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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第二百三十九話 好位置

抱歉休息了兩天m(__)m

二日も休んですみませんでしたm(__)m

從今天開始恢復連載!

今日から再開です!

此外,推特上也公開了第二卷的書影!有興趣的話請去看看!

あとツイッターで二巻の書影も公開されました! 興味があれば見てください!

天球一啟動,莉澤便選擇放棄與戈登的一對一決鬥,轉而回到皇帝的護衛崗位。

天球が発動した時点で、リーゼはゴードンとの一騎打ちをやめにして皇帝の護衛に回ることを選択した。

戈登對這樣的莉澤露出嘲弄的笑容。

そんなリーゼに対してゴードンは嘲りの笑みを浮かべた。

「怎麼了?要逃嗎,『元帥』?」

「どうした? 逃げるのか? 〝元帥〟」

「無論你怎麼解讀都無妨。我來這裡不是要打倒你,而是要守護父上。你該知道,正因為連這種事都分不清,才會永遠只是個將軍。」

「どう取ってもらおうと構わん。私はここにお前を倒しにきたのではなく、父上を守りにきたのだ。そんなことも分からんからお前はいつまで経っても将軍なのだと知るべきだな」

被狠狠回敬一番的戈登咬牙切齒地下令部下追擊,卻無法突破莉澤手下的防線。

手痛い返しを受けたゴードンは歯ぎしりをしながら、部下に追撃を命じるが、ゴードンの部下はリーゼの部下を突破することができなかった。

原本就因突襲而陷入混亂,再加上本該平息局勢的戈登被莉澤牽制,情況更難以穩定。

元々不意打ちを受けたせいで混乱していたうえに、それを落ち着かせるべきゴードンがリーゼに足止めをくらっていたせいだ。

因此,戈登不得不在追擊前重新整編部隊。

そのため、ゴードンは追撃の前に部隊の再編成をするはめになった。

莉澤在那段時間內迅速與皇帝會合。

その時間でリーゼはいち早く皇帝と合流していた。

「父上,您還好嗎?」

「父上。ご無事ですか?」

「總算……『現在』還撐得住。」

「なんとか〝今は〟な」

約翰尼斯皇帝含帶深意地抬頭望向天空。

含みをもたせながら皇帝ヨハネスは空を見上げた。

這是他第一次覺得覆蓋帝都的天球如此詭異。

帝都を覆う天球がこれほど不気味に映ったのは初めてのことだった。

當皇帝已經二十五年了。

皇帝になって二十五年。

曾在運轉測試時使用過天球,卻沒想到竟會被用來把自己封鎖、囚禁。

稼働テストで天球を使うことはあったが、まさか自分を閉じ込める目的で使われることになろうとは。

約翰尼斯不由得嘆了口氣,向身旁的弗蘭茲詢問道。

思わずため息を吐きながらヨハネスは隣にいるフランツに問いかけた。

「這也是計算之內嗎?」

「これも計算通りか?」

「有稍微預想到這種可能……但這是最糟的情況。若天球如此迅速展開,城內的近衛騎士要不是被擊潰,就是已經叛變了。」

「一応想定はしていましたが……最悪ではありますな。天球がここまで早く展開されたとなれば、城にいる近衛騎士がやられたか……もしくは裏切ったのでしょう」

「但願是前者。」

「前者であることを願いたいものだ」

「我也這麼想,但現在是行動的時候。元帥,抱歉,能請您確保據點嗎?」

「私もそう思いますが、今は行動するときです。元帥、申し訳ないのですが拠点を確保していただけますか?」

