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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第七百三十六話 努力吧

「剩下的就拜託你了,阿爾諾特。」

『あとは頼んだぞ、アルノルト』

話音響起的同時,一隻手搭上了我的肩膀。

声と共に肩に手が置かれた。

然而,卻沒有人在那裡。

しかし、誰もいない。

不過,我明白了。

だけど、わかった。

那位老者已經離世了。

爺さんが逝ったのだ。

「……」

「……」

那位老者並非普通人。

爺さんは普通の人とは違う。

他是被奪去肉身、被封入書中的意識體。

体を奪われ、本に閉じ込められた思念体。

半生半死的存在。

半分生きてて、半分死んでいる存在だ。

那樣的老者逝去了。

そんな爺さんが逝った。

不是平常就會死去,除非逼到極限。

無理をしなきゃ、逝くわけがない。

他應該有值得拿生命去賭的東西吧。

自分の命を賭けるものがあったんだろう。

同時,許多民眾被傳送到了帝都之外。

同時に多数の民が帝都の外に転移してくる。

把帝都推入恐懼深淵的狂帝。

帝都を恐怖に陥れた狂帝。

那成了老者心頭的遺憾。

それは爺さんにとって心残りだった。

沒能阻止,百姓受了傷。

防げなかった。民を傷つけた。

他該有多懊悔啊。

どれほど悔やんでいたか。

至少我希望,藉由我作為シルバー的活躍,能讓他的心情平靜下來就好。

せめて、俺がシルバーとして活躍することで、その気持ちが落ち着けばよいと思っていた。

畢竟,若非老者的身體被奪走,シルバー根本不會存在。

爺さんが体を奪われなければ、シルバーは存在しなかったのだから。

並非全然都是壞事。我希望他能這麼想。

悪いことばかりじゃない。そう思ってほしかった。

「看起來他沒有遺憾……」

「悔いはなさそうだな……」

真是個令人愉快的人。

愉快な人だった。

他以人生最後的魔法拯救了百姓。

その人が人生最期の魔法として、民を助けたのだ。

別再悲傷了。

悲しむのはやめよう。

我的師父救了百姓。

俺の師匠が民を助けたのだ。

現在應該思考的是,如何全力守護那些百姓。

今はその民を全力で守ることを考えるべきだ。

「阿爾諾特?還好嗎?」

「アルノルト? 平気?」

從空中提供援護的ザンドラ姊姊對我喊話。

空から援護をしていたザンドラ姉上が声をかけてくる。

我把視線轉向那邊,慢慢點了點頭。

そちらに視線を向けると、俺はゆっくりと頷いた。

「沒事的……」

「大丈夫さ……」

「你看起來快要哭了喔?」

「泣きそうな顔しているわよ?」

「……」

「……」

「要我幫你摸摸頭嗎?」

「頭を撫でてあげてもいいわよ?」

「……不需要」

「……いらないよ」

對於帶著玩笑意味的ザンドラ姊姊的話,我嘆了口氣。

冗談めかしたザンドラ姉上の言葉に俺はため息を吐く。

看著這樣的我,ザンドラ姊姊笑了。

そんな俺を見て、ザンドラ姉上は笑う。

「那就好。敵人的新手會從艾爾娜那邊過來,我去阻止他們。」

