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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第六百四十話 秘奧義

埃戈爾與阿爾戈爾的戰鬥一進一退。

エゴールとアルゴルの戦いは一進一退だった。

埃戈爾出招,阿爾戈爾在極限邊緣勉強支撐著。

エゴールが技を出し、アルゴルがギリギリ、それに耐える。

不斷重複著這一幕。

その繰り返し。

然而,阿爾戈爾感到一絲違和。

だが、アルゴルには違和感があった。

看來埃戈爾似乎在享受這種局面。

どうも、エゴールはその状況を楽しんでいるようだった。

他故意讓對手習得招式,以便親身體驗自己的技。

わざと技を覚えさせ、自分の技を体感している。

「閣下,別人不會說你很異常嗎?」

「貴公、異常だと言われないか?」

「常被這麼說。我是連自己的族人都拋棄過的人啊。」

「よく言われる。儂は自分の種族すら見捨てた者ゆえ、な」

並非無緣無故地亂出招。

意味もなく技を出していたわけじゃない。

正好是個好機會,他在學習自己招式的弱點。

良い機会だから、自分の技の弱点を学んでいた。

有些事不親自承受就無法明白。

受けてみなければわからないこともある。

不過,學習的時間已經結束了。

だが、学びの時間は終わった。

「這是最後一招。若你能學會的話,務必學會。」

「これで最後じゃ。覚えられるというならぜひ覚えてくれ」

說罷,埃戈爾雙手握劍擺好架勢。

そう言ってエゴールは両手で剣を構えた。

他的架勢是正眼。

構えは正眼。

阿爾戈爾雖然學會了幾招埃戈爾的技,但卻生出一種不祥的預感。

いくつかエゴールの技を覚えたアルゴルだが、何かいやな予感を覚えた。

有些地方不太對勁。

何かが違う。

「我曾拋棄自己的族人,因為我必須成為SS級冒險者。大陸的守護者不應偏袒任何一方,因此我選擇了拋棄。為此,我必須變得更強,不是只為某一族,而要強到讓大陸上所有族群都承認我為守護者……」

「儂は自分の種族を見捨てた。SS級冒険者であらねばならんかったからじゃ。大陸の守護者は一つの勢力に肩入れするのはよろしくない。ゆえに見捨てた。その代わり、儂は強くあらねばならなかった。一つの種族ではなく、大陸に存在するすべての種族が儂を守護者と認めるほどに強く……」

