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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第二百三十三話 殿下

28日0時的更新暫停,抱歉m(__)m。

28日0時の更新はお休みしますm(__)m

因為睡眠不足,先去睡了。

寝不足なので寝ます。

莉澤出現在帝都之際。

リーゼが帝都に現れた頃。

帝劍城下層的一間房。毫無特別之處,贊德拉站在城中無數普通房間之一的門前。

帝剣城の下層にある一室。特別なことは何もなく、城に無数に存在する普通の部屋の前にザンドラはいた。

「不愧是宰相啊。竟敢在毫無異樣的房間裡藏兩顆虹天玉,真是膽子大。」

「さすがは宰相ね。何の変哲もない部屋に虹天玉を二つも隠しておくなんて、図太いことだわ」

說罷,贊德拉伸手去抓住門把。

そう言ってザンドラは扉に手をかける。

然而,有兩個人出現攔住了贊德拉。

だが、そんなザンドラに制止する人物が二人現れた。

「請不要動,贊德拉殿下。」

「動かないでいただこう。ザンドラ殿下」

「請想想您的身分,乖乖讓人拘束吧。」

「自らのお立場を思い出し、大人しく拘束されてください」

其中一位是三十出頭的男子。短髮修剪整齊,顯得一副武人的氣質。

一人は三十代前半の男。髪を短く切りそろえ、見るからに武人という雰囲気を纏っている。

另一位是十幾歲後期的青年。淺褐色的頭髮垂至背後,外貌溫潤,表情恍惚,讓人看不出他在想什麼。

一人は十代後半の青年。色素の薄い茶色の髪が背中まである優男。表情はボーっとしており、何を考えているのか読めない。

兩人都披著與艾爾娜相同、象徵近衛騎士的白色披風。

どちらも身に着けているのはエルナと同じ近衛騎士を示す白いマント。

聽到兩人的聲音,贊德拉慢慢轉過身來。

そんな二人の声を聞き、ザンドラはゆっくりと振り向く。

「奇怪呢。為何會有兩位近衛騎士隊長在這裡?我明明把你們調去守護作為誘餌的假房間,也派了士兵去不是嗎?」

「おかしいわね。どうして近衛騎士隊長が二人もここにいるのかしら? ちゃんと陽動であなたたちが守っていたダミーの部屋にも兵士をやったはずなのだけど?」

「因為沒有任何反應。我立刻就知道是誘敵。只是沒想到派來的是你。」

「手ごたえがなかったのでな。すぐに陽動だとわかった。まさか差し向けたのがあなただとは思わなかったが」

「哦?讓你意外嗎?第八騎士隊的奧利佛隊長。」

「あら? 意外だった? 第八騎士隊のオリヴァー隊長」

那位三十出頭的男子名叫奧利佛·馮·羅爾巴哈。

三十代前半の男の名前はオリヴァー・フォン・ロルバッハ。

他是近衛騎士團第八騎士隊的隊長。

近衛騎士団第八騎士隊の隊長を務める男だ。

自十幾歲起便加入近衛騎士團,作為經驗豐富的隊長深受皇帝信賴。

近衛騎士団には十代の頃から在籍しており、経験豊富な隊長として皇帝からの信頼も厚い。

「當然不會。我從未想過你會參與戈登殿下的叛亂。誰會料到你們會聯手呢?明明之前彼此交惡成那樣。」

「無論だ。ゴードン殿下の反乱にあなたが加担するとは思わなかった。あなた方が手を組むなど誰が思う? あれほどいがみ合っていたというのに」

「那只是暫時的。我只是在利用戈登。」

「一時的なものよ。私がゴードンを利用しているの」

「對方也會那麼想的吧。快點結束吧,奧利佛隊長。反正只是拖時間罷了。」

「同じことを向こうも思っているでしょうね。さっさと終わらせましょう。オリヴァーさん。どうせ時間稼ぎです」

說罷,青年從劍鞘中拔出長劍。

そう言って青年は鞘から剣を引き抜く。

那名青年叫拉斐爾·貝倫特。

青年の名はラファエル・ベレント。

他是近衛騎士團第十騎士隊的隊長。

近衛騎士団第十騎士隊の隊長。

年僅十九,十三歲便被拔擢為近衛騎士的天才劍士。

年は十九。十三歳で近衛騎士に抜擢された天才剣士だ。

同時期艾爾娜以十一歲的最年少紀錄被拔擢,拉斐爾因此稍顯黯淡;且艾爾娜出自阿姆斯貝爾格勇爵家,拉斐爾並非出自特殊血脈。

同時期にエルナが十一歳という最年少記録で近衛騎士に抜擢されたため、霞んでしまったが、アムスベルグ勇爵家の血筋であるエルナとは違い、ラファエルは特別な血筋ではない。

