最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
外傳・第五話 克洛艾的劍術
那間小屋裡只有兩張椅子。
小さな家には椅子が二つしかなかった。
我讓想要讓座的克洛艾母親坐下,也讓因為我是客人而想讓我坐下的克洛艾坐下。
譲ろうとするクロエの母を椅子に座らせ、お客様だからと俺を座らせようとするクロエも座らせる。
母女坐定後,我清了清喉嚨開始說明。
母と娘が椅子に座ったところで、俺は咳払いをして説明を始める。
「首先,克洛艾的母親。克洛艾有著珍貴的才能,請您能認識到這一點。」
「まず、クロエの母上。クロエには貴重な才能がある。そのことを認識してほしい」
「才、才能……?就連像您這樣的人也覺得珍貴嗎……?」
「さ、才能ですか……? あなたのような人から見ても貴重だと……?」
「當然有。與目前普及的現代魔法不同,還有一種叫古代魔法。我所使用的魔法就是那個。克洛艾有掌握那種魔法的才能。因此我把克洛艾挖為弟子。雖然結果她不得不離開學院,但我會以SS級冒險者的身分保障她的未來。首先我要為擅作主張道歉。非常抱歉。」
「もちろん。現在、普及している現代魔法とは別に古代魔法というものがある。俺が使う魔法がそれだ。それを扱う才能がクロエにはある。ゆえに俺はクロエを弟子に引き抜いた。結果的に学院をやめることになったが、将来についてはSS級冒険者として保証する。まずは勝手をしたことを謝罪しよう。申し訳ない」
「啊,請抬起頭……!既然您看重這孩子的才能,我就無話可說。拜託您多多照顧這孩子!」
「あ、頭をあげてください……! この子の才能を買っていただいたなら文句はありません。どうかこの子をよろしくお願いいたします!」
「媽媽!我會努力的!」
「お母さん! あたし、頑張るからね!」
「好好努力!能被這麼了不起的人認可真是……」
「頑張りなさい! こんなすごい人に認められるなんて……」
克洛艾的母親感動得開始哭了起來。
クロエの母は感極まって泣き始めてしまった。
克洛艾也因此跟著流下淚水。
クロエもそれにつられて涙を流し始める。
母女倆淚流滿面。
涙を流す母と娘。
礙於不想打擾,我便沉默不語。
邪魔するのもあれなので、黙っていると。
「修行會很辛苦吧……妳要加油喔……!」
「修行は大変だろうけど……頑張ってね……!」
「嗯……!」
「うん……!」
「要注意身體喔……!」
「体には気を付けるんだよ……!」
「嗯……!」
「うん……!」
「啊——請稍等一下。」
「あー……ちょっと待ってほしい」
事情似乎朝著與我預想不同的方向發展,於是我終於開口。
話がこっちの想定とは違う方向に行きそうなので、さすがに口を開く。
兩人同時轉向看向我。
二人は同時に俺の方を向いてきた。
兩人都露出疑惑的表情。
どちらも不思議そうな顔だ。
嘛,兩人的想法很正常。
まぁ、二人の考えは一般的だろう。
不過。
だが。
「會修行,但會在這裡修行,待在母親身旁一邊修行。」
「修行はするが、ここでする。母上の傍にいて、修行もやるんだ」
「欸……?」
「え……?」
「重要的是寬敞的場地。在這點這裡沒問題。而且,如果妳想像的是嚴酷的修行,那也不對。古代魔法無法連發。因為要在短時間內集中施展,所以修行時間也很短。」
「必要なのは広い場所だ。ここはその点、文句ない。それに厳しい修行を想像しているなら、それも違う。古代魔法は連発できない。短時間で集中してやるから、修行時間も短い」
「……那樣也能變強嗎?」
「……そんなので強くなれるの?」
「那要看妳自己了。我明天一大早會來接妳,乖乖等著不要走。」
「それは君次第だ。では、明日の早朝に迎えに来る。待っているように」
「欸?你就要走了!?」
「え? 行っちゃうの!?」
「可能在帝都有委託要處理。別擔心,只要在帝國境內我就能瞬間移動。好好睡一覺,為明天做準備。還有,這是修行費用,隨妳使用。」
「帝都で依頼があるかもしれないからな。安心しろ。帝国内なら一瞬で移動できる。ちゃんと寝て、明日に備えるように。あと、これは修行費用だ。好きに使え」
說完我把錢包丟給克洛艾。
そう言って俺はクロエに財布を投げ渡す。
