最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第三百十五話 給予的條件
「――我的名字是帝國第七皇子,阿爾諾特·雷克斯·阿德拉。問你,龍騎士菲恩。若能戰鬥……能放棄夢想嗎?」
「――俺の名前は帝国第七皇子、アルノルト・レークス・アードラー。問おう、竜騎士フィン。戦えるなら……夢を捨てられるか?」
我自報姓名後,菲恩露出了一副愣住的表情。
俺の名乗りを聞き、フィンはポカンとした顔を浮かべていた。
我苦笑了一下,菲恩回過神來跪了下來。
その様子に俺が苦笑したところで、フィンは我に返って膝をついた。
「!?我、我不知道是殿下,失禮了!非常抱歉!!」
「!? で、殿下とは知らず、ご無礼を! 申し訳ありません!!」
「對一個被遺忘的皇子不需講禮貌。如果有閒工夫跪著,倒不如回答我的問題。你有放棄夢想的覺悟嗎?」
「出涸らし皇子に礼儀は不要だ。膝をついている暇があるなら、質問に答えてくれ。夢を捨てる覚悟はあるか?」
「那是……讓我放棄格萊斯納侯爵家的龍騎士之職嗎……?」
「それは……グライスナー侯爵家の竜騎士をやめろということでしょうか……?」
「正是如此。」
「そういうことだな」
將會給予你戰鬥的手段。
戦う術は与えられる。
但那樣一來,菲恩的夢想就無法實現。
だが、それをしたらフィンの夢は叶えられない。
由庫伯大臣研發的六二式,原本打算交給雷奧使用,但菲恩比雷奧更適任。
キューバー大臣が発明した六二式。本来ならレオに使わせるつもりだったが、フィンはレオ以上に適任だ。
以速度與技巧見長的龍騎士,與中遠距離射擊武裝應該非常合拍。
速度と技術に優れた竜騎士。中、遠距離の射撃兵装との相性はばっちりだろう。
唯一令人憂慮的魔力也不成問題。
懸念点の魔力も問題ない。
隨著兵器開發進展,戰場的常識會改變。
兵器の開発が進めば、戦場の常識は変わっていく。
空戰被視為近距離格鬥的常識會被顛覆,飛龍將朝更小型、機動性更高的方向演進。
空戦は近接戦という常識は覆され、飛竜はより小型で機動力を求められていくだろう。
以往因飛龍排斥高魔力的人,所以不會有高魔力的龍騎士,也沒人打算培養;但未來將會讓飛龍習慣這種人,進而培育出那樣的龍騎士。
今までは飛竜は魔力の高い人間を嫌うということで、魔力の高い竜騎士は生まれないし、作ろうともしなかったが、これからは飛竜に慣れさせ、そういう竜騎士を作る時代になる。
帝國的魔導杖會讓過去的龍騎士變得過時。
帝国の魔導杖が今までの竜騎士を時代遅れに変える。
不更正確地說,應該是帝國的魔導杖與菲恩、以及諾瓦的組合。
いや、帝国の魔導杖とフィン、そしてノーヴァの組み合わせがというべきか。
曾被視為劣等的菲恩與諾瓦,若使用六二式,將成為未來的榜樣。考慮到飛龍與龍騎士的培育需要時間,他們未來十年都能在天空中佔有一席之地。
今日まで劣等だったフィンとノーヴァは六二式を使えば、これからの見本となる存在になる。飛竜と竜騎士の育成には時間がかかることを考えれば、今後十年は空に君臨できるだろう。
但,這裡有個問題。
だが、そこに問題がある。
使用帝國最新型試作兵器的龍騎士,而且預期其表現將極為壓倒性。
帝国の最新鋭試作兵器を使う竜騎士。しかもそれを使えば圧倒的活躍が予想される。
這樣的龍騎士不應該受制於一名普通侯爵,因為菲恩不只是強,而是從未來發展的角度來看相當珍貴。
そんな竜騎士が一介の侯爵に仕えるなど許されない。ただ強いというだけではなく、これからのことを考えてフィンは貴重な存在となるからだ。
