最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
外傳・第十話 手術開始
三天後。
三日後。
回到帝都並處理了幾件委託後,我又來到水穗仙國。
帝都に戻って、いくつか依頼をこなした俺はまたミヅホ仙国へとやってきていた。
我認為我該處理的委託都已經做完了。
俺が必要と思われる依頼はすべて終わらせてきた。
既然不用分出人手去處理高難度的委託,其他冒險者就能接那些小型的任務。
高難度の依頼に人手を割かずに済んだ以上、ほかの冒険者たちは小さな依頼を受けることができる。
這也意味著帝都的治安能因此維持。
それは帝都の治安も保たれるということだ。
我也確認了身為皇子沒有該做的事。即便假裝在睡,應該也沒人會懷疑。
皇子としてもやるべきことがないことは確認してきた。寝ているということにしても、誰も疑わないはず。
「那麼」
「さて」
我一邊低喃,一邊走進托伊的家。
呟きながら俺はトウイの家へ入っていく。
等在裡面的是克洛伊。
待っていたのはクロエだった。
「師父!」
「お師匠様!」
「三天不見了。妳有好好在腦中模擬過嗎?」
「三日ぶりだな。ちゃんとイメージはしていたか?」
「當然!在腦中已經成功好幾次了!不過只有想像而已……」
「もちろん! 何度も成功してるよ! 頭の中でだけど……」
「那就好。若連能想像成功都做不到,真正讓它成真的機會就更是遙不可及了。」
「それでいい。成功することを想像できないなら、本当に成功させることは夢のまた夢だからな」
一邊稱讚克洛伊,我朝著托伊應該在等的診察室走去。
クロエを褒めつつ、俺はトウイが待っているだろう、診察室へと向かう。
「失陪了」
「失礼する」
「總算來了啊」
「やっと来たか」
一撇開房門,托伊像等到不耐煩般從椅子上站了起來。
部屋の扉を開けると、待ちくたびれたとばかりにトウイが椅子から立ち上がる。
病床上克洛伊的母親依舊睡著。
ベッドでは変わらずクロエの母が眠っていた。
「已經成功用藥物削弱寄生魔花,接下來只要把它摘除就好。」
「薬で寄生魔花を弱体化させることには成功した。あとは摘出するだけだ」
「結界的事就交給我吧。」
「結界については任せろ」
「我不擔心。我承認你的實力。」
「心配はしていない。実力だけは認めているからな」
「那就好。我也承認你的實力。」
「それは良かった。俺も実力だけは認めている」
我和托伊之間有著很大的鴻溝。
俺とトウイには大きな溝がある。
不過彼此的實力並未因此改變。
それでも互いの実力は変わらない。
不需要什麼協作。
連携など不要。
只要各自把該做的事做好即可。
やるべきことをそれぞれやるだけだ。
「手術會是一場長期戰。你我都脫不開身。徒弟怎麼安排?」
「手術は長丁場になる。私も貴様も手を離せんだろう。弟子はどうする?」
「我會在旁邊的!」
「傍にいるよ!」
托伊大概是想說把她送回家吧。
トウイとしては家に帰せと言いたかったんだろう。
但克洛伊立刻表達了自己的意見。
だが、すぐにクロエが自分の意見を口にした。
克洛伊是她唯一的親人。
クロエは唯一の肉親だ。
她有權利留在這裡吧。
ここにいる権利はあるだろう。
「讓她留在旁邊。我不會讓她成為妨礙,放心吧。」
「傍にいさせる。邪魔はさせないから安心しろ」
「哼……好吧。那就開始準備。」
「ふん……まぁいいだろう。それでは準備に入る」
說罷托伊拿出了獨特的手術器具。
そう言ってトウイは独特の手術道具を取り出した。
身為刀匠的托伊會為手術親手打造合適的工具。
刀鍛冶でもあるトウイは、その手術にあった道具を自分で作り出す。
這次看起來也是為了手術特別打造的工具。
今回も手術のために道具を作ったようだ。
「摘除寄生魔花需要極度小心。我們盡量不傷及內臟。就算耗時,患者的性命更重要。」
「寄生魔花の摘出には慎重さが必要だ。なるべく内臓を傷つけたくはない。時間がかかっても、患者の命のほうが大切だからな」
「當然。無論拖多久都沒關係。」
「もちろんだ。どれだけ長引いても構わん」
「說得真快。你準備得如何?」
「話が早いな。貴様の準備はどうだ?」
在托伊的催促下,我用帶來的魔導具在診察室畫起陣法。
トウイに促され、俺は持ってきた魔導具で診察室に陣を描く。
那是用來輔助展開治癒結界的陣。
治癒結界の展開を補助する陣だ。
有了它可以做更精密的操作,也能抑制魔力的消耗。