「東門已經確保。」

「既に東門は確保している」

聽到弗蘭茲的話,莉澤立刻回應。

フランツの言葉にリーゼはすぐに答えた。

另一支與此處不同的部隊為了撤離路線已經奪下帝都東門。

この場にいる部隊とは別の部隊が脱出路のために帝都の東門を制圧していたのだ。

帝都被城牆環繞,除非會飛,不然只有從四方的巨大城門離去。

帝都はぐるりと壁に囲まれているため、空を飛ばないかぎりは四方の巨大な門からしか出ることはできない。

敵方也明白這點,雖在城門集中了兵力,但那只是保險而已。

当然、敵もそれがわかっていたため、門には戦力を集中していたがあくまで保険。

因為對方認為自己是奇襲者,遭莉澤別動隊突襲的門衛部隊很快就崩潰。

奇襲をかける側という認識があったため、リーゼの別動隊に奇襲された門の護衛部隊はあっという間には崩れ去った。

然而。

しかし。

「不管怎麼說還是多勢所趨。外面準備的部隊無法摧毀天球,知道嗎?」

「どこまでいっても多勢に無勢。外に用意している部隊では天球の破壊は不可能だぞ?」

「若陛下不能從帝都撤離,勇爵會來接應。在那之前請撐住。」

「陛下が帝都から動けなくなった場合は勇爵が迎えにきます。それまで耐えていただきたい」

「要對帝都使用聖劍嗎?」

「帝都に向けて聖剣を使わせるのか?」

「不想動用那手段,但也別無選擇。」

「使いたくはない手ですが、仕方ありますまい」

若能的話,希望不動用那手段就能撤離。

できればその手を使わずに脱出したかった。

莉澤本是為此而來,但現在已無法撤離。

そのためのリーゼであったが、もはや脱出は不可能。

情況只剩下寄望外面來個強力援助。

外側からの強引な助けを期待するしかない状況だった。

「身為宰相倒是少見,你平時不是避開強硬手段嗎?」

「宰相にしては珍しいな。いつも強引な手は避けるというのに」

「現在顧不得形象……此事結束後我願以此命謝罪。」

「なりふり構ってはいられませんので……この一件が終わればこの命でもってお詫び申し上げます」

「這不是宰相的錯。別再說讓人更灰心的話了。」

「宰相のせいではない。この状況でさらに気が滅入りそうなことを言うな」

「不,這是我的責任。我原本想把帝國的膿瘡擠出來……卻發現帝國比想像中更腐敗,且促成腐敗的元凶尚未現身。會變成這種局面本來就是我的責任。」

「いえ、私の責任です。帝国の膿を出してしまおうと思いましたが……帝国は思った以上に膿んでいた。それに膿ませる元凶も姿を現していない様子。このような状況になったこと自体が私の責任なのです」

弗蘭茲認為只要召來莉澤就能處理此事。

リーゼを呼べば対処できる案件だとフランツは考えていた。

戈登的叛亂程度在預期之內,而弗蘭茲也想藉此揪出潛伏在背後的人。

ゴードンの反乱程度ならば予想通り。そのうえでフランツはその裏に潜む者も炙りだしたかった。

弗蘭茲並未低估戈登,但也不認為他有能力成功發動大規模的叛亂。尤其近來他常自負過度,起事多靠蠻力,弗蘭茲判斷只要以更強的力量壓制便可應付。

フランツはゴードンを過小評価してはいないが、それでも大がかりな反乱を成功させられる人材とも思っていなかった。とくに最近は自らの力を過信することが多かったため、反乱しても力任せ。より強い力で押さえつければ対処できないと踏んでいた。