所以若菲恩選擇戰鬥,就不能再成為格萊斯納侯爵家的龍騎士。
だからフィンが戦うことを選ぶなら、グライスナー侯爵家の竜騎士ではいられない。
「你為夢想努力過。但那個夢對你來說太渺小。若你想戰鬥,就成為我的騎士。這是我給你戰鬥手段的條件。」
「夢のために努力した。しかし、その夢はお前にはあまりにも小さい。戦いたいというなら俺の騎士になってもらう。それがお前に戦う術を与える条件だ」
「……」
「……」
「出陣還有時間。但也不能無限等待。今天之內做出決定吧。」
「出陣には時間がある。とはいえ、いつまでも待ってはいられない。今日中に決めることだな」
我說完後轉身離去。
そう言って俺は踵を返す。
但菲恩叫住了我。
だが、フィンは俺を呼び止めた。
「等等!請等我!」
「お待ちください!」
「……答案已經決定了嗎?」
「……答えは決まってるのか?」
「……決定了。我的夢是成為格萊斯納侯爵家的龍騎士。但如果一直依附於那夢,留在這裡我將會後悔。如果我有能力去拯救與我一同長大的夥伴……請賜予我那力量。」
「……決まっています。夢はグライスナー侯爵家の竜騎士となることでした。ですが……このままそれに縋って、ここにいれば俺は後悔することになる。共に育った仲間を助ける力があるなら……どうかこの俺にお与えください」
說完這話,菲恩仍跪著低下了頭。
そう言ってフィンは膝をついたまま頭を垂れた。
能立刻作出決斷,值得稱讚。
すぐに決断したのは大したもんだ。
但並非完全沒有猶豫。不過那也沒關係。
でも、迷いがないわけじゃない。だが、それでいい。
那種能輕易放棄多年夢想的人,無法讓人信賴。
長年の夢をすぐに諦められるような奴は信頼できない。
菲恩把夥伴的生死放在天秤一端做了選擇。
仲間の命と天秤にかけてフィンは選んだ。
這樣的覺悟理應得到獎賞。
その覚悟には褒美が必要だろう。
「說得好。那麼,從現在起你就是我的騎士。做好心理準備。我要給你的力量非常強大,無論好壞都會引人注目。盟友會信任你,敵人則會拼了命想擊倒你。這不只是上戰場而已,你會背負帝國的武威。若哪怕一點都覺得害怕,現在就在此婉拒吧。那樣你會過得更安穩。」
「よく言った。では、今からお前は俺の騎士だ。そして覚悟しろ。お前に与える力は強大で、良くも悪くも目立つだろう。味方は信頼し、敵はお前を倒すことに執念を燃やす。ただ戦場に出るだけじゃない。お前は帝国の武威を背負わされる。少しでも怖いと感じるなら今ここで辞退しろ。そのほうが穏やかに暮らせるぞ?」
「……過安穩的生活能換來什麼呢?飛龍的維持需要資金。遲早諾瓦會被當成廢物而被拋棄。我更怕那種情況。如果不能證明自己的價值,我會失去夥伴。若不在此選擇戰鬥……夥伴、搭檔、以及對自己的信任,全部都會失去。比起那一切,這點風險算不了什麼。」
「……穏やかに暮らしてなんになりましょう? 飛竜の維持にはお金がかかります。いずれノーヴァは用済みとなり、見捨てられます。俺はそっちのほうが怖い。価値を示さなければ俺は相棒を失う。ここで戦うことを選ばなければ……仲間も、相棒も、自分への信頼も。すべて失います。それに比べればその程度、どうということはありません」
說完,菲恩抬起了臉。
そう言ってフィンは顔をあげた。
他的眼中湧現出堅定的意志。
その目には強い意志が宿っている。
那是吞下將來所有風險後仍決心向前的堅定眼神,既非自暴自棄,也非莽勇。
これからのリスクをすべて飲み込んで、それでも前に進むことを決意した強い目。自暴自棄でも、蛮勇でもない。
