最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第四百八十三話 西爾的弟子
走進房間的是一名接近黑色的紫髮少女。
部屋に入ってきたのは黒に近い紫色髪の少女だった。
腰間繫著兩把劍。
腰には二本の剣。
比上次見到她時似乎高了一些。
前に見た時より身長が少し伸びただろうか。
不過,那爽朗的笑容依舊未變。
だが、快活な笑みはそのままだ。
她就那樣帶著笑,克洛艾一把用力抱住了我。
その笑顔のまま、クロエは結構な勢いで抱き着いてきた。
「好久不見──!」
「久しぶりー!」
「好久不見。恭喜升為S級。好像也長高了些,頭髮也留長了嗎?」
「久しぶりだな。S級昇格おめでとう。少し背も伸びたし、髪も伸ばしてるのか?」
「嗯!適合嗎?」
「うん! 似合う?」
「嗯,很適合你。」
「ああ、似合ってるぞ」
對話並不算長。
そんなに長くない会話。
作為約三年未見的交談,還算簡短。
約三年ぶりの会話としてはあっさりしているだろう。
但並沒有疏遠感。
だが、距離があるわけじゃない。
能像以前一樣好好交談,是因為克洛艾一直笑容滿面。
ちゃんと前と同じように話せるのは、クロエがずっとニコニコと笑っているからだ。
「沒想到你竟然有弟子……真意外。」
「あなたに弟子がいたとは……意外です」
「那是我引以為傲的弟子。讓我介紹一下,S級冒險者克洛艾,這位是SS級冒險者無名。」
「自慢の弟子だ。紹介しよう、S級冒険者のクロエだ。こっちはSS級冒険者のノーネーム」
「你是無名!?你真的像師父一樣戴著面具啊!啊!那是冥神嗎?我也會使用魔劍!」
「あなたがノーネームですか!? 本当にお師匠様みたいに仮面をつけているんですね! あ! それが冥神ですか? あたしも魔剣を使うんです!」
「欸、那個、嗯……」
「え、あ、その……」
克洛艾笑著靠近無名,仔細觀察那面具後又把目光投向冥神。
クロエは笑顔でノーネームに近寄り、仮面を観察した後に冥神に目を向ける。
被突然拉近距離的克洛艾弄得,無名有些手足無措。
いきなり距離を詰めてきたクロエに、ノーネームはたじたじだ。
大陸上只有五名的SS級冒險者。
大陸で五人しかいないSS級冒険者。
一般人要麼怯場,要麼恭敬起來。
普通なら怖気づくか、畏まるか。
通常會先保持距離。
とりあえず距離を取るのが普通だ。
不過,克洛艾似乎習慣了跟我在一起,對那種頭銜的人僅僅當成很強的存在而已。
だが、クロエは俺で慣れてしまったのか、その肩書きを持つ者を強い人くらいにしか思っていない。
「接下來要在帝都一起工作吧!聽說你很強!好期待!」
「これから帝都で一緒にお仕事ですね! とても強いと聞いています! 楽しみです!」
「一起……是什麼意思?」
「一緒にって……どういうことです?」
「沒有人跟你說明嗎?在我不在的期間,帝都的高難度委託就由你和克洛艾解決。因此要一起行動。」
「説明されていなかったか? 俺の不在中、帝都の高難度依頼はお前とクロエで片づけてもらう。だから一緒に行動しろ」
「一起?我不會成為拖累的。」
「一緒に? 足手まといは必要ありません」
「我不會妨礙的!只會跟在後面而已!」
「邪魔はしません! 後ろについていくだけです!」
「你能跟得上嗎?」
「ついて来れると?」
「我也會使用古代魔法,那方面不用擔心!」
「あたしも古代魔法を使えますから。その点はご心配なく!」
無名本想再多說幾句,卻停住了。
ノーネームは言葉を重ねようとして、やめた。
因為那是公會的決定。
ギルドの決定だからだ。
當事人應該也有心理準備會被監視,並不算太意外。
本人も監視くらいはつくと覚悟していただろうし、予想外というほどじゃないだろう。
只是監視的那位太過友善罷了。
ただ、監視役がフレンドリーすぎただけだ。