他甚至不是貴族,連是否在帝國出生都不確定。

貴族どころか帝国で生まれたかどうかすら定かではない。

拉斐爾是現任皇帝在戰場上發現的嬰兒。

ラファエルは現皇帝が戦場で発見した赤子だった。

若放任不管必然喪命,但皇帝又不能親自收養,於是把拉斐爾送往由皇帝出資的孤兒院。

そのままにしておけば間違いなく死ぬ。しかし皇帝が引き取るわけにもいかず、ラファエルは皇帝が出資する孤児院に預けられた。

數年後,皇帝去視察孤兒院時,發現拉斐爾即便沒受過人教導,也能熟練揮動木棍,確信他有劍術天賦,便將他培育成劍士。

数年後、孤児院の様子を見に行った皇帝は、誰に習ったわけでもないのに木の棒を見事に振るうラファエルを見つけ、剣の才があることを確信して剣士として養育した。

皇帝的眼光沒有錯,拉斐爾成為近衛騎士,也成為騎士隊長。

皇帝の目に狂いはなく、ラファエルは近衛騎士となり、近衛騎士隊長にもなった。

下一任近衛騎士團團長的首選是艾爾娜,但若沒有艾爾娜這個例外,拉斐爾也是能勝任的傑出人選。

次期近衛騎士団長の筆頭はエルナであるが、エルナという例外がいなければラファエルも近衛騎士団長になれる逸材といえた。

他對深受恩惠的皇帝忠心耿耿,外界認為他與艾爾娜將一同支撐下一代帝國。

大恩ある皇帝への忠義も厚く、エルナと共に次代の帝国を背負う騎士と周りからは見られている。

贊德拉向這名青年露出笑容。

そんな青年にザンドラは笑いかけた。

「拉斐爾隊長挺急性子呢。能不能再跟我多聊一會兒?」

「ラファエル隊長はせっかちね。もう少し私とお話しないかしら?」

「我不擅長與女性交談。我是個只懂劍的男人。」

「女性と話すのは苦手なんです。僕は剣しか知らない男なので」

「是嗎?真可惜。」

「そう? 残念ね」

「我才不覺得可惜呢。要怎麼辦?要讓妳昏過去嗎?」

「僕は残念じゃありませんから。どうします? 気絶させますか?」

拉斐爾說著,將劍指向贊德拉。

そう言ってラファエルはザンドラに剣を向ける。

精通禁術的贊德拉隨時可能發動攻擊,且行事難以預測。

禁術を操るザンドラはいつでも攻撃できるうえに、予測ができないことをしかねない。

拉斐爾面無表情地對此保持警戒。

表情を変えずにラファエルはそれに対して用心したのだ。

奧利佛對拉斐爾加以諫言。

そんなラファエルをオリヴァーは諫める。

「拉斐爾。不管怎樣,那是殿下,盡量不要讓她受傷。」

「ラファエル。どうであれ殿下だぞ? できるだけ怪我はさせたくない」

「她是兩度參與叛亂的逆賊。皇帝陛下恐怕也不會再把她當女兒看待了。」

「二度も反乱に与した逆賊です。皇帝陛下ももう娘とは扱わないでしょう」

「那要由皇帝陛下來判斷。聽著?別用粗暴手段。」

「それを判断するのは皇帝陛下だ。いいか? 乱暴はするな」

說罷,奧利佛也拔出長劍。

そう言いながらオリヴァーも剣を抜き放つ。

隨後,他轉過身。

そして後ろを向いた。

那裡站著一位栗色髮的侍女,名叫曉梅。

そこには栗毛の侍女、シャオメイがいた。

「請離開贊德拉殿下身邊。」

「ザンドラ殿下から離れていただきましょうか?」

「雖是侍女的打扮,卻散發出令人不寒而慄的殺氣。那舉止,是刺客嗎?」

「侍女の恰好をしているのに、心地よい殺気を放つ奴だ。その立ち振る舞い、暗殺者か?」

「就交給你們自行想像吧。」

「ご想像にお任せします」

「是嗎。那麼打敗妳之後,我會好好問清楚的!」

「そうか。では打ち負かした後に色々と聞かせてもらおう!」