實際上,若僅是戈登一人的叛亂,僅靠莉澤就足以應付。

実際、ゴードンのみの反乱ならばリーゼだけで事足りた。

然而,連近衛騎士也加入了叛亂,軍方也比預期更支持戈登。

しかし、その反乱に近衛騎士たちまでもが乗った。軍部も予想以上にゴードンに賛同した。

光靠戈登不會成就此等局面;即便再加上贊德拉的參與,所造成的損害也太大。

ゴードンだけではこうはならない。ゴードンだけではなく、ザンドラが加担していたとしても被害が大きすぎる。

有一個看不見的暗中操弄者存在。雖懷疑有人在幕後,但那慎密的黑手在決定性時刻沒有露出破綻。

姿の見えぬ暗躍者がいる。いるかもしれないと思っており、炙りだそうとしたが、慎重なその暗躍者は決定的な場面でも尻尾を出さなかった。

結果在尚未取得結果前,戈登的叛亂便爆發了。

結果、成果が得られぬまま、ゴードンの反乱が勃発してしまったのだ。

對長期維持帝國安定的弗蘭茲而言,這是沉重的失敗,是他以命償還也不足以彌補的失誤。

長く帝国を安定させてきたフランツにとって、これは手酷い敗北であり、自分の命をもって償うべき失態だった。

但是。

だが。

「這件事的責任歸屬留到日後討論。另外……是我的兒子發動了叛亂。我負的責任最重。」

「この一件での責任問題は後日だ。それに……我が息子が反乱を起こしたのだ。ワシの責任が一番重い」

約翰尼斯如此說著,轉而面向前方。

ヨハネスはそう言って前を向く。

哀嘆很容易,垂首也很容易。

嘆くのは簡単であり、下を向くのも簡単だ。

但那樣只會等著被戈登討伐。

しかし、それではゴードンに討たれることを待つだけになってしまう。

先人們不會允許有人製造混亂又不處理善後就退出這個世界。

混乱を引き起こし、その後始末もせずにこの世から退場することを先人たちは許さないだろう。

身為皇帝,理應處理問題是分內之事。

皇帝ならば問題に対処するのが筋というもの。

「若我在此被討伐,後世便會認為叛亂奏效。那絕對不能發生。我絕不能在這裡死去。」

「ここでワシが討たれれば、反乱が有効なのだと後世に伝わってしまう。それだけは避けねばならん。ワシは絶対にここでは死ねん」

「請放心。即便您說想死,我也不會讓您死去。」

「ご安心を。死にたいと言っても死なせる気はありませんので」

莉澤對約翰尼斯如此說後,命令周圍的士兵向東門撤退。

リーゼはヨハネスにそう告げると、周辺にいる兵士たちに東門への撤退を命じた。

周遭聚集了許多不知情的士兵與帝都守備隊成員,但莉澤沒有把他們編入自己的部隊。

周囲にはこの反乱のことを知らない兵士や帝都守備隊の者たちが集まっているが、リーゼは彼らを自分の部隊には加えない。

因為無法判斷他們是敵是友。

敵か味方か判断はできないからだ。

那些只是茫然注視著撤退中的莉澤與皇帝的人,反而是此處最不能信任的存在。

移動するリーゼと皇帝たちをただ茫然と見つめる彼らは、この場で一番信用ならない存在であったのだ。

正因如此,莉澤大聲宣告:

だからこそ、リーゼは大声で告げた。

「向在場的所有士兵宣告!若你自認是效忠皇帝與帝國百姓的士兵,就去保護人民!任何在這混亂中趁機對百姓施暴者,不論是誰,都是皇帝陛下的敵人!」

「周辺にいるすべての兵士に告ぐ! 自らが皇帝と帝国の民に忠義を尽くす兵士だというならば民を守れ! この混乱に乗じて民に狼藉を働く者は誰であろうと皇帝陛下の敵である!」