「それならいいわ。エルナの下に敵の新手がくるわ、止めにいくわよ」

「嗯」

「ああ」

悲傷並未停歇。

悲しみは止まない。

但我不能因此停下來。

けれど、止まるわけにいかない。

而且。

それに。

如果在這裡因為悲傷而停下腳步的話。

ここで悲しんで、足を止めたら。

我的姊姊會擔心的。

俺の姉が心配してしまう。

贊朵拉姊姊和戈登哥哥都有時間限制。

ザンドラ姉上やゴードン兄上にはタイムリミットがある。

所以不能讓他們擔心。

だから、心配はかけられない。

如果最後看到的弟弟滿是焦慮,他們恐怕無法安穩入睡。

最後に見た弟が不安だらけでは、安らかに眠ることはできないだろうから。

我們暫時停止支援衝入帝都的部隊,轉而前往艾爾娜身邊。

俺たちは帝都へ突入する部隊への援護を一時やめて、エルナの下へ向かった。

那裡惡魔正被牽制住。

そこでは悪魔たちが足止めされていた。

看到那情形,又有新一波加入。

それを見て、新手が加わってくる。

「就算人數變多也一樣!」

「数が増えたって一緒よ!」

艾爾娜揮舞聖劍,討伐惡魔。

エルナは聖剣を振るって悪魔たちを討っていく。

但數量並沒有減少。

だが、数が減らない。

因為牠們不斷從門裡湧出。

門から出てくるからだ。

「真是的!根本沒完沒了!」

「もう! キリがないわ!」

「別這樣抱怨。」

「そう愚痴るな」

「阿爾!?帝都那裡沒問題嗎!?」

「アル!? 帝都はいいの!?」

「已經到達西門了。暫時不需要援護。」

「西門までたどり着いた。しばらく援護は必要ない」

「就是這樣。我會去增援的,艾爾娜。」

「そういうことよ。加勢するわよ、エルナ」

「贊朵拉殿下……」

「ザンドラ殿下……」

「阿爾諾特老是添麻煩,對不起了,艾爾娜。」

「アルノルトが迷惑ばかりかけてごめんなさいね、エルナ」

「不,倒不如說反而是我比較被麻煩到……」

「いや、どっちかという俺の方が迷惑をかけられているというか……」

「弟弟不會頂嘴。」

「弟は口答えしない」

「……竟然開始說起像莉澤姊姊那樣的話了。」

「……リーゼ姉上みたいなこと言い始めた」

不滿地盯著贊朵拉姊姊看,但她毫不在意。

不満そうにザンドラ姉上を見つめるが、どこ吹く風だ。

就在這時,父親的聲音傳來了。

そんな中、父上の声が聞こえてきた。

「戰域中所有的勇者聽令!!我之子艾利克、康拉特、卡洛斯以捨命之攻擊,使侵蝕人類的病毒滅亡!或許有人不懂其意義!不必懂!!只是,有場未受光照的戰鬥存在。結果,人類得以獲救。危機尚未解除。然而,若能擊退眼前的危機,人類必將勝利!!我們人類已無後顧之憂!!全軍!!前進!!惡魔與人類的爭鬥,今日就要結束!!!!」

『戦域にいるすべての勇者たちに告ぐ!! 我が息子たち、エリク、コンラート、カルロスの命を捨てた攻撃により、人類を蝕む病毒は亡びた! 意味のわからぬ者もいるだろう! わからなくてもいい!! ただ、光の当たらぬ戦いがあった。その結果、人類は救われた。危機はまだ去っていない。しかし、目の前の危機を退ければ、人類は勝利する!! 我らが人類に後顧の憂いなし!! 全軍!! 進め!! 悪魔と人類の争い! 今日こそ終わらせる!!!!』