克洛艾慌忙接過,但立刻因為重量皺起了臉。
クロエは慌てて受け取るが、すぐに重さに顔をしかめた。
「什麼!?這也太重了吧!?」
「何!? この重さ!?」
「以防萬一,我會替屋子布下結界。若有緊急情況就別離家,等我來。我會立刻趕到。」
「念のため、家には結界を張っておく。有事の際には家から出ず、俺を待て。すぐに駆け付ける」
說完那些,我便以瞬移離開了現場。
それだけ言うと俺は転移でその場を後にしたのだった。
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回到城裡後,塞巴斯已經在等著我。
城に戻るとセバスが待っていた。
「歡迎回來,閣下。」
「お帰りなさいませ」
「嗯,我回來了。抱歉這麼突然,但我要睡了。天亮前叫醒我。」
「ああ、ただいま。早速で悪いが、俺は寝る。日が昇る前に起こしてくれ」
「這麼早起啊?有發生什麼事了嗎?」
「早起きですな? 何かありましたか?」
「在學院裡發現了一位同時具備古代魔法素質與才能的孩子。不能放任不管,讓古代魔法被濫用。我會暫時收她為徒照顧。」
「学院で古代魔法の素質と才能を併せ持つ子を見つけた。放置して、古代魔法を悪用されるわけにもいかないからな。しばらく弟子として面倒を見る」
「原來如此。她已經會古代魔法了嗎?」
「なるほど。すでに古代魔法を会得しているのですか?」
「她一直在鑽研魔導書,詠唱應該記得得差不多了。像我的銀滅魔法一樣,只要是適合她的魔法,很快就能掌握。」
「魔導書を読みこんでいた。詠唱は覚えているはずだ。俺の銀滅魔法のように、自分に合っている魔法ならすぐに身に着けるだろう」
「那很危險啊。僅會一種古代魔法就已是破格的戰力。如果她歸屬某個國家,單憑這點就足以改變國與國之間的力量平衡。」
「それは危険ですな。古代魔法を一つ使えるだけで、破格の戦力です。国家に所属すれば、それだけで国同士のバランスが崩れるほどに」
「正因如此,計畫把她培養成冒險者。最理想的是把那老頭子拉出來……不過他可能不會離開城,而且也有可能暴露我的身分。如果真應付不了再把他拉出來,但那事等到時候再說。」
「だからこそ、冒険者として育てる。一番は爺さんを引っ張り出すことなんだが……あの人は城から出ないだろうし、俺の身分がバレる可能性もある。手に負えないようなら引っ張り出すが、それはその時になったら考えるとしよう」
向塞巴斯這麼說完後,我換好衣服,一頭倒在床上。
セバスにそう説明すると、俺は服を着替えてベッドに倒れ込んだ。
沒想到會收徒弟。
まさか弟子を取ることになるとは。
說實話,挺讓人驚訝的。
正直、驚きだ。
不過,已經沒辦法反悔了。
しかし、もう反故にはできない。
「總之……我也得為明天做準備。」
「とりあえず……俺も明日に備えるか」
我閉上眼睛,很快就睡了過去。
目を閉じて、俺はすぐに眠りに入ったのだった。
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隔日。
翌日。
天還沒亮,塞巴斯把我叫醒,我喝了杯熱紅茶才清醒過來。
まだ日が昇らない中、セバスに起こされた俺は、熱い紅茶を飲んで目を覚ます。
「好睏……」
「眠い……」
「就當作是平常賴床吧。現在已沒有人會責怪阿爾諾特大人的賴床了。」
「いつもの寝坊ということにしておきます。今更、アルノルト様の寝坊を咎める方はいませんからな」
「要是艾爾娜在就有點麻煩了。」
「エルナがいたらちょっとヤバかったけどな」
「她會突然闖進房間。現在不在倒是幸運。」
「いきなり部屋に入りますからな。今はいないことが幸いでしたな」
「確實。」
「まったくだ」
聊過那些事後,我戴上銀色面具,召喚出瞬移門。
そんな会話をした後、俺は銀の仮面を被って転移門を作る。
萬一有人進房,也只會以為我出去玩了。
万が一、誰かが部屋に入っても俺が遊びに出ていると思うだけだ。
這點不必擔心。問題在於接下來。
そこの心配はない。問題なのはこれから。
我鼓起氣力,瞬移離開。
気合を入れて俺は転移した。
瞬移到目的地後,我仰望起天空。
転移すると、俺は空を見上げた。
天仍未亮,昏暗的天空籠罩著。
