最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第十二話 海嘯發生
12時更新。預定於24時更新。
12時更新分。24時更新予定
因為得了流感,若更新延遲或無法進行還請見諒。幸好我有備稿,應該沒問題。
インフルかかったので、更新が遅れたりできなくなったらすみません。書きためあるので大丈夫だとは思います。
「可惡……!為什麼會變成這樣!!」
「くっ……! どうしてこんなことに!!」
第三天的早晨。面對懊惱不已的艾爾娜,我反而覺得這樣是妥當的。
三日目の朝。悔しがるエルナをよそに俺は妥当だなと感じていた。
克莉絲塔的話讓我耿耿於懷,所以我刻意待在離基爾不遠的地方,慢慢往南移動。第一天夜裡消沉的艾爾娜並沒有反對這個決定,或許她那種無論如何都要奪冠的心情已經淡了。
クリスタの言葉が引っかかっていたため、俺はできるだけキールから離れない場所に拘りつつ、南へ南へと動いていた。一日目の夜に消沈したエルナはこの決定に異を唱えることはなかった。何が何でも優勝するという気持ちが薄れたんだろう。
因此從第二天起與魔物相遇的機率極端地減少。考慮到魔物的習性,這是理所當然的結果。
そのため二日目からはモンスターと遭遇する率は極端に減った。これはモンスターの習性を考えれば当然の結果だ。
魔物的求生本能比人類還強。因此牠們會盡可能避免與比自己更強的個體交戰。
モンスターの生存本能は人間よりも強い。だからこそ自分よりも強い個体とモンスターはできるだけ戦わない。
「阿爾,你要一直在這裡一動不動嗎……?」
「アル。ここでジッとしているの……?」
「等一下。讓我想想。」
「少し待ってくれ。考える」
這麼說著,我卻覺得有些違和——事情竟然在某種程度上照著我的計算在進行。
そう言いつつ、俺はある程度計算どおりに事が進んでいることに違和感を覚えていた。
第一天艾爾娜在周邊大肆肆虐。反應敏銳的魔物判定她為危險目標,於是就不再靠近她。
一日目にエルナはあれだけ周辺を荒らしまわった。敏感なモンスターたちはエルナを危険と判断してエルナには近づかなくなったのだ。
這些是冒險者理所當然的知識,但作為騎士的艾爾娜在這方面的理解薄弱。討伐魔物不代表對魔物的認識能及得上冒險者。冒險者會謹慎地推進,確保在第三天把大物逼入絕境討伐。
冒険者なら当然の知識だが、騎士であるエルナはそこらへんの知識が薄かったな。モンスターを討伐することはできても、モンスターへの理解は冒険者には及ばない。冒険者ならば慎重に事を進めて、確実に三日目に大物を追い詰めて討伐する。
我明知如此卻沒有阻止,是因為我希望事態會往那個方向發展。
わかっていて止めなかったのはそういう展開を望んでいたからだ。
目前討伐過AAA級魔物的只有我們、戈登與雷歐這三組。每一組都只有一隻。順帶一提,我們也討伐了相當級別的布拉德獵犬群,所以暫時算是第一,但那個位置也快要不穩了。
現在、AAA級のモンスターを討伐したのは俺たちとゴードンとレオの三組だけ。どの組も一体だけだ。一応、それに相当するブラッドハウンドの群れも討伐しているため、俺たちが暫定的には一位だが、その座もそろそろ危なくなってきている。
原因是我刻意向南移動——我們南邊只有雷歐和末弟。被警戒的艾爾娜往南走時,想避開她的魔物也會往南移動,結果就能把魔物引到雷歐他們那邊。
というのも、俺はあえて南へ動いていた。その理由は俺たちの南側にいるのはレオと末弟だけだからだ。警戒されているエルナが南方面に動けば、エルナを避けたいモンスターたちも南に動く。結果的にレオたちのほうにモンスターを誘導できるというわけだ。
在擬定作戰時,我曾提出用西爾伯去誘導魔物的方案,但最後改由艾爾娜來實行。多虧如此,雷歐他們也討伐到了AAA級魔物。