那是為了讓大家知道艾利克哥哥等人的功績。

それはエリク兄上たちの功績を周知するものだった。

果然,戈爾德·阿德勒就是為了討伐維帕爾而存在的嗎。

やっぱり、ゴルド・アードラーはウェパルを討つためのものだったか。

原本以為門一開就會考慮侵攻魔界,但艾利克哥哥已走在前一步。

門が開いた時点で魔界への侵攻を考えていたが、エリク兄上はその一つ先を行っていた。

先行討伐了維帕爾。

先にウェパルを討った。

多虧如此,我們才能專注眼前的事。

おかげでこちらは目の前のことに集中できる。

「……既然如此,就需要調整配置了呢。」

「……そういうことなら配置換えが必要ね」

「是啊。艾爾娜,把門交給妳可以嗎?」

「そうですね。エルナ、門を任せても平気か?」

「我不介意……但我一離開,惡魔就會越來越多喔?」

「構わないけれど……私が離れるとどんどん悪魔がやってくるわよ?」

正在那樣對話時,惡魔衝了過來。

そんな会話の最中、悪魔が突撃してくる。

艾爾娜以聖劍斬殺了那股衝勢,並遲滯了其他惡魔的行動。

それをエルナは聖剣で斬り伏せて、ほかの悪魔たちの動きを鈍らせた。

「即便如此,也要斬斷根源。能的話就用聖劍攻擊那扇門把它關上。」

「それでも根本を断つべきだ。可能なら門を聖剣で攻撃して閉じろ」

「打開門的傢伙還活著吧?」

「門を開いた奴はまだ健在よ?」

「那件事我和雷歐會想辦法處理,不需要配合我們這邊。」

「それは俺とレオでなんとかする。こっちに合わせる必要はない」

「既然如此,那就交給我吧。」

「そういうことなら任せてもらおうかしら」

說完這句話,艾爾娜朝門口走去。

そう言うと、エルナは門へと向かっていった。

這下門口出現的新敵就交給艾爾娜處理了。

これで門からの新手はエルナが引き受ける。

「阿爾諾特,身為姊姊我勸你一句,要對艾爾娜多一點溫柔。」

「アルノルト、姉として忠告するけれど、もっとエルナに優しくしなさい」

「我已經很溫柔了。」

「十分、優しくしてますよ」

「你……連對獨自去門口的艾爾娜說句『加油』都說不出口嗎?」

「あんたは……一人で門に行くエルナに頑張れくらい言えないの?」

「我覺得對艾爾娜沒那個必要。」

「エルナに必要とは思えないので」

「不是有沒有必要的問題,女孩子只要被那樣鼓勵就會更努力。到底是怎麼把這孩子養成這樣的呢?」

「必要かどうかじゃなくて、女の子はそう言ってもらえたら頑張れるのよ。どうしてこんな子に育っちゃったのかしら」

「別拿戀愛技巧出來炫了。札德拉姊姊你自己也沒有對象吧?」

「恋愛テクニックの披露は結構です。ザンドラ姉上だって相手はいなかったじゃないですか?」

「我本可以選擇,但我選擇了不選。」

「私は選べたけど、選ばなかったの」

「真的嗎?明明沒對象,卻還有那麼花俏的內衣?」

「本当ですか? 見せる相手もいないにもかかわらず、派手な下着を持っていたのに?」

「下次你再提那個話題,就連弟弟也不會手下留情喔?」

「次にその話題だしたら、弟だって容赦しないわよ?」

「你先挑釁的,真不講理……」

「そっちから仕掛けてきたのに、理不尽だ……」

話音剛落,惡魔們便開始行動。

呟きと同時に悪魔たちが動き出した。

總共有六隻。

数は六。

對此,札德拉姊姊施展了禁術。

それに対して、ザンドラ姉上は禁術を使用した。

那會生成漆黑球體的魔法,是專門用於破壞的禁術。

真っ黒な球を生み出すその魔法は、破壊に特化した禁術。

凡是碰到那球就會消失,因為破壞力過於驚人而被列為禁術。

あの球に触れたら消滅する。あまりの破壊力に禁術とされたものだ。

不過,速度不夠快。

けれど、速度が足りない。

要命中惡魔是不可能的。

悪魔に当てるのは不可能だ。

「你到底往哪裡射!」

「どこに撃っている!」

「我是在朝你會死的地方射!!」

「あんたの死に場所に撃ってるのよ!!」

札德拉姊姊立刻以無數魔法迎擊接近的惡魔。

ザンドラ姉上は即座に無数の魔法で、近づいてきた悪魔を迎撃する。

惡魔一邊彈開那些魔法,一邊閃避。

それらを悪魔は弾きつつ、回避をしていく。

那些魔法並不是用來斬殺對手的。