埃戈爾的身影從阿爾戈爾的視線中消失了。

アルゴルの視界からエゴールの姿が消えた。

並非真的消失了。

実際に消えたわけではない。

確實,埃戈爾還站在那裡。

たしかにエゴールはそこに存在していた。

只是,肉眼無法看見他。

しかし、目に映らないのだ。

意識被那把積蓄著龐大能量的劍牽引過去。

膨大なエネルギーを溜め込む剣に意識が持っていかれる。

阿爾戈爾已沒有餘力去辨認埃戈爾。

エゴールを認識している余裕がアルゴルにはなかった。

那把劍散發出壓倒性的存在感。

圧倒的な存在感を剣は発している。

那股存在感漸漸轉為威壓,阻礙了阿爾戈爾的行動。

その存在感はやがて威圧感に変化し、アルゴルの動きを阻害する。

「這就是劍聖的絕招嗎……」

「これが剣聖の奥の手か……」

「奧義之上的奧義,或可稱作秘奧義……不過也沒那麼了不起就是了」

「奥義のさらに奥。秘奥義ともいうべきかのぉ……いうほど大した技ではないがのぉ」

說著,埃戈爾揚起了劍。

言いながらエゴールは剣を振り上げた。

然後。

そして。

「劍聖流秘奧義——空之型——天極」

「剣聖流秘奥義――空の型――天極」

看似只是從上段往下的一記斬擊。

ただの上段からの振り下ろし。

至少在阿爾戈爾眼中是如此。

少なくともアルゴルにはそう見えた。

然而,不知不覺間埃戈爾已出現在阿爾戈爾的身後。

しかし、気づけばエゴールはアルゴルの後ろにいた。

『啊,被斬中了。』

ああ、斬られた。

這麼想著,阿爾戈爾開口說道。

そう思いながらアルゴルは告げる。

「沒想到竟然有我看不透的一刀……精彩。」

「我に見切れぬ太刀があるとは思わなかった……見事」

「你也相當不錯啊。」

「お主もなかなかだったぞ」

瞬間的一刀。

刹那の一太刀。

埃戈爾的動作已經結束。

すでにエゴールは行動を終えていた。

片刻之後,阿爾戈爾被縱向一分為二,隨即碎裂飛散。

一瞬の後、アルゴルは縦に真っ二つになり、そのままはじけ飛ぶ。

艾戈爾見狀,重重地吐出一口氣。

それを見て、エゴールは深く息を吐いた。

「好久沒全力揮劍了,不知道是多久了呢」

「全力で剣を振るうのはいつぶりだったじゃろうな」

久違的全力。

久々の全力。

身體略感疲憊。

少し体には疲れがあった。

不過,很快便恢復了。

しかし、すぐにそれは回復していく。

因為有皇劍的支援。

皇剣のサポートがあるからだ。

「把大陸的強者當作馱馬般使喚,真不愧是阿德拉的作風啊」

「大陸の強者を馬車馬のように働かせるあたり、アードラーらしいのぉ」

要戰勝惡魔,只有讓一騎當千的猛者們不斷討伐惡魔才行。

悪魔に勝つには、一騎当千の猛者たちが悪魔を討ち続けるしかない。

為此,聯合軍守護著皇帝。

そのために連合軍は皇帝を守っている。

這是字面上的肉牆。

文字通り、肉の壁だ。

士兵們正為了爭取一秒而犧牲。

一秒を稼ぐために兵士が犠牲になっている。

艾戈爾喀嚓一聲扭了扭脖子。

エゴールはコキリと首を鳴らす。

同時,王都出現了一道光柱。

同時に、王都に光の柱が出現した。

這表示惡魔的增援出現了。

悪魔の増援が現れるということだ。

對此艾戈爾露出獰笑。

それに対してエゴールは獰猛な笑みを浮かべた。

「還想來就來吧,今天的我很有精神喔?」

「まだまだ来るというなら来るがよい。今日の儂は元気じゃぞ?」

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格雷莫莉與莉娜雷斯的戰鬥,起初確實是力量與力量的對撞。

グレモリーとリナレスの戦いは最初こそ、力と力のぶつかり合いだった。

然而,漸漸變成了技巧對力量的較量。

しかし、やがて技対力となった。

率先轉為以技巧應對的是格雷莫莉。

技に移ったのはグレモリーのほうだった。

她把莉娜雷斯的拳勢化開,自己則以掌底重擊莉娜雷斯。

リナレスの拳を受け流し、自らは掌底をリナレスに叩きこむ。

從剛剛起,莉娜雷斯一直處於被單方面攻擊的狀態。

先ほどからリナレスは一方的に攻撃を与えられていた。

然而,莉娜雷斯毫不在意,繼續揮拳。

けれど、リナレスは気にせず拳を振り続けた。

使出全力。

力一杯に。

「可惡!你這傢伙,給我停下來!!」

「くっ! このっ! 止まりなさいよ!!」

格雷莫莉設法把拳勢化開,然後以渾身之力重擊莉娜雷斯。

グレモリーは拳をなんとか受け流し、渾身の一撃をリナレスに叩きこむ。

然而,莉娜雷斯沒有停下。

だが、リナレスは止まらない。

毫不在意地又向格雷莫莉揮出一拳。

意にも介さず、グレモリーに拳を振るった。

那一拳割傷了格雷莫莉的左側身軀。

その拳がグレモリーの左半身を削った。

僅此並不足以殺死惡魔。

それだけでは悪魔は死なない。

但失去一隻手的格雷莫莉,防禦力明顯下降。

けれど、片手を失ったグレモリーの防御力は格段に落ちた。

「老是只會那一招!!」

「馬鹿の一つ覚えに!!」

擋不住了。

防ぎきれない。

格雷莫莉意識到這點後,與莉娜雷斯拉開距離。

そう悟ったグレモリーはリナレスから距離を取る。

莉娜雷斯沒有追過去。

そんなグレモリーをリナレスは追わない。

她就那樣站在原地,平靜地說道。

その場に立ったまま、静かに告げた。

「你的敗因只有一個。你無法貫徹自己。你以力量對抗,因為勝不過才依賴技巧;明明發起近身戰,卻在關鍵時退縮。這一切都源於你無法堅守本我。這就是我和你之間的差距。我比任何人都更相信那個美麗的自己。這具美麗的身體,正是這世上最強的武器。」

「あなたの敗因は一つよ。自分を貫き通せなかったこと。力で対抗したのに、勝てないから技に頼った。接近戦を挑んだのに、退いた。すべて自分を貫き通せないからこそ。それが私とあなたの差よ。私は美しい私を誰よりも信じている。この美しい私の体こそ、この世で最も強い武器なのだ、と」

