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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第五百六十話 謊言中的真相

我穿過宅邸,推開了自己的執務室之門。

屋敷の中を進み、俺は自分の執務室の扉を開けた。

那裡有偽裝成我的亨里克,旁邊侍立著菲內。

そこでは俺に扮したヘンリックと、その脇に控えるフィーネ。

還有一臉嚴肅的叔父大人。

そして厳しい顔つきの叔父上がいた。

「果然騙不過叔父大人呢。」

「やはり叔父上は誤魔化せませんでしたね」

「……這次看來是真人了。你明白對皇帝的使者使用影武者的意義嗎?」

「……今回は本物のようだな。皇帝の使者に対して影武者を使うことの意味は理解しているのか?」

「當然。我準備影武者是為了欺騙叔父大人。」

「もちろん。叔父上を欺くつもりで影武者を用意したので」

「這是什麼意思?」

「どういうことだ?」

『不能說出真相。』

本当のことは言えない。

『要是說出來,父親就會知道。』

言えば父上の耳に入るからだ。

『叔父大人很喜歡我,這點我清楚。但是,叔父大人終究是父親的支持者。』

叔父上は俺のことを気に入っている。それはわかる。だが、あくまで叔父上は父上の味方だ。

『他總是替父親著想。』

常に父上のことを考えている。

『所以若他知道真相,也會把我的祕密告訴父親。』

だから真実を知れば、俺の秘密も父上に伝えるだろう。

『我不會說那是壞事。』

それが悪いとは言わない。

『但對於那種立場的人,不能透露祕密。』

だが、そういう立場の人には秘密は明かせない。

『因此我只能說是特意準備了影武者。』

だから、影武者はあえて用意したと言うしかない。

「在那之前想先聽聽感想。這個影武者如何?」

「その前に感想を聞きたいですね。どうです? この影武者は?」

「……聲音有些違和。還有用詞上的問題。」

「……少々声に違和感があった。あとは言葉遣いだな」

「原來如此。還有改進的空間。退下吧。」

「なるほど。改善の余地ありですね。下がっていいぞ」

我聳了聳肩,示意偽裝成阿爾諾特的亨里克退下。

肩を竦めながら俺はアルノルトの姿に扮したヘンリックに退出を促す。

如果留在這裡被識破是亨里克,反而會造成問題。

ここに留めて、ヘンリックだとバレたらそれはそれで問題だ。

亨里克似乎也明白了,向我行禮後退了下去。

ヘンリックも理解しているのか、俺に一礼して下がっていく。

「我以為做得相當精準,但如果騙不了叔父大人,那還遠遠不夠。」

「かなりの精度と思ったんですが、叔父上を騙せないならまだまだですね」

「確實,如果不是我可能察覺不到。但我是家人,除非發生非常的事,否則我會看出來。你不該不知道這點吧?」

「確かに私でなければ気づかないかもしれないな。だが、私は身内だ。よほどのことがなければ気づくぞ? それをわからないお前ではないはずだ」

「正因為必須騙過那種人,否則性命難保。」

「そういう人を欺かなければいけないんですよ。そうでなければ命はない」

「……這是當有人要對你下刺客時的解決方案嗎?」

「……自分に暗殺の手を向けさせた時の解決策か?」

『不愧是叔父大人。』

さすがは叔父上だ。

『頭腦果然轉得很快。』

頭の回転が速い。

『說謊時摻雜真相是鐵則。』

嘘をつくとき、本当のことを混ぜることが鉄則だ。

「曾是皇太子的長兄被暗殺,手法甚至不留痕跡。如果同樣的手段用在雷奧身上,我們難以招架。因此要讓他們認為我是更大的威脅。這招不會能屢試不爽;一旦躲過一次,暗殺的魔手便會遠離。」

「皇太子であった長兄は暗殺されました。証拠すら出ない方法で。同じ手をレオに使われては敵わない。だから俺のほうが脅威だと認識させます。そう何度も使える手ではないはず。一度躱せば、暗殺の魔の手は遠ざかる」

