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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

外傳・十一話 地震發生

手術開始後一小時。

手術開始から一時間。

這比想像中還要耗神,我輕輕吐了口氣。

想像以上に神経を使う作業に、俺は小さく息を吐いた。

托依則面不改色地說道。

それに対して、トウイは涼しい顔で告げる。

「還有很長的路要走。」

「まだまだ先は長いぞ」

「正合我意。」

「望むところだ」

我還有餘力,但一聽說還要很久就有些消沉。

まだまだ余裕はあるが、先が長いと言われると気が滅入る。

毫不在意的托依依然慎重地進行著操作。

気にした様子もないトウイは、慎重に作業を進めている。

患者的身體是最優先。倒也稱得上是托依一貫的作風。

患者の体が最優先。トウイらしいと言えるだろう。

然而,那份謹慎並沒有維持太久。

だが、その慎重な作業は長くは続かなかった。

「嗯?」

「うん?」

一開始只是微弱的不適感。

最初はかすかな違和感。

我以為是太過專注導致視野扭曲。

集中しすぎたせいか、視界が歪んだのかと思った。

但很快我察覺那不是錯覺。

だが、すぐにそれは間違いだと気づいた。

發生異變的並不是我的身體,而是大地。

異変が起きていたのは俺の体ではなく、大地だった。

「立刻用結界固定這個區域!」

「今すぐ結界でこの場を固定しろ!」

「已經在做了!」

「もうやっている!」

把整棟房屋罩上結界,做好萬一發生任何事的準備。

家全体を結界で覆い、何が起きてもいいように備える。

結界減緩了震動,但外面仍在劇烈搖晃。

結界の影響で揺れは落ち着いたが、外では相当揺れている。

「地震……雖然聽說地震多,但偏偏在今天發生……」

「地震か……地震が多いとは聞いていたが、今日に限ってくるとはな……」

「不太一樣……這種等級的地震很少見。」

「いつもとは違う……このレベルの地震はめったに来ない」

大陸東方的半島,就是瑞穗仙國的領土。

大陸東方にある半島。それがミヅホ仙国の領土だ。

此處接納在大陸受迫害的亞人,且有最強的結界使者仙姬,因此成為不可侵犯之國。

大陸で迫害されている亜人たちを受け入れている国でもあり、最強の結界使いである仙姫がいるため、不可侵の国でもある。

然而,瑞穗仙國仍是個小國。

しかし、ミヅホ仙国はそれでも小国だ。

雖靠近大陸三強之一的皇國,但即便有戰力仍為小國是有原因的。

近くに大陸三強の一つ、皇国がいるということもあるが、戦力がありながら小国であるのには理由がある。

那就是自然災害太頻繁。

あまりにも自然災害が多いのだ。

原本這片領土是皇國因為自然災害而無法維持的。

そもそもミヅホの領土は、皇国が自然災害のため、維持できなかった領土だ。

自然災害會讓建築倒塌、城市功能癱瘓。

自然災害によって、建物が崩壊し、都市機能がマヒしてしまう。

所以皇國拋棄了這片土地。

だから皇国はこの地を捨てた。

進來的便是如今仙國的子民。

そこに入ってきたのが今の仙国の民だ。

他們同樣受自然災害折磨,但他們有仙姬。

彼らも自然災害に苦しめられたが、彼らには仙姫がいた。

他們以結界覆蓋城市,成功抑制了災害的傷害。

結界で都市を覆い、自然災害の被害を抑えることに成功したわけだ。

城市安全,周遭就能形成村落。

都市が安全なら、その周りに村ができる。

即便發生自然災害,只要避難到城市就沒事。就這樣瑞穗漸漸發展起來。

自然災害が起きても、都市に避難すればいいからだ。そうやってミヅホは少しずつ発展していった。

