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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第四百九十五話 心服

《出涸らし皇子》累計突破三十萬冊!(`・ω・´)ゞ

出涸らし皇子、累計30万部突破しました!(`・ω・´)ゞ

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「好痛,好痛……肚子好痛啊……」

「痛い、痛い……お腹痛いぃ……」

「那麼痛的話,就去找人治療不是嗎……」

「そんな痛いなら誰かに治療してもらえばいいだろうに……」

「要是接受治療,就會被說是拼不過來!再多五秒我就能贏了!」

「治療なんて受けたら苦戦したって思われるじゃない! あと五秒あったら私の勝ちだったのに!」

艾爾娜在我房間的床上,不斷呻吟著「好痛,好痛」。

俺の部屋のベッドの上で、痛い痛いとエルナが呻く。

理所當然。

当たり前だ。

她挨了利納雷斯親傳、無名的拳頭好幾發。

リナレス直伝、ノーネームの拳を何発も受けたのだ。

尤其是從中途開始,無名察覺艾爾娜在化解攻勢,便轉向攻擊內臟造成傷害。

とくに途中からノーネームはエルナが威力を受け流すのを察して、内臓にダメージを与える方向に切り替えた。

「好啦好啦,知道了知道了。」

「はいはい、わかったわかった」

「你不相信吧!?」

「信じてないわね!?」

艾爾娜皺起臉,坐了起來。

エルナが顔をしかめながら体を起こす。

能硬撐著動,正是艾爾娜那令人驚訝的地方。

無理すれば動けるというのが、エルナのとんでもないところだ。

據克洛伊所說,無名幾乎無法動彈,處於絕對需要治療的狀態。

クロエの話じゃノーネームはほとんど動けず、治療が絶対に必要な状態だったらしい。

就考慮比賽後的情況來看,艾爾娜所說的再多五秒恐怕並非誇大其詞。

対戦後の状態を考えれば、エルナのあと五秒は大言壮語というわけじゃないんだろう。

對無名來說,是時間救了他。

ノーネームは時間に救われた。

也可以這麼解釋。

そういう捉え方もできる。

不過。

だが。

「這不是信不信的問題,結果就是結果。和局就是和局,改變不了吧?」

「信じる、信じない、の話じゃない。結果は結果。引き分けは変わらないぞ?」

「普通的和局和接近勝利的和局可是不同的啊!」

「ただの引き分けと勝ちに近い引き分けじゃ違うのよ!」

「和局就是和局。」

「引き分けは引き分けだ」

「才不一樣啦!哇──!」

「違うわよ! わー!」

艾爾娜在床上揮舞手腳,亂蹬亂抓。

エルナはベッドで手足をばたつかせる。

簡直像小孩子一樣。

まるで子供だ。

看來她對那場和局非常懊惱,顯然不願承認。

よっぽど引き分けが悔しかったんだろう。認めたくないらしい。

「對手是SS級冒險者,能打成和局已經很出色了。」

「相手はSS級冒険者。引き分けなら上出来だろうに」

「糟透了!在御前比試打成和局!我明明是一定要贏的……」

「最悪よ! 御前試合で引き分けなんて! 絶対に勝つ気だったのに……」

不勝即敗。

勝ち以外は負け。

大概就是那樣的想法吧。

そんな考えなんだろうな。

「沒有人會輕視勇爵家或你,反倒會重新認識到你的厲害。父上也在考慮要怎麼獎勵你喔?」

「誰も勇爵家やお前を軽んじたりしない。むしろ、やっぱりすごいんだと認識を改めただろうさ。父上だってお前への褒美をどうするか考えていたぞ?」

「我才不要獎勵!我是想要勝利!」

「褒美なんていらないわよ! 私は勝ちたかったの!」

「唉,真是的……」

「やれやれ……」