作戦を考えるとき、シルバーでモンスターを誘導するという案を出したが、それをエルナで実行してみた。おかげ様でレオたちもAAA級モンスターを討伐できた。
我們最有把握的是自己贏,但最理想的結果是雷歐贏。僅憑第一天的戰果我們就有足夠可能奪冠,所以改為支援雷歐,然而進展似乎太順利了。
俺たちが優勝するのが一番確実だが、ベストはレオが優勝することだ。一日目の戦果だけで十分俺たちは優勝できる可能性があった。だからレオをアシストする方向に切り替えたのだが、どうも順調すぎる。
只要雷歐他們能再討伐一隻AAA級魔物就完美了,不過或許是要求太多了。
あとはもう一体くらいレオたちがAAA級モンスターを討伐してくれれば完璧なんだが、ただそれは求めすぎか。
近衛騎士隊長級別能討伐AAA級魔物,然而能輕鬆討伐的應該只有上位隊長。若雷歐他們沒有餘裕,單純誘導魔物就是徒勞。
近衛騎士隊長クラスならばAAA級モンスターも討伐できる。しかし、余裕で討伐できるのは上位の隊長だけだろう。レオたちに余裕がなければモンスターを誘導するだけ無駄だ。
而且。
それに。
「要動的話,我覺得現在差不多是時候了……」
「動くならそろそろだと思うんだがな……」
「阿爾……?」
「アル……?」
「嗯?啊,抱歉。我只是覺得艾利克兄上與札朵拉姊上有些不對勁……」
「ん? ああ、悪い。エリク兄上とザンドラ姉上が不気味だと思ってな……」
「要遇到AAA級魔物並不容易。光是在東部出現三隻就令我驚訝了。」
「AAA級モンスターなんて早々遭遇できないわ。東部に三体いただけでも私は驚きよ」
「也是啊……」
「そうだよな……」
「隊、隊長!殿下!這、這個!」
「た、隊長! 殿下! こ、これを!」
我和艾爾娜正在那樣交談時,一名騎士慌張地拿著水晶跑來給我們看。
俺とエルナがそんな会話をしていると、一人の騎士が慌てたように水晶を見せてきた。
水晶裡映出的,是當前的排名情況。
そこに映っていたのは現状の順位。
我們的排名掉到了第二名。在我們之前出現的是第五皇子,卡洛斯·雷克斯·阿德勒的名字。
俺たちの順位は二位に落ちていた。その上には第五皇子、カルロス・レークス・アードラーの名があった。
「這是怎麼回事?」
「どういうことだ?」
「那、那是因為排名突然變動了……很可能是討伐了兩隻AAA級魔物……」
「そ、それがいきなり順位が変動しまして……おそらくAAA級モンスターを二体討伐したのかと……」
「不可能的!除非是SS級冒險者或上位隊長,否則做不到!卡洛斯皇子身邊的是第七隊隊長。我不是說他弱,但這不可能。」
「あり得ないわ! SS級冒険者か上位の隊長じゃなければ不可能よ! カルロス皇子のところにいるのは第七隊長。弱いとは言わないけれど、不可能だわ」
「也許並非正面交戰。可能是偷襲其熟睡時,或是在兩隻AAA級魔物互相爭鬥時趁機討伐。各種可能都有。」
「正面から戦ってないのかもしれない。寝込みを襲ったとか、AAA級モンスター同士が争っているところを討伐したとか。いろいろと考えられる」
「那種巧合可能嗎!?」
「そんな偶然ありえる!?」
平常人會覺得那不可能發生,但事實上它就發生了。
まぁありえないと思うのが普通だ。それが起こった。
『原來如此。忍不住露出馬腳了嗎。我還以為他是為了更大的圖謀而潛伏,不過卡洛斯的性格倒是說得通——簡單來說,就是個笨蛋,被人利用而已。』
なるほど。我慢できずに尻尾を出したか。もっと大きなことのために潜伏しているのかと思ったが、カルロスなら納得だ。単純に馬鹿だから誰かに利用されているんだな。
第五皇子卡洛斯二十三歲,是個沒有什麼特別之處的男子。既沒被評為優秀,也沒被評為無能。不過他愛做夢,一說話就時不時露出英雄情結。
