!」

「私は!」

「我差點被暗殺了。」

「暗殺されかけた」

「……欸?」

「……え?」

聽到這突如其來的一句話,艾爾娜愣了片刻。

いきなりの言葉にエルナが一瞬、固まった。

從窗外望去,街上的人群喧鬧不止。

窓から外を見れば街の人々が騒いでいる。

我邊看著這情況,邊像旁觀者般解釋。

そんな様子を見ながら他人事のように説明する。

「那晚在城裡散步時遭到襲擊。要不是賽巴斯在,我也不曉得會怎麼樣。原因你也不用我說吧?」

「夜、城で歩いていたら襲撃された。セバスがいなきゃどうなってたかわからない。理由は言わなくてもわかるな?」

「……是……我的……錯嗎……?」

「……私の……せい……?」

「這次的祭典對帝位之爭至關重要,畢竟全權大使的位置攸關一切。只要你在場,你就會是奪冠熱門。當然,對兄上姊上來說這很難接受,會把你視為排除對象。就算牽連到我,也在所難免。」

「今回の祭りは帝位争いに重要だ。なにせ全権大使の座が掛かってる。お前がいればそれだけで優勝候補だ。当然、兄上や姉上からすれば気に食わないし排除の対象だ。いくら俺でもな」

「不會吧……」

「そんな……」

「你因為到處執行任務可能不瞭解,但最近的兄上姊上毫不留情。他們想盡一切拿下帝位,輸的人就等於等死,沒有人會手下留情。我也無法倖免,除非雷歐成為皇帝。但能力不足者若硬撐,就會出事,像這次一樣。所以別參與,你的實力太顯眼了。」

「お前は任務で各地を飛び回ってたからわからないかもしれないが、最近の兄上や姉上は容赦がない。何をしても帝位を手に入れるつもりだ。負ければ死が待っていると知っているからな。誰も手を抜かないし、誰も情けはかけない。俺もレオが皇帝にならなきゃ殺されるだろうさ。けど、能力がない者がいきなり背伸びをすれば今回みたいなことになる。だから関わるな。お前の力は強すぎる」

說完我便把艾爾娜推開。

そう言って俺はエルナを突き放す。

這也是為了艾爾娜好。號稱阿姆斯貝爾克家神童的她,若為個人事務偏袒,後果不妙。

これはエルナのためでもある。アムスベルク家の神童と名高いエルナが個人に肩入れするのはよくない。

接下來兄姊們肯定會試圖排除艾爾娜,不是以實力較量,而是在政治上動手腳。

これから先、きっと兄姉はエルナを排除しにかかる。実力ではなく、政治の場でだ。

過去也有阿姆斯貝爾克家的人因此被排除,所以這個家族基本上不涉足政治。

そうやって排除されたアムスベルク家の者は過去にもいる。だからアムスベルク家は政治には基本的に足を踏み入れない。

不能把艾爾娜捲入帝位爭奪這場最大的政治鬥爭。

帝位争いという最大の政治闘争にエルナを巻き込むわけにはいかない。

她無疑會成為強力的盟友,但同時也會造就同等強大的敵人。無論情感上或情勢上,跟艾爾娜保持距離對她來說才是最安全的選擇。

なにより強力な味方になることは間違いないが、同じくらい強力な敵を作ることになる。感情的にも状況的にもエルナには距離を取ってもらうのが一番だ。

「……對不起。」

「……ごめんなさい」

「別放在心上。我會在這個祭典上努力,放心吧。」

「気にするな。この祭りだけは頑張る。安心しろ」

「……嗯。」

「……うん」

說完後艾爾娜垂頭喪氣地離開了房間。

そう言ってエルナは消沈した様子で部屋を出ていった。

她的背影看起來相當寂寞,但我沒有叫住她。

その背中はひどく寂しげではあったが、俺は何も声はかけなかった。

從那以後,我們的成績便急速下滑。

それ以降、俺たちは急速に成績を落とすこととなったのだった。