但因為國力大半要用在對抗自然災害,所以無法擴張領土。

しかし、それでも国力の大半を自然災害にあてなければいけないため、領土を広げることがないのだ。

瑞穗就是靠仙姬的力量,勉強讓人類能在原本過於嚴苛的土地上居住。

人間には過酷な土地を、仙姫の力で無理やり住めるようにしている。それがミヅホなのだ。

「罕見的地震竟偏偏在今天發生……」

「滅多に来ない地震が今日になってくるとは……」

「師父!」

「お師匠様!」

克洛伊顯然擔心不已,闖進診療室。

さすがに心配になったのか、クロエが診察室に入ってくる。

為了不讓她看到母親流血的樣子,我站到克洛伊前面。

母親が血を流している姿を見せないように、俺はクロエの前に立つ。

「沒事。去外面待著。」

「無事だ。外に出ていろ」

「真的嗎?還有,外面好吵……」

「本当? それとね、外がすごい騒がしいんだよ……」

「可能會有海嘯來。」

「津波が来るかもしれんからな」

我被托依的話嚇得不由自主回頭看。

トウイの言葉に俺は思わず後ろを振り向く。

他說得理所當然,但這顯然是不正常的情況。

当然のように言っているが、それは明らかに異常事態だ。

「那是怪物形成的海嘯嗎?」

「それはモンスターの津波か?」

「沒錯。居住在瑞穗的怪物等級不算高,但獵殺牠們的冒險者數量也少,因為自然災害太頻繁,沒人想來。」

「その通りだ。ミヅホに住むモンスターはそこまでレベルが高くない。だが、それを狩る冒険者も少ない。自然災害が多すぎるからな。誰も好まんということだ」

「所以才容易發生海嘯嗎?」

「だから津波も起きやすいということか」

冒險者之所以獵殺怪物,是因為一旦牠們集體行動就無法阻止。

冒険者がモンスターを狩るのは、モンスターが大群で動き出すと止められないからだ。

因此每天都要慢慢減少牠們的數量,為了未來著想。

だから毎日、コツコツと数を減らす。それが将来のためだからだ。

但瑞穗的冒險者還是不夠。

しかし、このミヅホには冒険者が足りていない。

「仙姬的結界能撐得住嗎?」

「仙姫の結界は持つのか?」

「城市應該沒事,但鄰近的村莊撐不住。現在各地的人大概都往城市聚集了。」

「都市は平気だろうが、近隣の村は持たん。今頃、各地から都市に向かっているだろうさ」

「現在還能這麼悠哉地說話嗎?」

「暢気に言っている場合か?」

「我也無能為力,更不允許你去。瑞穗的人習慣這種事。專心眼前的病人。」

「私にはどうすることもできん。そして、貴様が行くことも許さん。ミヅホの者は慣れている。目の前の患者に集中しろ」

「……」

「……」

對托依的意見我只能沉默以對。

トウイの意見に俺は押し黙るしかなかった。

托依的看法比較正確。

トウイの意見のほうが正しい。

根本原因是冒險者公會沒有在這裡配置足夠的冒險者。

そもそも冒険者ギルドがここに冒険者を一定数配置していないことが原因だ。

此外瑞穗的居民習以為常,在其他國家可能會是場慘劇,但在瑞穗應該能減到較輕微的損害。

それにミヅホの者は慣れている。他の国なら惨劇間違いなしだが、ミヅホなら軽微で済むだろう。

只是冒險者正是為了避免這些輕微的損害而戰。

だが、冒険者はその軽微な被害のために戦う。

這正是為了百姓的那種大義本質。

それが民のため、という大義の本質だ。

「……能不能爭取一些時間?」

「……時間を作れないか?」

「別說瘋話。地震影響下,原本被削弱的寄生魔花開始活躍了。為了病人要加快手術進程,你不可能離開。」

「無茶を言うな。地震の影響で、弱体化していた寄生魔花が活発化し始めた。患者のために手術の展開を早める。貴様が離れるのは無理だ」

「是這樣嗎……」