從那雙眼可以看出確實的自信與決心。
確かな自信と決意がその目には見て取れる。
好的眼神。
良い目だ。
「跟著來。我立刻要你試試看。」
「ついてこい。さっそく試してもらおう」
我這麼說著,帶著菲恩前往領主宅邸。
そう言って俺はフィンを連れて領主の館へ向かったのだった。
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「六二式魔導戰杖。原本打算交給我弟雷奧的,這是帝國的最新型魔導兵器。只有一把,得好好珍惜使用。」
「六二式魔導戦杖。本来は俺の弟であるレオに渡すはずだった、帝国の最新鋭魔導兵器だ。一本しかないから大事に使え」
「能夠投入實戰的魔導杖……竟然已經完成了啊……」
「実戦に耐えられる魔導杖が……完成していたんですね……」
菲恩帶著幾乎要落淚的感動觸碰了六二式。
感激といわんばかりにフィンは六二式へ触れる。
然後就那樣把它舉了起來。
そしてそのまま持ち上げてみせた。
「好重啊……要自由活動很困難。」
「重いですね……自由に動くのは難しい」
「但對龍騎士來說沒問題。」
「だが、竜騎士なら問題ない」
「……真是絕佳的點子。這會改變空戰。」
「……素晴らしいアイディアです。これで空戦は変わります」
「構想是由宰相提出。但真正會改變一切的不是點子,而是你和諾瓦。」
「考えたのは宰相だ。それに変えるのはアイディアじゃない。お前とノーヴァだ」
讓會飛的騎士們持有魔導杖,不就會很強嗎?
空を飛ぶ騎士たちに魔導杖を持たせたら強いんじゃないか?
這種點子連小孩子都能想到,畢竟會飛的魔法師很強。然而能在空中自在飛行的魔法師並不多。
そんなの子どもでも思いつく。なにせ、空飛ぶ魔導師は強いからだ。しかし、空を自在に飛べる魔導師なんてそうはいない。
近衛騎士團裡有幾個還算會的,但他們很特殊。
近衛騎士団の中にはそれなりにできる者たちはいるが、彼らは特殊だ。
不能每次都把他們拉去前線。
毎回毎回、彼らを前線に引っ張り出すわけにもいかない。
因此開發了魔導杖,優先配給了第六近衛騎士隊。如果結果良好,日後也會給塔雷的龍騎士們。
だから魔導杖が開発され、それがまず第六近衛騎士隊に与えられた。結果が良好なら、いずれはターレの竜騎士たちにも与えられただろう。
但那至少也要數年以後,因為六一式還有很多需改進之處。
だが、それは早くても数年後だ。六一式にも改善点は多いからだ。
在這個階段就讓菲恩拿到這把魔導杖,可說是極為非常的例外。
この段階でフィンがこの魔導杖を受け取るのは異例中の異例。
坦白說,就算被罵也不奇怪。
ぶっちゃけ怒られても仕方ない案件だ。
「……感謝您。」
「……感謝します」
「不用感謝。光靠感謝無法贏得勝利。」
「感謝はいい。感謝で勝てるわけじゃないからな」
我這麼對菲恩說時,走廊傳來喧鬧的聲音。
そう俺がフィンに伝えると、廊下から騒がしい声が聞こえてきた。
那是領主代理巴納與第六近衛騎士隊長蘭貝爾特。
それは領主代理のバーナーと第六近衛騎士隊長のランベルトだった。
我先前已派人傳話給兩人。
二人にはさっき伝令を出していた。
告訴巴納說格萊斯納侯爵家的龍騎士菲恩由我收下,並告訴蘭貝爾特有個有趣的龍騎士要讓他用六二式。
バーナーにはグライスナー侯爵家の竜騎士、フィンは俺が預かると伝え、ランベルトには、面白い竜騎士がいたから六二式を使わせると伝えた。
畢竟不能讓他直接就上戰場,所以打算請第六近衛騎士隊做模擬戰的對手。