「那麼出發吧。」
「それじゃあ行くぞ」
說完,我便開啟了傳送門。
そう言って俺は転移門を開くのだった。
■■■
■■■
冒險者公會帝都支部。
冒険者ギルド帝都支部。
被傳送到那裡後,我察覺到氣氛和往常不同。
そこに転移した俺は、いつもと雰囲気が違うことに気付いた。
首先,桌子像路障一樣被堆了起來。
まず、テーブルがバリケードのように積み上げられていた。
「來了!」
「来たぞ!」
「有兩個SS級還有一個S級!要是出了事,帝都就完了!」
「SS級が二人に、S級が一人! 何かあったら帝都はおしまいだ!」
「總是帶來麻煩!西爾那笨蛋!」
「いつもいつも厄介事ばかりを持ってきやがって! シルバーの馬鹿が!」
「笨蛋!別激他!像個孩子一樣的傢伙!」
「馬鹿野郎! 刺激するな! 子供みたいなやつだぞ!」
「今天這個分部也要結束了嗎……」
「今日でこの支部も終わりか……」
「這種路障有意義嗎!?」
「こんなバリケードに意味があるのか!?」
「放心吧!就算勇者或仙姬來過這裡,也沒出過問題。換句話說,這裡是安全的!」
「安心しろ! 勇者や仙姫が来ても、ここは問題なかった。つまり、ここは安全だ!」
「也是。你是天才嗎?」
「それもそうだな。お前、天才か?」
「別鬧了,我會害羞的。」
「よせよ、照れるぜ」
一群笨蛋。
馬鹿どもが。
我差點就想朝他們丟個光彈,但忍住了。
思わず、光弾でも投げつけてやろうかと思ったが、やめた。
那樣做等於承認他們說我是像孩子一樣。
それでは子供みたいなやつという言葉を肯定することになるからだ。
不加理會,正要把兩人介紹給公會接待小姐時,
無視して、ギルドの受付嬢に二人を紹介しようとした時。
我注意到克洛艾不在我身旁。
クロエが傍にいないことに気付く。
「你好——,平時多謝師父的照顧。」
「こんにちはー、いつもお師匠様がお世話になってます」
只見她越過路障,走到那些躲藏著的冒險者們面前。
見ればバリケードを超えて、クロエが隠れている冒険者たちの下へ行っていた。
冒險者們像是在想『她什麼時候過來的?』般退開,但對克洛艾的話陷入思索。
いつの間に、という感じで冒険者たちは距離を取るが、クロエの言葉に考え込む。
「嗯?等一下?」
「ん? 待てよ?」
「師父?」
「お師匠様?」
「承蒙照顧?」
「お世話になってます?」
「我們照顧的SS級冒險者只有一位……」
「俺たちが世話をしているSS級冒険者なんて、一人しかいないぞ……」
「欸?師父—!我是不是該把我是弟子的事藏起來比較好?」
「あれ? お師匠様ー! あたしが弟子だってこと、隠してたほうがよかった?」
「沒關係。現在再隱瞞也沒意義。而且我可沒受過他們的照顧。」
「別にいい。今更、隠すべきことでもないからな。それと、俺はそいつらにはお世話になっていない」
「啊—,太好了,我還以為我說漏嘴了。」
「あー、良かった。言っちゃった、と思って」
克洛艾笑著回答,但聽到後冒險者們個個表情僵硬。
笑顔でクロエは答えるが、それを聞いた冒険者たちは一様に顔を引きつらせていた。
「西爾的弟子!?!」
「し、シルバーの弟子!?」
「他竟然會收人教導!?!」
「あいつが人を教えるだと!?」
「那個充滿謎團的傢伙竟然會收徒……」
「秘密の塊みたいな奴が弟子を取るなんて……」
「換句話說……這孩子是新任的S級冒險者,又是西爾的弟子,那麼……」
「っていうか……この子が新任のS級冒険者で、シルバーの弟子ってことは……」
「是古代魔法的使用者嗎!?」
「古代魔法の使い手か!?」
「雖然我也會使用古代魔法,但基本上我是劍士。我在ミヅホ大多是單獨行動,可能會給各位添麻煩,還請多多指教。」
「一応、あたしも古代魔法を使いますけど、基本的には剣士です。ミヅホでは基本的に一人で動いていたので、ご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いします」