說著,奧利佛雙手用力握緊劍柄。

そう言ってオリヴァーは両手に力を込めて剣を握り締める。

曉梅也拔出短刀,擺出迎戰姿態。

それに対してシャオメイも短刀を構えて、一戦交える構えを見せた。

察覺她要正面與自己交鋒,奧利佛露出一抹冷笑。

正面から自分と戦う気なのだと察し、オリヴァーはニヤリと笑う。

「真被小看了!」

「舐められたものだ!」

「近衛騎士隊長也有高低之分。要是艾爾娜·馮·阿姆斯貝爾格那種例外另當別論,你這種程度我也能應付。」

「近衛騎士隊長といえどピンキリ。エルナ・フォン・アムスベルグならいざ知らず、あなた程度なら私でもどうにかなります」

「那就試試看吧!!」

「ならば試してみろ!!」

說罷,奧利佛與曉梅直直衝向對方,猛然相撞。

そう言ってオリヴァーとシャオメイは真っすぐ走ってぶつかり合った。

碰撞只是一瞬間。

衝突は一瞬。

奧利佛的一擊將曉梅擊飛,狠狠撞上牆面。

オリヴァーの一撃でシャオメイは大きく吹き飛ばされて、壁にたたきつけられた。

「唔……」

「ぐっ……」

曉梅忍著痛楚站起來。

シャオメイは痛みに耐えながら立ち上がる。

她臉上浮現的是笑容。

その顔に浮かぶのは笑みだった。

因為在曉梅的視線所及之處,奧利佛的腹部插著一把劍。

なぜならシャオメイの視線の先では、オリヴァーの腹から剣が生えていたからだ。

「不可能……」

「馬鹿な……」

「我並不討厭你喔,奧利佛先生。」

「あなたは嫌いじゃなかったですよ。オリヴァーさん」

「你……為什麼背叛……?拉斐爾……」

「お前が……どうして裏切る……? ラファエル……」

拉斐爾將刺入腹部的劍一橫掃開。

腹に刺さった剣をラファエルは横に薙ぐ。

腹部被劈開半邊的奧利佛吐出鮮血,當場跪倒。

腹の半分を切り裂かれたオリヴァーは血を吐き、その場で膝をついた。

腦中不斷盤旋著『為什麼』這兩個字。

その頭ではどうしてという言葉が巡っていた。

他首先想到的可能性是這個。

可能性としては真っ先に考えた。

宰相把虹天玉藏匿的房間會被贊德拉找到,想必是情報外洩。知道這個房間的人極少。

宰相が虹天玉を隠した部屋をザンドラが見つけたのは、情報が漏れたからだろうと。この部屋のことを知る人間はごく少数。

但是,他排除了拉斐爾是洩密者的疑念。

しかし、ラファエルだけはないと疑念を払った。

那就是拉斐爾對現任皇帝的忠誠心有多麼強烈。

それほどラファエルの現皇帝への忠誠心は強かったのだ。

「只要有理由就會被原諒嗎?」

「理由があれば許してくれるんですか?」

「……那可不會……」

「……それはないな……」

冷靜分析著止不住的出血情況,奧利佛察覺到自己的性命已不多。

血が止まらない状況を冷静に分析し、オリヴァーは自分の命がもう長くはないことを察した。

像拉斐爾這等劍士在攻擊瞬間從背後出手,絕不會偏離要害,因此腹部被劈開了一半。

ラファエルほどの剣士が攻撃の瞬間、背後から攻撃してきたのだ。急所を外すわけもなく、その後、腹を半分も裂かれた。

若不以手按住,內臟恐怕會外露的重傷。

手で押さえていなければ内臓が飛び出てしまうほどの重傷だった。

即便如此,奧利佛仍不肯放開劍。

それでもオリヴァーは剣を手放さなかった。

然後,

そして。

「……叛徒……要肅清……!!」

「……裏切り者は……粛清する……!!」

奧利佛傾盡全身力氣,將劍投向拉斐爾。