想起她小時候的模樣。

子供の頃を思い出す。

每次輸給那些本來就不可能贏的老騎士時,艾爾娜就會來我房間,悶悶不樂。

勝てるわけがないベテランの騎士たちに負ける度にエルナは俺の部屋に来て、いじけていた。

每次我都會勸她,如果從中得到東西,那就是你的勝利。

その度に、得られたモノがあるならお前の勝ちだと諭していた。

漸漸地艾爾娜不再輸了,就算輸也能讓自己心服。

そのうちエルナが負けることはなくなったし、負けても自分で納得できるようになっていた。

然而這次似乎無法讓自己釋懷。

しかし、今回は自分を納得させることができないらしい。

「對手是長期研究勇爵家的對手,而你毫不在意。我想你可以為此感到驕傲,怎麼樣?」

「相手は勇爵家をずっと研究してきた相手だ。お前はそれをモノともしなかった。誇っていいと思うが?」

「不過嘛……」

「でもぉ……」

「你是在意你對我的承諾嗎?」

「俺に約束したのを気にしてるのか?」

「……明明說了會贏的……」

「……勝つって言ったのに……」

「一定會有下一次。只要你持續強大,無名也會想要超越你。到那時再兌現你對我的承諾就好。」

「必ず次がある。お前が強くあり続ければ、きっとノーネームもお前を超えようとするだろう。その時まで俺との約束は取っておけばいい」

我這樣說後,原本還沒完全信服的艾爾娜,也露出有些認同的表情。

そう言うと納得しきってなかったエルナも、幾分か納得したような表情を浮かべた。

就在這時,雷歐走進了房間。

そんな時、レオが部屋に入ってきた。

「果然你在這裡啊。」

「やっぱりここにいたね」

「父上在找妳嗎?」

「父上が探してたか?」

「答對了。父上好像想慰勞艾爾娜。」

「ご名答。エルナを労いたいらしいよ」

「陛下要來?可是……」

「陛下が? でも……」

「去吧。如果被要求給予獎賞,就提出希望再戰一次吧。父上也拒絕不了的。」

「行ってこい。褒美を求められるなら、いつかの再戦を希望すればいい。父上も断れないだろうさ」

「有這招啊!不愧是阿爾!」

「その手があったわ! さすがアル!」

艾爾娜一拍手表示找到了妙計,然後起身。

妙案とばかりに手を叩き、エルナは体を起こす。

那時雖然臉色有些扭曲,但她硬撐著走出了房間。

その時、多少顔をひきつらせたが、やせ我慢で部屋を出ていく。

「等會一定要讓她好好接受治療,知道嗎?」

「後でしっかり治療を受けさせないとだよ?」

「我說了她也不會聽吧?」

「俺が言って聞くわけないだろ?」

「那就強行帶去吧。」

「じゃあ無理やりだね」

「真是從小就沒變過的傢伙啊。」

「本当に子供の頃から変わらない奴だな」

「我覺得很好。身邊有不變的人也是很重要的事。」

「いいと思うけどね。変わらない人がいるっていうのも大切なことだと思うよ」

雷歐說著這句話,坐到沙發上。

レオはそう言ってソファーに腰を下ろす。

看起來是有話要說。

どうやら話があるらしい。

「發生了什麼事?」

「何があった?」

「……好像是王國的第三王子被任命為全軍指揮官了。」

「……王国の第三王子が全軍の指揮官についたらしいよ」

那是可以預料到的事。

それは予想できたことだ。

佩爾蘭王國的第三王子。

ペルラン王国第三王子。

年紀比我們稍大一些。

年は俺たちより少し上。

曾被期待成為肩負王國的武王的天才。

かつて王国を背負う武王になると期待された逸材。

蕾蒂西亞稱其為戰爭天才。雖然戰績不多,但所創造的勝績難以估量。

レティシアをして、戦争の天才と評する王子。戦歴は少ないが、挙げた戦果は計り知れない。

為何如此的人至今未曾現身?

なぜ、そんな奴が今まで表に出てこなかったのか?

