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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

外傳2 第二十九話 救出的一手

「下一刀我來斬!」

「次は斬ります!」

「冷靜。那顆白色的球裡關著一名精靈少女。」

「落ち着け。あの白い玉にはエルフの少女が捕らわれている」

「即便如此,拖久了就是中了敵人的圈套。他們用人質這種手法是因為走投無路。應該一鼓作氣猛攻才對。」

「だとしても、長引かせれば敵の思う壺。人質のようなやり方をするのは追い詰められているから。一気呵成に攻めるべきです」

我傳送到雷娜身旁,想勸她不要急著攻擊,雷娜卻是這樣回答。

レイナの傍に転移した俺は、次の攻撃を急ぐレイナを諫めるが、レイナはそんな返しをしてきた。

那樣的回應確實沒錯。

その返しは確かに正しい。

ヴリトラ已被逼入絕境。

ヴリトラは追い詰められている。

不知道精靈王的結界還能撐多久,但現在只要結界持續,這邊就是佔優勢。

いつまでエルフ王の結界がもつかわからないが、今のところ、結界が続くかぎりはこちらが優勢。

換句話說,應該在結界還維持時將其殲滅。

つまり、結界が続いているうちに仕留めるべきだ。

沒有餘裕去救人質。

人質を救出している余裕はない。

不過,話又說回來。

だが、だがである。

「『我』想救她」

「〝俺は〟彼女を助けたい」

「……那麼就只能救了呢」

「……ならば助けるしかありませんね」

雷娜靜靜地將太刀收入鞘中。

レイナは静かに太刀を鞘に納める。

「不過,如果要去救人的話,請讓我一個人來。我會把全部賭在下一擊上。」

「ですが、助けるなら一人でお願いします。私は次の一撃にすべてをかけますので」

「當然」

「もちろんだ」

感到一股堅定。

硬さを覚えた。

但是否能靠那一擊斬殺卻是另一回事。

しかし、それで斬れるかどうかは別問題だ。

這只能全身全靈傾注一擊。

これは全身全霊を注ぎ込むしかない。

既然她這麼判斷,那大概就是應該如此。

そう判断したなら、その通りなんだろう。

雷娜退到結界外,向終於會合的精銳部隊下達命令。

レイナは結界の外へ下がると、ようやく合流した自身の精鋭部隊に告げる。

「強化陣形!把一切都集中到我身上!」

「強化陣形! 私にすべてを集中しなさい!」

部下們依雷娜的命令形成陣形,然後齊施強化魔法於雷娜身上。

部下たちはレイナの号令に応えるように、陣形を組むと全員でレイナに強化魔法をかけはじめた。

「作為武者不能獨自迎戰令人惋惜,不過本來就不是一對一。這裡是戰場……作為將領要善用一切資源,帶著赴死的決心去戰吧!!」

「武人として一人で戦えないのは口惜しいですが、そもそも一対一ではありませんしね。ここは戦場……すべてを利用する将として死合に望みましょう!!」

雷娜說完後盤腿打坐,準備迎接下一擊。

レイナはそう言って座禅を組み、次の一撃に備える。

她打算在部下的強化下發出最強的一擊。

部下からの強化を受けて、最高の一撃を放つ気なのだ。

也就是說。

つまり。

「勝負要在雷娜準備好之前分出嗎?」

「レイナの準備ができるまでが勝負か」

沒時間慢慢來。

悠長にしている時間はない。

不快點救出來真的就沒辦法了。

さっさと救出しないと本当に手がなくなる。

沒時間有所保留。

出し惜しみをしている時間はない。

≪舞動吧,漆黑之羽――ブラック・フェザー≫

≪舞え、漆黒の羽――ブラック・フェザー≫

無數黑色羽毛出現,形成一對巨大的翅膀。

無数の黒い羽が出現し、巨大な一対の翼を形成する。

那翅膀向ヴリトラ襲去。

それがヴリトラに襲い掛かる。

翅膀像要包覆般攻擊ヴリトラ,但僅靠數量不足以破開ヴリトラ的鱗片。

包み込むようにして、翼はヴリトラに攻撃するが、ヴリトラの鱗を破るには数では足りない。

爭取到的只是時間。

稼げたのは時間。

但那就足夠了。

だが、それだけでいい。

≪我為知曉銀之理者・被真銀所選者≫

≪我は銀の理を知る者・我は真なる銀に選ばれし者≫

≪銀星從星海降臨・照亮大地並使蒼天顫慄≫

≪銀星は星海より来たりて・大地を照らし天を慄かせる≫

≪那銀色的輝光是神之真理・那銀色的光輝是蒼天的庇護≫

≪其の銀の輝きは神の真理・其の銀の煌きは天の加護≫

≪瞬間的銀閃・無窮的銀輝≫

≪刹那の銀閃・無窮なる銀輝≫

≪銀光啊,宿於吾手,為滅除狂妄之者而――≫

≪銀光よ我が手に宿れ・不遜なる者を滅さんがために――≫

≪シルヴァリー・レイ≫

≪シルヴァリー・レイ≫

雙手將光球捏碎。

両手で光球を押し潰す。

由七個光體放射出銀色閃光,痛擊ヴリトラ的身軀。

七つの光体から銀色の閃光が放たれ、ヴリトラの体を痛めつける。

鱗片仍然抵抗著。