さすがにぶっつけ本番で戦場には出せないから、第六近衛騎士隊に模擬戦の相手をしてもらうつもりだ。
「這裡怎麼這麼吵……」
「なにやら騒がしいですが……」
「領主代理應該很生氣吧,被人擅自拿走自家龍騎士了。」
「領主代理が怒ってるんだろう。自分の家の竜騎士を勝手に取られたから」
我一說完這句的瞬間。
そう俺が言った瞬間。
房門被猛然打開了。
部屋の扉が開け放たれた。
裡面站著一臉不滿的巴納。
そこには明らかに不満顔のバーナーがいた。
「殿下!您要把我家龍騎士收為己用,這是什麼意思!?請詳加說明!」
「殿下! 我が家の竜騎士を殿下が預かるというのはどういうことですか!? 詳しくご説明を!」
「就是如此。菲恩由我保管,不打算歸還。待這場內亂結束後,會正式成為皇族直屬的龍騎士。」
「そのままだ。フィンは俺が預かる。返すつもりもない。この内乱が終われば正式に皇族直下の竜騎士とする」
「怎麼能這麼擅自!臣下的騎士竟被皇族奪走!」
「そんな勝手な!? 臣下の騎士を皇族の方が奪うなど!」
「總比把他當作戰力閒置任其荒廢要好。你們無法發揮菲恩的價值,頂多只能做偵察和傳令的工作吧?我不喜歡浪費。」
「戦力として期待せず、腐らせておくよりはいいだろう。お前たちにはフィンを活かせない。せいぜい偵察と伝令をやらせるくらいだろう? もったいないことは嫌いなんだ」
「那不構成理由!未免太任性了!」
「それは理由にはなりません! あまりにも勝手です!」
「任性便任性吧。我不是說過嗎?塔雷的全部戰力由我掌管。要是有怨言,就戰後再提。」
「勝手で結構。言ったはずだぞ? ターレの全戦力は俺が預かる、と。文句があるなら戦後にしろ」
我回絕了巴納的抗議,將目光轉向蘭貝爾特。
バーナーの訴えを跳ね除け、俺は視線をランベルトに移す。
蘭貝爾特並非一副不滿的表情,只是在估量菲恩的價值。
ランベルトは不満という顔ではない。ただ、フィンを値踏みしているようだった。
「需要試試力量吧?蘭貝爾特隊長。」
「力試しが必要だろ? ランベルト隊長」
「當然。若要讓他參與作戰,就必須讓部下放心。如果他有實力,我會承認。現在沒有閒置兵力的餘裕。」
「もちろんです。作戦に参加させるならば部下の納得も必要ですから。実力があるならば認めます。戦力を遊ばせておく余裕はありませんので」
「很好。就進行模擬戰。你那邊挑幾人出來。」
「よろしい。模擬戦をする。そちらは何人か選出しろ」
「……不是一對一嗎?」
「……一対一ではないのですか?」
「你能一對一贏嗎?」
「一対一で勝てるのか?」
近衛騎士輸掉這種事是恥辱,即便只是模擬戰也一樣。
近衛騎士が負けるというのは不名誉なことだ。たとえ模擬戦でも。
而且如果只是打敗些敷衍的對手,也會有人不服氣。
そして適当な相手に勝っても納得しない者が出てくる。
重要的是讓人心服,那就只能打倒強者。
大事なのは納得。ならば強い奴を倒すに限る。
不知是否察覺了我的用意,蘭貝爾特苦笑著點頭。
俺の意図を察したのか、ランベルトは苦笑しながら頷いた。
「那就派出我們的副隊長吧。」
「ではうちの副隊長を出しましょう」
「是這麼說的。近衛騎士隊的副隊長,對手並不會嫌不足。」
「だそうだ。近衛騎士隊の副隊長。相手にとって不足はないな」
被突然指定要和如此厲害的對手模擬戰的菲恩,臉色抽動了一下。
いきなりとんでもない相手と模擬戦をすることになったフィンは、顔をひきつらせる。
但他的眼神並未顯露畏懼。
だが、その目は怖気づいてはいない。
看來會有有趣的場面可看。
これは面白いものが見れそうだ。