第五皇子カルロスは二十三歳。これといった特徴のない男だ。優秀と評されたことも、無能と評されたこともない。しかし夢見がちで喋っていると英雄願望がチラホラとうかがえた。
若能刺激他的英雄情結,要控制他應該不難。
その英雄願望を刺激できたならばコントロールするのは難しくはないだろう。
「如果不能說是偶然,那要怎麼說?是說他們作弊了嗎?」
「偶然じゃないとするならどうする? 不正をしたと言うか?」
「這個嘛……」
「それは……」
「在這裡說也沒用。不管怎樣,最後期限是第三天的夜晚。把能做的都做吧。」
「ここで言っても無駄だ。とにかく三日目の夜までが期限だ。やれることをやるぞ」
雖然這麼說,但我幾乎已經放棄尋找魔物了。
そうは言いつつ、俺はモンスターを探すことはほぼ諦めていた。
抱歉,但沒有哪隻魔物會在艾爾娜靠近時不逃跑。要我們翻盤是不可能的。
申し訳ないがエルナが近づいて逃げないモンスターはいない。俺たちが巻き返すのは不可能だ。
不過,卡洛斯一旦成為第一,那些事就不再重要了。
しかし、カルロスが一位になった時点でもはやそんなことはどうでもいい。
那位老者說贏得祭典不是目的。那個靠謀略奪得帝位的老者說的話,非常值得信賴。
爺さんは祭りで優勝することが目的ではないと言っていた。謀略戦を制して帝位についた爺さんの言うことだ。十分に信じられる。
還有克莉絲塔所見的惡夢。
そしてクリスタが見た悪夢。
如果相信基爾城被魔物包圍的惡夢,那麼推導出的發展將會相當糟糕。
キールの街がモンスターに包囲されるという悪夢を信じるならば、導き出される展開はかなり最悪だ。
基爾當然有守備隊,但保護皇帝的近衛騎士隊已與皇帝的子嗣一同散往東部,皇帝前所未有地無防備。
キールには当然、守備隊もいるわけだが皇帝を守る近衛騎士隊は皇帝の子供たちと共に東部に散っている。過去に例がないほど皇帝は無防備だ。
靠近基爾的只有我、雷歐和卡洛斯而已,其他人則越來越遠。卡洛斯巧妙地保持距離,似乎在想著會去幫助被魔物攻擊的皇帝,卡洛斯啊。
キールに近いのは俺とレオ、そしてカルロスくらいだ。あとはどんどんキールから離れている。絶妙に距離を保ってるあたり、モンスターに攻められる皇帝を助けるとか考えてそうだな。カルロスは。
笨蛋。沒那麼順利吧。
馬鹿が。そううまく行くわけがないだろうに。
「拜託了,請聰明一點……」
「頼むから賢くあってくれよ……」
我小聲地喃喃,向天祈禱哥哥能夠明智。
小さく呟き、俺は兄が賢いことを天に願った。
■■■
■■■
地面在晃動。
地面が揺れていた。
最先察覺到的是艾爾娜。
そのことに真っ先に気づいたのはエルナだった。
「不會吧……這是……」
「嘘……これって」
「艾爾娜!發生了什麼!?」
「エルナ! なにが起きてる!?」
我從掙扎的馬上跳下,向艾爾娜詢問。
暴れる馬から降りて俺はエルナに問いかける。
毫無疑問有什麼事在發生,但從我這裡無法掌握任何情況,而且也不能在艾爾娜面前隨便施法。
間違いなく何かが起きていることは確かだが、俺がいる場所からでは何も把握できない。さすがにエルナの前で魔法を使うわけにもいかないしな。
這就只能靠艾爾娜了。
ここはエルナ頼みだ。
艾爾娜下馬後把耳朵貼在地面上傾聽。
エルナは馬から降りて、地面に耳をつけている。
然後緩緩站起來。
そしてゆっくりと起き上がる。
「……魔物大群正在奔跑……發生了『津波』。」
「……モンスターの大群が走ってるわ……〝津波〟が起きたんだわ」
「『津波』……?」
「〝津波〟……?」
「這是在魔物密集地帶偶爾會出現的現象,魔物的移動重疊成為大規模的遷移……我們把東部的魔物逼到絕境,所以東部的魔物才會一齊逃竄,肯定是這樣……!」