騎上馬的莉澤四處宣傳這番話。

馬にまたがり、リーゼはそう触れ回った。

雖無法直接納入麾下,但若讓他們閒置實在可惜,畢竟是有用的戰力。

直接、指揮下にいれることはできないが、浮かせておくには惜しい戦力。

因此莉澤給了他們行動的指針。

だからこそ、リーゼは彼らに指針を与えた。

保護百姓。

民を守れ。

聽到這句話,許多人開始各自行動起來。

その言葉を聞き、多くの者がそれぞれ行動を開始した。

有人引導被留在鬥技場的觀眾撤離,幫助因恐慌而無法動彈的人,應做的事多不勝數。

闘技場に取り残された観客の避難を誘導したり、恐怖で動けなくなった者たちを助けたり。やるべきことはたくさんあった。

在過程中,他們自然而然把軍服脫下。

その中で自然と彼らは軍服を脱いでいった。

因為不明真相的民眾以為是戈登皇子與軍隊發動了叛亂。

詳細を知らない民たちは、ゴードン皇子と軍が反乱を起こしたと思っていたからだ。

穿著軍服會讓人害怕,與民接觸時就必須脫下軍服。

軍服を着ていては怖がられるため、民と接するには軍服を脱がねばならなかったのだ。

「這樣多少能讓民眾的撤離更順利。」

「これで少しは民たちの避難も進むでしょう」

「嗯,問題在城內。」

「うむ、問題は城だな」

「若事態拖延,對方就能慢慢奪下城池。若我們在門口據守不利,對方可能會採取人質策略。」

「事態が長引けば向こうはゆっくりと城を制圧できます。門を拠点とした我々に手を焼けば人質を用いるやもしれません」

「……我沒事。莉澤洛特,你沒事吧?」

「……ワシは大丈夫だ。リーゼロッテ、お前は平気か?」

既然莉澤在對陣,戈登肯定會把目標指向她的妹妹克莉絲塔。

リーゼが敵にいる以上、ゴードンが狙うのはその妹であるクリスタであることは間違いない。

這是種確認,莉澤卻嗤之以鼻。

それに対する確認だったが、リーゼはそれを鼻で笑う。

「我相信弟弟妹妹們。他們不會乖乖成為人質。」

「私は弟妹たちを信じます。皆、大人しく人質にはならないでしょう」

「……是嗎。」

「……そうか」

「請放心。若出了什麼事我已做好覺悟。保護父上是最優先的。」

「ご安心を。もしもの時は覚悟しております。父上を守ることが最優先です」

「……抱歉。」

「……すまんな」

聽了皇帝的話,莉澤靜靜點了點頭。

皇帝の言葉にリーゼは静かにうなずいた。

然後她也把視線移向城內。

そして自分も城へ視線を移す。

並非沒有擔憂。

心配でないわけではない。

約翰尼斯年輕時,常與他國交戰。

ヨハネスがまだ若かった頃は、他国との戦争も多かった。

因此皇族年輕時便被推上戰場;但自從約翰尼斯逐漸穩重後,此類戰事也漸漸減少。

ゆえに皇族は若くして戦場に立たされた。だが、ヨハネスが落ち着きはじめてからはそういう戦争もなくなり始めた。

因此年輕一代的皇族不懂戰場的殘酷。

そのため、若い皇族は戦場を知らない。

就連阿爾和雷歐被安排以首戰的形式參與,也不過是討伐山賊,且那場行動幾乎不需要他們真正上陣,一切都是做給外界看的。

アルとレオですら初陣という形で戦場に参加させられたのは、山賊の討伐だった。それも本人たちがほとんど必要ない形を整えたうえで、だ。

然而,莉澤心中明白。

しかし、リーゼは知っていた。

弟弟妹妹們在她不知情的地方也在成長著。

自分の知らないところで弟妹たちは成長しているのだと。

「就拜託了。」

「頼んだぞ」

自言自語一聲,莉澤專注於自己該做的事。

一人呟き、リーゼは自分のすべきことに集中した。

現在是守護皇帝的時刻,那是她能做的事。

今は皇帝を守ること。それが自分のできることだった。

她不覺得會輸給戈登,但若拖得太久,士兵也會疲乏。

ゴードン相手に負けるとは思えないが、長引けば兵士も疲れてくる。

人數的暴力與疲勞是人力難以抗衡的。

数の暴力と疲労には人間は勝てないものだ。

能撐幾日?援軍能否在那之前抵達?

何日持たせられるか。その間に援軍が間に合うか。

雖然也對帝都內的人抱有期待,但更得寄望外面的人。

帝都の内にいる者たちにも期待したいが、それ以上に外にいる者に期待しなければいけない。

幸運的是,外頭有人恰好擁有合適的人才。

幸い、外側にはうってつけの人材を抱えた者もいた。

「是雙黑的皇子……在這關鍵時刻處於良好位置,是經過計算還是巧合?」

「双黒の皇子か……この大事な局面でよい位置にいるのは計算なのか偶然なのか」

外頭與艾爾娜同行的是雷歐,城內則是熟悉城池的阿爾。

外にはエルナと共にいるレオ。内には城を知り尽くしたアル。

兩人的位置對敵人而言相當棘手,對我方則極為有利,因此他們接下來的行動至關重要。

二人の位置は敵にとっては厄介であり、味方にとってはありがたい位置だった。ゆえに二人のこれからの動きが重要になってくる。

雷歐的成長是眾所皆知,但他們是雙胞胎,雷歐若成長很多,阿爾也必然同樣成長,莉澤對此深信不疑。

レオの成長は誰もが知るところ。しかし、二人は双子。レオが著しく成長しているならばアルも著しく成長していることは間違いない。リーゼはそのことを確信していた。

不管是誰行動,都需要時間。

しかし、どちらが動くにせよ、時間がかかる。

必須盡可能爭取時間。

できるだけ時間を稼がねば。

她這麼告訴自己,帶著皇帝等人進入作為緊急據點的東門。

そう自分に言い聞かせて、リーゼは皇帝たちを連れて、緊急の拠点とした東門に入ったのだった。