克洛艾微微鞠躬。
ペコリとクロエが頭を下げる。
冒險者們看到後全都轉頭看向我。
それを見て冒険者たちが全員、俺の方を見てきた。
「喂,還真是個有禮貌的孩子……」
「おい、礼儀正しい子だぞ……」
「真的是他的弟子嗎……?」
「本当にあいつの弟子なのか……?」
「他都會對皇帝口氣放得那麼開,你們以為他能教出有禮貌的弟子嗎……」
「皇帝にため口で話すような奴だぞ? 弟子に礼儀を教えられるはずがない……」
「應該是本來就有禮貌的孩子才被收為弟子吧。還好沒繼承師父的壞習慣。」
「元々、礼儀がなっている子を弟子にしたんだろう。師匠の悪いところを受け継がなくてよかった」
「我可不想被你們說教禮儀。克洛艾,快過來。」
「お前たちに礼儀を語られたくないな。クロエ、早く来い」
「好——」
「はーい」
我不由得吐了口氣,然後把無名與克洛艾再次介紹給帝都分部的公會職員。
思わずため息を吐きつつ、俺は改めてノーネームとクロエを帝都支部のギルド職員に紹介した。
「這是SS級冒險者無名與S級冒險者克洛艾。我短期內要離開帝都,兩位暫代我的職務。」
「SS級冒険者のノーネームとS級冒険者のクロエだ。しばらく俺は帝都を離れるから、二人が俺の代わりだ」
「是、是的!那請先在這裡寫下名字可以嗎?」
「は、はい! では一応、名前を書いていただけますか?」
接待小姐邊說邊遞給無名和克洛艾一張紙。
そう言って受付嬢はノーネームとクロエに紙を差し出した。
這是臨時登記。
暫定的な登録だ。
只要寫上名字,就會成為帝都分部的一員。
名前を書けば帝都支部の一員となる。
「我們已為兩位準備好住宿。我想事前已通知過地點,沒問題吧?」
「二人には宿を用意してある。場所は事前に伝えたと思うが、大丈夫か?」
「好,已經知道了。」
「はい。伝わっています」
「那麼,請兩位在那裡保持聯絡。」
「では、二人とはそこで連絡を取り合ってくれ」
「欸?不是要住在師父家嗎?」
「えー? お師匠様の家じゃないの?」
「為什麼要把我家當據點提供給妳們?」
「なぜ俺の家を拠点に提供しないといけない?」
「因為要暫代師父嘛。」
「だって、お師匠様の代わりだし」
「那不算理由。」
「理由になってない」
「嘖—,欸!還有時間吧?帶我們逛逛帝都吧!我和無名都對帝都不熟悉。」
「ちぇー、あっ! まだ時間あるでしょ? 帝都を案内してよ! あたしもノーネームさんも帝都には疎いから」
我本想立刻傳送離開,卻在離開前被克洛艾抓住了。
すぐに転移でおさらばしようとしたが、その前にクロエに捕まってしまう。
無名也想拒絕,但被克洛艾擋住了。
ノーネームも断ろうとするが、クロエに遮られてしまう。
「我……」
「私は……」
「果然,身為冒險者資訊很重要!不熟悉地形的話一旦有事就無法行動,最低限的導覽是責任啊。」
「やっぱり、冒険者として情報は大切だしね! 知らない土地じゃ有事の際に動けないし、最低限の案内は責務だと思うなぁ」
「唉……不見這段時間你長了不少見識啊。」
「やれやれ……会わない間に知恵をつけたな」
「哎呦」
「あうっ」
我用指尖輕輕按了按克洛艾的額頭,然後轉身離開。
俺はクロエの額を指で軽く押し、踵を返す。
並不是有大把時間,但還是能抽空陪徒弟一下。
時間が有り余っているわけではないが、弟子に割くくらいの時間はある。
「跟上來。我帶你們看看主要的建築。」
「ついてこい。主要な建物を案内しよう」
「西爾,我……」
「し、シルバー、私は……」
「就這麼決定了—!」
「決定ー!」
在克洛艾的強勢之下,無名終究一句話也說不出口,只能跟著走了。
クロエに押し切られ、結局、ノーネームは何も言えずについてくることになったのだった。