「モンスターの多い地域じゃときたまある現象で、モンスターの移動が重なって大移動となるの……私たちが東部のモンスターを追い詰めたから東部のモンスターたちが一斉に逃げ出したに違いないわ……!」
原來如此,你是這麼解釋的。
なるほど。そういう解釈をしたか。
那是最合理的說法,解釋也說得通。
それが一番合理的だし、説明もつく。
比起拿出能操控魔物的笛子還要簡單。卡洛斯大概也打算靠這招撐過去吧。
モンスターを操る笛を持ちだすよりも楽だな。おそらくカルロスもそれで乗り切るつもりだろうな。
不過,作為冒險者來說,魔物會同時朝同一方向逃走很不尋常。一般要發生「津波」,通常會牽涉到火山噴發或大暴風等天災。在這裡能與之相提並論的大概也只有艾爾娜。如果魔物是為了逃避艾爾娜而跑還說得通,但腳步聲相當接近,竟然無視艾爾娜實在太不自然了。
しかし、冒険者としての意見を言わせてもらえば、モンスターが一斉に同じ方向に逃げ出すのはおかしい。〝津波〟が起こるのは火山の噴火とか大嵐とか天災が絡まってくる。この場でそれに匹敵するのはエルナくらいだ。エルナから逃げるならわかるが、足音はかなり近い。エルナを無視しているあたり不自然すぎる。
「往哪裡去?」
「どこに向かってる?」
「照這樣下去……我想會波及到基爾……」
「このままじゃ……キールに接触すると思うわ……」
「基爾的守備隊能撐得住嗎?」
「キールの守備隊で持つか?」
「我覺得不行……近衛騎士團長應該是從帝都護衛夫人們前來參加明日的結果發表,皇帝陛下身邊只剩下最少的近衛騎士……無論怎麼想都擋不住了……」
「無理だと思うわ……近衛騎士団長は明日の結果発表に向けて帝都から奥方様たちを護衛しているでしょうし、皇帝陛下の傍には最低限の近衛騎士しかいないの……どう考えても止められないわ……」
皇帝可以逃走。
皇帝は逃げればいい。
應該有那樣的戰力可以確保皇帝的安全,但那樣就沒有意義。
それくらいの戦力は確保しているだろう。しかし、それでは意味がない。
這場祭典本是為了緩和東部的不滿,結果引發「津波」後皇帝若逃走,只會讓東部的不滿更加擴大。
この祭りは東部の不満を和らげるためなのに、津波を起こしたあげく皇帝が逃げれば東部の不満はより増すだろう。
最糟則是暴動。若已經想到了這一步、利用卡洛斯的人就太惡劣了。
最悪、反乱だ。そこまで想定しているならばカルロスを利用した奴は悪質だ。
一旦成為戰事就能立下戰功。不管是艾利克還是戈登,都是不顧民眾傷亡的策略。
戦となれば戦功を立てられる。エリクにしろゴードンにしろ、民の被害を無視した策だ。
在掌握了帝位爭奪後,這些人就會成為皇帝,按理說應該有保護人民的義務才對……
帝位争いを制したあと、こいつらは皇帝となる。ならば民を守る義務があるだろうに……。
「果然是那種不應該成為皇帝的人啊……」
「やっぱり皇帝にしちゃいけない類の奴らか……」
「阿爾?」
「アル?」
「……艾爾娜,如果說要去救基爾,你能救得了嗎?」
「……エルナ。キールを助けろと言えば救えるか?」
「……當然了。保護皇帝陛下與臣民是我們騎士的職責。」
「……もちろんよ。皇帝陛下と民を守るのが私たち騎士の役目だもの」
「怪物的數量也不清楚,說不定是在送命呢?」
「モンスターの量もわからない。死にに行くようなものかもしれないぞ?」
「我不怕死。」
「死を恐れたりしないわ」
「……大家也是嗎?」
「……皆もか?」
「當然!我以性命發誓守護到底!」
「もちろんです! この命にかけて守ってみせます!」
「我一定會救出基爾給你看!」
「必ずやキールを救って見せます!」
艾爾娜的部下們紛紛說出激昂的話語。
エルナの部下たちは口々に勇ましい言葉を口にした。
什麼不怕死、把性命拿去賭之類的話,全都是我討厭的說法。
死を恐れないとか、命をかけるとか。俺の嫌いな言葉ばかりだ。
我才不想聽那種自我滿足的話。