その魔法は仕留めるための魔法じゃない。

它們是用來誘導對手的,目的在於把對方引到指定位置。

相手を誘導するためのもの。相手を任意の場所に動かすことが目的だ。

但通常不會那麼順利。

けれど、普通はそんなにうまくいかない。

除非能看見未來。

未来でも見えないかぎりは。

「走投無路了。」

「詰みよ」

話音剛落,札德拉姊姊便放出魔法。

呟くと同時にザンドラ姉上は魔法を放った。

那是火焰系的魔法。

それは炎の魔法。

惡魔們並沒有避開那道魔法,想必是看穿了札德拉姊姊的企圖。

悪魔はその魔法を避けることはしない。ザンドラ姉上の企みを看破しているからだろう。

她想把牠們逼到最初放出的黑色球體旁邊。

最初に放った黒い球体の傍へ追い込む気。

既然看懂了那一招,牠們便不再動彈。

それがわかったから動かない。

不過,那正是札德拉姊姊的如意算盤。

だけど、それこそザンドラ姉上の思うつぼ。

札德拉姊姊露出一抹冷笑,彈了彈指頭。

ザンドラ姉上はニヤリと笑うと、指を弾く。

就在那瞬間,火焰魔法和黑色球體的位置互換了。

その瞬間、炎の魔法と黒い球体の位置が入れ替わる。

短距離的物體轉移。

短距離の物体転移。

這是高難度的魔法,而且不能轉移人類。

高難易度の魔法だし、人間を転移させることはできない。

這種魔法有很多限制。

縛りが多い魔法だ。

不過,一切看用法。

けれど、使い方次第。

沒想到會換位子的那個惡魔,竟然被那顆黑色球體正面擊中。

まさか入れ替わるとは思っていなかった悪魔は、黒い球体をまともに食らってしまう。

結果,那惡魔連一絲痕跡也不留下就消失了。

すると、悪魔は跡形もなく消滅してしまった。

「這邊已經結束了喔,阿爾諾特?」

「こっちは終わったわよ? アルノルト」

「我這邊也結束了。」

「こっちも終わります」

說完,我用右手做出一個握碎的動作。

そういうと、俺は右手で握りつぶす動作をする。

剩下的五隻惡魔被結界封住了。

残る五体の悪魔は結界で確保していた。

我透過壓縮那個結界,把其他惡魔變成了肉塊。

その結界を圧縮することで、ほかの悪魔たちを肉塊へと変えた。

「……一邊顧慮影響一邊作戰也挺麻煩的呢」

「……影響を考えながら戦うのも不便そうね」

「我已經相當習慣了。不過,可能也快沒法再那麼費心了吧。」

「だいぶ慣れてきましたよ。けど、そろそろ気を遣っていられないかもしれませんね」

天空。

空。

門口出現了一頭黑龍。

門から一体の黒い竜が現れた。

是一頭巨大的龍。

巨大な竜だ。

魔界的怪物和大陸上的怪物根本不是一回事。

魔界のモンスターは大陸のモンスターとはわけが違う。

龍的話尤其如此。

竜なら特にだろう。

「出現了個不得了的傢伙……」

「とんでもないのが出てきたわね……」

「能在那種等級的傢伙出來時仍然泰然自若,代表有信心能壓制住它。丹塔里昂那邊應該有什麼辦法吧。」

「あのレベルの奴が出てきても平気ということは、それを抑え込む自信があるということ。ダンタリオンには何か手があるんでしょうね」

「那就去吧,前往雷奧納爾特那裡。」

「なら、行きなさい。レオナルトの下へ」

「……明白了,這裡就拜託了。」

「……わかりました。ここはお願いします」

雖然艾爾娜在壓著門,但惡魔們很可能還會繼續湧來。

門をエルナが抑えているとはいえ、悪魔たちはまだまだやってくるだろう。

贊德拉姊姊的負擔很沉重。

ザンドラ姉上の負担は大きい。

即便如此,贊德拉姊姊還是說要我先走。

それでもザンドラ姉上は先に行けという。

也不能就那樣無視她的話。

それを無下にするわけにもいかない。

「阿爾諾特」

「アルノルト」

「嗯?」

「はい?」

「好好努力吧」

「頑張りなさい」

「……是的!」

「……はい!」

正當我要前往帝都時,贊德拉姊姊把我叫住,說了那句話。

帝都へ向かおうとした俺を呼び止め、ザンドラ姉上がそんなことを言う。

我一邊心裡暗自認同這話確實會讓人有幹勁,一邊朝帝都前進。

たしかに、やる気は出るものだ、と納得しながら俺は帝都へ向かったのだった。