オリヴァーは渾身の力を込めて、ラファエルに剣を投げた。

拉斐爾無所謂地彈開那把劍。

その剣をラファエルはつまらなそうに弾く。

但在那瞬間,奧利佛已從近處的窗戶跳出窗外。

だが、その間にオリヴァーは近くの窓から外に飛び出していた。

當曉梅從窗邊往外看時,已不見奧利佛的蹤影。

シャオメイが窓から外を見たときには、オリヴァーの姿はなかった。

他大概是從附近的窗戶再次回到城內。

近場の窓から城内に再度入ったのだろう。

「追上去!不能讓他逃掉!」

「追いなさい! 逃がしては駄目よ!」

「反正他會死的。或許是想去通報騎士團長,但以那樣的傷勢,根本到不了王座之間。」

「どうせ死にますよ。たぶん騎士団長に伝えにいったんでしょうけど、あの傷じゃ玉座の間にはたどり着けません」

「不能只說『或許』!」

「たぶんじゃ困るのよ!」

聽到贊德拉歇斯底里地叫喊,拉斐爾微微扭曲臉色,露出嫌惡。

ヒステリックに叫ぶザンドラの声を聞き、ラファエルは微かに顔を嫌そうにゆがめる。

但他立刻把劍歸鞘,轉身離去。

だが、すぐに剣を鞘にしまうと歩き出す。

看到那一幕,贊德拉也走進了房內。

それを見て、ザンドラも部屋に入った。

「果然不愧是近衛騎士隊長……我暫時動彈不得。」

「さすがは近衛騎士隊長といったところですか……私はしばらく動けません」

「果然如此。辛苦了。請照顧那個人,我去追奧利佛先生。」

「でしょうね。ご苦労様でした。あの人のお守りをしておいてください。僕はオリヴァーさんを追います」

「小心。連近衛騎士隊長都捨劍逃走了,他會不擇手段的。」

「お気をつけて。近衛騎士隊長が剣を捨ててまで逃げたのです。なんでもしてくるはずです」

「我知道的。因為我一直在戒備那個人,才讓你有機會創造破綻。絕不會掉以輕心。」

「わかってますよ。あの人を警戒してたからあなたに隙を作ってもらったんです。油断なんてするわけないじゃないですか」

說著,拉斐爾以悠閒的步伐沿走廊走去。

そう言ってラファエルはのんびりした足取りで廊下を歩く。

但他忽然停下腳步,回頭看向曉梅。

だが、ふとその足を止めて、シャオメイのほうを振り返った。

「對了。請向『殿下』轉告,我已按指示完成任務。」

「そうだ。〝殿下〟に、ご指示どおり仕事はしたと言っておいてください」

「――請問是哪位『殿下』?」

「――どの〝殿下〟でしょうか?」

「就是您效忠的那位『殿下』。」

「あなたが仕える〝殿下〟ですよ」

「明白了。我待會會轉告的。」

「かしこまりました。あとでお伝えしておきます」

那段對話之後,拉斐爾又繼續上路。

その会話のあと、ラファエルはまた歩き出す。

之後,贊德拉把戈登私自取得的虹天玉與自己手上的合成三顆,帶到城中央名為『空天之間』的儀式場,將三顆置於中央的台座上。

その後、ザンドラはゴードンが独自に手に入れた虹天玉と合わせて三つの虹天玉を、城のちょうど真ん中にある〝空天の間〟という儀式場に持ち込み、中央にある台座に三つセットした。

接著她將自己的鮮血流入其中,啟動了天球。

そして自らの血をそこに流し込みながら天球を発動させたのだった。

「啊哈哈哈哈!!這下你們逃不掉了!父上!竟敢把我和母上關起來,絕對不會被原諒!!」

「あっはっはっはっ!! これで逃げれないわよ! 父上! 私と母上を閉じ込めるなんて、絶対に許さないわ!!」

贊德拉說著,露出殘酷的笑容,持續放聲大笑。

そう言ってザンドラは残酷な笑みを浮かべて、高笑いを続けた。