そんな自己満足の言葉なんて聞きたくなんてない。
「……發個誓吧,艾爾娜。向那把劍發誓。」
「……一つ誓え。エルナ。その剣にだ」
「咦……?要發什麼誓?」
「え……? なにを誓うの?」
「發誓要活著。大家也是。向劍發誓絕對不會死去。如果發不出誓,就一個人也不讓去。」
「生きると誓え。皆もだ。絶対に死なないと剣に誓え。誓えないならば誰も向かわせない」
「阿爾……」
「アル……」
艾爾娜驚訝地叫出我的名字後,跪下把劍插入地面,額頭貼在劍柄上。部下們也跟著如此行動。
エルナは驚いたように俺の名を口にしたあと、膝をついて剣を地面に突き立てたあとに額を柄に当てる。それに部下たちも続いた。
然後。
そして。
「近衛騎士艾爾娜·馮·阿姆斯貝爾克向劍發誓,決不死去。」
「近衛騎士エルナ・フォン・アムスベルクが剣に誓います。決して死なないと」
眾人都立下了絕不死去的誓言。
誰もが死なない誓いを立てた。
這樣應該沒問題了。
これで問題はないだろう。
「那麼出發吧!阿爾!怪物多的話,對我們也有翻盤的機會……」
「さぁ行きましょう! アル! モンスターが多いってことは私たちにも逆転が……」
「不……我會拖你們後腿。你們就自己去吧。」
「いや……俺は足手まといだ。お前たちだけで行け」
我這麼說著,強行摘下了戴著的腕環——那是明令禁止取下的腕環。到這步我就算違反規則,被當作失格了。
そう言って俺はつけていた腕輪を無理やり外す。外してはならない決まりの腕輪を、だ。この時点でルール違反ということで俺は失格扱いだ。
「啊,阿爾……?」
「あ、アル……?」
「嗯,我弄的時候不小心把它弄掉了。沒辦法嘛,粗心粗心。既然如此,我就去附近的城鎮喝酒。」
「いやぁ弄ってたら外しちゃった。これは仕方ないな。不注意不注意。仕方ないし俺は近くの街で酒でも飲んでるとしよう」
「為什麼……明明還有挽回的機會!?為什麼!?」
「どうして……まだ挽回のチャンスがあったのよ!? どうして!?」
「我已經失格了,別放在心上,去吧。你們不是因為去才讓我失格,而是我自己以意志選擇失格的。別介意。」
「俺はもう失格してる。気にせず行け。お前たちが行ったから失格したわけじゃない。俺が俺の意思で失格したんだ。気にするな」
如果我在這裡說要留下、只讓艾爾娜她們去,便會產生猶豫。為了斬斷那份猶豫,我乾脆速速處理掉了引起猶豫的根源。
ここで俺が残ると言っただけでエルナたちだけを向かわせたとしても迷いが生まれる。その迷いを断ち切るために俺はさっさと迷いの種を処分した。
在皇帝與臣民的危機面前,節慶的名次根本是其次。
皇帝と民の危機の前で祭りの順位なんて二の次だ。
「阿爾……你是……」
「アル……あなたは……」
「也要好好這麼跟父上說,說是我把腕環弄壞了。」
「父上にもしっかりそう言えよ。俺が腕輪を壊したってな」
既然皇帝使用了『比翼連理』這個詞,騎士就不該有讓皇子失格的行為,即便是皇子的命令也不例外。
皇帝が比翼連理という言葉を使った以上、騎士が皇子を失格させるなんてことがあってはならない。たとえ皇子の命令でもだ。
既然我把腕環摘下,那就是我的責任。
こうして俺が腕輪を外したならば俺の責任だ。
這樣就不會成為責怪艾爾娜或其他騎士的把柄。當然若能救出基爾,那些事自然不必擔心,但也得考慮萬一救不回來的情況。若救不回來,責任互相推諉便會開始,不能留下可乘之機。
エルナや騎士たちを責める材料にはなりはしない。まぁキールを救えればそこらへんは問題にはならなくなるが、救えないときのことも考えなくちゃだからな。救えなければ責任の擦り付け合いが始まる。付け入る隙は与えてはならない。
似乎察覺到這些,艾爾娜露出將要哭出來的表情。
そこらへんを察したのか、エルナは泣きだしそうな表情を浮かべた。