莉娜雷斯凝聚力量,收回了拳頭。

リナレスは力を込めて、拳を引いた。

然後。

そして。

「吃下我的聖拳吧。」

「食らいなさい。私の聖拳を」

肌肉鼓起。

筋肉が盛り上がる。

全身充滿力量,莉納雷斯的身軀逐漸膨脹。

体中に力が入り、リナレスの体は肥大化した。

莉納雷斯順勢使出一記正拳直擊。

そのまま力に任せてリナレスは正拳突きを放った。

那一拳如同閃光,一瞬之間就吞沒了原本拉開距離的格雷莫里。

それはまるで閃光のようで、一瞬のうちに距離を取ったグレモリーを飲み込む。

在那瞬間,格雷莫里看見了光芒閃耀的莉納雷斯。

そんな中で、グレモリーは煌くリナレスの姿を認めた。

「真美啊……」

「美しいじゃない……」

這是格雷莫里臨終時的最後一句話。

グレモリーの散り際の一言。

聽見那句話的莉納雷斯低聲喃喃。

それを聞いたリナレスは呟く。

「果然,美麗能超越種族呢。」

「やはり美しさは種族を超越するのね」

一邊喃喃自語,莉納雷斯悠然地邁步離去。

呟きながら、リナレスは悠々と歩き始めた。

魔力的消耗由皇劍補充。

魔力の消耗は皇剣で補充される。

但體力的消耗無法被補足。

しかし、体力の消耗まではカバーできない。

若被惡魔攻擊,體能的消耗與所受的傷害便無法挽回。

悪魔に攻撃を食らった場合、その消耗やダメージはどうにもならないのだ。

然而,莉納雷斯卻依然生龍活虎。

だが、リナレスはピンピンしていた。

毫無損傷。

ダメージはない。

對於擁有大陸最強肉體的莉納雷斯來說,格雷莫里的攻擊毫無用處。

大陸最強の体を持つリナレスには、グレモリーの攻撃は効いていなかった。

「看來挺苦戰的呢,埃哥爾老翁?」

「なかなか苦戦していたようね? エゴール翁」

「你倒是花了不少時間啊。」

「お主こそ時間がかかったのぉ」

「我只是貫徹自己的做法罷了。」

「私は私のやり方を貫いただけよ」

若真想取勝,本可很快結束戰局。

勝とうと思えばすぐに勝てただろう。

然而,莉納雷斯偏偏執著於要讓人承認她的美麗。

しかし、リナレスは美しさを認めさせることに拘った。

這是關乎人類存亡的一場決戰。

これは人類存亡の一大決戦。

執著應該放下。

拘りは捨てるべき。

確實是如此吧。

たしかにそれはそうだろう。

但正因為在那種情況下仍然堅持執著,才堪稱SS級冒險者。

だが、そんな状況でも拘るからこそ、SS級冒険者ともいえた。

「來了好多客人呢。」

「お客さんがいっぱい来るわね」

「惡魔的大將被席爾瓦拿下了。剩下的就由我們清理吧。」

「悪魔の大将はシルバーに取られたでな。儂らは掃除じゃ」

「這樣真的沒問題嗎?對付惡魔的大將,大家不該一起上嗎?」

「大丈夫かしら? 悪魔の大将には全員でかかるべきじゃない?」

與其他惡魔是不同層級的存在。

ほかの悪魔とは格が違う。

幾乎可與傳聞中的魔王相提並論。

話に聞いていた魔王に近しい。

阿斯摩德斯就是那種存在。

アスモデウスはそんな存在だ。

「先把這裡清理掉。若第二波朝皇帝逼近,戰線就會崩潰。在此阻止他們。」

「まずは掃除じゃ。第二陣が皇帝の下へ向かえば、戦線は崩壊するでな。ここで食い止めるぞ」

「既然如此也沒辦法了。不能再讓他們承擔更多負擔了。」

「そういうことなら仕方ないわね。これ以上、彼らに負担をかけるわけにもいかないものね」

正因為皇帝持續使用皇劍,大家才能毫無顧慮地戰鬥。

皇帝が皇剣を使い続けるからこそ、何の心配もせず戦える。

支撐這一切的是聯合軍士兵們的犧牲。

それを支えるのは連合軍の兵士たちの犠牲だ。

既然要戰鬥,犧牲就在所難免。

戦う以上、犠牲はつきもの。

確實有無法挽救的性命存在。

救えない命はたしかにある。

雖然心存歉意,但兩人並不愚蠢到會被這情緒拖累。

申し訳ないとは思いつつ、そこに引きずられるほど二人は愚かではなかった。

既然救不回來,至少不會讓犧牲變成徒然。

救えないなら、せめて無駄にはしない。

那正是兩位多年來以SS級冒險者之姿稱霸大陸的答案。

それが長年、SS級冒険者として大陸に君臨してきた二人の答えだった。

「出擊吧……莉娜雷斯!」

「ゆくぞ……リナレス!」

「好!!」

「応!!」

光柱消失的瞬間。

光の柱が消えた瞬間。

兩人向現身的惡魔猛撲而去。

現れた悪魔に対して、二人は襲い掛かったのだった。