「そうか……」

不能任性。

我儘は言えない。

這一切都是我能力不足的緣故。

すべて俺の力不足が原因だ。

我只能放棄,開始專心維持結界。

諦めて俺は結界の維持に集中し始めた。

就在此時,克洛伊在身後說道。

すると、後ろでクロエが告げた。

「我去!」

「あたしが行く」

瞬間,我腦中一片空白。

一瞬、頭が真っ白になる。

我慢慢回頭,看見的是下定決心的克洛伊。

ゆっくりと振り返ると、そこには覚悟を決めたクロエがいた。

她散發的氣勢與以往明顯不同。

発する気配が今までと明らかに違う。

「你知道海嘯是怎麼回事嗎……?」

「津波がどういうものかわかっているのか……?」

「就是很多怪物朝同一方向移動對吧?我知道很危險……但我不能就在這裡坐著不管。」

「多くのモンスターが同じ方向に移動することだよね? 危ないのはわかってるけど……ここで黙って座ってることはできないよ」

「……你以為危險的時候就能靠魔法嗎?」

「……危なくなれば魔法を使えばいいと思っているのか?」

「不,我從一開始就打算用魔法。」

「ううん、最初から使う気だよ」

克洛伊一臉輕鬆地說。

あっけらかんとクロエは告げる。

那是一個從未成功過的魔法。

一度も成功したことのない魔法。

她竟然宣稱要使用它,的確有些瘋狂。

それを使うと宣言するあたり、どうかしている。

然而。

だが。

「你有自信嗎?」

「自信があるのか?」

「沒有。但若別無選擇,就只能做了。」

「ないよ。けど、やるしかないならやるだけかなって」

「……不要做太冒險的事,好嗎?」

「……無茶はするなよ?」

「嗯!謝謝你!師父!」

「うん! ありがとう! お師匠様!」

她笑著道謝,然後走出房間。

笑顔でお礼を言うと、クロエは部屋を出ていく。

托依看到後開口道。

それを見てトウイが口を開く。

「你是笨蛋還是愚蠢?竟派未成熟的徒弟出手,會拖累周遭的。」

「馬鹿者で、愚か者だったか? 未熟な弟子を派遣するとはな。周りの足手まといになるだけだぞ?」

「別小看我的弟子。」

「俺の弟子を甘く見るな」

「還小看一個連魔法都不會用的弟子?真可笑。」

「まだ魔法が使えない弟子を甘く見るな? 笑わせるな」

「那孩子是天才。在魔力捉襟見肘的狀態下,幾乎將高難度魔法帶到成功的邊緣。這三天魔力也回復了,多虧了你的秘藥。」

「あの子は天才だ。魔力がカツカツの状態で、難易度の高い魔法を成功寸前まで持っていった。この三日間で魔力も回復している。お前の秘薬でな」

「……即便如此我還是覺得愚蠢。」

「……それでも愚かだと思うがな」

「那孩子能為他人而變得強大。這樣的人在關鍵時刻很強。若有危險,就立即轉移她。」

「あの子は人のために強くなれる子だ。そういう人間は本番に強い。危なくなれば、即座に転移させる」

「你有那樣的把握嗎?」

「そんな余裕があると?」

「你把我當成誰?」

「俺を誰だと思っている?」

托依聽我這麼說,嘆了口氣,停止了爭辯。

トウイは俺の言葉を聞き、ため息を吐いて喋るのをやめた。

儘管如此,我還是希望克洛伊能順利完成任務。

そうは言っても、できればクロエには上手くやってほしい。

我時刻盯著克洛伊,立刻開啟轉移門對我來說輕而易舉。

クロエのことは常にマークしている。即座に転移門を開くことは造作もない。

但若要同時維持這個治癒結界,就相當困難了。

だが、この治癒結界を維持しているとなると、なかなかに難しい。

如果可以的話,最好別讓她去。

できればやらせないでほしい。

口中說著相反的話,心裡仍為克洛伊的成功祈禱。

口とは裏腹なことを思いつつ、俺はクロエの成功を祈るのだった。