很簡單。

簡単だ。

因為曾遭下藥暗殺未遂,導致身體不能正常活動。

薬物で暗殺されかけて、まともに動けない体となったから。

結果,現任王太子呂西安的地位變得穩固。

その結果、現王太子リュシアンの地位は盤石となった。

誰下的藥,連小孩都看得出來。

誰が薬を盛ったかなんて、子供でもわかる。

「雖說他被認為絕不站在王太子一方,這究竟是怎麼回事呢?」

「決して王太子側につかないと言われていたが、どういう風の吹き回しだろうな?」

「蕾蒂西亞說,好像有一位關係相當好的姊姊。」

「レティシアいわく、仲の良い姉君がいるらしいんだ」

「是人質嗎……嘛,總之就是想排除蕾蒂西亞的人。我對他們做什麼也不覺得奇怪。」

「人質か……まぁレティシアを排除しようとする奴だ。何をやっても驚かないけどな」

「……一旦第三王子站上台面,那些未向王太子宣誓效忠的舊將領也會回歸。換言之,恐怕會重演當年的局面。」

「……第三王子が表舞台に立てば、王太子に忠誠を誓っていない古強者たちも復帰する。つまり、かつての再現となりかねない」

「會是一場與王國的泥沼戰爭嗎?」

「王国との泥沼の戦争か」

十多年前。

十年以上前。

王國與帝國曾陷入大規模戰爭,但帝國軍未能突破王國的要塞。

王国と帝国は大規模な戦争状態に陥ったが、帝国軍は王国の要塞を抜くことができなかった。

只徒然流了鮮血。

血だけが無駄に流れた。

必須避免那種重演。

その再来は避けなければいけない。

「說服蕾蒂西亞也無濟於事。正面交戰能否勝利不確定,但有一件事是肯定的。」

「レティシアの説得も意味はない。正面から戦って勝てるかどうかわからないけれど、確実なのは一つ」

「若不將阿爾巴特羅公國拉開,便沒有勝算。」

「アルバトロ公国を引き離さないと勝ち目はないな」

過往的戰爭也是這樣。

かつての戦争もそうだった。

只要阿爾巴特羅公國的海軍從海上支援敵軍,帝國軍就會立刻陷入苦戰。

海上からアルバトロ公国の海軍が敵を援護すると、帝国軍は途端に苦しくなる。

當時活躍的將領們並未站在王太子一方。

その時に活躍した将軍たちは、王太子側についていなかった。

但現在王國的人才們已聚集到王太子麾下。

だが、今や王国の人材たちは王太子の下へ集結してしまった。

若不切斷與阿爾巴特羅公國的關係,將會重蹈覆轍。

アルバトロ公国との関係を断たなければ、前回と同じ結末を迎えるだろう。

也就是說。

つまり。

「也就是說我絕對不能失敗。」

「俺は絶対に失敗できないってわけか」

「不只如此,還存在危險。說不定已經有人在暗中布線了。」

「それどころか、危険でもあるよ。すでに手を回している可能性もあるからね」

「也許吧。反正也沒得選,不去也不是選項吧?」

「かもしれないな。まぁ、行かないって選択もないだろ?」

「是這樣沒錯……」

「そうだけど……」

「會想辦法的。你要為對付王國做好準備。他們動了真格,無法避免。若緊張局勢持續,蕾蒂西亞也無法擺脫處境尷尬。」

「何か手は考えるさ。お前は対王国に備えろ。向こうがやる気満々なんだ。回避はできない。いつまでも緊張状態が続いていると、レティシアも肩身が狭い立場から脱却できないからな」

我這麼說著,拍了拍雷歐的肩膀。

そう言って俺はレオの肩を叩く。

現在蕾蒂西亞在克萊內爾特公爵領。

今、レティシアはクライネルト公爵領にいる。

以便有事時能立即前往西部邊境。

有事の際、すぐに西部国境へ向かえるようにだ。

她處境尷尬,是因為與王國的關係無法改善。

立場が微妙なのは、王国との関係が改善されないから。

要擺脫這種局面,唯有改善與王國的關係。

どうにかこの状況を脱却するには、王国との関係を改善するしかない。

「無法避免戰爭真令人難過……」

「戦争を回避できないって悲しいね……」

「是他們在挑釁。不可能就這樣任人蹂躪。而且……那個國家現在有些不對勁。」

「向こうが挑んでくるんだ。ただ蹂躙されるわけにもいかないだろう。それに……今のあの国は何かおかしいからな」

說完後,我與雷歐將視線投向了西方。

そう言って俺とレオは西に視線をやったのだった。