其他的騎士也都低垂著頭。
ほかの騎士たちも俯いている。
我對那些跟隨我的騎士們說道。
そんな俺の騎士たちに俺は告げた。
「向騎士們下達命令。」
「騎士たちに命を告げる」
「……」
「……」
「去救在基爾的皇帝陛下與臣民。基爾城即便最壞情況下失守也無妨,生命優先。」
「キールにいる皇帝陛下と民たちを助けろ。キールの街は最悪失っても構わない。人命優先だ」
「殿下的命令……遵命了。」
「殿下の御命令……拝命、しました」
「還有,克莉絲塔和菲妮也在那邊。她們應該很害怕,請務必想辦法照顧她們。」
「あと、クリスタとフィーネもあそこにいる。怖がってるだろうから何とかしてやってくれ」
「是,是……我會留下幾名部下。」
「は、い……部下を何名か残します」
艾爾娜以混雜著悔恨、無奈與悲傷的表情回答。
悔しさとやるせなさと悲しみが混ざり合った表情でエルナは答える。
其他騎士們也是一樣。
それはほかの騎士たちも一緒だ。
就在這時,塞巴斯無聲無息地出現在我身後。
そんな中で俺の後ろに音もなくセバスが現れた。
「殿下的護衛由我來負責。各位請不必擔心。」
「殿下の護衛は私が致します。どうか皆さんはお気になさらず」
「塞巴斯……為什麼……」
「セバス……どうして……」
「實在是因為我相當擔心,主要是生活上的事。請交給我,艾爾娜小姐。」
「さすがに心配でしたので、主に生活面が。ですので私にお任せください。エルナ様」
被告知不需要護衛的艾爾娜似乎略感震驚,或許她以為連守護的權利也被剝奪了。但事情並非如此,卻也沒有時間來澄清這種誤會。
護衛は不要と言われたエルナは微かにショックを受けているようだった。守ることも許されないと受け取ったのかもしれない。そういうわけではないんだが、誤解を解いている時間もない。
不愧是騎士,所有人立刻切換心情,開始準備馬匹。
しかし、さすがは騎士だ。全員が切り替えて馬の用意に移っている。
而在出發之際,我向他們說出了最後的話。
そして出発するとき。俺は最後の言葉を彼らに送った。
「『我的』騎士們,交給你們了。只有你們能勝任。」
「〝俺の〟騎士たち。任せたぞ。お前たちにしか任せられない」
話語一落,艾爾娜的眼眶便微微泛起淚光。
その言葉を聞いた瞬間に、エルナの目に微かに涙が浮かんだ。
但艾爾娜像要把那份情緒甩開一般,拔出劍回應道。
だが、それを振り払うようにエルナは剣を抜いて答えた。
「近衛騎士艾爾娜·馮·阿姆斯貝爾格,定會實現殿下的願望!以此劍與我之名發誓,殲滅所有敵人,救出基爾!」
「近衛騎士、エルナ・フォン・アムスベルグが殿下の願いを叶えて見せましょう! この剣と名にかけてすべての敵を殲滅して、キールを救ってみせます!」
「嗯,交給妳了。」
「ああ、任せた」
說罷,艾爾娜等人以驚人的速度奔馳而去。
そういうとエルナたちは驚くほどの速さで駆け出していく。
一起騎馬時已覺得很快,但她們顯然還是特意收了不少手。
一緒に馬に乗っているとき速いと感じたが、あれでもだいぶ手加減してくれていたらしい。
當他們的身影逐漸消失不見時。
彼らの姿が見えなくなった頃。
我對那位獨一無二的執事喊道。
俺は唯一無二の執事に声をかけた。
「塞巴斯」
「セバス」
「是!」
「はっ」
「準備。從此刻起就是暗中行動的時間。」
「用意しろ。ここからは暗躍の時間だ」
「遵命。」
「かしこまりました」
我穿著一貫的黑色長袍、戴著銀色面具,以西爾瓦之名用傳送魔法離開了那裡。
いつもの黒いローブと銀の仮面をつけた俺はシルバーとなってその場を転移魔法で後にしたのだった。
請務必收藏!!
お気に入り登録をぜひぜひ!!
作者會很高興!
作者が喜びます!
如果有人請作者喝一杯,更新速度可能會提高……也許吧
一杯入ったら更新速度が上がる……かも