即使長兄是主動選擇了死亡,長兄也不會那麼輕易就死去。

長兄が自分から死を選んだとしても、そう簡単に長兄は死なない。

僅是與藩國的小衝突,箭矢絕不可能恰好飛到長兄身邊。

藩国との小競り合い程度で、流れ矢が長兄の下に届くことはありえない。

就算要故意受箭,長兄周圍也有許多護衛。

わざと喰らおうにも、長兄の周りには多くの護衛がいた。

也沒有證言稱長兄有任何可疑動作。

長兄に怪しい動きがあったという証言もない。

那支飄來的箭竟然飛到長兄身邊,連守護帝國皇太子的護衛都毫無察覺。

帝国の皇太子を守る護衛たちが、まったく気づかない流れ矢が長兄の下に飛んできたのだ。

大概長兄早已預感到可能會發生那種事。

おそらくそういう事態になるかもしれないと、長兄は察していた。

他知道後還是挺身而出。

察していて飛び込んだのだ。

因為他的死是必要的。

自分の死が必要だったから。

但如此一來,就表示確實存在暗殺皇太子的方法。

だが、そうなると皇太子を暗殺する方法はあったということだ。

必須對此保持警戒。

それを警戒する必要がある。

在聽說有人會把暗殺威脅轉向我時,我便已打算準備影武者。

暗殺の脅威を俺に向けるという手段を聞かされた時点で、俺の影武者を用意することは考えていた。

不過,缺點是必須做到連親族都看不出來的等級,敵人才會上當。

ただ、欠点は親族ですら気づかないレベルの影武者でなければ、敵は騙せないということだ。

若是那種容易被騙的人,根本不可能能夠暗殺皇太子。

簡単に騙されるような相手なら、皇太子を暗殺することなどできない。

「所以這是為了試驗……不過,失敗了呢。」

「そのための試験というわけか……だが、失敗だったな」

「很遺憾。不過還有時間,我會好好改良的。」

「残念ながら。ただ、まだ時間はあります。じっくり改良しますよ」

「那也罷,但在此之前你有件事必須去做。」

「それは結構だが、その前にお前にはやるべきことがあるぞ」

「必須去做的事?」

「やるべきこと?」

叔父大人遞給我一封信。

叔父上は一通の手紙を差し出してきた。

我打開一看,看到的是父親的筆跡。

それを開くと、父上の文字が見えた。

「……要我親自去,啊……」

「……自分で来い、か……」

字句很短。

文章は短い。

親自來。

自分で来い。

僅此而已。

それだけだ。

也就是說,他不承認透過叔父大人轉達的要求。

つまり、叔父上を介しての要求は認めないということだ。

「兄長很擔心你。你突然要求元帥的職位。當然,他不是擔心你會離開雷奧,而是擔心你會以自己的性命作犧牲。」

「兄上はお前のことを心配している。突然、元帥の地位を要求したわけだからな。もちろん、お前がレオの下から離れることを心配しているわけじゃない。お前が自分の身を犠牲にするのでは? と心配しているのだ」

「現在說這個還來得及嗎?雷奧目前是最有力的皇太子候補。若繼長兄之後連雷奧也被暗殺,帝國恐怕會滅亡。為了避免那點我才會行動。至於我個人的性命……是次要的。」

「今更では? レオは現状、最有力の皇太子候補です。長兄に続いて、レオまで暗殺されたら帝国は崩壊しかねない。そのために俺は動いているんです。自分の命の心配は……二の次です」

「他應該能理解。但他想直接聽你怎麼想。你已準備影武者,也用精銳固守周圍,若能把這些說清楚就沒問題。」

「理解はしているはずだ。だが、どういう考えなのか直接聞きたいのだろう。影武者を用意しているし、周りも精鋭で固めている。それをしっかり説明すれば問題ない」

「戰爭何時爆發都不清楚,卻要我回帝都?」

「いつ戦争が始まるかわからないのに、帝都に戻れと?」

「公國的事由我承擔。出征前雷奧也會去拜會兄長。你也回帝都吧。」

「公国は私が引き受ける。出陣前にレオも兄上に挨拶しにいく。お前も帝都に戻れ」

叔父大人以不容置喙的口吻說道。

有無を言わせぬ口調で叔父上は告げる。

正當我猶豫該怎麼辦時,菲內開口了。

どうするべきかと思案していると、フィーネが口を開いた。

「我認為你應該去見一見他。」

「お会いになるべきかと」

「……是嗎。那麼,這件事就交給叔父大人處理吧。」

「……そうか。なら、この場は叔父上にお任せします」

「交給我吧。謝謝你幫忙說服。」

「任せろ。説得に感謝する」

叔父大人向菲內道謝後便離開了。

叔父上はフィーネに礼を言うと、その場を後にした。

大概是去向公王報告去了吧。

きっと公王の下に行ったんだろう。

是為了暫時代替我。

しばらく自分が俺の代わりだと伝えるために。

「我真的得回帝都嗎……」

「帝都に戻らないといけないか……」

「你不願意嗎?」

「お嫌ですか?」

「不是不願意。反而是我在帝都有事要處理……只是」

「嫌じゃないさ。むしろ帝都には用がある……ただ」

「只是?」

「ただ?」

我沉思了一會,嘆了口氣。

しばらく考え込み、俺はため息を吐く。

然後。

そして。

「我不想看到父親那張擔憂的臉……」

「心配する父上の顔は……見たくない」

「減輕父親的擔憂也是兒子的責任不是嗎?如果我是做父親的人……我會希望孩子親自來看我。」

「父親の心配を減らすのも息子の役目では? 私が親なら……会いに来てほしいと思います」

「真是的……」

「まったく……」

每當被菲內講道理,我總是無言以對。

どうもフィーネに道理を説かれると言い返せない。

無可奈何地,我放棄掙扎,轉身準備動身。

仕方ないと諦めて、俺は踵を返した。

「向帝都出發,走吧,菲內、塞巴斯。」

「帝都に向かう。行くぞ、フィーネ、セバス」

就這樣,我踏上了回帝都的路。

こうして俺は帝都への帰路についたのだった。

總之,雖然篇幅有點短,這裡就作為第十四部的結束。

というわけで、少し短いですが第十四部はここで終わりとさせていただきます。

由於第十五部的劇情關係,如果不在此處切斷會顯得半途而廢,請見諒m(__)m

第十五部のプロットの関係上、ここで切らないと中途半端になってしまうので、ご了承くださいm(__)m

下次更新時期應該不會相隔太久,但因為還有下一卷的原稿要處理,我會調整時間來安排。

次回の更新時期は、そこまで離れないと思いますが、次巻の原稿などもあるので調整して時間を作りたいと思います。

這次我是決定把一定程度的伏線收回的一回。

今回は、ある程度、伏線を回収する回と決めていました。

在那過程中也許會冒出新的疑問,但我希望盡量讓讀者們能夠有個清爽的結局。

その過程で新たな疑問も出たと思いますが、なるべく読者の皆様がすっきり終われる形を目指したいなと思います。

那麼,這次也感謝各位的陪伴。

では、今回もお付き合いくださり、ありがとうございました。

希望在恢復更新時,各位依然會繼續關照。

また更新再開の際にはお付き合いくださると幸いです。

我是坦巴。

タンバでした。