これがあればより精密な操作もできるし、魔力消費も抑えられる。
「師父……有什麼我能幫忙的嗎……?」
「お師匠様……何か手伝うことある……?」
「沒什麼能幫忙的。但別放棄。」
「手伝えることはない。だが、諦めるな」
「欸……?」
「え……?」
克洛伊不明白我的意思,歪著頭。
俺の言っている意味がわからず、クロエが首を傾げた。
我把手放在她的頭上,告訴她。
そんなクロエの頭に手を乗せ、俺は告げる。
「無論發生什麼都不要放棄。就算所有人都說沒救,也只有妳要相信母親會康復。妳若相信,我也絕不會放棄。」
「何があっても諦めるな。誰もが駄目だと思っても、君だけは母上が回復することを信じるんだ。君が信じているなら、俺も決して諦めない」
「師父……」
「お師匠様……」
「好了,出去在外面等著。」
「さぁ、外に出ているんだ」
把克洛伊帶到房外,我深深吸了一口氣。
クロエを部屋の外に出し、俺は大きく深呼吸をする。
身後托伊已經把準備工作做好了。
後ろではもうトウイが準備を整えていた。
「徒弟都不放棄,你也不會放棄啊……」
「弟子が諦めなければ諦めないか……」
「有意見嗎?」
「文句があるのか?」
「沒抱怨。只是想知道而已。你還在尋找那種病的治療法吧?」
「文句はない。ただ気になっただけだ。いまだにあの病の治し方を探しているのか?」
「是啊?」
「そうだが?」
托伊是大陸最頂尖的醫師。
トウイは大陸最高の医師だ。
所以我第一時間就問起了她母親的病情。
だから真っ先に母上の病について訊ねた。
但答案是殘酷的。
だが、答えは残酷だった。
他說雖然掌握了那個症狀,但那種病連名字都沒有,當然也沒有療法。
その症状は把握しているが、病には名前すらなく、もちろん治療法もない。
托伊就是這麼回答的。
そうトウイは返した。
我氣得反駁說他怎麼配得上大陸第一的醫師,托伊卻只是說,有些人就是救不了。
それでも大陸一の医師かと俺は逆上したが、トウイはただ、救えない者は救えないというだけだった。
「真是不肯輕易放棄的男人呢?」
「諦めの悪い男だな?」
「能做的我都會做。現有藥物不行,就要把只記載在文獻裡的藥方復原出來。」
「やれることはすべてやる。既存の薬で駄目なら、文献にだけ記された薬を復活させるまでだ」
「……你知道像你這種人該叫什麼嗎?」
「……貴様のような者を何と呼ぶか知っているか?」
「不知道。」
「知らんな」
「那叫做笨蛋。」
「馬鹿者というのだ」
「當個笨蛋也無妨。如果要後悔,我寧可挑戰後再後悔,也不願放棄後悔。」
「馬鹿で結構。諦めて後悔するなら、挑んで後悔することを俺は選ぶ」
托伊聽了我的話,靜靜嘆了口氣。
俺の言葉を聞いたトウイは静かにため息を吐いた。
然後。
そして。
「……我這邊也會再調查。若有發現會通知你。」
「……私のほうでも調べている。何かわかれば伝えよう」
「……感謝。」
「……感謝する」
「畢竟我是個醫師。」
「私は医師だからな」
說完托伊拿出一把形狀奇特的刀。
そういうとトウイは変わった形のナイフを取り出す。
他直接割開了克洛伊母親的患處。
そのままクロエの母の患部を切り裂く。
鮮血噴湧而出。
血が噴き出す。
不過出血比想像中少。
だが、思ったよりも出血は少ない。
「用了什麼藥嗎?」
「何か薬を使っているのか?」
「用了幾種。不過,比我想的還大。」
「いくつか、な。しかし、思った以上に大きいな」
從患處深處露出的,是一朵紫色的花。
患部の奥から姿を現したのは、紫色の花だった。
連托伊都說出來,可見它相當巨大。
トウイが口に出すほどだから、よほど大きいんだろう。
這意味著它一直在克洛伊母親體內吸取營養。
クロエの母の体内で、ずっと栄養を貪っていたわけだ。
「慢慢摘除。」
「ゆっくり摘出する」
「明白。」
「承知した」
治癒結界已經啟動了。
すでに治癒結界は発動している。
但它的效果真的非常微弱。
だが、その効果は本当に微弱だ。
因為不能直接封閉傷口,只能慢慢讓它復原。
傷を塞ぐわけにもいかないため、ゆっくりと回復させるしかない。
一不小心就會把傷口給封住。
気を抜けば傷を塞いでしまう。
從某種意義上來說,這裡也可稱為戰場。
ある意味、ここも戦場といえるだろう。
我得不去妨礙托伊,同時保護克洛伊母親的身體。
トウイの邪魔をせず、クロエの母の体を守らなければいけない。
我吐出一口氣,將注意力再度提升到極限。
息を吐き、俺はさらに集中力を高めるのだった。