まだ日が昇らず、うす暗い空が広がっている。
「真是令人鬱悶的天色啊。」
「気分が滅入る空だな」
「你這麼說真的會讓人心情低落喔,師父。」
「そういうこと言うと本当に気分が滅入っちゃうよ? お師匠様」
一道與場景不符的明亮聲音響起。
その場にふさわしくない明るい声が響く。
那裡站著克洛艾。
そこにはクロエがいた。
她一臉幹勁十足。
やる気満々という顔をしている。
「還醒著嗎?」
「起きていたか」
「當然醒著!隨時都可以出發!」
「当たり前だよ! いつでも行けるよ!」
「是嗎。那麼?腰間的那把劍是什麼?」
「そうか。それで? その腰の剣はなんだ?」
克洛艾的腰間插著一把劍。
クロエの腰には剣が差されていた。
而且還有兩把。
しかも二本も。
「那是我的愛劍喔?」
「あたしの愛剣だよ?」
「我不是這個意思……為什麼在魔法修行時帶著劍?」
「そういう意味ではなくて……なぜ魔法の修行で剣を持っている?」
「我對劍術很有自信!看起來唯一能用的也是魔法劍。」
「あたし、剣術には自信があるんだよ! 唯一、使えそうだったのも魔法剣だし」
「只有魔法剣看起來會用……」
「魔法剣が唯一使えそうって……」
真是偏門的才能啊。
なんて偏った才能だ。
不過,倒是有用的情報。
しかし、有益な情報ではある。
若劍術達到一定水準,克洛艾很快就能成為實戰派的冒險者。
剣術がそれなりのレベルなら、クロエはすぐに実戦で通用する冒険者になるだろう。
「跟上來。」
「ついてこい」
我開啟瞬移門,飛到附近的一片森林。
俺は転移門を開き、近くの森まで飛ぶ。
與追上來的克洛艾正面相對,我用右手示意她攻來。
あとを追ってきたクロエと正対し、俺は右手で掛かってくるようにジェスチャーで伝える。
「欸……?」
「え……?」
「上吧。可以拔劍攻擊。我想看看妳的實力。」
「かかってこい。抜いて構わない。実力を知りたいのでな」
「可是,師父您不是魔導師嗎……?」
「でも、お師匠様って魔導師でしょ……?」
「真是被小看了。拿出真本事來。」
「舐められたものだな。本気で来い」
聽到我這話,克洛艾雙手握劍起勢。
俺の言葉を受け、クロエは両手に剣を構えた。
然後。
そして。
「那我上了——!!」
「じゃあ行くよー!!」
她筆直朝我衝來。
真っすぐ俺に突っ込んでくる。
左右兩把劍朝我揮來,但我後退一步躲開。
左右の剣が俺に向かってくるが、俺は一歩引いて躱す。
因為我提升了身體能力,所以能從容應對克洛艾的速度。
身体能力を強化しているため、クロエのスピードには余裕で反応できる。
克洛艾靈巧地操控雙劍,但憑藉壓倒性的體能差距我輕鬆應對。
クロエは器用に両手の剣を操るが、圧倒的な身体能力の差で俺はそれらに対応する。
無法閃避的劍,我以強化過的手臂接住。
躱すのが無理そうな剣は、強化した腕で受け止める。
就這樣,一場談不上真正戰鬥的交手持續著。
そんな戦闘とも呼べないやり取りが続く。
「呼呼……你真的是魔導師嗎……?」
「はぁはぁ……本当に魔導師なの……?」
「反過來我想問妳。既然劍術那麼了得,為何要進魔導學院?」
「逆に聞きたいな? それだけの剣術がありながら、どうして魔導学院に入った?」
「有人說可以活用我的魔力……其實呢?我本來想當冒險者。但聽說魔導學院的畢業生待遇很好……」
「あたしの魔力を活かせるって言われたから……本当はね? 冒険者になるつもりだったんだ。けど、魔導学院の卒業生は待遇がいいって聞いたから……」
克洛艾似乎以為被責備,垂頭喪氣地低聲嘟囔。
怒られていると思ったのか、しゅんとした様子でクロエが呟く。
我把手放在克洛艾的頭上,然後說道。
そんなクロエの頭に手を置き、俺は告げる。
「嘛,正因為妳進了學院才遇到我。妳的選擇沒錯。而且妳的劍術相當不凡。接下來就把那一塊好好磨練。」
「まぁ学院に入ったから俺と出会えたわけだ。君の判断は間違っていない。それに君の剣術は相当なものだ。そこを伸ばしていくとしよう」
「那不會妨礙妳使用魔法嗎?」
「魔法を使うのに邪魔にならないかな?」
「沒問題。妳在學院學到的古代魔法,分類上屬於強化魔法。」
「問題ない。君が学院で覚えた古代魔法は、分類的には強化魔法だからな」