鱗は耐えている。

不過,這並不表示能抵消衝擊,即便鱗片對魔法有耐性,也不可能消除所有傷害。

だが、衝撃を消せるわけじゃないし、鱗が魔法に耐性があるとはいえ、すべてのダメージを消せるわけでもない。

在全方位銀閃攻擊之後,我切換到單點集中。

全方位からの銀閃攻撃のあと、俺は一点集中に切り替える。

無法攻擊那處最致命的受損鱗片。

もっとも致命的な弱点である傷ついた鱗は狙えない。

不過,一點集中攻擊似乎奏效,ヴリトラ急忙動作,想衝出結界外。

だが、一点集中攻撃はさすがに効いたのか、ヴリトラは急いで結界の外へ出ようと動き出した。

數百公尺的巨體一動,地面震盪。

数百メートルの巨体が動いたことで、地面が揺れる。

但那正是我所等待的機會。

しかし、それこそ俺が待っていたことだ。

「你的腳下沒防備喔」

「足元がお留守だぞ」

就在ヴリトラ動起來的瞬間。

ヴリトラが動き出した瞬間。

在ヴリトラ正下方浮現出巨大的魔法陣,黑色詛咒鎖索纏上ヴリトラ的身軀,將其拖摔在地。

ヴリトラの真下に巨大な魔法陣が浮かび上がり、黒い呪いの鎖がヴリトラの体を縛り上げ、地面に引きずり倒した。

「好不容易在休養期間把魔力恢復了……這下恐怕又得再休養一陣子了。」

「せっかく休養期間で魔力も回復してたのに……これじゃあまたしばらく休養だな」

邊喃喃自語,我操縱詛咒鎖索,把裡面裝著帕特莉西亞的白色珠體束縛起來。

呟きながら、俺は呪鎖を操り、パトリシアの入った白い玉を縛り上げる。

然後用力一擊,將白色珠體打碎。

そして力を込めて、白い玉を割った。

從碎裂處出來的是帕特莉西亞。雖然沒有外傷,但看起來昏迷了。

そこからパトリシアが出てきた。外傷はないが、気絶しているようだった。

接下來只要用傳送救出她就行了。

あとは転移で救出するだけ。

然而,不管詛咒鎖陣怎麼說,拘束ヴリトラ還是稍嫌不足。

しかし、いかに呪鎖結界でもヴリトラを拘束するには少々、力が足りなかった。

我剛要開啟傳送門的瞬間。

俺が転移門を開こうとした瞬間。

ヴリトラ抬起脖子,張大嘴巴,噴出一股鮮紅色的吐息。

ヴリトラは首だけを持ち上げて、口を大きく開いて真っ赤なブレスを吐いた。

極為粗大。

極太。

說是『極粗』再貼切不過的吐息。

そんな表現がピッタリなブレス。

無法完全承受,因此把準備好的傳送門當成迴避手段。

受けきるのは不可能なため、用意していた転移門を回避に使う。

我短距離傳送到半空,ヴリトラ隨即抬起脖子追來。

上空に短距離転移すると、ヴリトラはそんな俺を追うように首を持ち上げて、追ってくる。

總之也靠傳送勉強躲過了。

どうにかそれも転移で避ける。

ヴリトラ拼命,我也是拼命。

ヴリトラも必死だが、俺も必死だ。

那種瞬間無法倉促接招是真的不可能。

あれは咄嗟に受けるのはさすがに無理だ。

因此錯過了救出帕特莉西亞的良機。

そのせいで、パトリシア救出の機会を逸した。

由詛咒鎖結界生成的鎖索被一條條扯斷,ヴリトラ正試著把身軀豎起來。

呪鎖結界によって生じた鎖は次々に引きちぎられ、ヴリトラは体を起こそうとしている。

我向剩下的鎖索傾注力量,想把牠壓回地面,但ヴリトラ的反抗劇烈。

残った鎖に力をこめ、地面に押し戻そうとするが、ヴリトラの抵抗が激しい。

若就這樣傳送去救帕特莉西亞,會落入牠的攻擊範圍而變得毫無防備。

このまま転移でパトリシアを救出しに向かったら、奴の間合いで無防備になる。

必須想辦法製造破綻。

どうにか隙を作らないと。

試圖起身的ヴリトラ與想要壓制牠的我。

起きようとするヴリトラと、抑え込もうとする俺。

在激烈拉鋸的當下。

激しいせめぎ合いの最中。

在我視線的邊緣。

俺の視界の端。

映入視野的是在搖晃山脈上奔跑的艾倫。

揺れる山脈を走るアレンの姿が映った。

步伐輕快到幾乎不像是艾倫本人在跑。

とてもアレンとは思えないほど、軽快な足取りで進んでいる。

他從岩石跳到岩石,方向正是帕特莉西亞所在之處。

岩から岩へ跳躍しながら、向かうのはパトリシアのところだ。

「雖然魯莽……但好樣的!艾倫!」

「無謀だが……いいぞ! アレン!」

我在面具後咧嘴一笑,專注於壓制ヴリトラ。

仮面の中でニヤリと笑いながら、俺はヴリトラを押さえつけることに集中する。

艾倫已經接近到ヴリトラ身邊。

すでにアレンはヴリトラに接近している。

只要再多爭取一點時間就行。

あと少し時間を稼げば。

正當我這麼想時。

そう思った時。

突然,ヴリトラ扭動了身體。

突然、ヴリトラが身をよじった。

因此山體一部分發生了土石崩落。

それにより山の一部で土砂崩れが発生する。

我瞬間展開保護帕特莉西亞的結界,然對艾倫的那道結界來不及形成。

咄嗟にパトリシアを守るための結界を展開するが、アレンに対する結界は間に合わなかった。

「艾倫!?」

「アレン!?」